「解放」最新号(第2940号2026年10月19日)の内容

<1〜2面>
ロシア軍のウクライナ都市空爆・
人民殺戮
を弾劾せよ!

 虐殺者に加担するトランプを許すな
闘う労・学600名が怒りの拳
 辺野古新基地建設阻止!
 日米核軍事同盟の強化反対!
 10・3 辺野古大行動
米海兵隊員による女性強盗殺害弾劾
 「タイフォン」の嘉手納基地配備弾劾!
 沖縄への核ミサイル配備を許すな!
□占領下の街オレシュキー
<3面>
ウクライナ支援の欧州諸国にたいするプーチンの恫喝
中国自動車部品大手企業で新入社員を大量解雇
<4面>
電機連合「第四次労働時間政策」の批判
<5面>
政府・防衛省による学校での悪辣な自衛隊勧誘を許すな
暴かれた日本国軍の情報収集・スパイ活動の実態
<6面>
万華鏡2026――情勢の断層を読む
フランス高校生のスト
AI「自律戦闘軍」
ホルムズ出兵策す李在明
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ロシア軍のウクライナ都市空爆・人民殺戮を弾劾せよ



 十月八日朝、ウクライナ東部ドネツク州の都市クラマトルシク市内を走行していた路線バス二台を、ロシア軍があいついで滑空誘導爆弾で狙い撃ちし、三十三人の乗員・乗客を爆殺し十八人に重傷を負わせた。いまやロシアの侵略軍は、大勢の通勤客を乗せた路線バスを意図的に選んで標的にしはじめたのだ。
 この前日には、北部チェルニヒウ州で労働者集合住宅が自爆ドローンなどによる集中攻撃を受け、二十二人が死亡した。ロシアはこの二日間だけで七十八人もの人民を殺害した。プーチンの軍隊は、滑空爆弾と弾道ミサイルと自爆ドローンという殺傷力の大きな凶器を投じて、ウクライナの労働者人民の命をねらう攻撃を大規模に強行しはじめたのである。殺人鬼プーチンはいま、「これからはルールなどない」と傲然と言い放っている。
 われわれは、この<スターリンの末裔>どもによるウクライナ人民にたいする蛮行を満腔の怒りを込めて弾劾する! ロシア軍の都市空爆・人民殺戮を断じて許すな!

以下 見出し

虐殺者に加担するトランプを許すな!

エネルギー・生活インフラ壊滅を狙うプーチン

いまこそ<プーチンの戦争>を粉砕せよ!


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米海兵隊員による女性強盗殺害弾劾



「タイフォン」の嘉手納基地配備弾劾!


沖縄への核ミサイル配備を許すな!



 アメリカ海兵隊員による女性殺害を満腔の怒りをこめて弾劾する!
 十月三日の未明に那覇市内で、普天間基地所属の海兵隊員が民間人女性を絞殺し、金品を強奪して逃亡した(翌四日に県警が米兵を逮捕)。在沖米軍がイラン侵略に出撃し、対中国の臨戦態勢をとって日夜演習をくりひろげることによって、米兵は人格を破壊され殺人マシーンと化しているのだ。怒りで腸が煮えくりかえるではないか!
 許し難いことにトランプ政権・米軍は、同日、沖縄の労働者・人民の反対の声を踏みにじり、戦術核搭載可能な中距離ミサイル発射装置「タイフォン」を嘉手納基地に配備したのだ。トランプ政権はさらにタイフォンに装填する核搭載可能な巡航ミサイル「トマホーク」を沖縄に配備することを狙っている。まさに、在沖米軍基地を対中国の核ミサイル攻撃拠点として強化しようとしているのだ。断じて許してはならない!
 いま沖縄の労働者・人民は、米兵による女性殺害事件とタイフォン配備にたいする怒りに燃え、各地で闘いに起ちあがっている。米軍基地を<反戦・反基地・反安保>の闘いで包囲せよ! 沖縄への核ミサイル配備を許すな! 核弾薬庫を有する辺野古新基地建設を阻止しよう! 自衛隊の長射程ミサイル配備反対! いまこそ米軍普天間基地をはじめとした全米軍基地の撤去・安保条約の破棄をめざしてたたかおう!
 沖縄の革命的・戦闘的な労働者・学生は「反安保」を放棄する日共系平和運動をのりこえ、米日核軍事同盟強化の攻撃をうち砕くために全力でたたかいぬく。


