第2873号(2025年6月23日)の内容
<1〜3面>
労学統一行動に起ちあがれ
中央学生組織委員会
<4面>
日本学術会議法人化法の制定を弾劾せよ!
軍隊を投入したロサンゼルス人民への大弾圧を許すな!
◎トランプに迫るデフォルトの危機
<5面>
「日本型ライドシェア」導入1年
大手配車アプリ企業による労働者の使い捨てを許すな
Topics 経団連新会長・筒井が労働者への犠牲強要を宣言
<6面>
闘う労学が反戦デモ 5・24 札幌
琉大・沖国大生が奮闘 6・7 辺野古
小松基地へのF35A配備を許すな
「解放」最新号
労学統一行動に起ちあがれ ロシアのウクライナ侵略粉砕! イスラエルのガザ人民虐殺・イラン軍事攻撃弾劾! 大軍拡と貧窮を強制する石破政権を打ち倒せ! 「反安保」を放棄する日共翼下の反対運動をのりこえ闘おう! 中央学生組織委員会 わが中央学生組織委員会は、すべての全学連の学生と反戦のたたかう労働者のみなさんに訴える。 われわれは、きたる労学統一行動を極めて重大な情勢のもとで実現しようとしている。 トランプのアメリカに支えられたネタニヤフのイスラエルによるシーア派国家イランにたいする全面戦争の開始、ガザ地区をパレスチナ人民から強奪するための皆殺し戦争の強行。 プーチンのロシアによるウクライナ全土の都市にたいする連日の大規模攻撃と占領地拡大のための東部・北部での攻撃の激化。 アメリカのトランプ政権に「対中国の戦争準備をしろ」と急きたてられた石破政権による大軍拡と対中国の先制攻撃拠点化、さらに憲法大改悪と日本型ネオ・ファシズム統治形態を強化するための諸攻撃。 世界では今、狂気に満ちたネオ・ヒトラーどもが侵略戦争の火を放ち、いたるところで虐殺され蹂躙された人民の阿鼻叫喚がこだましている。このまっただなかでわれわれは、怒りに満ちて<プーチンの戦争>と<ネタニヤフの戦争>をうち砕く反戦闘争の大爆発をかちとるのでなければならない。さらにトランプ政権と石破政権による先制攻撃体制の構築をはじめとした日米軍事同盟を強化するための諸攻撃をうち砕く反戦反安保闘争を断固として創造するのでなければならない。「反安保」を完全に放棄し、しかも一切を都議選・参院選にむけた政策宣伝にきりちぢめる日共翼下の反対運動をのりこえ、反戦闘争の大爆発をかちとろうではないか。 今こそ、日米軍事同盟強化・大軍拡に狂奔し、物価高騰の下で耐えがたい貧窮を強制している石破日本型ネオ・ファシズム政権を労働者・学生・人民の壮大な闘いで打ち倒そうではないか! すべてのたたかう労働者・学生は、全国の職場・学園から6・22―29労学統一行動に総決起せよ! T 戦火で覆われた現代世界 A ガザ人民殺戮とイラン軍事攻撃に狂奔するネタニヤフのイスラエル 六月十三日未明、イスラエルのネタニヤフ政権は、戦闘爆撃機二〇〇機を発進させ、イラン全土にたいする先制攻撃を開始した。イスファハン州のナタンズにあるイラン最大のウラン濃縮施設、テヘランなどのイラン全土にたいして、イスラエル空軍機がミサイル攻撃をおこなった。深夜に要人や科学者が居住する高層住宅にミサイルを撃ちこむというこの攻撃で、革命防衛隊のトップである総司令官サラミ、イラン軍参謀総長バゲリや複数の科学者たちが殺害され、テヘランでは数多くの子供や女性までもが殺害された。 シオニスト国家イスラエルの頭目であるネタニヤフは、攻撃後ただちに「イラン各地にある核関連施設など一〇〇以上の軍事目標への攻撃をふくむ第一段階の作戦を完了した」という声明を発表した。あくまでも十三日の先制攻撃は「第一段階」のそれであって、さらなる大規模軍事攻撃を準備していることを居丈高に宣言しているのだ〔十三日午後、十四日にも第二波・第三波の攻撃をおこなった。これにイランもイスラエルにドローンやミサイルで反撃した〕。 パレスチナのガザ地区でガザ人民にたいするジェノサイドを強行しているシオニスト政権。この政権は、アメリカの軍事援助を支えにしてみずからの核戦力を飛躍的に強化しながら、ハマスを先頭としたパレスチナ解放闘争を支援してきたシーア派国家イランが核兵器を開発することは断じて許さないと敵愾心をたぎらせてきた。そしていま、核関連施設にとどまらず全土にたいする波状的な軍事攻撃をおこなっているのだ。 アメリカとイランとによる「核協議」が進展しないなかで、このイスラエルによる大規模攻撃は強行された。