「解放」最新号(第2909号2026年3月16日)の内容

<1面>
アメリカとイスラエルによるイラン軍事攻撃弾劾!
<2〜3面>
ウクライナ侵略4年―全国で労学が起つ
 プーチンの戦争粉砕の火柱 2・22 大阪
 白ヘル部隊が戦闘的デモ 2・23 沖縄
 名古屋にウクライナ反戦の炎 2・22
 北信越共闘が金沢市街デモ 2・18
各地でウクライナ反戦の情宣
 名古屋/神戸/那覇/札幌
<4面>
郵政春闘
 大幅一律賃上げ〉かちとれ
<5面>
私鉄26春闘を戦闘的に闘おう
<6面>
NTT春闘の戦闘的高揚を!

 「解放」
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アメリカとイスラエルによる

イラン軍事攻撃弾劾!



三月九日に、首都・東京でおこなわれた<イラン軍事攻撃弾劾!>全学連緊急闘争における有木委員長の基調提起を掲載します。


 
 「イラン攻撃弾劾!」アメリカ大使館に怒りの拳
3・9全学連緊急闘争に決起した首都圏の学生(左奥が米大使館、東京港区)
――詳報次号――
トランプとネタニヤフを包囲する反戦闘争を巻き起こせ

 <アメリカとイスラエルによるイラン軍事攻撃弾劾! 3・9全学連緊急闘争>に怒りに燃えて結集した学友諸君! トランプとネタニヤフの政権がいままさに強行するイラン攻撃をうちくだけ! われわれは本日断固としてたたかいぬこうではないか!
 さる二月二十八日、米軍とイスラエル軍はイランの首都テヘランをはじめとする全土を先制的に空爆し、イラン最高権力者ハメネイをはじめとする軍幹部・政府要人らを一挙に爆殺した。反米国家イランの政権を軍事的に転覆することをねらったこのアメリカ・イスラエルの蛮行を、われわれは満腔の怒りをこめて弾劾しようではないか!
 いま暴君トランプは「イランは無条件降伏しろ」「(さもなくば)完全な破壊と確実な死」がもたらされるなどとほざいて、イラン全土へのさらなる大攻撃をおこなうと叫んでいる。イランの防空システムを破壊し「制空権」を掌握したなどとして、いま米軍とイスラエル軍は地中貫通爆弾をもちいて、イランがミサイルを保管しているとみなした地下施設や大学をも徹底的に破壊する猛空爆を加えている。トランプ政権はそのうえにさらにいま三隻目の空母「ジョージ・ブッシュ」をイラン近海へと派遣する準備に入った。奴らはイラン全土を焦土と化す作戦を強行しようとしているのだ。このイランへのさらなる大規模攻撃を断じて許してはならない!
 米軍とイスラエル軍は攻撃開始から一週間で、イランの政府・軍事施設のみならず病院・住宅などをも標的に三〇〇〇回以上も空爆し、一三〇〇人を超えるイラン人民を殺戮した。イランの未来を担う女子小学校をも爆撃し一七五人もの児童を虐殺したのが、血に飢えた米軍とイスラエル軍なのである。この人民虐殺を許してはならない。さらにいまトランプ政権は、クルド人武装勢力に武器を渡してイラン政府にたいする地上作戦をおこなわせようとしている。イランの反米政権を転覆させるために、クルドの国なき民をも利用するヤンキー帝国のこの策動を、われわれは断じて許すことはできないではないか!
 このトランプ政権の蛮行こそ、「西半球」でなくともみずからに歯向かう国家にたいしては、「世界最強の核軍事力」でもって政権を転覆し・破壊するなどという軍国主義帝国の野蛮をむきだしにしたものにほかならない。トランプ政権は、アメリカが介入するかたちでイスラエルと親米のサウジアラビアを結託させ、この両者を軸とする中東の新秩序をつくりあげようとしている。こうしたみずからの中東戦略にとっての障害であるとみなして、反米国家イランにたいする残虐無比な軍事攻撃を仕掛けているのがトランプ政権なのだ。
 そしてこのトランプの米軍をたきつけながら、旧約聖書の一節をも引いて「神」の名において、イランのそのイスラム体制そのものをこの機に乗じて根絶しようと息巻いているのがイスラエルのネタニヤフ政権にほかならない。このシオニストの政権はいま「イランの体制を不安定にする驚くような計画がある」などとぶちあげ、イランを徹底的に破壊しつくそうとしているのだ。同時にイスラエルはいま、シーア派武装勢力ヒズボラのレバノンにたいしても軍事攻撃を仕掛けている。「パレスチナ国家」樹立にむけた一切の芽を刈りつくすことをねらったシオニスト政権によるレバノン攻撃、そしてガザ・ヨルダン川西岸での人民殺戮を断じて許すな!