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対ポーランド情報戦


ウクライナ支援の欧州諸国にたいするプーチンの恫喝



 ロシア軍は、九月十三日にポーランド国境近くのウクライナ西部ヤホディン駅でキーウ発ワルシャワ行きの列車をドローンで攻撃し破壊した。ドローンが命中した列車は、攻撃警報を受けて乗客・職員は退避したので人的被害を免れた。
 この列車が攻撃をうけた直前に、キーウでおこなわれた「ヤルタ欧州戦略会議」(九月十一〜十二日)に出席したイギリス元首相ボリス・ジョンソンやスウェーデン元首相カール・ビルトなどが帰国のために乗車した列車が同駅を出発していた。この列車は、当局が攻撃を予測して、予定時刻より早めに出発していた。また駅構内には元アメリカ中央情報局長官ペトレアスやEUやNATOの要人などが乗車した列車も停車していた。
 この実質的なウクライナ支援会議では、「領土での譲歩」をウクライナに求めるクシュナーらのアメリカの出席者と、あくまでも「力(軍事支援と対露制裁)による平和」を主張するウクライナおよび欧州の代表団との対立が露わになった。明らかにプーチンは、この対立をみてとり、欧州各国内の「ウクライナ支援強化」派を恫喝するために、この攻撃を強行したのだ。
 とりわけポーランドは、強力な支援国である。ウクライナへの軍事物資・医療品などの輸送や避難民の退避ルートを確保するなど、直接的な人流・物流の要衝でもある。それだけでなく、ポーランドの労働者・人民は、ウクライナの労働者・人民と「ロシアの支配は受けいれられない」という共通の思いをもって、多くのウクライナ避難民(二〇二六年現在は約九八万人)を支えている。
 それゆえに、ロシアのプーチンは、ポーランドにたいして軍事的威嚇と情報戦をあわせた強力な破壊・攪乱工作――いわゆる「ハイブリッド攻撃」――をおこなっている。

以下 見出し

悪らつな「ハイブリッド攻撃」

ウクライナ労働者と連帯するポーランド労働者


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「創造性」を発揮する「持続可能な働き方」の宣揚


 電機連合「第四次労働時間政策」の批判



 電機連合指導部は二〇二六年七月の定期大会において、二〇二六・二七年度運動方針の第一の柱として「充実した労働環境と生活の創出」を掲げた。そして「第四次労働時間政策〜持続可能な働き方〜」と「自律的なキャリア形成支援」とを、主要にとりくむことを決定した。
 いま電機産業の職場では��早期退職�℃x援という名の首切り攻撃が吹き荒れている。労働組合を文字通り企業の��第二労務部�≠ヨと変質させてきた労働貴族は、このような攻撃をしかける資本家の先兵として立ち回っている。彼らは資本家と同じ目線で労働者に「キャリア自律」を煽りたて、「自主退職」を選ぶように仕向けているのだ。われわれはこのような電機労働貴族の運動方針の反労働者性を徹底的に暴きだしながら、職場生産点における「労働強化・解雇」攻撃粉砕の闘いを創造していかなければならない。
 今日、日本政府が選定した「戦略産業」の中軸をなす電機産業の独占資本家は、軍需産業の拡大・育成に突進する高市政権による国家資金の注入を最大限利用している。AI・半導体・情報通信などの軍民両用技術の開発・製造と兵器などの軍需生産拡大に活路を求め、事業構造の再編に狂奔している。こうした独占資本家どもの求める「労働規制緩和」にたいして、労働組合の側から積極的に呼応し下支えしているのが電機労働貴族にほかならない。ここでは、電機連合が一月にうちだし、定期大会でその推進をうたっている「第四次労働時間政策」をとりあげ、その反労働者的な内実を明らかにしていきたい。

以下 見出し

一 電機労働貴族の唱える「持続可能な働き方」

二 「長時間労働是正」の放棄

三 裁量労働制の導入・拡大の下支え

四 「キャリア論」をとりこみ労働者を��洗脳�≠キる労働貴族を許すな


 (一)「キャリアオーナーシップ」の鼓吹

 (二)「ワーク・ライフ・インテグレーション」なるもの

 (三)「企業の持続的成長」のための「働き方」の強制をうち砕け!