十三日にトランプは「次に予定されている攻撃はさらに残虐なものになるが、まだ止めることはできる。イランはすべてを失う前に、いますぐディールを成立させなければならない。ただちにやれ」とSNSに投稿した。明らかにトランプはイランの最高権力者ハメネイに、「イラン側が『ウラン濃縮の完全放棄』というアメリカ側の要求をのまなければ、手下であるイスラエルによるさらなる大規模攻撃が撃ちこまれることになるがそれでよいか」と脅し屈服を迫っているのである。 このイランにたいするネタニヤフのイスラエルの先制攻撃が、トランプと示し合わせて強行された軍事作戦にほかならないことは火を見るよりも明らかではないか。 ネタニヤフ政権は、すでにイスラエルの攻撃でパレスチナのハマス、レバノンのヒズボラ、イエメンのフーシ派の「抵抗の枢軸」を壊滅状態に追いこみ、さらに親イランのシリアのアサド政権が倒壊するというイランにとっての<シリア失陥>が現出したなかで、イランの核兵器開発を阻止し・一挙に国家的な危機にまで追いこむことを狙って大規模な軍事攻撃にうってでた。ネタニヤフのその狙いは、シーア派の反シオニズム戦線を撲滅し、シオニスト国家イスラエルが中東地域で君臨することにある。そして、このイスラエルを拠点として――駐留する米軍兵力の縮減をはかりながら――アメリカの中東における権益を不動のものたらしめようとしているのがアメリカ帝国主義のトランプ政権にほかならない〔六月十四日、ロシアのプーチンがトランプと電話会談をおこなって、誕生日に祝意を伝えるとともに「イスラエルとイランの仲介」を申し出た〕。 イランにたいする戦争放火にうってでたネタニヤフ政権は、パレスチナにおいては、ガザ地区の全域からパレスチナ人民を追いだし強奪するために人民大虐殺を強行しつづけている(すでに五万五〇〇〇人以上が虐殺された)。この政権は、「すべてのガザ人民を武装解除し、(人民を強制移住させるという)トランプ計画を実行に移す」などと公言し、みずからのガザ強奪の野望をむきだしにしている。 ガザ地区においてイスラエル軍は、その全域を支配下に組み敷くために、二〇〇万を超えるパレスチナ人民を、猛攻撃による殺戮と兵糧攻めによる飢餓とで追いこみながら、四〇`b以上も離れた北部から南部へ移動することを強制している。その手段として使っているのが、アメリカ系団体による「食料配布」にほかならない(まさに「支援の武器化」だ)。あまつさえ、子供たちを飢えから救うために何時間も歩いて食料配布所にたどり着いたガザ人民に、発砲し血の海に沈めているのが殺人鬼たるシオニスト権力なのだ。これ以上の非道があるか! ヨルダン川西岸地区でも、シオニスト権力が放った犬どもは、パレスチナ人民から土地を奪い入植地をさらに拡大するために、ブルドーザーで学校や家を壊し、井戸を埋め、家畜を奪い、これに抵抗する人民を射殺している。 ガザ人民を大虐殺し・ヨルダン川西岸人民の殺戮をも続けるこのネタニヤフ政権を全面的に支えているのが、「反ユダヤ主義の撲滅」を国是にまで高めたトランプのアメリカにほかならない。ガザ全域の占領にむけてジェノサイドを続けているネタニヤフにたいして、トランプは「ガザ人民をリビアに強制移住させる」などとエールを送ってみせた。まさにいまアメリカとイスラエルとが謀っておしすすめているのは、「パレスチナ問題の最終決着」=「第二のナクバ」という世紀の犯罪いがいの何ものでもない。 B 占領地拡大とウクライナ全都市への攻撃に狂奔するプーチンのロシア C トランプのアメリカと習近平の中国との全面的対決 D 互いに核戦力を増強し軍事的角逐を激化させる米・欧・日―中・露 U 「トランプ帝国の属国」として安保強化・大軍拡に突進する石破政権 A 日米軍事同盟強化と軍事強国化の策動 B 既成反対運動の危機とそれを突き破る全学連の闘い V 革命的反戦闘争の全国的爆発をかちとれ A <プーチンの戦争>をうち砕け われわれは、プーチンのロシアによるウクライナ侵略をうち砕くウクライナ反戦闘争を断固としてたたかおうではないか! ロシアは、キーウを始めウクライナ全土の諸都市に連日連夜にわたってドローンやミサイルによる大規模な攻撃をくりかえしている。そして、占領地を拡大するために東部ドニプロペトロウシク州および北部スムイ州にも侵略軍を突撃させて、ウクライナ人民を虐殺しつづけている。