 イスラエルとともにアメリカが強行したイランへの新たな戦争放火は、トランプがいま直面しているみずからの政権危機、これをのりきることをも策した実に許しがたいものにほかならない。アメリカ本国でまきおこる移民への強権的弾圧にたいする反対の声や「NO KINGS!」の労働者・人民の怒りの高まり、またトランプが仕掛けた「相互関税」は最高裁からも「違憲判決」が出されて大パンクした。そしていまかのエプスタイン・ファイルでトランプその人の罪業もが明るみとなりつつある。新たに暴露された追加文書によるならば、それはトランプがいたいけな少女に乱暴し・そのうえその少女が抵抗したから殴りつけたなどという聞くもおぞましいものである。
 こうしたみずからの犯罪をもみ消すことをもたくらんで、イラン全土にミサイルの雨を降らせ、イランの政府・軍幹部も女性・子供も無差別に殺戮し、さらにいまより一層の大攻撃を仕掛けようとしているのがトランプの政権なのである。こんなことが許せるか! レイムダック・トランプによる軍事力をもってする前方への遁走≠断じて許してはならない。この暴君にして戦争放火者トランプのあがきをいまこそ断ちきろうではないか! まさにいま、トランプとネタニヤフを包囲する反戦闘争を全世界からまきおこすのでなければならないのだ。
 だがしかしこの時に、既成反対運動指導部とりわけ日共中央はいったい何をやっているのか。日共の志位=田村指導部は、アメリカとイスラエルが強行したイランへの軍事攻撃を「国連憲章と国際法に違反」すると非難し、「攻撃の中止」をこの権力者どもに要請しているだけなのである。それは「私には国際法は関係ない」などと公言する者どもを前にして、あまりに無力ではないか! トランプ・ネタニヤフの蛮行をうちくだき、この攻撃をも契機に高まる熱核戦争の危機を突破する主体的な力は、労働者階級・人民が国境を超えて団結し反戦闘争をまきおこす以外にはありえない。
 いまこそわれわれはこの日共中央翼下の運動をのりこえ、ここ日本の地からイラン軍事攻撃反対の反戦闘争を断固として大爆発させようではないか! そして中洋・ムスリム人民に心から訴えようではないか! いまこそ宗派間・民族間の違いをこえ<イスラミック・インター‐ナショナリズム>にもとづいて団結し、反米・反シオニズムの闘いをさらに大きくまきおこせ! アメリカの人民は、暴君トランプの政権を打倒せよ! 全世界の人民は反戦闘争をまきおこし、米・イスラエルの戦争放火者どもを包囲しようではないか!
 すべての諸君! まさに現代世界は、イラン最高指導者ハメネイを爆殺し政権転覆をはかるトランプのイラン軍事攻撃によって、その暗黒化をよりいっそう深めていると言わなければならない。アメリカ―中国・ロシアの核大国が「力による現状変更」を貫徹しあう「弱肉強食」の時代へと突入しているのだ。まさにこのもとで高まる第三次世界大戦勃発の、熱核戦争の危機を突破する革命的反戦闘争の火柱を、われわれはいまこそまきおこさなくてはならない。この闘争への決起を全世界人民へと呼びかけつつ、われわれは本日たたかいぬこうではないか!

以下 見出し

アメリカの蛮行を容認・支援する高市政権を許すな!
3・19日米首脳会談反対!


<プーチンの戦争>粉砕の闘いを燃え上がらせよう


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郵政春闘


<大幅一律賃上げ>かちとれ



事業危機突破のための労使協議への歪曲を許さず闘おう!

 今二六春闘において、われわれ郵政労働者は極めて危機的な現実に直面させられている。日本郵政経営陣は「第3四半期決算と厳しい経営状況」を公表し(二月十三日)、「抜本的な事業構造の再構築」にのりだしている。この経営陣に呼応してJP労組本部は、「第3四半期決算(と事業危機)」を議題とする「職場事業推進委員会」の三月上旬開催を合意した。本部は今二六春闘を「経営状況への危機感を共有」する労使の意思疎通≠フ場へと変質させようとしているのだ。春闘を敗北に導く本部を弾劾せよ!
 郵政のたたかう労働者は決意も固く、春闘を労使協議に歪めるJP労組本部を弾劾し、<大幅一律賃上げ獲得>めざして戦闘的にたたかおうではないか!


