「解放」最新号(第2912号2026年4月6日)の内容

<1面>
全学連がイラン反戦のデモ 3・19
 
米帝・イスラエルのイラン侵略粉砕!
 
日本国軍の中東出兵阻止!
日本帝国主義のイラン侵略戦争への参戦を阻止せよ!
「イラン攻撃反対! 改憲阻止!」
<2面>
 万余の労・学・市民が国会包囲 3・19
<3面>
各地で「イラン攻撃弾劾!」に起つ
 3・17金沢3・14神戸
春闘集会に檄 3・10 札幌
◎国家資金をトランプに献上する高市
<4面>
自治体システム標準化・クラウド化に突進する高市政権
トランプの「ゴールデン・ドーム」構想
<5面>
労働現場は今…
 悪条件・重労働で苦しむ地方の郵便集配労働者
過酷な労働を強いられる沖縄の空港労働者
<6面>
「外国の代理人」法を使ったプーチンの人民弾圧を許すな
詩 ロシアのウクライナ侵略四年
◇『新世紀』最新号(第342号)紹介
 「解放」
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2870/2869/2868/
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全学連がイラン反戦のデモ 3・19

米帝・イスラエルのイラン侵略粉砕!

日本国軍の中東出兵阻止!



 
全国から結集し首相官邸・アメリカ大使館へ進撃する全学連の学生
(3月19日、東京都港区)

 三月十九日、北は北海道から南は沖縄まで全国から結集した全学連のたたかう学生たちは、「米帝・イスラエルのイラン侵略粉砕!」「日本国軍の中東出兵阻止!」の烈々たる闘志に燃えて、首都東京で対アメリカ大使館・対首相官邸の断固たるデモンストレーションに決起した。
 この闘争の直前に、アメリカ帝国主義とイスラエルはイラン経済の心臓部たるカーグ島への爆撃を強行するとともに、閣僚や軍幹部を相次いで爆殺するテロルに狂奔していた。米・イスラエルの権力者どもが二月二十八日に指導部の一挙的爆殺という先制攻撃をもって開始したイラン軍事侵略こそは、「反米・反シオニズム」を掲げたシーア派宗教国家イランを暴力的に破壊することを狙った、今ヒトラーどもの世界史的暴虐にほかならない。全学連はこれを絶対に打ち砕くという決意をみなぎらせ断固としてたたかいぬいたのだ。
 全学連は本闘争を、侵略の指揮官トランプと首相・高市との日米首脳会談を目前にした局面でたたかった。トランプは、唯一の「属国」日本の首相・高市を「日米安保の鎖」でしめあげながら、自衛隊をペルシャ湾に引きずりだそうと躍起になっていた。このトランプの要請に応えてペルシャ湾への出兵へ、さらには憲法第九条の改悪へと、参戦国家の道を突き進もうとしているのが高市政権にほかならない。イラン軍事侵略への日本国軍出兵=参戦に踏みだそうとする高市政権にたいする怒りに燃えて、たたかう学生たちは断固たる決意でたちあがったのだ。
 同時に、全学連のたたかう学生は、五年目に突入したプーチン・ロシアのウクライナ侵略戦争を粉砕するためにロシア大使館に怒りの巨弾をぶちこんだ。
 全学連は、イラン侵略戦争に狂奔するトランプやネタニヤフにたいして「国際法の遵守」を求める運動へと闘いをおし歪める日本共産党・志位=田村指導部を弾劾したたかった。職場深部からイラン反戦の闘いを組織している戦闘的・革命的労働者とあい固く連帯して、断固たるデモンストレーションをぶちぬいたのである。


