「解放」最新号(第2921号2026年6月8日)の内容

<1面>
改憲阻止! 高市政権打倒!
  イラン軍事侵略を打ち砕け!
<3面>
平和教育の「教基法違反」認定を弾劾せよ!
□自衛隊が旧軍階級呼称を復活
<2面>
<大阪市街に労学の怒り轟く
 5・24 全関西労学統一行動
イスラエルとの血塗られた軍事協力
<4面>
医薬品の保険はずしを許すな
<5面>
JP労組第19回全国大会
 賃下げ妥結承認を許すな
<6面>
ジュガーノフの変
2億人を超えた中国ギグワーカー
旧西ドイツでもAfDが伸張
 「解放」
   バックナンバー
2920/2919/
2917-18/2916/
2915
/2914/2913/
2912
/2911/2910/
2909/2908/2907/
2906/2905/2904/
2903/2902/2901/
2900/
1750〜2899
home












  



改憲阻止!高市政権打倒!


米・イスラエルのイラン軍事侵略をうち砕け! ホルムズ出兵=日本の参戦阻止! 安保粉砕!



 高市を頭とする日本の政府・支配階級はいま、「来春までの改憲発議」を宣言し、憲法大改悪の総攻撃を全体重をかけてしかけている。自民・維新の与党は、改憲条文案の策定作業を急加速している。
 「戦争放棄」「基本的人権の尊重」を謳った現行憲法を大改悪するこの攻撃こそは、日米安保の鎖でつながれたアメリカの「属国」たる日本を、反米国家撲滅戦に参戦しネオスターリン主義国家・中国と対峙する軍事強国へと飛躍させるための一大反動攻撃にほかならない。いまや現代世界は、核武装国家がみずからに反逆する国を軍事力をもって叩きつぶし勢力圏を拡大する「弱肉強食の時代」に突入した。このただなかで、「国家存亡の危機に備える」などと喚きたてながら、――トランプ帝国との軍事同盟を絶対的基礎にして――<軍国日本>を再興する道を驀進しているのが高市ネオ・ファシズム政権なのだ。
 この重大な局面においてわが同盟は呼びかける! すべての労働者・学生・市民は、いまこそ総力をあげて高市政権・自民党の改憲発議・国民投票を阻止するために、職場・学園・地域から「反改憲」の巨大なうねりをつくりだそう! 日本国軍のホルムズ出兵=参戦阻止! 改憲・参戦に突進し貧困を強制する高市政権打倒に向けて突きすすもう!

第九条破棄と緊急事態条項創設を許すな!
 首相・高市はいま、「戦争放棄」「戦力不保持」を謳う憲法第九条への自衛隊(国防軍)の明記と、「基本的人権」を剥奪する「緊急政令」を発する権限を首相(内閣)に付与する緊急事態条項の創設をもくろんでいる。この第九条破棄と緊急事態条項の創設を核心とする憲法改悪の策動こそは、没落する軍国主義帝国アメリカにあくまでも付き従い、その侵略戦争に参戦し対中国の軍事体制の中軸を担う戦争国家へと日本を改造するための一大反動攻撃にほかならない。
 この政権は、安保三文書を今年中に前倒しで改定しようとしている。無人機やAIを駆使した「新しい戦い方」、原子力潜水艦の保有、非核三原則の見直し(核兵器持ち込みの容認)、国営工廠(兵器・弾薬工場)の建設などを、そのための軍事費の大増額(GDP比二%をさらに三・五%へ)を決定しようとしているのだ。これに先行して彼らは、一片の閣議決定をもって殺傷兵器を含む武器輸出を全面解禁した。それは、日本の軍需産業が国際的兵器市場に進出することを国家的に支援するものにほかならない。それだけではない。台湾海峡をめぐる中国との激突に備えて、東アジアにおける対中国軍事包囲網を日米軍事同盟を基軸として強化するために、武器供与・共同開発というかたちでオーストラリア・フィリピンなどとの軍事的協力・支援関係を飛躍的に強化しようとしているのが高市政権なのだ。
 日本を参戦国家へとおしあげるために外に向けては大軍拡をおしすすめている高市政権は、この攻撃と軌を一にして内に向けては治安弾圧体制の飛躍的強化に血眼となっている。
 高市政権は、五月二十七日の参院本会議で国家情報会議(局)設置法案の採決を強行し成立させた。それは、日本の参戦や改憲に反対するデモ参加者・労組・学生団体・市民団体を監視し弾圧することを狙った極反動攻撃にほかならない。彼ら支配階級のそのどす黒い狙いは、「国会デモはごっこ遊び」などという高市チルドレンの憎悪に満ちた罵倒にはっきりと示されているではないか。いま強行されようとしている今日版「治安維持法」というべきスパイ防止法や国旗損壊罪法の制定を阻止しよう! 文科省による「平和教育」の違法認定を弾劾せよ!
 日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化を断じて許すな!