T 賃金抑制・人員削減攻撃に呼応するJP労組本部

U 超低額要求弾劾! 「生産性向上」の煽りたてを許すな

V 「事業危機」宣伝を吹き飛ばし春闘の戦闘的爆発を!


 郵政のたたかう労働者の第一の任務は、いまこそ<大幅一律賃上げ獲得>めざして全力でたたかうことである。物価高騰が続くなかで、経営陣による「厳しい経営状況」を口実にした賃金抑制攻撃とこれに相呼応する本部の超低額の賃上げ要求によって、郵政労働者は実質賃金の低下を強要されようとしている。本部は、経済要求交渉の優先順位なるものをうちだしているが、その第一は「定期昇給の完全実施」、その次が「年収の維持」であって、全号俸の賃金改善はうしろ回しなのだ。労働者全体の賃上げは、たたかう前から実質上放棄しているではないか。これを絶対に許してはならない。春闘署名の活動すらまともにとりくまず、全社員をまきこんで「収益性・生産性の向上」を叫び事業危機突破のための春闘に変質させているのが本部だ。われわれたたかう郵政労働者は、二六郵政春闘を本部の「事業危機」突破のための労使協議への歪曲を許さず、仁王立ちとなって<大幅一律賃上げ獲得>をめざして、正規も非正規も職種間の違いを超えて団結したたかおうではないか。
 賃金闘争とは、みずからの労働力を商品として販売することなしには生存できない労働者が、資本家に労働力を高く売りつけるための闘いである。資本家は労働力をより安く買いたたこうとする。賃金をめぐる賃労働者と資本家との闘争は、相互に自己の利害を貫徹する闘いであって、その本性は非和解的である。それゆえに、労働者は階級的に団結して資本家から賃上げをかちとるいがいにないのだ。
 中高年の労働者は郵政民営化以降、賃上げを徹底的に抑えられてきた。一般職の労働者は、住居手当もなく依然として低賃金のままだ。たたかう郵政労働者は一致団結して、本部の超低額要求の欺瞞性を暴きだし、全社員一律の大幅な賃上げを断固たたかいとろう! 今年こそ非正規雇用労働者の大幅な時給単価アップをかちとろう! 大幅な一時金の増額をかちとろう!
 第二に、人事給与制度の改悪に反対することである。経営陣は、「郵政型職務給」なるものを導入して、役職についていない多くの労働者を今まで以上に生涯低賃金にたたきこもうとしている。本部は、「新たな働き方」にみあった「人事諸制度の見直し」について、経営陣との労使協議にうつつをぬかしている。労組の側から人事給与制度の改悪に棹さし全面的に協力する本部を許さず、人事給与制度の改悪に断固反対しよう!
 第三に、経営陣による人員削減・労働強化に怒りに燃えて反対しよう! 人員不足の状況のもとで集配部門では、「区画調整に代わる集配体制の見直し手法」なる施策を導入し、郵便物の波動性に合わせて柔軟に配達区を広げ、さらなる人員削減を狙っている。経営陣は、東京地方では七〇〇人も余剰であるなどとのたまい、これまでコキ使ってきた六十五歳以上の労働者にたいして、容赦なく雇い止めを断行している。ふざけるな! 彼らは、約三〇〇〇局ある集配拠点・集配センターなどの「五〇〇局を統合しうる」などと傲然と言い放ち人員削減・広域配転・労働強化の攻撃をかけてきている。
 郵便内務部門においては、地域区分局の再々編と集中処理化をいっそうおしすすめている。窓口部門では、半日・隔日営業を拡大し、労働者に窓口業務だけでなく集配業務までおこなわせている。このように経営陣は郵便労働者の頭上にさらなる人員削減・労働強化と広域配転の攻撃をうちおろしている。
 これにたいして本部は、郵便・物流事業は「極めて深刻な局面」だなどと事業危機を煽りたて、労組の側から「郵便・物流事業の再建・再設計に向けた要求と提言」をおこない、経営陣の合理化攻撃を下支えしているのだ。本部の裏切りを弾劾し、人員削減攻撃をうち砕き、労働強化に反対する闘いを職場から創造しよう!
 第四に、プーチンによるウクライナ侵略戦争に反対しよう! ロシア軍は、今年一月にハルキウにある郵便会社のターミナルを爆撃し、四人の郵便労働者の命を奪った。本部は、こうした事態にいたってもなお、ウクライナ支援のとりくみを組合員に提起することもないのだ。黙殺する本部を許すな! われわれは、零下二〇度の極寒の地で、命の危険にさらされ苦難の生活を強いられながらも、四年間も不屈にレジスタンスをたたかいぬいているウクライナ労働者人民と連帯して<プーチンの戦争>に反対しよう!
 アメリカ・イスラエルのイラン軍事攻撃弾劾! ガザ・ジェノサイド弾劾!
 第五に、高市政権によるインフレ政策に反対し、反戦・反ファシズムの闘いを職場からつくりだそう! 高市政権は、軍需・先端産業に大量の国家資金を投入し、赤字国債を乱発し物価高騰を加速させ、労働者人民をいっそうの貧窮に突き落としている。しかも、日本を戦争のできる国に飛躍させるための大軍拡・改憲攻撃を強め、そのための社会保障費の削減と防衛増税など大衆収奪を強化しようとしている。ところが本部は、高市政権の極反動攻撃になにひとつ反対せず容認している。われわれは本部の反労働者的な対応を弾劾し、高市政権によるインフレ政策と社会保障の切り捨てに反対しよう! 高市政権の大軍拡と憲法改悪にも反対しよう!
 われわれたたかう郵政労働者は、職場から<大幅一律賃上げ獲得>めざした闘いをまき起こそう。この闘いのただなかで、組合組織を戦闘的に強化しよう! 今こそわれわれは本部の闘争歪曲に抗して、二六春闘の戦闘的大爆発を実現しよう!