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政府・防衛省による学校での悪辣な自衛隊勧誘を許すな



 いま沖縄の学校現場で、自衛隊による生徒への強引な勧誘活動に怒りが高まっている。防衛省・自衛隊は二年前から、県内離島の県立高校での官公庁による進路説明会に出席し、公然と高校生を自衛隊に勧誘している。この説明会のあと自衛隊の担当者が目をつけた複数の生徒にたいしてストーカーのごとくつきまとい、帰宅時のみならず昼食時間や放課後など学校に滞在している時間帯も何度も電話やLINEをつうじて執拗に生徒たちに接触をはかっていたのだ(今年六月に県議会での議員質問によって暴露された)。
 生徒らは「何度も電話がかかってくるので断りにくい」「怖い」といった不安と恐怖を学校側に伝え助けを求めたという。この訴えを受けて学校側は、自衛隊にたいして「行き過ぎた勧誘を控えるように」と注意したが、自衛隊は意に介さずに強引な勧誘活動を続けた。自衛隊の参加を止められなかった学校側は、やむなく生徒の将来にかかわる今年の校内進路説明会そのものを中止せざるをえなかった。
 事態が発覚した直後に、防衛相・小泉や陸上幕僚監部らは「相手の同意を得たうえで連絡先を交換しており、問題があるとは考えていない」などと言い放ち、生徒や学校側の訴えを傲然と足蹴にしたのだ。この政府・防衛省幹部らの犯罪的な対応にたいして、保護者などから「生徒の心理的な負担やプライバシーへの配慮に欠ける過度な勧誘だ」などという批判・反発の声がいっせいにあがった。
 このことに驚き、危機意識を募らせた政府・防衛省は、九月沖縄県知事選を前にして人民の怒りをかわすために、一転、七月二十八日に陸自トップの陸幕長・荒井によるかたちばかりの釈明記者会見なるものをおこなった。その内実たるや「行き過ぎた募集活動と受け取られかねない事実があった」などとごまかし的言辞を弄し、当該高校生や学校側に謝罪しないどころか、今後も「募集広報活動」を継続することをうちあげたのだ。(防衛相・小泉にいたっては、何の釈明もおこなわなかった。)

以下 見出し

学校現場を日本国軍の兵士勧誘の草刈り場に

高市政権による改憲総攻撃を打ち砕け!


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教育予算削減反対!