イラン反戦・ウクライナ反戦を闘おう!
   
   
   5・29「改憲反対」国会前行動に1万人
 五月十九日、国会正門前において「せんそうさせない緊急アクション」が開催され、憲法改悪に突進する
高市政権に怒りを燃やす一万人の労・学・市民が起ちあがった。
わが同盟は結集した人民に、職場・学園・地域から「反改憲・反高市政権」の
巨大なうねりをつくりだそうと訴え、ビラを配布した。

 
日没後の議事堂前には自作のプラカードを手に仕事帰りの労働者や市民が結集し、「戦争反対!」「高市倒せ!」と
力強くコールした。この万余の人民の先頭で、首都圏のたたかう学生たちは、労・学・市民の団結した力で高市を倒そうと、
<反戦反安保・反ファシズム>の檄を飛ばした。
 トランプの軍国主義帝国アメリカやプーチンのロシア帝国のような核超大国が強大な軍事力をもってみずからに刃向かう国家を――国家主権も国際法も無視して――屈服させ勢力圏を拡大しようとしている現代世界。この激変する世界のただなかで、この機に乗じて<軍国日本>の再興をもくろんでいるのが高市政権にほかならない。
 それゆえにこそわれわれは、憲法改悪を阻止すると同時に、アメリカ・イスラエルのイラン軍事侵略とロシアのウクライナ侵略をうち砕くのでなければならない。
 政府・軍指導部を爆殺すればイスラム体制を転換できる≠ネどというトランプの願望は、<反米・反シオニズム>と宗教的信念で人民が結束したイランの反撃によって完全にうち砕かれた。中東産石油の輸出ルートであり世界経済の大動脈であるホルムズ海峡の封鎖というイランの逆襲に直面した侵略者トランプは、再びイラン全土を総攻撃する構えを見せている。トランプ政権のイラン軍事侵略を許すな! 高市政権によるホルムズ出兵=参戦を断固として阻止しよう! ガザやレバノンを攻撃しつづけているシオニスト国家イスラエルのネタニヤフ政権を弾劾せよ!
 四年を超えるロシアの軍事侵略をはね返すべくたたかいつづけているウクライナ人民を絶対に孤立させてはならない。「スターリンの末裔」たるプーチンは今、キーウをはじめとするウクライナ各地を連日、数百機のドローンと弾道ミサイルで攻撃し、ウクライナの人々を殺戮している。ロシアのウクライナ侵略を粉砕する反戦闘争を高揚させよう! その国際的な波及をもってプーチン政権を包囲しようではないか!
 各国権力者どもは熾烈な資源争奪戦をくりひろげ、ハイブリッド攻撃(フェイクニュースの垂れ流しや海底ケーブルの切断など)を常態化させている。それらは、核超大国による「弱肉強食の時代」に突入した現代世界が、第三次世界大戦=熱核戦争勃発の危機を刻一刻と高めていることを示しているのだ。米―中・露激突下の大戦勃発の危機を突き破るために、全世界のたたかう人々と連帯してたたかおう!

<反改憲・反戦反安保・反高市政権>の壮大な闘いを!
 すべての労働者・学生諸君! いまこそ「反改憲」の闘いを大きく力強く創造しよう! たたかう労働者は、「安保堅持・自衛隊強化」を基本路線とする「連合」芳野指導部による「反戦・反改憲」の闘いの抑圧を許さず、職場から闘いをつくりだそう!
 日本共産党の田村=志位指導部は「改憲反対の国民的大闘争」を呼びかけてはいる。だが彼らは、日米軍事同盟の存在を認めたうえで「日米同盟絶対から抜け出し、憲法に基づく平和外交を」と高市政権にお願いしているにすぎない。トランプ政権の軍事的要請に応えて改憲・参戦に突進している高市に「平和外交」をお願いすることは無力であるばかりか、彼らへの期待を煽る犯罪なのだ。しかも、共産党中央や「全労連」の一部指導部は、国会前行動などにおいて「市民運動なのだから労組の旗は降ろせ」などという言辞を弄して、労働組合の闘いを抑えこむという犯罪的な立ち回りをしているのだ。
 高市政権の改憲・参戦の策動をうち砕く力は、アメリカのイラン軍事侵略を許さず、この策動の根源にある日米軍事同盟に反対する決意に燃えた労働者・人民の階級的団結にこそある。日本共産党指導部による議会主義的・市民主義的闘争歪曲を許さず、「改憲阻止」の大きなうねりを<反戦反安保・反ファシズム>を掲げてつくりだそう!