このプーチンの蛮行を弾劾せよ! プーチンのロシアは、トランプのアメリカの「ウクライナ和平にむけたディール」に応じる姿勢をとりながら、東部および北部への進軍をすすめ領土の拡大をはかろうとしている。しかも侵略者であるプーチンが、ウクライナがもとめている「即時無条件の停戦」を足蹴にして、「危機の根本原因の除去」をウクライナに突きつけている。われわれは、ウクライナ民族を抹殺し・ロシアに丸ごとのみこむというプーチンの野望の貫徹を絶対に粉砕しなければならない。 ロシア帝国の皇帝気取りのプーチンがウクライナ侵略を開始したその目的は、かつてのスターリン主義ソ連邦を「ロシア民族の最大版図を実現した国家」とみなし、この版図を復活するためにウクライナをロシアのもとに暴力的に組みこむことにある。ソ連秘密警察=KGBのスパイであったプーチンをはじめFSB権力を形成している「シロビキ」どもは、ソ連崩壊後に多くの人民が飢えと寒さに苦しんでいたまさにそのときに、特権的地位を利用し・犯罪的な手法を駆使して、ソ連時代の国有財産を簒奪し・巨万の富を築いた集団である。支配者に成り上がった彼らFSB権力者どもは、スターリン主義をすてさったとはいえ、ソ連時代に酷似した人民支配のための強権体制をつくりあげた。この彼らが、みずからの莫大な富と特権的地位を守るために開始したのがウクライナにたいする戦争なのだ。それこそは、「スターリンの末裔」プーチンを戴くロシアによる「版図復活」を狙った侵略戦争いがいの何ものでもない。 反スターリン主義者であるわれわれは、ロシアのウクライナ侵略戦争のこの犯罪的な意味を満天下に暴露するのでなければならない。 「ロシアよりNATOのほうが悪い」とか「ウクライナ支援には反対」とかと唱えるごく一部のニセ左翼どもは、侵略者プーチンの立場にたってウクライナ人民に悪罵を投げつける「プーチンの代理人」にほかならない。彼らは、スターリン主義時代のソ連における人民支配がいかに過酷であったのかをまったく見ようとしない、プロ・スターリニストなのだ。ウクライナ人民は、ソ連時代を踏襲したような強権支配をほしいままにしているプーチンのロシアには、絶対にのみこまれたくないという思いで必死に抵抗している。ロシアの侵略にたいして血を流しながらたたかうこのウクライナ人民の側に立たないものは、断じて左翼ではありえない。虐げられた者の側に立って、彼らのためにたたかうのが真の左翼だからだ。 われわれは、欧州左翼の片隅に生息し・また日共のなかにも巣くっている「プーチンの代理人」たちの犯罪性を完膚無きまでに暴きだしつつ、ウクライナ反戦闘争の炎を日本全国から赤々と噴きあげるのでなければならない。そしてこの反戦闘争を全世界に波及させていかなければならない。 そしてそのただなかで、ロシアの労働者・人民に呼びかけよう。「戦争経済」のもとで生活苦にあえぎ、スターリン時代のようなFSB権力の圧制下で呻吟するロシアの労働者・人民よ。占領地を拡大し・ウクライナ人民を蹂躙するプーチン政権を許さない闘いを組織しよう。ウクライナ人民と連帯し、偉大なロシア革命の精神を甦らせ、<ウクライナ侵略反対・FSB強権支配体制打倒>の闘いを創造しようではないか! ウクライナ人民は、ロシアがウクライナに「東南部四州からのウクライナ軍の撤退」や「軍の縮小」を迫る「和平の条件」を突きつけていることにたいして、これを断じて許さないという意志を強めている。彼らは、占領地で蹂躙されている同胞たちを断じて見捨てないという強い思いで偉大なレジスタンスをたたかいぬいているのだ。 そしていまウクライナ人民は、アメリカ帝国主義のトランプ政権が、ロシア占領地をロシア領として容認し・プーチンの侵略の大罪を免罪する姿勢を示すとともに、ロシア(およびウクライナ)の今後の出方によっては「ウクライナ和平にむけたディール」から手を引いて・ウクライナへの軍事支援を完全に停止し見捨てる可能性もほのめかすという事態に直面している。 このなかでウクライナ人民の先頭で最も先進的にたたかう左翼の人々は、「ロシア軍撤退」「併合反対」「トランプとプーチンによるウクライナへの和平のおしつけ反対」のスローガンを掲げて、新たな闘いを開始している。そして彼らは、たとえこれから米欧による支援が縮小されていったとしても、ウクライナが単独でもたたかい続けることができるように、ウクライナ政府に「新自由主義の混乱に終止符を打ち……、社会的志向に基づいて経済を再建すること」をもとめ、「オリガルヒと占領者のいないウクライナのために」というスローガンのもとに地道な闘いを創造しているのである。 われわれは、ウクライナのたたかう人々を決して孤立させてはならない。ウクライナ左翼との連帯をさらに強めて、日本の地からウクライナ反戦闘争をいっそう強力におしすすめよう。 B <ネタニヤフの戦争>を許すな C 石破政権の安保強化・大軍拡を阻止せよ D 石破日本型ネオ・ファシズム政権を打倒せよ! |