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「継続した賃上げの定着」の名による闘争歪曲を許すな


私鉄二六春闘を戦闘的に闘おう!



 さきの総選挙で三分の二を超える議席をもぎとり国民の信任を得た≠ニばかりに息巻くネオ・ファシスト高市は、物価高騰に苦しむ労働者を歯牙にもかけず、「責任ある積極財政」という名のインフレ加速政策や「国家情報局」創設、スパイ防止法制定、憲法改悪の極反動攻撃を矢継ぎ早にふりおろそうとしている。
 今二六春闘は、労働者階級にとって決定的に重大である。われわれは、狂乱的なインフレ下で貧窮のどん底にある私鉄労働者の生活改善・向上をかちとるために<大幅一律賃上げ獲得>めざしてたたかおう! これはわれわれ労働者階級の資本家階級にたいする闘争宣言だ! トランプのアメリカとの「運命共同体」的な一体化に日本の生き残りを賭ける首相・高市がふりおろす、対中国先制攻撃体制構築のための極反動攻撃を木端微塵に粉砕しよう! 今私鉄春闘の戦闘的高揚めざして奮闘しよう!

T 賃金抑制を狙う経営者

U 貧窮にあえぐ組合員を無視した超低額要求

V <大幅一律賃上げ獲得>めざして闘おう!