軍拡大増税・社会保障切り捨てを許すな!
 アメリカのイラン侵略によっていまや世界の資本主義経済は破局的危機に瀕している。このただなかで各国の資本家階級とその政府は、いっさいの犠牲を労働者階級・人民に転嫁しのりきりをはかっている。日本においても今、中東危機に乗じた企業の物価つり上げによって労働者・学生・市民は生活苦を増している。原油由来のナフサ供給不足による中小企業の操業停止や倒産、大企業独占資本家どもによる事業再編・工場閉鎖にともなう解雇によって、多くの労働者が路頭に放り出され、残された労働者は労働強化を強いられている。そのうえ、大軍拡や軍需産業支援に必要な莫大な財源を確保するために、軍拡大増税や社会保障制度のさらなる改悪など、労働者・人民に貧窮を強制しているのが、高市政権ではないか! われわれは、改憲阻止の闘いと同時的一体的に、独占資本の物価つり上げや政府の増税・社会保障切り捨てに反対する政治経済闘争を、そして解雇や労働強化に反対する闘いを推進しよう!
 これら一切の闘いを総集約し、その広範な高揚をもって高市日本型ネオ・ファシズム政権を打倒しようではないか!
(五月二十九日)

Top



  



高市政権による平和教育への「教基法違反」認定を弾劾せよ


「教育の政治的中立」を盾にした国家統制を許すな!


 五月二十二日、高市政権・文部科学省は、研修旅行(今年三月)として米海兵隊辺野古新基地の現地視察・平和学習をおこなった同志社国際高校にたいして、教育基本法の制定(一九四七年)いらい初めて「教育の政治的中立」にかんする「教基法違反」を認定した。高校側が「基地建設とそれに反対する人々が対峙する『現場』を見ること」を目的として実施したこの研修にたいして、「特定の見方・考え方に偏っていた」「政治的中立性を欠いていた」と決めつけ「違法」だと断罪したのだ。
 この決定を号砲としていま、高市政権・文科省は、学校における「平和教育」を徹底的に弾圧する一大反動攻撃を猛然と開始している。「子どもを洗脳する教育がやられている」などと叫びたてる自民党極右議員どもの狂騒をバックとして文科相・松本は、全国各学校の校外活動・教育活動を「一斉調査」すると宣言した。まさにそれは、研修中に起こった辺野古沖での小型船転覆事故を最大限に悪用しこれへの「是正指導」なるものを口実として、戦後日本において教育労働者たちがおこなってきた「平和教育」をば、「教育の政治的中立性」の名のもとに根絶する一大反動攻撃にほかならない。同時に高市ネオ・ファシズム政権は、「教え子を再び戦場に送らない」を合い言葉にして「平和教育」を全国で推進してきた教職員組合そのものを破壊する一大反動攻撃をしかけている。この極反動攻撃を、労働者・学生・人民の総力をあげて打ち砕くのでなくてはならない!
 この決定において文科省は、「学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない」(教基法第十四条二項)という条項を、――教基法大改悪(註)を強行した安倍晋三の政治的意図を忠実に引き継ぐかたちで――政府見解に反対する教育をしてはならない≠ニいうものに換骨奪胎し、「教育の政治的中立」なるものを呼号している。
 なにが「中立」だ!「南京大虐殺はなかった」などというデマを平然と吹聴しているのが文科相・松本ではないか。児童・幼稚園児に「君が代」斉唱・教育勅語暗唱を強制し「安保法制国会通過よかったです」などと叫ばせてきた森友学園の小学校建設を全面支援してきたのが、現政権中枢に巣くうかつての安倍とりまき連中ではないか。そして、政府に批判的な報道をおこなうマスコミにたいして「停波」をふりかざし恫喝してきた張本人こそ高市ではないか。
 「教育の政治的中立」を叫ぶ高市政権の企みは明らだ。それは、辺野古沖への米海兵隊基地の建設、自衛隊の海外派兵、軍備増強など政府の戦争政策にたいする批判的意識を子どもたちに醸成するな、ということではないか! そして、二〇〇〇万もの人民を殺戮した中国・アジア侵略戦争と植民地支配という日本帝国主義の暗黒の歴史には目をつむり教えるな、ということではないか!「平和教育」を学校現場から徹底的に一掃することを狙った高市政権の反動攻撃を、われわれは絶対に許してはならない。
 しかも、文科省に尻を叩かれた自治体の反動当局者は、学校にたいする制裁措置の発動を公言している。すでに京都府は今回の事故についての高校側の「様々な法令違反」をあげつらって私学運営費補助金の減額をはかっている。まさに高市政権は、有無を言わせぬかたちで政府に批判的な「平和教育」を日本の教育現場から抹殺することを策しているのだ。

 註 二〇〇六年に第一次安倍政権は、愛国心教育の制度化と教育の国家統制を狙って教基法の大改悪を強行した。旧教基法第十条において謳われていた「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである」という条項は、国家権力による強権的な教育の統制を排するという主旨であった。この条項を「教育は、不当な支配に服することなく、この法律および他の法律の定めるところにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下、公正かつ適切に行われなければならない」と改変し、政府が統制してネオ・ファシズム国家にふさわしい教育を実施しうるものへと百八十度逆転させたのである。

<軍国日本>再興の野望をむきだしにした極反動攻撃を粉砕せよ!

