「解放」最新号(第2599号2019年12月16日)の内容

<1面>
革共同政治集会を圧倒的に実現
 12・8
 
米・中激突下の戦乱の危機を突き破れ!
 
今こそ反スターリン主義運動の前進をかちとろう
<4面>
米日韓三角軍事同盟からの離脱志向を固守する文在寅
◎「左派ポピュリズムに学べ」の提唱
◎内定辞退率をAIが算出
<5面>
労働者を自殺に追いこむトヨタ資本家を弾劾せよ
フランス全土で大規模スト
Topics 75歳以上の窓口負担の2倍化を策す安倍政権
<2面>
「日米合同演習阻止!」
 神戸大・奈良女大生が奮闘 11・30 饗庭野
金大生が香港人民銃撃弾劾の情宣 11・13
<3面>
自衛隊ミサイル部隊の南西諸島への配備阻止!
■アルバニアを反イラン策動に利用するトランプ政権
<6面>
2019年 掲載論文・記事一覧
週間日誌は5面に掲載
 「解放」
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革共同政治集会を圧倒的に実現

12・8
 
米・中激突下の戦乱の危機を突き破れ!
 
今こそ反スターリン主義運動の前進をかちとろう


「安倍政権を打倒するぞ!」全国から結集した1500名の
労学が闘志あふれるシュプレヒコール(12月8日、東京・なかのZERO)
 わが同盟は十二月八日、首都・東京において革共同政治集会を盛大に開催した。全国から結集した労働者・学生は、わが反スターリン主義運動の飛躍をかちとる決意をがっちりとうち固めた。
 一五〇〇名の熱気が会場の「なかのZERO」大ホールにあふれるなかで、司会の同志が開会を宣言した。開口一番、彼は、同日に北京官僚と香港行政府の弾圧に抗し集会・デモに決起している香港人民と連帯してたたかおう、と力強く呼びかけた。「来年早々に強行されようとしている自衛隊の中東派遣、自民党改憲案の国会提出、これらの策動を断固として打ち砕き、安倍政権打倒に進撃しよう。」「ヨシ!」――会場から呼応の声が飛ぶ。闘志みなぎる労学が待ちかまえるなかで、同志・白橋徹二が基調報告に立った。