全国の学生が米大使館・首相官邸に進撃
 午後二時、全学連の白ヘル部隊は港区三河台公園からデモ行進にうってでた。
 デモ隊は「米帝・イスラエルのイラン侵略粉砕! 日本国軍の中東出兵阻止!」と書かれた横断幕を先頭に掲げ、その後ろに真紅の全学連旗を翻す。「侵略粉砕! 出兵阻止!」かけ声を轟かせながら、学生たちは大学旗を手に力強く進撃する。
 デモ隊がさしかかった飯倉片町交差点の先にロシア大使館がある。司会の学生が怒りに燃えて呼びかけた。「ウクライナへの軍事攻撃を激化させ人民を殺戮するプーチン政権に、満腔の怒りを叩きつけよう!」
 デモ隊はいっせいにシュプレヒコールをあげる。
 「<プーチンの戦争>を打ち砕くぞ!」「ウクライナ全土空爆弾劾!」「占領地での拷問・虐殺弾劾!」「ウクライナ人民と連帯してたたかうぞ!」
 デモ隊はさらに六本木通りを北進する。マイクを握った全学連東海地方共闘会議の学生は、米・イスラエルのイラン侵略を徹底的に弾劾した。つづいて九州地方共闘会議の学生が、日本国軍のホルムズ海峡派兵を絶対に阻止する決意を決然と表明した。部隊の士気はますます高まる。
 デモ隊が溜池交差点に入った。左手にあるのが首相官邸だ。いままさにワシントンで侵略の指揮官たるトランプとの会談に臨もうとしている首相・高市。この高市がイラン侵略を強行するトランプ政権にどこまでも隷従しようとしていることへの煮えたぎる怒りを、学生たちは断固として叩きつけた。
 「日本国軍の出兵阻止!」「イラン侵略への参戦を許さないぞ!」「侵略戦争法撤廃!」「日米首脳会談反対!」
 白ヘル部隊はさらに外堀通りをぐいぐい突き進む。そこに、機動隊車両に守られたアメリカ大使館が姿をあらわした。いまこの瞬間にも、イスラエルのシオニストとともにイラン全土を猛空爆し人民を殺戮している軍国主義帝国アメリカ。その出先機関たる米大使館に翻る巨大な星条旗を眼前にして、白ヘル部隊の怒りは頂点に達した。
 「アメリカのイラン軍事侵略粉砕!」「強盗帝国主義の暴虐を許さないぞ!」「在日米軍の出撃阻止!」「安保粉砕!」「中洋人民は反米・反シオニズムの闘いを巻き起こせ!」
 学生たちはあらん限りの力をこめて米大使館に怒りの拳を叩きつけた。
 デモ隊はさらに霞が関に進撃し、左手にある国会に怒りの拳を叩きつけた。
 「憲法九条改悪阻止!」「長射程ミサイルの配備反対!」「国家情報局の創設反対!」「高市政権を打倒するぞ!」
 こうしてたたかう学生たちは、警察権力・機動隊に一指も触れさせることなく、日比谷公園まで戦闘的デモを貫徹したのである。

軍国主義帝国の暴虐を打ち砕け! ――決起集会
 午後一時、デモに先立って、全国から結集した闘う学生たちは三河台公園で決起集会をおこなった。
 集会のはじめに基調提起にたった有木全学連委員長は、冒頭から怒りに満ちたアジテーションをくりひろげた。
 「アメリカ帝国主義とイスラエルによるイラン軍事侵略を断固として打ち砕け! 米・イスラエルは反米シーア派国家イランにたいする野蛮きわまる先制攻撃を強行し、政府中枢・軍幹部ら四十名以上を爆殺した。イラン国家を転覆せんとする米帝とイスラエルの暴虐を許すな!」
 「トランプ政権はイラン経済の破綻をも狙ってカーグ島を空爆した。強盗帝国主義の暴虐性をむきだしにするアメリカとその同盟者イスラエルの蛮行を徹底的に弾劾せよ!」
 「ヨシ!」学生たちは熱烈に呼応した。有木委員長はさらに訴える。
 「侵略者トランプと高市の首脳会談に断固反対せよ! 高市政権が安保法制を適用し、戦地ホルムズ海峡へ自衛隊を出兵させることを断じて許してはならない。自衛隊の出撃を阻止しよう! 侵略戦争法を労働者・学生・人民の反戦闘争の嵐で撤廃せよ!」
 有木委員長は、沖縄の在日米軍基地からかつてイラク・ファルージャで一万人ものムスリム人民を虐殺した米海兵隊部隊がイランにむけて出撃したことを満身の怒りをこめて弾劾し、「いまこそ日米安保を粉砕せよ!」と熱烈に呼びかけた。
 「日共の志位=田村指導部のように、イラン全土の破壊をも狙って侵略を強行する今ヒトラーどもにたいして『国連憲章を守れ』などというのはまったく無力ではないか! われわれは、日共系既成平和運動をのりこえ、日本の地からイラン反戦の巨大なうねりを巻き起こそう!」
 さらに有木委員長は全力で呼びかけた。
 「中洋そして全世界のムスリム人民は、イラン侵略を打ち砕く『反米・反シオニズム』の闘いを巻き起こせ! アメリカの労働者・人民は、イラン軍事攻撃に狂奔する暴君トランプの政権を打倒せよ! 全世界の人民は、戦争狂トランプとネタニヤフを反戦闘争の嵐で包囲しよう!」
 最後に有木委員長は、イラン軍事侵略とともにプーチン・ロシアによるウクライナ軍事侵略を断固として打ち砕くことを熱烈に呼びかけ、基調提起をしめくくった。
 集会の熱気が高まるなか、革共同革マル派の代表が連帯挨拶にたった。
 彼は冒頭、米帝・イスラエルが反米シーア派国家イランを軍事的に転覆するためにハメネイら国家指導部の爆殺という先制攻撃をもって開始したイラン軍事攻撃を徹底的に弾劾した。
 「『核協議』を利用しイランを騙して米・イスラエルが強行したこの先制攻撃こそは、卑劣な国家テロルにほかならない。『世界最強』の核軍事力を有する軍国主義帝国が、『反米・反シオニズム』を掲げるシーア派宗教国家イランを暴力的に破壊しようとしているのだ。ナチス・ドイツに比肩するこの世界史的蛮行を絶対に打ち砕くのでなければならない!」
 