 文科省の今回の「見解」なるものには、「教員の地位を利用した国民投票運動の禁止」という改憲手続き法をふまえて対応せよ∞平和学習も適切におこなえ≠ネどと明記されている。「来春の改憲発議」を公言している高市政権が、わがたたかう労働者を先頭にして教職組が若者たちをも組織化しつつ憲法大改悪に反対する闘いの一大高揚を創造するであろうことに恐怖し、その抑圧に血眼となっていることは明らかである。ここにこそ、労働者・学生・人民の反改憲・反戦反安保・反ファシズムの闘いを弾圧し破壊せんとするネオ・ファシストどもの策謀が露骨に示されているではないか。
 高市政権による「平和教育」の根絶という攻撃は、――憲法大改悪、自衛隊のホルムズ海峡出兵、国家情報会議(局)の設置、今日版治安維持法たるスパイ防止法、および国旗損壊罪法の制定など――日本を戦争国家へと大改造するためのウルトラ反動攻撃と一体のものにほかならない。
 いま高市政権は、トランプ政権からの要求に積極的に応え機雷掃海部隊をはじめとする自衛隊のホルムズ海峡派兵を策している。同時に東アジアにおいては、中国軍が台湾侵攻作戦を強行した際には「存立危機事態」を宣言し米日両軍による対中軍事行動=「集団的自衛権の行使」にうってでる準備に一気に拍車をかけている。トランプのアメリカとの軍事同盟の強化を基礎に、アメリカの侵略戦争に参戦する国へと日本を飛躍させる攻撃を、<軍国日本>再興の野望をむきだしにした高市の策動を、われわれは断固として打ち砕こうではないか。

日教組本部・全教本部の闘争放棄を弾劾し闘おう!

 この極反動攻撃が振りおろされているこのときに、教職員組合の指導部はあろうことか完全な沈黙を決めこんでいる。日教組のダラ幹は、「教基法違反」の認定から一週間もたった今もなんらの抗議も見解も発表せず沈黙を決めこんでいる。「文科省のパートナー」を標榜してきた彼らは、この期におよんでも文科省につき従い、教育現場にしかけられているネオ・ファシズム的な攻撃を容認しているのだ。もはや、「教え子を再び戦場に送るな」のスローガンさえも完全に投げ捨てているのが彼らなのだ。
 いやそれだけでなく、この教育現場への攻撃と一体でしかけられている改憲や安保法制に反対し、そして自衛隊派兵を阻止するために毎月続けられている国会前の「19行動」への傘下教組・組合員の参加を、いまこの時も抑圧しているのが日教組本部の右派ダラ幹どもなのだ。
 全教本部もまた、「平和教育」を抑圧するこの極反動攻撃にたいして、許しがたいことに完全に沈黙しているのだ。彼らが盲従している日本共産党中央は、「平和教育」にとりくんできた学校当局や教育労働者を非難する高市政権にたいして、ただただ「教育内容に対する政治の介入に反対する」(政策委員長・山添)などと弱々しくつぶやくことしかできない。高市がいま、憲法大改悪の攻撃と軌を一にして、「平和教育」を葬りさる一大攻撃にうってでてきているなかで、「教育の政治的中立」という高市と同一土俵で対応しているにすぎないのだ。なんと彼ら代々木官僚はあろうことか、「日本共産党も偏向教育、一切の特定の党派的な主張を学校現場に持ち込むことに反対する」(参院議員・吉良)などと、ネオ・ファシズム的な教育統制にのりだしている高市政権に完全に屈服しているではないか。
 この重大な局面において、このような言辞を弄することほど犯罪的なことはないではないか。彼らが政府の「偏向教育」という非難に易々と屈服し「政治介入」を問題にすることしかできないのは、この教育内容への強権的統制が改憲・安保強化と侵略戦争参戦の攻撃と一体の攻撃であることへの危機感をまったく喪失しているからである。
 根本的には彼らがブルジョア公教育を「中立」で「ときどきの政府の要求に左右されず、国民全体に奉仕するもの」などと観念しているからなのだ。いうまでもなく公教育の「公」とは、「共同性の幻想的形態」たる政治的国家のもつ「共同性」にほかならない。だが日共中央は、公教育のブルジョア階級性を無視抹殺し、スターリニスト的思考をまるだしにしてあたかも「真の共同性にもとづく教育」ででもあるかのように観念しているのだ。そうであるがゆえに、高市政権が教育内容に直接介入するために振りかざす「教育の政治的中立」に何らイデオロギー的に抗することができず、「偏向教育反対」などという敵に塩を送る℃蜥」を開陳してはばからないのだ。せいぜい「過度な中立の要求に反対する」というようにその度合いを問題にすることしかできないのが日共中央なのだ。
 この日共中央につき従い、高市政権・文科省を何一つ弾劾しないという腐敗の極にあるのが全教本部にほかならない。
 すべての諸君! 高市政権による辺野古現地での平和教育を「教基法違反だ」として断罪し破壊する攻撃こそは、アメリカの侵略戦争に参戦する国家にふさわしくブルジョア公教育をネオ・ファシズム的に再編する極反動攻撃にほかならない。そうであるがゆえにすべてのたたかう教育労働者は、既成教職組指導部の高市政権・文科省への総屈服と闘争放棄を弾劾し、教育のネオ・ファシズム的統制に断固反対すると同時に、イラン侵略戦争への参戦に反対する闘いや、憲法大改悪に反対する闘い、そして国家情報会議(局)設置、スパイ防止法制定をはじめとする日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化の攻撃に反対する闘いと一体的にたたかおうではないか! 今こそこれらの闘いを全国の学校職場から教職員組合を主体として高揚させ、高市日本型ネオ・ファシズム政権を打倒しようではないか!