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日本学術会議法人化法の制定を弾劾せよ! 大学の軍事研究推進に反対しよう! 六月十一日に石破政権・自公与党は、日本維新の会を抱きこんで、参院本会議において「日本学術会議法人化法案」の可決を強行した。現在の日本学術会議を廃止して特殊法人・日本学術会議を発足させ、その運営や会員選考を政府の全面的な統制下に置くことを明記した「法人化法」の制定を、多くの大学教員・研究者・学生の反対の声を踏みにじって強行したのだ。 こんかい石破政権が廃棄した旧日本学術会議法の前文には、かつて軍国主義のもとで戦争に協力したことへの反省にふまえて「科学者はわが国の平和的復興に貢献する」と謳われていた。一九五〇年および六七年の「軍事研究を拒否する」決議をひきつぎ、侵略戦争法に反対した会員の菅政権による再任拒否(二〇二〇年)にたいしても抗議を続けてきた。こうした現学術会議を完全になきものにし、首相(および首相が決めた「有識者」)が会員と新会長を選任して新たな日本学術会議を発足させようとしているのが石破政権だ。この政権はまさしく日本の大学や研究機関を<軍・産・学協同>の軍事研究に総動員するためにこそ、学術会議を軍事研究推進機関へと解体・再編する攻撃を振りおろしたのだ。 おりしも五月十六日に、「セキュリティ・クリアランス制度」が施行された。石破政権は、軍事研究に動員した学者・研究者を公安警察などが監視し、「情報漏洩者=スパイ」と烙印した者には厳罰を科す体制を構築しているのだ。 こんにちの米―中・露激突のもとで、かつてない軍事技術の開発競争に世界各国権力者が火花を散らしている。そのなかで日本帝国主義の政府・支配階級は、<軍・産・学協同>の軍事研究体制を一気に・飛躍的に構築・強化しようとしている。没落帝国主義アメリカのトランプ政権からは、日本の軍事技術の提供が求められている。これに積極的に応じようとしているのが、安保の鎖≠ノ縛られた日本の石破政権だ。 この政権は、関連予算を含めれば総額一〇兆円に達しようという大軍拡予算を組んだ。その他方では大学への補助金などの文教予算を徹底的に削減している。年間八〇〇〇億円を超える軍事技術開発費を与えられている防衛省は、全国の大学にたいして研究費が欲しければ防衛技術研究のプロジェクトに加われ≠ニ誘いをかけている。こうした<軍・学協同>に積極的に加わり軍事研究に反対する学生や教員を徹底的に弾圧している大学を、文部科学省は、ガバナンスが優れている≠ニ認定し巨額の補助金を与える「卓越研究大学」に指定しているのだ。 <反戦・反ファシズム>の旗高く闘おう すべての学生・労働者諸君! 日本学術会議法人化法の制定を弾劾せよ! いまこそ日本の大軍拡に反対するとともに大学における軍事研究に反対しよう!「セキュリティ・クリアランス」の名による大学・研究機関にたいする監視・統制を許すな! 大軍拡と憲法改悪に反対する学生自治会にたいする弾圧を打ち砕け!大学のファシズム化≠ノ反対しよう! こんにちアメリカにおいてはトランプ政権が、「イスラエルのパレスチナ人民大虐殺反対!」に学生が起ちあがったハーバード大学などにたいして、集会やデモに参加した学生の情報提供と弾圧を迫り、それを拒否した大学当局にたいして「反ユダヤ主義」「共産主義」などというレッテルを貼って補助金凍結などの強圧を加えている。これこそヒトラー・ナチスばりの攻撃にほかならない。このトランプの所業を「属国の宰相」よろしくみならって軍事研究に従順に協力しない日本学術会議を廃止し、学界全体を戦争協力の体制に組み敷くというネオ・ファシズム的攻撃を強行したのが石破政権だ。すべての学生・労働者は、いまこそ<反戦・反ファシズム>の旗高く起ちあがろう! |