 3・25 国会前2万4000の先頭で首都圏の闘う学生が奮闘
 3月25日、国会前には降りしきる雨をものともせず2万4000人の労働者・学生・市民が結集した。手に手にペンライトをかざして、イラン軍事侵略に手を染めたトランプ政権につき従って参戦・憲法改悪につき進む高市政権にたいする怒りの声をあげた。首都圏の学生たちは「高市政権倒せ」の檄を飛ばし、先頭で奮闘した。
詳報次号
 「そうだ!」学生たちは闘志を沸きたたせて呼応する。わが同志はさらに明らかにした。
 「トランプとネタニヤフによるイラン軍事攻撃は、一九七九年『イスラム革命』以来の仇敵イランを撲滅するための、軍事的新植民地主義の暴力的貫徹にほかならない。この帝国主義侵略戦争を、トランプとネタニヤフは『ハルマゲドン』などと『神』の名において強行しているのであって、イラン軍事攻撃は宗教=民族戦争の帝国主義的形態としての性格が刻印されているといわなくてはならない。まさにそれゆえに、米・イスラエルの野望はシーア派イランやムスリム人民の反撃によって早くも打ち砕かれつつあるのだ。」
 さらにわが同志は力をこめて訴えた。
 「スターリニスト・ソ連邦の自己崩壊後に『一超』の地位を手にして軍国主義帝国化した米国は、今世紀初頭にアフガン・イラクへの二つの侵略戦争を強行した。だがこの『帝国』は、ムスリム人民の反米レジスタンスの炎に焼かれ没落の道を転がり落ちはじめた。今回のイラン軍事侵略こそは、軍国主義帝国の終焉を画するにちがいない。いや、中東イスラム圏ムスリムの『反米』闘争と全世界労働者・人民の反戦闘争の爆発によって、それを強制するのでなければならない!」
 「われわれは、ウクライナ反戦闘争とともに、『イラン軍事侵略粉砕・日本国軍の出兵阻止』のイラン反戦闘争を断固としておしすすめ、その大爆発をかちとるのでなければならない。二六春闘をたたかう労働者と固く連帯して、『イラン反戦・反安保・反高市政権』の闘いを全国から巻き起こそうではないか!」
 「ヨシ!」学生たちはみずからの闘いの使命をかみしめ、わが同盟代表の連帯挨拶に万雷の拍手で応えた。
 決起集会の最後に、沖縄県学連の学生が決意表明にたった。彼は、いままさに沖縄がイラン侵略のための殴り込み部隊・海兵隊の出撃拠点とされていることを満腔の怒りをこめて弾劾し、この日のデモンストレーションを最先頭でたたかいぬく決意を表明した。
 こうして怒りの決起集会を戦闘的に実現した学生たちは、スクラム固くデモ行進にうってでたのである。