Top


 

   


高市政権による医薬品の保険はずしを許すな!


改定健康保険法の可決・成立弾劾!


T 「OTC類似薬」に保険外負担を追加
 高市政権は、医師が処方する薬の多くを保険からはずすことをねらっている。今国会に提出された「健康保険法等の一部を改正する法律案」(以下「健保法改正案」)に、OTC(Over the Counter)類似薬への「保険外療養」の導入が盛りこまれている(五月二十九日に参議院で可決・成立)。「OTC類似薬」とは、医師の処方箋を必要とする医療用医薬品のうち、それと同じ有効成分を含んだ薬が市販されている医薬品をさす。解熱剤や抗アレルギー薬など多種多数にわたるOTC類似薬について、保険適用外の自己負担額を追加することを決定しようとしているのが、反動高市政権なのだ。以下この「OTC類似薬への保険外療養の導入」とはどういうものか、その内容をみていく。
 (1)患者にOTC類似薬の薬代の二五%を「保険外療養費」(保険の効かない「私費」)として徴収し、そのうえで、残り七五%の薬代については保険適用の医療費自己負担分(最大三割)を支払わせること。保険外の分(二五%部分)には、一〇%の消費税も上乗せすること。
 これが実施されるならば、患者の自己負担割合が三割の場合には、消費税を含め薬価(医薬品の公定価格)の五割(これまでの薬代と比べ、約一・七倍)を患者は支払うことになるのだ。


以下 見出し
U 多くの医薬品を保険の対象外とするもくろみ

V 病人に受診を控えろ≠ニ強いる高市政権を許すな


Top



    


労働者に生活苦を強いる


26春闘賃下げ妥結の大会承認を許すな


経営陣のリストラ・合理化施策に全面協力するJP労組本部弾劾!


◇新「中期経営計画」にもとづく大リストラを打ち砕け!
 ◎集配拠点集約・集配体制見直しによる人員削減・労働強化を許すな!
 ◎区分局再編・郵便集中処理拡大による首切り・配転・労働強化反対!
 ◎窓口労働者への兼務強要・配達業務の強制に反対しよう!
◇人件費の大幅削減を企む人事給与制度の改悪を許すな!
◇組合員を「事業救済運動」に駆りたてる本部弾劾!
 リストラ・合理化を打ち砕く闘う方針を確立しよう!
◇米・イスラエルのイラン侵略弾劾! <プーチンの戦争>を粉砕する反戦闘争を職場から創造しよう!



憲法改悪阻止!ホルムズ出兵阻止!

高市ネオ・ファシズム政権打倒!