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軍隊を投入したロサンゼルス人民への大弾圧を許すな! アメリカ大統領トランプはいま、みずからの強権的な移民拘束に抗議して起ちあがったロサンゼルスの人民にたいして、大量の州兵や海兵隊を投入して暴力的弾圧に狂奔している。この今ヒトラー≠フ蛮行を絶対に許すな! 自称「キング」トランプによるこのファッショ的な軍隊投入にたいして、全米の労働者・人民は怒りを燃やして反撃に総決起している。トランプがみずからの誕生日を祝わせるためにおこなった軍事パレード(六月十四日)にたいして、じつに五〇〇万人もの労働者・人民が全米二一〇〇ヵ所で「ノー・キングス!〔王様はいらない〕」を掲げていっせいに決起した。われわれは、このアメリカの労働者・人民と連帯してたたかおうではないか。 以下見出し トランプ政権の狂気の移民狩り£e劾! |
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大手配車アプリ企業による労働者の使い捨てを許すな 二〇二四年四月の日本でのライドシェア(一般のドライバーが自家用車を使って乗客を有償運送するサービス)の解禁=Aいわゆる「日本型ライドシェア」制度の実施を契機にして、世界中でライドシェア事業を展開してきたアメリカのウーバーや、配車アプリサービスの中国・滴滴(ディディ)(DiDi、ソフトバンクとの合弁の日本法人)や日本のGOなどの大手企業が、こぞって日本におけるライドシェア事業にのりだした(今のところは初期的規制のゆえに、配車アプリでのマッチングサービスに限定されてはいるが)。 ウーバーのCEOは、昨年六月に来日した際の記者会見で「日本のライドシェア市場は世界のトップテンに入る。日本市場に参加する」と宣言した。〔これまでウーバーは、ライドシェアが禁止されてきた日本では、日本法人ウーバージャパンに料理配達代行サービス=ウーバーイーツだけを営業展開させてきた。〕 当初はタクシー業界の猛反発をかわすために、諸々の制限=i後述)を加えてライドシェア制度を導入した自民党政権は、ウーバーなどの大手プラットフォーム企業の強い要求に応えて、これらの制限≠大幅に緩和することを企んでいる。 このようなライドシェア制度の導入は、タクシー労働者を失業と貧窮のどん底へとたたきこむものにほかならない。 以下見出し 沖縄で急速に拡大するライドシェア 労働者を食い物にする「日本型ライドシェア」制度 |
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「静内での長射程ミサイル発射訓練反対」 闘う労学が反戦デモに起つ 5・24 札幌 |
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五月二十四日、北海道大学のたたかう学生たちはたたかう労働者とともに、石破政権の改憲・大軍拡に反対しロシアのウクライナ侵略とイスラエルのガザ人民虐殺に反対する5・24反戦デモにたちあがった。五月、ネタニヤフ政権のパレスチナ人民への大規模攻撃と飢餓の強制への怒りと、「三十日間停戦」を蹴飛ばし空爆に狂奔するプーチンのロシア軍のウクライナ大規模攻撃への怒りに燃えて。 | |
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札幌に「ロシアのウクライナ侵略粉砕!」の声を轟かす労学 (5月24日) |
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6・7 辺野古 「辺野古新基地建設阻止!」 労学560が怒りの大行動 |
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琉大・沖国大生が<反安保>の旗高く奮闘 六月七日、名護市辺野古の米軍キャンプシュワブ・ゲート前において辺野古新基地建設に反対する「県民大行動」(主催:オール沖縄会議)が開催された。琉球大と沖縄国際大のたたかう学生たちは、全県から結集した五六〇名の労働者・市民とともにその最先頭で<反安保>の旗高くたたかいぬいた。 |
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労学が「沖縄の軍事要塞化反対」の怒りの拳 (6月7日、辺野古) |
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