 全学連の学生諸君! 本闘争の地平にふまえ、さらに「米帝・イスラエルのイラン侵略粉砕!」の断固たる反戦闘争を日本の地から燃えあがらせよう! 戦闘的・革命的労働者と固く連帯して、この世紀の蛮行を断固として打ち砕け!
 高市政権による自衛隊の中東派遣、日米安保強化、憲法大改悪の総攻撃を粉砕せよ! 日共系の「国連憲章守れ」運動をのりこえ、いまこそ国会を反戦の闘いで幾重にも包囲しよう!
 <プーチンの戦争>粉砕!
 第三次世界大戦勃発の危機を突き破れ! 全世界人民に反戦闘争への総決起を呼びかけつつ、ともに奮闘しよう!

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日本帝国主義のイラン侵略戦争への参戦を阻止せよ!

米軍による地上侵攻を許すな!

 反米シーア派国家イランの軍事的破壊に狂奔しているトランプのアメリカは、いまイランにたいする狂気の地上侵攻へとつきすすもうとしている。
 日本の佐世保基地から出港した強襲揚陸艦トリポリと沖縄の第31海兵遠征部隊――イラク侵略に際してファルージャでの大殺戮をおこなった凶悪な部隊だ!――から成る総勢三五〇〇人を超える強襲部隊が三月末に中東海域に到着した。米本土からは強襲揚陸艦ボクサーを中心とする約四〇〇〇人の攻撃部隊を急行させ、さらに空からの奇襲部隊・陸軍第82空挺師団三〇〇〇人に出動命令を下してスクランブル態勢においている。
 全世界の労働者・人民は、わが同盟と共に、この軍国主義帝国の蛮行を断固として阻止しようではないか!
 イラン政府との「核協議」を利用して騙し討ちの先制攻撃(二月二十八日)を強行したトランプと戦争長官ヘグセスは、またしても「交渉を求める」ふりをしてイランと世界を欺き、最大の石油拠点であるカーグ島やホルムズ海峡の軍事要塞たるゲシュム島・ララク島、さらには核施設などにたいする空と海からの侵攻に踏み切ろうとしている。
 反米シーア派国家を転覆するために最高指導者ハメネイをはじめとする政府・革命防衛隊の最高指導部を一挙に爆殺したトランプとネタニヤフ。この戦争狂どもは、指導部殺害への憤怒に燃えるイラン革命防衛隊のミサイルやドローンによる強靱な反撃に度肝を抜かれ、みずからが招いたホルムズ海峡封鎖による国際石油価格の急騰に慌てて、イラン国家を破壊しつくすための地上戦突入という新たな蛮行へとつきすすんでいるのだ。「ハルマゲドン(最終戦争)」の絶叫で兵士たちを洗脳しながら。
 われわれは、血に飢えたトランプ政権による地上侵攻の開始、イラン国家破壊・人民大殺戮を絶対に許してはならない。

以下、見出し
トランプに出兵=参戦を誓った高市を弾劾せよ!

戦争国家アメリカへの隷従一体化

「イラン侵略粉砕・日本の参戦阻止」の奔流を!

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「イラン攻撃絶対反対! 改憲阻止!」

万余の労・学・市民が国会包囲

3・19 国会前緊急行動


 
 1万1000名の労働者・学生・市民とともに全国のたたかう学生が奮闘
(3月19日、議員会館前)