郵政労働者委員会


 全国の郵政労働者のみなさん!
 六月十六日から開催されるJP労組第十九回定期全国大会に向けて訴える。首相・高市は四月十二日の自民党大会において「時は来た」と吠えたて、日本を戦争国家≠ヨと改造するために、一年以内に改憲発議をおこなうなどと憲法改悪に猛突進している。われわれはこれを絶対に許してはならない! だがいまこの時にJP労組本部は改憲反対の方針をなにひとつ提起していないのだ。「連合」芳野執行部に追随して改憲を翼賛する本部労働貴族を弾劾せよ! いまこそ憲法改悪を阻止する闘いに起ちあがろうではないか!
 そして同時に本部は、この全国大会を「事業救済運動」を推進するための一大セレモニーとして実現しようとしている。郵政のたたかう労働者はこれを絶対に許してはならない。いますべての郵政労働者が、郵政経営陣による徹底した人員削減と賃下げ攻撃によって極限的な労働強化と生活苦を強制されている。山積みになった郵便を前にして怒り苦しみ、営業労働を強制されて呻吟している。ところが本部は、こうした労働者に向かって、事業人として「当事者意識をもて」と恫喝し、収益向上・生産性向上に駆りたてているのだ。このような本部の「事業救済運動」は、労働者にさらなる労働強化と貧窮化を受け入れさせるものでしかない!
 すべてのみなさん! 二六春闘超低額妥結を「事業の持続性確保のため」と居直り、経営陣の人事給与制度改悪も丸呑みする本部方針案を断固否決しよう! 職場深部から怒りの声を結集し、全国大会においてリストラ・合理化・労働強化を粉砕するたたかう方針を確立しよう!

賃金削減攻撃・人事給与制度改悪を打ち砕け!
 今二六春闘で経営陣は、郵政労働者にたいして、正社員には定率でわずか一・九%のベースアップ、一時金にいたっては事業間格差を昨年以上に拡大させ、日本郵便の労働者には昨年より〇・三ヵ月も少ない四・〇ヵ月、非正規雇用労働者には時給単価引き上げゼロの回答を突きつけた。これを本部は「最大限の回答」と受け入れ妥結した。
 ベースアップ一・九%など、基準内賃金が二五万円で四七五〇円、三〇万円で五七〇〇円ぽっちでしかない。これを経営陣は物価上昇を考慮したかのようにほざいているが、狂乱的な物価高のもとでは一瞬にして吹き飛び、労働者の生活苦に追いうちをかけるものなのだ。日本郵便の一時金削減は、住宅ローンや教育ローンをかかえる労働者や、月々の生活費を一時金で補填している多くの労働者を生活破壊のどん底に突き落とすものなのだ。
 だが、この賃下げ妥結を「年収の維持は確保した」などと正当化し居直っているのがJP労組本部だ。ふざけるのもいい加減にしろ! まさに賃上げは<大幅一律賃上げ獲得>を掲げ、労働者が団結してたたかいとる以外にないのだ。
 「点呼問題」による委託費増加や、料金値上げによって郵便物減少を招いた責任はすべて経営陣にあるのだ。株主配当は五〇円から六〇円に引き上げ、不動産事業にはこの五年間で五〇〇〇億円も湯水のごとく投資しているのが経営陣ではないか。にもかかわらず、「従来と異なる深刻な局面」などと事業危機キャンペーンをみずからかってでて経営陣の賃金抑制に全面協力したのが本部だ。経営陣と一体化して春闘を破壊する本部労働貴族を弾劾せよ!
 それだけではない。郵政経営陣はいま、「事業改革」実現のために働かせ方を変えると同時に、「人事給与制度」の一大改悪=総額人件費の大幅削減にうってでている。「郵政型職務給」と称して「範囲給」なるものを導入し、地域基幹職一級(担当者=一般職と統合)と二級(主任)の基本給の上限を大幅に引き下げ、上位職をめざさないかぎり昇給しない制度にしようとしているのだ。しかも現行より昇任のハードルを高くするとともに、主任をはじめ課長代理・課長の役職定数をしぼりこんで、大多数の労働者に食えもしないニンジンをぶら下げ、競争させ、徹底的にこき使おうとしているのが郵政経営陣だ。
 さらに「年功要素は不必要」とみなし、「定期昇給」も廃止して「査定昇給」につくりかえ、人事評価を緻密化しようとしている。労働者の競争心を煽り、生産性向上に励まない労働者をふるいにかけ、大多数の労働者をさらなる低賃金に陥れようとしているのだ。そのうえ六十歳以降の労働者は「担当者」とされて、生涯低賃金に縛りつけられるのだ。
 経営陣は、事業構造改革にあわせて、労働者をいつでも・どこにでも配置してこき使うために、事業・部門により異なる業務関連手当もなくそうとしている。「財源イーブン」とほざきながら、総額人件費の大幅削減に狂奔しているのが経営陣なのだ。こんなことが許せるか!
 にもかかわらず本部は、「チャレンジ精神をもって取り組める制度」などとこれを賛美している。しかも本部は「生産性向上」のために、われわれ郵政労働者を徹底的にしぼりあげる方策を経営陣に提言しているのだ。本部は、労働者が団結してたたかいとってきた住居手当の廃止や退職手当の削減をすぐにも受け入れようとしているのだ。じつに反労働者的ではないか!
 本部は、みずからが求めてきた「一般職と地域基幹職一・二級の統合」や「六十歳以降の賃金水準のみなおし」などの要求を経営陣に一蹴されているにもかかわらず、「基本的方向性は理解する」(大会議案)などと呼応し、経営陣の提案を丸のみする腹を固めている。これこそ組合員を足蹴にするいがいのなにものでもない。本部を弾劾し、経営陣による「人事給与制度」の一大改悪を打ち砕け!