フランスで燃えあがる高校生のストライキ闘争



 十月六日、フランスの高校生たちは、「教育予算の削減反対」を掲げて全国一斉のストライキ・デモンストレーションに決起した。これに「公務員の賃金凍結反対」のストライキ闘争を実現した公務員労組をはじめとする労働組合が合流し、四五万人の学生・労働者がこの日の闘争にたちあがった。いまフランス全土で、「教員を削減するな」「老朽校舎を改修せよ」という学生・労働者の抗議の声が渦巻いているのだ。
 学校を封鎖しストライキを敢行するとともに街頭デモにうってでた高校生たちは、みずからが学ぶ学校の惨状について訴えた。「数学や国語の教員がおらず授業ができない」「校舎には窓もなく、仮設トイレは水も流れず紙すらない」「校舎が老朽化して天井が崩落寸前。冬はマイナス五度、夏は四〇度にもなる教室では勉強などできない」と。
 こうした悲惨な現状は、マクロン政権の長きにわたる教育予算切り捨てによってもたらされたものにほかならない。このことを日々体感させられている高校生たちは、マクロン政権が二〇二七年予算案において、一五〇〇人以上もの教員削減というさらなる教育切り捨て策をうちだしたことに怒りを爆発させたのだ。
 デモにたちあがる高校生にたいして、マクロン政府は警察部隊を差しむけ、催涙弾や手榴弾をぶちこみ・殴る蹴るの暴行を加えて六一〇〇名を逮捕しさった。高校生たちのたたかいに相次いで労働組合が合流し反マクロン政府の大きなうねりとなりつつあるなかで、これに恐怖したマクロン政権は、警察を大量動員して暴力的弾圧に狂奔しているのだ。この凶暴な弾圧にいっそう怒りを燃やした学生・労働者たちは、「弾圧反対」をも掲げて一斉デモをおこなったのである。
 高校生の決起の背景は何か。それは、マクロン政権が、財政赤字の膨大化のもとでも軍事費大増額および独占資本支援を進めるために、五四〇億ユーロ(約九・六兆円)もの歳出削減を謳う予算案を閣議決定したことにある(十月一日)。
 この予算案においてマクロン政権は、「財政赤字の削減」を名分にして、先述した教員削減のみならず、公務員賃金・年金支給・医療費・地方予算などの削減をうちだした。その他方で、軍事費は二五年度比で約三割増の六四〇億ユーロ(約一一兆円)に大増額しただけでなく、AI・ロボット開発や原発建設などの独占資本支援策には膨大な資金を投入するというのだ。それが大軍拡・独占資本支援のために物価高のもとで呻吟する労働者・学生・人民に一切の犠牲を強制するものであることは、誰の目にも明らかなのだ。
 わが同盟はフランスの高校生、労働者人民に訴える。マクロン政権の教育予算削減反対の闘いを、既成指導部による予算組みかえ要請運動への歪曲を許さず、「大軍拡反対」「独占資本支援のための犠牲強制反対」をも掲げて推進しよう。
 同時に、「ウクライナ支援の打ち切り」や「移民排斥」を唱える極右ファシスト「国民連合」の跳梁跋扈を許してはならない。
 まさにフランスの労働者・学生は、ロシア侵略軍と不屈にたたかうウクライナの同胞たちや貧窮と排外主義にさらされ呻吟する移民労働者たちと腕を組んで、上位一〇%の富裕層が総資産の五四%を保有するという階級国家フランスの現実を覆す闘志を燃やして前進するべきなのだ。
 フランス人民は、「教育予算削減反対」の政治経済闘争を「大軍拡反対」の闘いやウクライナ反戦闘争とともにさらに燃えあがらせ、マクロン政権打倒めざして進撃しよう!

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闘う労・学600名が怒りの拳

辺野古新基地建設阻止!

日米核軍事同盟の強化反対!

10・3大行動


 沖縄県知事選後はじめての10・3辺野古大行動には六〇〇名をこえる労働者・学生・市民が「辺野古新基地は絶対に許さない!」という固い決意に燃えて結集してきた。琉球大学と沖縄国際大学のたたかう学生たちは「南西諸島の軍事要塞化反対!」ののぼりと「タイフォンの嘉手納配備阻止!」のプラカードをかかげて集会に参加した。参加者が学生に手をふってくる。労働者たちは各組合の組合旗をかかげて参加した。わが同盟情宣隊は「沖縄の軍事要塞化阻止!」「<軍国日本>再興を狙う憲法改悪を許すな!」と赤字で大きなスローガンを書いたビラをくまなく配布した。「いまこそいっそう辺野古新基地建設に反対しよう!」と呼びかけると参加者から「そのとおりだ!」と声がかえってくる。「高市政権を倒そう!」と訴えると「そうだ。倒さんといかん!」と呼応する。参加者たちは、テントのあちらこちらでわが同盟のビラをくいいるように読んでいる。「いま沖縄は、米・日両軍が大演習を強行し、まるで戦争前夜のようではないか!」「米軍嘉手納基地にタイフォンが配備される。許すな!」「いまこそ反安保の旗高くたたかおう!」というビラの訴えが参加者の胸に熱く浸透していく。
  高市政権への怒りに燃え学生・労働者・市民が「団結ガンバロー!」の声轟かす
(10月3日、辺野古ゲート前)
  闘う学生が「大浦湾へのケーソン搬入強行弾劾!」の怒りのシュプレヒコール
(10月3日、名護市・瀬嵩の浜)
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