 たたかう私鉄の仲間たち!
 われわれは、第一に総連指導部が今私鉄春闘を<「周期的な運賃値上げ」による「継続した賃上げ」の実現>運動に歪曲するその反労働者性を暴きだしのりこえ、<大幅一律賃上げ獲得>を実現するために奮闘しよう。インフレによって、低賃金を強いられてきた私鉄労働者は貧窮のどん底にある。にもかかわらず大幅賃上げを要求したたかいとろうとしないのが総連指導部なのだ。「周期的な運賃値上げ」による「賃上げ原資」の確保を謳い、私鉄経営者の運賃(公共料金)値上げを尻押しする総連指導部の反労働者性を徹底的に暴きだし、<大幅一律賃上げ獲得>めざしてたたかおう!
 同時にわれわれは、「ストライキは重大な決意と社会的責任がともなう」などと言い放ち組合員の闘争意欲を抑圧する総連指導部に抗してたたかうのでなければならない。ストライキ闘争形態は、賃上げを獲得するためのたんなる圧力手段などではない。「生産過程そのものの連続性をばストライキ闘争形態をもって切断し、もって資本の側に打撃をあたえつつ、同時に決起した労働組合員に階級的自覚をうながし彼らを階級的に組織する」(『黒田寛一著作集』第十巻「実践と場所第二巻」上 一二五頁)――まさにストライキはこのような革命的意義をもっているのである。
 われわれは、今私鉄春闘を大手・中小一体となった統一ストライキでたたかうとともに、ストライキでたたかおう!≠ニいう声を産別の垣根を越えて横に波及させるために奮闘しよう。
 第二に、われわれは、深刻化の度を深める「労働力不足」への対応を口実に、大手私鉄経営者が「省力化・省人化」の名のもとに急ピッチでおしすすめている運輸労働過程のDX化とこれにともなう大量人員削減攻撃に反対してたたかうのでなければならない。「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる職種(公共交通、介護・医療、建設、飲食など)は、賃金・労働条件の劣悪さのゆえに「人手不足」が慢性化している(二〇四〇年には「エッセンシャル職」の人手不足は約四七〇万人にのぼるといわれている)。こうした「労働力不足」に促迫されて、それをのりきるためにAI・ICTなどのデジタル技術諸形態を運輸労働過程に導入し、その「省力化・省人化」をおしすすめていこうとしているのが大手私鉄経営者なのだ(「特定技能制度」を活用した外国人労働者の雇用が鉄道・バス部門でも次々と拡大されている)。
 鉄道の運転部門では、首都圏の大手私鉄、JR東が無線式列車制御システム・ATO方式による一部既存路線のワンマン運転化とその拡大にともなう車掌の大量人員削減を計画している。
 バス部門では、バス経営者は「運転士不足」を理由に減便、路線廃止をドシドシと強行している。彼らは、運転士を確保するための賃金・労働条件の改善をなにひとつおこなうことなく、その犠牲の一切をバス労働者に転嫁しのりきろうとしているのだ。低賃金のゆえに時間外労働をやらざるをえないバス労働者の「弱み」につけこみ、首相・高市のごとくに「働いて、働いて、働いて」と残業を強制しているのがバス経営者なのだ。
 われわれは、労働強化、大量人員削減に反対し、労働諸条件の抜本的改善をかちとるためにたたかうのでなければならない。
 第三に、われわれは、「西半球支配」の名のもとにベネズエラ軍事攻撃を強行した暗愚≠フ帝王・トランプにつき従い、対中国の先制攻撃体制の最先鋒として大軍拡・軍事大国化の道を突きすすむネオ・ファシスト高市の極反動攻撃を真っ向から打ち砕くためにたたかおうではないか。総選挙での圧勝におごる首相・高市が「強い日本」をつくると叫びたて、ネオ・ファシスト的本性をむきだしにしてふりおろす「国家情報局」創設、スパイ防止法制定、憲法改悪の攻撃を粉砕しよう。
 トランプのベネズエラ軍事攻撃にたいして、私鉄総連本部は「力による現状変更を認めれば国際秩序は崩壊する」「(私鉄総連は)厳しく非難し、抗議する」と抗議声明を発した。そうだ! プーチンのウクライナ侵略を転回点として、現代世界は核大国がわが物顔で世界を蹂躙する暗黒の世紀に突入した。これを許してはならない! ネオ・ファシスト高市の極反動攻撃を容認する「連合」芳野指導部・右派労働貴族に抗して、いまこそ私鉄総連は反改憲・反戦平和の闘いの最先頭に立つべきではないのか。いまがその正念場なのだ。
 <ロシアのウクライナ侵略反対!><イスラエルのガザ人民ジェノサイド弾劾!><ベネズエラ軍事攻撃弾劾!><米帝・イスラエルのイラン攻撃弾劾!>の反戦闘争を職場深部から創造しよう。対中国先制攻撃体制構築・憲法改悪の極反動攻撃を打ち破り、高市政権を打倒しよう。いまこそ労働者階級を中軸とする反ファシズム統一戦線を構築しよう!
 たたかう私鉄の仲間たち!
 今私鉄二六春闘を私鉄労働者の団結した力で<大幅一律賃上げ獲得>めざして奮闘しよう!

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NTT春闘の戦闘的高揚を!


労組中央本部の超低率要求を弾劾し

<大幅一律賃上げ>をかちとろう!