革命的マルクス主義の真価を発揮し<暗黒の二十一世紀>を覆せ!――基調報告

 「われわれは反スターリン主義者としての矜持にかけて、『第二の天安門事件』というべき、習近平政権の蛮行を弾劾する!」同志・白橋は報告の冒頭、香港中文大・理工大への香港警察の突入・血の弾圧を怒りをこめて弾劾した。
FLTIの闘士と全学連、闘う労働者が
旗と檄布を交換し連帯をうち固める
 つづけて同志・白橋は、「戦乱と貧困と強権支配に覆われた二十一世紀世界」、その構造と意味を明らかにしていった。彼はまず、アメリカと中国・ロシアとのAIなどの先端技術開発競争とからめたところの核戦力強化競争が、二十一世紀の覇権をめぐる対決の核心をなしている、と浮きぼりにする。「ベルリンの壁」が崩壊し「東西冷戦の終結」が喧伝されてから三十年の今日、米―中・露の「倒すか倒されるか」の激突が、まさに熱核戦争が現実のものとなる危険を飛躍的に高めるのだ、と警鐘を鳴らす。
 トランプのアメリカと習近平の中国のそれぞれについて、同志・白橋は分析を深めていく。――経済・政治・軍事の全部面で中国にキャッチアップされ驚愕しているがゆえにトランプ政権は、「アメリカ・ファースト」の名であらゆる国家にみずからの国家意志に従うようにゴリ押ししている。そのことによってトランプは、ますます全世界の権力者から総スカンを喰らっている。九月十四日のイランによるサウジ石油施設攻撃、この事件こそは、軍国主義帝国アメリカのイランへの敗北、アメリカの中東支配の歴史的終焉を告知したという意味をもつ、と。
 彼は続ける。「アメリカ帝国主義との核戦力強化競争の激化のゆえに、また仕掛けられた貿易戦争の重圧を受けて、いま中国経済は破局寸前というべき大混乱に陥っている。」このことを基礎にして、香港やウイグルの人民の、中国本土の労働者・人民の共産党専制支配への反逆が渦巻いているのだ。だからこそ習近平政権は、みずからの支配を脅かしかねない内憂≠取り除くために、「香港の中国化」にのりだしたのだ、と。
 同志・白橋の確信にみちた提起に、集会参加者はぐいぐいと引きこまれてゆく。
 さらに彼は、朝鮮半島、中東、南米、EUの各地域において生起している大激動に斬りこみ、米―中・露対決の激化に規定されて全世界的に危機が深まっていることを浮きぼりにしたのだ。
 このような世界的激動のただなかで日本の安倍政権がいま仕掛けている改憲・日米安保同盟強化・中東派兵の攻撃、これをいかに打ち砕くべきかの指針を、同志・白橋は提起した。
 彼は、トランプ政権が策している中距離核ミサイルの沖縄と日本全土の米軍基地への配備計画、これを安保同盟の鎖につながれたトランプの忠犬・安倍が受けいれる腹であることは明白だ、と喝破し、対中国核軍事同盟としての日米新軍事同盟が飛躍的に強化されようとしていることを鮮明に明らかにする。
 安倍政権の改憲策動は、アメリカとともに戦争する軍事強国≠ニして日本を飛躍させることにとっての憲法上の制約≠最後的に払拭する攻撃であり、日本型ネオ・ファシズム憲法の制定いがいの何ものでもない。
 オマーン湾などへの自衛隊艦船派遣を、安倍政権は年内にも閣議決定しようとしている。一旦ことあれば、派遣した自衛隊部隊は米軍と一体となって対イランの軍事作戦を担うことになるにちがいないのだ。
 同志・白橋はさらに訴える。――安倍じしんが主催した「桜を見る会」において公費による不正接待=買収が大々的におこなわれてきた。これが露見するや内閣官房・省庁あげての証拠隠滅に狂奔している。これらは、NSC専制の強権的支配体制を強化してきた安倍政権の驕りと横暴を示してあまりある。消費税増税や日本農業の壊滅をもたらしかねない日米貿易協定の締結・批准などの悪行を重ねてきたのが安倍だ。反人民性をむきだしにするこのネオ・ファシスト政権への怒りを結集し<反安倍政権>の広汎な闘いをまきおこそう! 力強く呼びかける同志・白橋に、会場からひときわ大きな拍手がわきおこった。
 つづいて同志・白橋は、「連合」指導部が「平和運動」を「基本方針の重点分野」から外し、「春闘方式」を最後的に投げ捨てていることを怒りをこめて弾劾した。
 日本共産党について、同志・白橋は、来年一月の党大会で不破=志位指導部がおこなおうとしている「綱領改定」の反プロレタリア性を暴きだした。
 中国にかんして彼らは、「社会主義をめざす新しい探究が開始」された国という現行綱領の規定を、「世界の平和と安定」に「逆流」する「大国主義・覇権主義」の国へとひっくり返した。これこそは、中国を天までもちあげた不破綱領≠フ全面破産であり、わが同盟の痛烈な批判への全面屈服を意味するいがいの何ものでもない。
 同志・白橋はひときわ声をはりあげる。「代々木官僚は、資本主義がつくりだした成果の継承・発展こそ社会主義・共産主義の大道≠ネどという新テーゼを綱領に書きこもうとしている。ブルジョア国家権力を打倒するプロレタリア革命を全面否定し、価値法則の揚棄・労働力商品化の廃絶を根幹としたマルクスのイデーに真っ向から敵対する背教者=日共・転向スターリニスト官僚を階級的憤怒をこめて弾劾せよ!」と。
 既成指導部の闘争抑圧・闘争歪曲を弾劾しつつ、同志・白橋は闘いの指針を提起した。
 「<憲法改悪阻止・日米安保粉砕・中東派兵阻止>の闘いを戦闘的に創造しよう! <反安倍政権>の闘いを広汎に組織し、安倍日本型ネオ・ファシズム政権の打倒めざしてたたかおう!」
 習近平政権の香港人民への血の弾圧を弾劾する闘いへの決起を訴えるとともに、同志・白橋は香港人民への呼びかけを発した――「敵=中国ネオ・スターリン主義官僚の反労働者性をつかみとれ。今こそ非公然の組織=地下党を創造する困難な闘いに着手せよ。<反スターリン主義>の真実の前衛党を建設するために奮闘しよう!」と。