 アメリカとイスラエルがイラン国家を軍事的に転覆することを狙って、全土にミサイルを狂乱的に撃ちこんでいる。そのトランプが、日本の高市政権にたいしてイラン・ホルムズ海峡への自衛隊派兵を迫り、三月十九日の日米会談でそれを押しこもうとしていた。
 まさにその十九日に、総がかり行動実行委と9条改憲NO! 全国市民アクションとが主催した「イラン攻撃許さない! 緊急アクション」(「十九日行動」)が、衆議院第二議員会館前を中心にしておこなわれた。イラン攻撃への危機感をいだく一万一〇〇〇人の労働者・人民が結集し、国会を囲むように議員会館や国会図書館の前を埋めつくした。万余の参加者は、「アメリカのイラン攻撃反対! ホルムズ海峡への自衛隊派兵反対!」の声を首都中枢に轟かせた。
 たたかう学生たちは、その最先頭で、「イラン攻撃粉砕! 日本国軍の出兵阻止」の旗を高く掲げてたたかった。革命的・戦闘的労働者たちは、イラン戦争反対の論議を創造し、組合や職場の仲間たちとともに集会に参加した。
 わが同盟情宣隊は、参加者に革マル派の革命的な檄を飛ばした。わが同志たちは、地下鉄永田町駅と国会議事堂前駅の二ヵ所において、「米帝・イスラエルのイラン軍事侵略粉砕!」と大書したビラを集会参加者に隈なく配布したのだ。
 「革マル派です」という力強い声に応えて、通りすぎた足を戻してビラを受け取る労働者。集会参加が初めてという若い女性は、ビラを受け取ると、「日本(の労働者)がまともなことをみせないと」と毅然として応える。わが同盟の檄は参加者たちに共感をもって受けとめられたのだ。
 午後六時半に集会が開始された。開始後もなお参加者の列は途切れることなく続き、議員会館前、国会図書館前だけではなく、警察権力の規制を破って国会裏にも参加者が並んだ。
 集会の冒頭の「コール」や主催者の挨拶で「イラン攻撃絶対反対」が叫ばれ、参加者がこれに呼応する。その参加者の圧倒的な部分を占めたのが、若い労働者・学生・市民たちだ。
 自治労や日教組などの組合の旗のもとに結集した労働者たち。さらには、SNSでの呼びかけに応えて参加した労働者・市民たち。二十歳・三十歳台を中心とした彼らは、イラン戦争という現在の歴史的な局面において、イラン攻撃と自衛隊派兵への危機感を燃やして参加したのだ。手に手に赤・青・緑・黄など色とりどりのペンライトを持った参加者たちは、それをいっせいに打ち振って、イラン攻撃反対・日本の派兵反対の声をあげたのである。
 集会では社民党やピースボートの代表などが挨拶にたった。日共の参院議員・山添拓ものこのこと登場した。山添は、「いま一番やるべきことは、アメリカにたいして攻撃やめろと求めることだ」などと、トランプへの請願を口にした。そして、「対話の外交によって戦争を止めるために声をあげよう」とほざいたのだ。戦争狂トランプに、「戦争ではなく対話」を求めるなどと言うのは、きわめて犯罪的な主張でしかない。危機感をもって結集した労働者・人民から完全にかけはなれた姿をさらしたのが、日共官僚にほかならなかった。
 こうしたなかで、集会の最先頭で奮闘したのがたたかう学生たちだ。

全国から学生が怒りに燃えて決起

 
 戦闘的にたたかう全国から結集した学生たち
(3月19日、議員会館前)
 参加者が続々と結集しつつあった午後六時前、北は北海道から南は沖縄まで、首都圏・全国の大学から駆けつけた学生たちが国会前に登場した。
 たたかう学生たちは、「米・イスラエルのイラン侵略を打ち砕け! 日本国軍の中東出兵阻止! 戦争法撤廃! 日米首脳会談反対!」と書かれた横断幕を掲げ、参加者を鼓舞する。全学連旗や「イラン侵略粉砕!」と大書された横断幕も掲げられた。
 学生たちは怒りに燃えて国会にシュプレヒコールを叩きつける。「米・イスラエルのイラン侵略粉砕!」「在日米軍の出撃反対!」「日本国軍の出兵阻止!」「戦争法撤廃!」
 ここで学生たちが続々と発言に立つ。
 「反米シーア派国家イランの暴力的破壊を狙って卑劣な先制攻撃をしかけた今ヒトラーどもの世紀の蛮行を絶対に打ち砕こう!」
 「トランプとネタニヤフが『神』の名で強行する暴虐を打ち砕こう。宗教=民族戦争を弾劾しよう!」
 「私は自衛隊の中東派遣を許さずたたかう決意だ。権力の弾圧を許さず反戦闘争を燃えあがらせよう!」
 学生たちの熱烈な発言に、労働者・市民からも拍手が送られた。学生たちの奮闘によって国会前はみるみる戦闘的熱気に包まれていく。
 集会終了後、学生たちはさらにシュプレヒコールをあげた。「トランプ帝国の暴虐を許さないぞ!」「日本の参戦阻止!」「日米軍事同盟粉砕!」「大戦勃発を阻止するぞ!」多くの労働者・市民もペンライトを持つ拳をふりあげ呼応する。
 こうしてたたかう学生たちは、この日の集会を戦闘的に高揚させるために最後まで奮闘したのである。