 NTT労組中央本部(以下、中央本部と略す)は、二六春闘方針を二月十三日の中央委員会で決定した。それは、政府・経団連と歩調を合わせた「連合」方針=「実質賃金の持続的な上昇を伴う賃上げ<mルム(社会通念)の確立をめざす」に沿ってうちだされた、主要五社(持株・東・西・ドコモ・データ)の正社員の「制度による昇給(査定昇給)を除く月例賃金三・七五%改善(一万五〇〇〇円相当)」という超低率(額)要求なのだ。
 われわれ労働者の生活は日に日に窮迫している。高市政権の「責任ある積極財政」という名のインフレ加速政策により、円安が昂進し生鮮食品、日用品を中心に物価は高騰しつづけ、家計を圧迫しているからだ。このすさまじい物価高のなかで労働者は既成労組指導部の春闘の自粛=′`骸化によって実質賃金が四年連続マイナスとなり困窮を強いられている。またもや中央本部が出した超低率の要求は、労働者(組合員)の窮状を顧みない実質賃金の切り下げを労働組合みずから容認するものにほかならない。中央本部は今春闘をとりくむにあたって、「組合員の生活向上」を口にしないわけではない。しかし賃上げは二の次で、経営陣の推進するAI合理化に協力するなど、「中期経営戦略」実現のための諸施策について労使で協議する場に春闘をおとしめようとしている。
 われわれは、「NTTグループ事業の持続的な成長・発展」のためと称して労働者を生産性向上に駆りたてる中央本部の反労働者的な今春闘の取り組みを断じて許さず、<大幅一律賃上げ獲得>をめざして職場深部から二六春闘を戦闘的にたたかおうではないか。

T 事業構造の大転換に突き進むNTT経営陣

U 賃金格差拡大を是認する中央本部を許すな

 1 「物価に負けない賃上げ」要求の欺瞞
 2 超低率(額)・格差拡大の是認
 3 「人財への投資」の反労働者性
 4 「会社の増益・成長」に向けた労使協議への歪曲


 多くの組合員は、低率・低額要求に不満をもちつつも、「要求の満額獲得」への思いをかけてストライキ権確立の投票をおこなう。しかしながら中央本部労働貴族どもはこれまで、労働者の切実な思いをことごとく踏みにじり、会社側の低額・低率の賃金抑制攻撃の前にやすやすと屈服し、労働組合みずから会社側の許容するものへと要求内容を切り下げて、「一発妥結」を図ってきた。にもかかわらず彼ら労働貴族どもは欺瞞的にも、あたかも経営陣の低額回答をおしかえしたかのように宣伝しつつ、この「低額妥結」を「高批准でスト権確立を背景にした交渉の強化」がもたらした「成果」だとおしだす。だが、中央本部の「交渉」の内実は、労使がともに「企業の成長・発展」をめざすことを基本にした諸課題をめぐる労使協議にほかならない。「ストライキ批准一票投票」に参加する労働者の「ストで賃上げを勝ち取れ」という思いを裏切り、闘いを中央・企業本部の「交渉をバックアップ」するものに歪め、主体となるべき労働組合員を中央・企業本部労働貴族どもの応援団≠ノおとしこめる労働貴族を断じて許すな!
 われわれたたかう労働者は、中央本部・企業本部の超低率の賃金要求を弾劾するとともに、ストライキ闘争の意義についても職場で論議を巻き起こし、組合員の階級的な自覚を高め、たたかう体制を確固としてうち固めようではないか。
 われわれは、経営陣のしもべと化した労働貴族どもによる組合支配を突き破る構えをもって、春闘の戦闘的高揚のためにたたかおう。「ストライキ権」を断固として確立し、ストライキ体制の「準備・配置」を構えて毅然とたたかうべく職場から論議を巻き起こそう。大幅一律賃上げ獲得をめざして今春闘をたたかおう!