本部の全面協力を弾劾し、リストラ・合理化粉砕の闘う方針を確立せよ!
 五月十五日に公表した経営陣の新中期経営計画「JPプラン二〇二八」では、とりわけ郵便・物流事業と窓口事業の構造改革をぶちあげ、徹底的なコスト削減と収益拡大の取り組みを進める、などと息巻いている。
 集配職場においては、集配センターを中心とした「集配拠点の集約」を次々とおしすすめ(全国三二〇〇局のうち五〇〇局を統廃合)、一万人の削減をうちだしているのだ。そして「集配体制の見直し」と称して、一人の労働者が配達する区域を拡大させ配達人数を削減することも全国の職場で強制している。これをさらに拡大しようとしているのだ。
 いま集配労働者は、首切り・広域配転・労働強化にたたきこまれている。職場は絶対的な人員不足に落としこめられ、三六協定の上限まで超勤をしても郵便物はどんどん滞留しつづけるありさまだ。労働者たちは、拠点集約で足延べとなった距離も含めて広域配達を強制され、ポンコツバイクで一日軽く一〇〇`bを超す走行をさせられている。さらに配達人員を配置しないことでうみだされる「欠区(員)」分の業務もその日の出勤者は強要され、昼食をとる時間も削って走りまわっている。
 それでも会社当局は、経費削減のために「超勤を減らせ」と労働者に迫っているのだ。労働者は大量の業務を背負わされ、つねに時間に追いつめられて働かされるがゆえに、死亡交通事故が続発する現実にたたきこまれている。まさに「生き地獄」ではないか! こんなことが許せるか!
 郵便内務職場においては、地域区分局の再編と郵便物の集中処理の拡大が次々と強行され、労働者は首切り・配転・労働強化にたたきこまれているのだ。
 窓口職場の労働者も極限的な労働強化にさらされている。会社当局は、欠員補充をいっさいおこなわず兼務発令で相互応援を強制している。「半日営業」や「指定日営業」も導入し、窓口労働者に配達業務まで強要しているのだ。
 こうした経営陣の攻撃は、JP労組本部の反労働者的たちまわりと裏切りのゆえに許されているのだ。事業の行く末にのみ想いをはせて、「事業の持続可能性の危機」を叫びたて郵便物流の再建・再設計に向けた「ビジョン」「アクションプラン」を労使の共同作業として実効性を高める、そのために組合員に意識改革(身を粉にして働けということだ!)を迫っているのが本部労働貴族どもなのだ。職場では、大会議案を手にした組合員から、職場実態にいっさい触れず、人員不足を容認する本部にたいして「組合員の痛みや苦しみが一ミリも伝わってこない」と怒りが沸きあがっている。
 すべてのみなさん! 本部は「事業を発展させることが、労働条件や処遇の改善につながる」などと言う。だがそれは、あくなき利潤追求のために資本家がたれ流す虚偽のイデオロギーでしかない。それは本部労働貴族どもが、資本家のふりまく労使運命共同体イデオロギー(資本家である経営者とわれわれ労働者との階級対立を覆い隠す)に骨の髄までおかされ、労使協議に明け暮れているからにほかならない。われわれ労働者は、みずからの利害を貫徹するために、労働組合のもとに団結して、経営者の諸攻撃に抗してたたかうのでなければならない。職場深部から本部弾劾の声をまきおこそうではないか! 経営陣によるリストラ・合理化を断固として粉砕する方針を今大会で確立し、われわれとともに闘いに起ちあがろう!