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労働現場は今…
燃えあがる怒り




郵便

悪条件・重労働で苦しむ地方の集配労働者

「集配拠点再編」を絶対に許さないぞ


 日本郵政経営陣は、「集配拠点の再編」という新たな合理化施策をうちだした。全国に約二万四〇〇〇ある郵便局のうち、郵便物やゆうパック(小包)の集荷、区分、配達をおこなう郵便局はおよそ三〇〇〇局ある。「集配拠点の再編」とは、この三〇〇〇局の二割にあたる五〇〇局以上の集配業務を統廃合するという施策なのだ。
 郵政経営陣は、都市部では都心の一等地にある大規模な郵便局の集配機能を分散し、建物・土地を活用した不動産事業で収益拡大を目指している。その他方で、地方郡部で集配業務を扱う小さな郵便局を収益を生みださない≠ニみなして一気に統廃合することを目論んでいるのだ。それによって残った地方郡部の一つの郵便局が担当する配達区域は驚異的に拡大することになる。そこで働く集配労働者は、言いつくせないほどの労働強化となり塗炭の苦しみを強制されるのだ。私はこれを絶対に許せない。

オンボロバイクで走行距離一〇〇キロ超の配達

 地方郡部で働く集配労働者が、配達のためにバイクや軽四輪車で一日に走る距離は一〇〇`bを超える。通常郵便の配達をバイクでおこなう労働者は一日に一〇〇`b前後、速達・荷物・時間指定郵便を配達する「混合」担当の労働者は一日に一五〇〜二〇〇`bもの距離を走っている。郵便物や荷物を配達し、事業者などからの集荷をおこない、郵便ポストから封書やはがきを取り集めしながら、毎日この距離を走行しているのだ。
 配達物数の多い少ないにかかわらず、バイクでの配達場所への長距離移動がどれほど大変か。大雨のときは目を開けることもままならず、強風時は風にあおられ命の危険を感じることも多々ある。極寒の冬の時期はハンドルを持つ手の感覚がなくなり、猛暑の昨夏は熱中症で救急搬送された労働者も一人や二人ではなかった。都市部と異なり夜間は真っ暗な夜道を運転しなければならない。飛び出してくる小動物と衝突したり、これを避けるために転倒したりするといった事故も後を絶たないのだ。
 郵政経営陣は、郵便の取扱量が少ないことを理由に地方郡部の集配業務を統合し、さらに一人あたりの受け持つ配達区域を拡大するというのだ。ふざけるな。一度でもこの労働を経験してみろ。
 それだけではない。労働手段であるバイクも、当局は新しい車両にまったく更新しないのだ。電動バイクへの切り替えが進む都市部の郵便局で不要となったボロボロのバイク(ガソリン車)があてがわれている。この使い古しのバイクは運転しづらい。「エンジンがすぐ止まる」「ハンドルがゆがみ、クセがある」「ブレーキの効きが悪い」と、まともなものはない。
 配達中に故障することもたびたびである。そういう場合は「バイク保守店」(町なかの小規模バイク販売店)に電話で修理を依頼するのだが、その店員が駆けつけ修理が終わるまでに約一時間、長いときは二時間以上も現地で待たなくてはならないのだ。
 郵政経営陣は、これまでも山間部や沿岸部の集配業務をおこなっている小規模の郵便局を次々に統廃合してきた。さらに「業務量に応じた要員配置」の名のもとに、配達区を減区し配達人員を削ってきた。新卒採用で配属される若い社員は、二〇〇七年の民営化以降一人もいない。労働者の平均年齢が五十歳を超えている集配職場がほとんどなのだ。こうした地方郡部の集配労働者は、ひと月に三十〜四十時間の超勤を強制されている。厳しい労働に耐えられずに退職する労働者も後を絶たない。郵政経営陣はそれでも飽きたらずに「集配拠点の再編」をおこなうことで、地方郡部の郵便局の「ヒト・モノ・カネ」をさらに徹底して削ろうというのだ。絶対に許せるか。