同志黒田の「実践の場所の哲学」をわがものにせん

 同志・白橋は、革命的マルクス主義の真価を発揮し反スターリン主義運動の前進をかちとるために、何をなすべきかを提起した。
 戦乱と貧窮と強権支配、AIによって促進されている人間の資本主義的疎外の深まり=人間の滅び≠ニ地球環境破壊、<暗黒の二十一世紀>というべき現代世界のこの闇≠ヘ、スターリン主義の超克をこそ、すべての労働者・人民に問うている。「まさにこのことこそは、わが反スターリン主義運動が・その思想と理論が、全世界労働者・人民をとらえる日が近いことを意味する!」同志・白橋が高らかに宣言するや「そうだ!」の声が会場にこだまする。
 同志・白橋は語りかける。「同志黒田の『実践の場所の哲学』を実現することなしには、全世界プロレタリアートの自己解放はなしえない。われわれはこのことを肝に銘じ、この同志黒田の哲学をおのれの背骨とするために努力するのでなければならない。」
 そして、「われわれの組織哲学をつらぬこう」と彼は訴えた。「共産主義者の個別的主体性には組織的全体性がつらぬかれているのであって、革命への自己犠牲的献身性も同志愛も組織的連帯および結束もそこから湧きおこるのである」(黒田寛一「組織建設の現在的環」『革マル派五十年の軌跡』第四巻五三九頁)。<私が組織であり、組織が私である>こと、この自覚を感覚にまで高めるようにすべての同志が努力すべきである。相互に切磋琢磨し、わが革命的左翼に伝統的な組織内思想闘争を躍動的に発展させてゆこう!
 「燃えたぎる革命への情熱とわが運動への確信を打ち固め、前進しよう!」同志・白橋の渾身の提起をがっちりと受けとめ、すべての参加者は万雷の拍手でこれに応えたのだ。

FLTIの闘士が熱烈な連帯の挨拶

 集会は休憩に入った。会場ロビーの展示場は人があふれて立錐の余地もない。香港や南米チリなどでの労働者・学生の闘いと凶暴な弾圧を写したリアルな写真を、みんながくいいるように見ている。
 ロビーの一角では、この日アルゼンチンから集会に駆けつけたFLTIの二人の同志が写真や機関紙誌・書籍を展示している。そのなかに、チリでたたかうFLTIメンバーが掲げる横断幕を写した一枚があり、そこには「日本の全学連はチリの闘いのなかにいる」と書かれている。二〇一二年いらいの再会を喜ぶ労働者・学生たちが、彼ら二人と次々に握手する。
 さあ、集会再開だ。FLTIの指導者カルロス・ムンセールの連帯挨拶が始まった。彼はチリの反政府闘争を先頭でたたかっている誇りをみなぎらせ、力強い言葉で語った。
 「われわれは、新たな時代に突入した。スターリン主義者も、労組幹部も、トロツキズムの背教者も、民族主義ブルジョアジーも、いまや大衆の行動に圧倒されつつある。奴らを歴史のくず箱に放りこめ。それが、われわれの任務だ」「そうだ!」と会場から呼応の声。
 「人民大衆は、みずからの旧来の組織にも新しい内容を与えつつある。反政府の政治闘争のために大衆が創造した諸組織を結集させまとめてゆくことをめざして、われわれFLTIはたたかっている。さらにわれわれは、労働者・農民・兵士のソビエトとその権力を発展させるためにたたかう」「ヨシ! ともにたたかおう」と会場から声があがる。
FLTIの同志と肩を組みインターナショナル斉唱
(12月8日、東京・なかのZERO)
 ムンセールは挨拶をしめくくる言葉として、次のように述べた。――「マルクス主義を擁護する諸君の反帝国主義・反スターリン主義の闘いの理論的・政治的・実践的教訓にわれわれは学びたいと思う」と。
 鳴りやまぬ拍手のなかで、全学連と反戦青年委員会が連帯の意志を記した檄布をFLTIの闘士に手渡す。FLTIからは、チリやボリビアの闘いで人民が掲げている三つの旗が手渡された。
 全学連・反戦とFLTIは、日本と南米という地球の正反対側で今後も固く連帯してたたかうことを誓いあったのだ。