JP労組本部の闘争歪曲を許さず参戦・改憲阻止の闘いを職場から創造しよう!
 米・トランプに世界で唯一抱きついて日本国軍のホルムズ海峡への出兵を決意している首相・高市は、憲法第九条の改悪と緊急事態条項の創設に向けて総攻撃をふりおろしている。「国家情報局の新設」や「スパイ防止法の制定」など戦前と同様の治安弾圧の強化をはかり、反対運動を根絶やしにする策動にもうってでているのだ。労働者・人民から搾りとった血税を、軍需産業に注ぎこみ経済を軍事化し殺傷兵器の輸出もおしすすめているではないか。大企業や資本家を潤わせる一方で、大多数の労働者・人民に貧窮と圧政を強制しているのがネオ・ファシスト高市政権なのだ。この政権による<軍国日本>の再興の野望を絶対にうち砕け! 労働者の力を結集して<憲法改悪阻止! 参戦阻止!>の闘いを職場深部から創造しようではないか!
 ところがこの決定的局面において、JP労組本部は反戦平和運動をいっさい放棄している。彼らは『JP労組新聞』デジタル版の「平和特集」で、国際法さえ無視した米・イスラエルのイラン侵略を弾劾することもなく、「イランの核開発」に原因があるかのようにおしだしている。そして「世界の安全保障環境は大きく変わりつつある」などと、まるで高市と同じ言辞を叫びたて、高市政権の憲法改悪などのネオ・ファシズム攻撃になにひとつ反対していないのだ。まさに戦前の産業報国会と同じ道を、わがJP労組本部はいま歩もうとしている。これを絶対に許してはならない。いまこそ労働組合が先頭でたたかうときなのだ。
 すべてのみなさん! 労働者階級の団結した力でさし迫る戦争勃発の危機を突破し、貧困と圧政を打ち破ろう! 米・イスラエルによるイラン侵略を許すな! プーチンのウクライナ侵略弾劾! 憲法改悪阻止! JP労組本部による戦争遂行体制への翼賛運動をのりこえ、日本国軍の参戦を絶対に阻止しよう!
(五月二十七日)

Top

 
 



  


「憲法改悪阻止! 中東派兵阻止!」


大阪市街に労学の怒り轟く


5・24全関西労学統一行動



 五月二十四日、反戦青年委員会と全学連関西共闘会議の労働者・学生は、極反動高市政権への怒りに燃えて、全関西労学統一行動に勇躍決起した。

「イラン侵略粉砕!」米総領事館に進撃
 午後四時十分、大阪市北区の中之島公園女神像前から労学の白ヘル部隊が「憲法改悪阻止! 極右高市政権打倒! <トランプの戦争><プーチンの戦争>粉砕!」と大書した横断幕を先頭に、勢いよくデモにうってでた。労学の部隊の眼前に「維新の会」の市長が牛耳る大阪市役所の庁舎が見える。高市自民と連立政権を組み、憲法改悪、国家情報局設置法制定、国旗損壊罪制定などの旗振り役を務める「維新の会」を断じて許してなるものか! マイクの学生の音頭で労学が怒りのシュプレヒコールを叩きつける。「緊急事態条項の新設反対!」「改憲条文案の策定を許さないぞ!」「改憲に突進する維新の会を許さないぞ!」「教育のネオ・ファシズム的再編反対!」「大阪都構想反対!」大阪市役所一帯が一気に戦闘的な空気に包まれる。デモ隊は御堂筋を北上する。「改憲発議を阻止するぞ!」「長射程ミサイルの配備阻止!」「安保三文書の改定を許さないぞ!」「殺傷兵器の輸出解禁弾劾!」「貧困を強制する経済政策反対!」「大阪府警による神戸大生の不当逮捕弾劾!」「新たなファシズムをうち砕くぞ!」「<軍国日本>の再興を許さないぞ!」たたかう労学の力強いシュプレヒコールに沿道の労働者・市民がいっせいに注目する。横断幕を写真におさめたり、ともに拳をつき上げたりする市民もいる。デモ隊が梅新南の交差点をすぎると、すぐ右手にアメリカ総領事館が見えてきた。イラン侵略を強行し、イラン再攻撃、キューバへの軍事侵略を構えるトランプ政権を絶対に許さない!労学の怒りが爆発する。「アメリカ・イスラエルのイラン侵略粉砕!」「在日米軍基地からのイラン出撃弾劾!」「<基地撤去・安保破棄>めざしてたたかうぞ!」「トランプ政権のキューバ攻撃阻止!」「ウクライナに領土割譲を迫るトランプ政権を許さないぞ!」「米―中激突下の戦乱の危機をつき破るぞ!」大阪府警・機動隊の規制・弾圧を一蹴しながら、デモ隊はアメリカ総領事館に怒りのシュプレヒコールを幾重にも浴びせかけた。こうしてたたかう労学は、大阪市街を席巻する戦闘的デモを貫徹し、イラン侵略・ウクライナ侵略を粉砕し、高市政権による憲法改悪・中東派兵をうち砕く鬨の声をあげたのだ。
熱気溢れる総決起集会
「暗黒の二十一世紀を突き破れ!」 マル学同代表
「高市政権打倒!」のかけ声高く白ヘル部隊が戦闘的にデモ行進
(5月24日、大阪市)
  闘う決意をうち固める労働者・学生
(5月24日、大阪市・中之島公園)
Top