地方の郵便サービスの切り捨て

 すでに地方郡部の郵便サービスは次々と切り捨てられている。人員削減と配達区域の広域化によって、労働者が二時間も三時間も超勤して休憩もとらずに配達しても、すべての郵便物をその日のうちに配ることができなくなっているのだ。そのため大部分の郵便局では、いま「計画配送」という名の「遅配」が常態化している。配達区域をいくつかのブロックに分けて一日おきに配達したり、配達を担当する労働者の判断でその日一日で配達できる量しか持ち出さなかったり、荷物も「期日指定」の表示のないものは後回しにするといったことがあたりまえのようにおこなわれている。届くはずの郵便がいつになっても届かないので、利用者から「不着申告」が次々に寄せられているのだ。
 こうした現実は、人員を減らしつづけてきた郵政経営陣の責任なのだ。新たな「集配拠点の再編」による「広域配達」の強制は、地方に暮らす住民にたいする郵便サービスの切り捨てにほかならないのだ。

 ところがJP労組中央本部は「集配拠点の再編」という一大合理化攻撃に反対する気などさらさらない。「事業がきわめて深刻な局面」だと称して、「集配拠点の再編」といった「損益改善」に必要な合理化施策について経営陣に積極的に提言し協議していくというのだ。私は、腹の底から怒りがこみあげてくる。
 私は、全国のたたかう郵政労働者とスクラム組んで、経営陣のうちだす合理化諸施策を「事業の持続性のため」といいながら尻押しするJP労組本部を弾劾し、「集配拠点の再編」をうち砕く決意だ。

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新世紀

The Communist

第342号

2026年5月
 













最新号紹介

暗黒の二十一世紀を覆せ

反戦闘争の爆発を!


ウクライナ侵略四年
<プーチンの戦争>粉砕!


 アメリカとイスラエルはイランとの「核協議」を利用しイランを騙して先制攻撃をしかけ、最高指導者ハメネイや軍・政府幹部を一挙に爆殺した(二月二十八日)。核軍事大国のアメリカが反米のシーア派国家イランを転覆することを狙って、最新鋭の兵器を総動員して襲いかかったのだ。国連も国際法もいっさい無視したこの暴虐を、トランプとネタニヤフは「神」の名において正当化しさえしている。この悪逆無道の侵略を断じて許すな。
 イランの「徹底抗戦」を掲げた反撃に直面したトランプは、NATO諸国や日本に参戦を要求した。この要求に唯一応えて日本国軍をホルムズ海峡に派兵しようとしているのが高市だ。ネオ・ファシスト高市政権による日本の参戦を絶対に阻止せよ!「安保法制」=戦争法撤廃! 改憲阻止! 安保破棄めざしてたたかおう!
 イラン反戦・反安保・反高市政権の闘いに起ちあがっているすべての諸君に、『新世紀』第三四二号を贈る。
 ◆核をもつ大国が自国に逆らう中小国を力でねじふせる「弱肉強食の時代」、この暗黒化の深まる時代への転回点となったのがロシアのウクライナ侵略であった。この蛮行の開始から四年に際して、わが同盟が発した声明「労働者階級の国際的団結でプーチンの暴虐を打ち破れ」を巻頭に掲載した。
 ウクライナの人民はいま、侵略者プーチンの要求をトランプがほぼ丸呑みした「和平案」をつきつけられている。同時に、ロシア軍による連日の電力インフラや学校・病院などへの攻撃にさらされている。この困難な局面のもとでもウクライナの人民は、労働組合や様ざまなコミュニティーに結集して不屈にたたかっている。彼らと固く連帯してたたかおうと声明は訴える。
 またロシアの人民にたいしても、プーチンをいただく「FSB強権型支配体制の打倒をめざして前進せよ」と呼びかける。スターリンの末裔である今日のロシア支配層の出生の秘密をも暴きだしつつ。
 声明は、呼びかける。「世界はいま、米・中・露の核大国が、力で己れの勢力圏を排他的に拡張する時代に突入した。」「暗黒の二十一世紀の闇は深い。だが、資本主義の終わりはすでに始まっている。」「この『終わりの始まり』を『現実の終わり』に転化」せよ。これがプロレタリアートの歴史的使命なのである、と。
 またロシア軍による炭鉱労働者殺害・全土空爆を弾劾するウクライナ労組の声明も掲載した。
 