以下見出し

革命的労働者と全学連新委員長が決意表明

反スタ運動の飛躍を誓う

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日韓GSOMIA破棄の一時凍結

 米日韓三角軍事同盟からの離脱志向を固守する文在寅

 日韓GSOMIA(軍事情報包括保護協定)の失効(十一月二十三日)を目前にひかえた二十二日に、韓国・文在寅政権は、この協定の継続を発表した。韓国が米日韓三角軍事同盟から離脱することは許さない≠ニいうトランプ政権の再三再四の政治的圧力に直面して、日本政府とのあいだでの(経済制裁解除にむけた)協議の開始が合意されたことを表向きの理由として、当面はGSOMIA失効を先延ばしにしたのが文在寅政権なのだ。

韓国政府への政治的圧力を強めるトランプ政権

 日韓GSOMIA失効期日が迫るなかでアメリカ・トランプ政権は、十一月にはいって政府・軍の高官を相次いで韓国に送りこみ文在寅政権に政策変更を迫ってきた。国防長官エスパー、統合参謀本部議長ミリーなどが相次いで訪韓し韓国の閣僚・軍幹部のみならず大統領・文在寅とも直談判をくりかえした。中国と政治的・軍事的に対決し、また北朝鮮にたいしては米日韓軍事同盟をバックとして核開発の全面放棄を迫っているさなかに韓国が協定破棄にふみきることは、「中国・北朝鮮に誤ったメッセージを与える」と韓国政府に非難を浴びせたのである。
 建国一〇〇年の二〇四九年には「社会主義現代化強国」にのしあがることをめざし経済的のみならず軍事的にもアメリカを猛追している習近平の中国。この中国に対抗してトランプ政権は、宇宙・サイバー空間における軍事的優位を護持することに狂奔している。この政権は、東アジアにおける中距離核ミサイル配備など対中軍事包囲網を構築・強化するために、日・韓・豪などの同盟諸国にたいしてカネと兵士を出せ≠ニ迫っている。文在寅政権にたいしてトランプ政権は、在韓米軍駐留経費の韓国側負担を五倍増にせよという要求を突きつけ、さらには中距離核ミサイルの韓国への配備をも画策している。あくまでもGSOMIA破棄を固守する文在寅政権を屈服させるために、トランプ政権は、在韓米軍の縮小・撤退の強行、さらには韓国にたいしての独自の追加関税措置などの経済的制裁をもふりかざしている。
 アメリカ大統領選を一年後にひかえて、――「選挙ファースト」をこととするトランプと対中国・対北朝鮮強硬策を主唱する副大統領ペンスらとの軋轢をはらみながらも――自国の国家意志を同盟国にたいしてゴリ押しするという<隷属化戦略>をとっているのが没落軍国主義帝国アメリカなのである。