V 職場から二六春闘の戦闘的高揚を切りひらこう

 われわれは、NTT中央本部(指導部)の闘争歪曲を許さず二六春闘の戦闘的高揚を切りひらくために、次の方針のもとに奮闘しよう。
 第一に、今春闘を「NTTグループの持続的な成長・発展」のための労使協議にねじ曲げ、労働者(組合員)を分断する超低率(額)かつ賃金の格差拡大容認の要求を掲げる中央本部を弾劾し、すべての労働者の<大幅一律賃上げ獲得>をめざしてたたかおう。
 第二に、NTT経営陣によるグローバルICT企業への事業再編とそれにともなう世界的なAI合理化による大量人員削減、NTT東・西会社の成長戦略にもとづく一万人の人員削減を許すな。解雇・転籍・出向・配転の攻撃に反対しよう。
 経営陣の人員削減攻撃に協力・加担するばかりか、新たなビジネス・成長分野への配転、そのためのキャリアアップ、リスキリングを図れと労働者を駆りたてる中央本部を弾劾しよう。
 第三に、高市政権による大軍拡と軍拡大増税、「スパイ防止法」の制定など日本の軍事強国化と日米軍事同盟の強化を阻止しよう。辺野古新基地建設阻止! 普天間基地撤去!
 第四に、「アメリカ・イスラエルによるイラン軍事攻撃・人民殺戮弾劾! プーチンのウクライナ侵略弾劾! ネタニヤフのパレスチナ人民虐殺弾劾!」の反戦闘争を労働組合から巻き起こそう。
 第五に、われわれは今春闘のただなかで、産業報国運動に変質を深めるNTT労組の労働運動を、その内側から左翼的にのりこえるためにたたかうと同時に、種々のフラクションの強化・拡大を基礎として労働組合を戦闘的に強化しようではないか。
 すべてのNTT労働者は、二六春闘の戦闘的高揚を切りひらくためにスクラム固く奮闘しよう。


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プーチンの戦争粉砕の火柱

2・22全関西労学統一行動 大阪


 二月二十二日、全学連関西共闘会議と反戦青年委員会のたたかう労学は、<プーチンの戦争>をうち砕く烈々たる闘志に燃え、労働者・学生統一行動に勇躍決起した。
「ウクライナ人民と連帯して闘おう」労学が戦闘的デモ
(2月22日、大阪市)
  闘いの決意をうち固めた関西の総決起集会
(2月22日、大阪市)
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白ヘル部隊が戦闘的デモ

2・23沖縄労学統一行動 那覇


  <プーチン、倒せ!><侵略、粉砕!> 桜咲き春の陽射しが降りそそぐなか、力強いかけ声とともに、県学連と県反戦の白ヘル部隊が松山通りにおどり出た。デモ隊の先頭には「プーチン・ロシアのウクライナ侵略粉砕!」赤地に白で大書された横断幕がひるがえる。「辺野古新基地建設阻止!」「基地撤去・安保破棄!」「<ネタニヤフの戦争>粉砕!」色とりどりののぼり旗が林立している。「STOP! Putin's brutality(プーチンの蛮行を止めよう)」「We stand with UKRAINE」「高市ネオ・ファシスト政権打倒!」デモ隊の手には、たぎる思いを込めたプラカードが高く掲げられている。四年もの長きにわたりウクライナを侵略しつづけるプーチンへの燃えたぎる怒りを胸にデモ隊は進撃する。
  「プーチンの蛮行を止めよう」労学が勇躍決起
(2月23日、那覇市・国際通り)
  プーチンの暴虐を打ち破れ! 決意を固める労学
(2月23日、那覇市)
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名古屋にウクライナ反戦の炎

2・22 全東海労学統一行動

 
 プーチンのウクライナ侵略から四年の二月二十二日、全学連東海地方共闘会議の学生と名古屋地区反戦の労働者は、名古屋・栄において<プーチンの戦争>粉砕の闘いに起ちあがった。
  東海の戦闘的労学が意気高くデモ行進
(2月22日、名古屋市)
  闘う労学が総括集会
(2月22日、名古屋市)
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「ロシアのウクライナ侵略反対!」

2・18 北信越共闘 金沢市街をデモ


 二月十八日、北信越地方共闘会議のたたかう学生たちは、関西からかけつけた神戸大学の学生とともに「ロシアのウクライナ侵略反対!」のデモンストレーションに決起した。 トランプ政権のベネズエラ攻撃にたいして「これでアメリカがロシアを非難する理由はなくなった」とほざいたプーチン政権は、占領地拡大のためにウクライナへの無人機・ミサイル攻撃に狂奔するとともに、ウクライナのレジスタンスを支えている労働者を狙った悪らつな攻撃にも手を染めていた。このなかで日共中央は、新年の「党旗びらき」においてウクライナの「ウ」の字も語らず、完全な闘争放棄をきめこんだ。たたかう学生たちは、この日共中央を弾劾し、全国で労学統一行動に起ちあがった労働者・学生と固く連帯して金沢市中心街にウクライナ反戦の炎を燃えあがらせたのだ。
  香林坊をデモ行進する全学連北信越共闘と神戸大生
(2月18日) 
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