 ◆中央学生組織委員会の論文「反戦闘争の爆発をかちとれ」は、現代世界の特質を明らかにする。――今年初頭にトランプ政権はベネズエラを軍事攻撃し・この独立国の政府を暴力的に破壊した。この暴挙はネオ・モンロー主義にもとづく「USAナショナリズムの外に向かっての最初の貫徹」にほかならない。米―中・露角逐が一挙に激化し、世界大戦勃発の危機がいよいよ高まっている、と。そして、「反安保」を完全に放棄し「平和外交」の代案を政府に求めるにすぎない日共中央の選挙カンパニアをのりこえ、日米軍事同盟強化反対・大軍拡阻止の闘いを創造せよと呼びかける。ベネズエラ軍事攻撃弾劾、ウクライナ侵略反対、ガザ人民虐殺弾劾、日本の大軍拡阻止の反戦闘争と、インフレ政策反対の政治経済闘争およびネオ・ファシズム反動化阻止の闘いとを同時的・一体的におしすすめ、高市政権の打倒をめざしてたたかおうと、力強く訴える。
 ◆「二六春闘の戦闘的高揚を!」(中央労働者組織委員会)は、「三%」という超低率の「目安」を掲げて「政労使の心あわせ」なるものに春闘を解消する「連合」指導部を弾劾し、<大幅一律賃上げ獲得>をめざし、ストライキを実行すべきことを組合員たちに呼びかけたたかおう、と訴える。
 加えて「2・1労働者怒りの総決起集会」の基調報告ならびに革マル派連帯挨拶を掲載した。わが同盟代表は「ハンガリー革命七〇年――二十一世紀の暗黒を突き破れ」と題して発言し、現代世界の特質・<大幅一律賃上げ獲得>スローガンの意味を明らかにした。組織現実論とその土台をなす「実践の場所の哲学」をわがものにしよう、ハンガリー革命七十年にあたって「わが運動の原始創造をふりかえりつつ」たたかおうと呼びかけている。

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「イラン侵略戦争に反対!」

労働者・市民が緊急集会・デモ

わが同盟情宣隊が熱烈な訴え

3・17 金沢

 三月十七日、トランプ政権が、ネタニヤフ政権とともにさらなるイラン全土への軍事攻撃にうってでるとともに、訪米予定の高市政権に自衛隊艦船の派遣を迫るという切迫した状況のもとで、金沢市において「高市政権は戦争に向かうな! 緊急集会」(「憲法改悪NO! 市民アクション・いしかわ」主催)が開催された。
 わが同盟情宣隊は、「国際法違反」を弱々しく指摘するにすぎない既成指導部をのりこえ集会の高揚をかちとるために、「イラン攻撃弾劾! 在日米軍の出撃反対! 自衛隊の中東派遣阻止!」と訴えるビラを「プーチンの暴虐を打ち破れ」と呼びかける『解放』号外とともに配布した。

金沢市街をデモ行進する石川県の労働者・市民
(3月17日)
  怒りを燃やし緊急集会に結集した労働者
(3月17日、金沢市・四高記念公園)
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3・14


「イラン軍事攻撃弾劾! 派兵阻止!」


闘う学生が神戸で大情宣

  三月十四日、神戸大・奈良女子大のたたかう学生たちは、イラン軍事攻撃に狂奔するトランプとネタニヤフにたいする怒りに燃え、神戸市灘区のJR六甲道駅前において街頭情宣を敢行した。
  イラン侵略弾劾の情宣
(3月14日、神戸市・JR六甲道駅前)

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「大幅一律賃上げ獲得!」

「連合北海道」春闘集会に檄

3・10 札幌

  三月十日、共済ホール(札幌市中央区)で、「連合北海道」主催の「二〇二六春季生活闘争勝利! 全道総決起集会」が開催され、全道からJP労組、私鉄総連、UAゼンセンなど六五〇名の労組組合員が結集した。
 集会はアメリカ・イスラエルのイラン攻撃のまっただなかで、かつ、高市政権のインフレ政策によって労働者人民が貧窮を強制されているなかで開催された。
わが同盟が「イラン侵略弾劾!」の訴え
 わが同盟情宣隊はこの闘いと呼応し、結集する労働者に「連合」指導部の闘争抑圧に抗して今春闘を戦闘的にたたかおうと呼びかけ、集会に向け情宣をくりひろげた。
  イラン侵略弾劾をも訴えわが同盟が檄
(3月10日、札幌市)


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