「ワンコリア」の実現に向け中国との協調を図る文在寅

 トランプ政権の経済制裁や政治的恫喝に直面して文在寅政権は、GSOMIA失効を当面先送りにすることを決断した。同時に、韓国経済の基幹部分に大打撃を与えることを狙って安倍政権がしかけている半導体部品の輸出規制を少しでも緩和させることをもくろんで失効≠延期したのが文在寅政権なのだ。サムスンをはじめとする半導体産業の輸出額は、全韓国の輸出額の四〇%を占める。日本の輸出規制のもとで、一方では韓国独自の原材料の開発・生産を急ぎつつも、当座は日本製の原材料にたよらざるをえない。こうした韓国独占資本家の意をうけて文在寅政権は、ひとまず「協定の破棄」を先送りしたのだ。
 とはいえ、「いつでも終了(=破棄)することができる」と明言している。トランプ政権が在韓米軍駐留経費の負担増や中距離ミサイル配備の押しつけを強行すればするほど、文在寅政権は米日韓三角軍事同盟からの離脱という安保・外交政策の基調を明確にしていくであろう。
 四年ぶりに訪韓した中国外相・王毅と会談した文在寅は、朝鮮半島の「非核化」と「平和構築」のために中国の協力を依頼した。これに応じつつ王毅は、アメリカの中距離核ミサイルの韓国配備をけっして受け入れないことを文在寅に求めたのであった。
 「南北分断一〇〇年までにワンコリア実現」を掲げる文在寅政権は、金正恩政権との平和交渉が進展するならば「米韓同盟」はその役割を変える≠アとを公言してきている。すでに昨一八年九月の南北首脳会談を経て文在寅政権と金正恩政権は南北境界地帯における武装を相互に一部解除している。「南北統一」を民族の悲願・理念として第一義的に追求している文在寅政権は、たとえ「GSOMIA破棄」を一時的に延期したのだとしても、米日韓三角軍事同盟からの離脱を明確に志向していくにちがいないのだ。昨年から『国防白書』において北朝鮮を「仮想敵国」扱いすることをとりやめ、米韓合同軍事演習も(金正恩に二国間交渉への期待を持たせつづけるというトランプの意向とも合致しているがゆえに)中止・縮小している。
 徴用工への賠償問題に端を発し、安倍政権による経済制裁発動にいたって韓国人民のうちの「反日」のナショナリズムはいやましに高まっている。「南北統一」を前面におしだして「保守派」(=「反北」派)に対抗している文在寅は、前法相・゙国の不正の摘発をはじめ次々とくりひろげられている検察の政権内不正摘発・追及による支持率低下に直面して、これをも巻き返すためにこの「民族統一」と「反日」ナショナリズムをいっそうかきたてているのだ。(韓国の世論は「GSOMIA破棄」支持が過半数をしめ、米軍駐留費の負担増にたいしては六〇%超が反対の意を示している。)

安倍政権の「反韓国」民族排外主義の煽動を許すな

 文在寅政権が「GSOMIAの継続」を決定したことを、みずからの外交の成果であり「当然の結論だ」などと、韓国が一方的に譲歩したかのようにおしだしているのが安倍政権だ。
 経済制裁にかんする日本政府の妥協(輸出管理政策協議の開始)についても「あくまでも(GSOMIA問題とは)別物」と厚顔無恥に居直っている。安倍その人の「韓国には妥協するな」という指示のもとに、日本政府は問題はすべて国際法を無視した韓国政府にある≠ゥのように描きだしている。徴用工や従軍慰安婦への謝罪・賠償問題にかんしては「解決済み」であり、これらを蒸し返す韓国の方が「国際法違反」であると強弁しつづけてきているのが安倍政権だ。
 いま、「現実的解決策」として韓国国会議長(韓日議連会長)・文喜相が提案した「1+1+α方式」(日韓それぞれの企業の拠出金とその他の寄付金をもって徴用工への賠償の代替とする方式)を部分的に取り入れることも検討してもよい=Aなどと安倍は述べている。日本の国家・軍や企業に朝鮮人民に苦難を強いた責任はなかった、と居直り、日本企業と市民などからの賠償ならざる厚意による寄付≠ニいうかたちで「植民地支配・戦争犯罪」の責任を帳消しにしようとしているのだ。日本帝国主義による朝鮮侵略・植民地支配という犯罪行為についての責任の所在を曖昧にする「1+1+α方式」なるものにたいしては、韓国の労働者・人民の怒りがますます燃えさかるにちがいない。
 安倍政権の宗主国¢Rたる尊大な「反韓国」の民族排外主義の煽りたてを許すな。
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「日米合同演習阻止!」
 
 
神戸大・奈良女大生が奮闘 11・30 饗庭野
 米日両政府は、十二月一日から十三日にかけて、陸自部隊四五〇名、米海兵隊三〇〇名を動員し、オスプレイ四機を投入して、日米合同実動演習「フォレストライト」を、饗庭野演習場をはじめとする五ヵ所の演習場とその周辺空域において強行しようとしていた。この暴挙を許してなるものか! 神戸大、奈良女子大のたたかう学生は、怒りに燃えて決起したのだ。
「日米核安保粉砕! 改憲阻止!」を掲げ労働者と連帯して高島市街をデモ行進するたたかう学生
(11月30日、滋賀県)
住吉公園からデモに出発
(11・30、高島市)
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