第2904号(2026年2月9日)の内容
<1〜2面>
高市政権の大軍拡阻止の炎 1・24
全学連が怒りのデモに起つ
日米加共同実動演習阻止!
労学が恵庭現地闘争に起つ 1・22
天神で高市政権弾劾の情宣 1・20
<4〜5面>
「軍国日本再興」の経済戦略
高市政権の「経済財政政策の大転換」の階級的本質
<6面>
Topics 労使一体むきだしの1・27トップ会談
沖縄のホテル労働者に月166時間残業を強制
◆わが同盟の2026春闘スローガン
<3面>
万華鏡2026――情勢の断層を読む
キューバ人傭兵
狙いはレアアース
監視アプリ「MAX」
「パートナー国」?
「解放」最新号
高市政権の大軍拡阻止の炎 1・24 米帝のベネズエラ軍事攻撃弾劾! <プーチンの戦争>粉砕! ガザ人民虐殺弾劾! 全学連が怒りのデモに起つ
軍国主義帝国皇帝トランプが、親中・露政権の打倒と石油資源の強奪をねらって強行したベネズエラ軍事攻撃・大統領マドゥーロ拘束――このアメリカ帝国主義の暴虐によって激動を加速する二〇二六年劈頭の現代世界のまっただなかで、全学連は決起した。 ロシアのウクライナ侵略につづくアメリカ帝国主義のベネズエラ軍事攻撃という蛮行は、「核」で武装した米―中・露の権力者どもがその軍事力をもってみずからの勢力圏の排他的拡大を競いあう時代への本格的突入を告げ知らせた。いまや西半球=南北アメリカ大陸をアメリカの勢力圏とみなす「ドンロー主義」を国是に高めたトランプ帝国は、ベネズエラ「属国化」とその石油資源強奪に突き進むとともに、グリーンランド「領有」をめざした策動にも狂奔している。その間隙を突くかのようにロシアのプーチン政権は、ウクライナ全土空爆に狂奔するとともに占領地の拡大に血眼となっている。 激動する米―中・露角逐のはざまで、トランプ帝国とのあいだで軍事上も「経済安保」上も運命共同体の道を選びとった「属国」日本の高市政権は、このことにもとづく反動総攻撃に突き進むための政権基盤をうち固めることをねらって、衆院解散・総選挙にうってでた。 この重大な局面において、全学連のたたかう学生たちは、議会政党としてのサバイバルに躍起となる日共中央の議会主義的腐敗を弾劾し、二六春闘の戦闘的高揚のためにたたかう労働者と連帯して、首都中枢を進撃する戦闘的デモを貫徹したのである。 露・米大使館、首相官邸に進撃 午後二時すぎ、全学連の白ヘル部隊は、港区三河台公園からデモ行進にうってでた。 「侵略粉砕!」「プーチン倒せ!」かけ声を六本木界隈に轟かせながら、学生たちはロシア大使館にむけて進撃する。 先頭の学生は、「米帝のベネズエラ攻撃弾劾! <プーチンの戦争>粉砕! 高市政権の大軍拡阻止!」と大書された横断幕を高だかと掲げ、その後ろに真紅の全学連旗が翻る。デモ隊の学生たちは手に手に大学旗やのぼり旗を掲げ、意気高く行進する。 デモ隊がロシア大使館近くの飯倉片町交差点にさしかかると、司会の学生が怒りに満ちて呼びかけた。「デモ隊の諸君! ウクライナの占領地拡大を狙った大規模攻撃に狂奔するプーチン政権、このスターリンの末裔どもに怒りの拳を叩きつけよ!」 「ロシアのウクライナ侵略粉砕!」「全土空爆弾劾!」「スターリンの末裔の暴虐を許さないぞ!」「ウクライナ人民と連帯してたたかうぞ!」 学生たちは、前方のロシア大使館にたいしてあらん限りの力をこめてシュプレヒコールを浴びせかけた。 さらにデモ隊は六本木通りを北進し、首相官邸のある溜池交差点にさしかかる。学生たちは、人民に貧窮を強制しながらさらなる大軍拡とインフレ政策に狂奔すべく解散・総選挙にふみきった高市政権にたいして、怒りを爆発させた。 「高市政権の大軍拡粉砕!」「長射程ミサイル配備阻止!」「<安保破棄>めざしてたたかうぞ!」「インフレ政策反対!」「貧困の強制を許さないぞ!」 首相官邸に怒りの拳を叩きつけたデモ隊が、外堀通りを進むと右手にアメリカ大使館が見えてきた。 「ドンロー主義にもとづき西半球支配の野望をむきだしにしてベネズエラ軍事攻撃をしかけたトランプ政権を徹底的に弾劾しよう!」司会の学生は直ちにシュプレヒコールを開始する。 「ベネズエラ軍事攻撃弾劾!」「中南米支配のための暴虐を許さないぞ!」「イランへの軍事介入反対!」「日米軍事同盟の強化反対!」 学生たちの弾劾の嵐がアメリカ大使館を直撃する。 「安保粉砕! 改憲阻止!」の雄叫びをあげつつ、デモ隊は霞が関二丁目交差点に歩を進めた。デモ隊の左手が国会だ。 「憲法改悪阻止!」「スパイ防止法の制定阻止!」「辺野古新基地建設阻止!」「労働時間規制の撤廃を許すな!」「反ファシズムの戦線を構築するぞ!」「高市政権を打倒するぞ!」 こうして全学連のたたかう学生たちは日比谷公園までのデモ行進を、警察権力・機動隊の規制をいっさい許さず、終始戦闘的に貫徹したのである。 革命的反戦闘争の嵐を巻き起こせ! ――決起集会
午後一時、司会の学生が決起集会の開会を宣言する。まずは、有木全学連委員長からの基調提起だ。彼は冒頭、怒りをみなぎらせて訴えた。 「すべての諸君! まずもって私は、一月二十一日に大阪府警・警備部が『給付金の不正受給』なる罪をでっち上げ、関西共闘会議の学友二名を不当逮捕したことを満腔の怒りをこめて弾劾する! この弾圧攻撃を木っ端微塵に打ち砕き、戦争と貧困の強制を打ち砕く全国学生の闘いのうねりを燃えあがらせよ!」 「弾圧粉砕!」有木委員長の弾劾の雄叫びに呼応し、学生たちから怒りの声がわき起こる。 有木委員長はつづけた。 「われわれは、軍国主義帝国アメリカのベネズエラ軍事攻撃を怒りをこめて弾劾しよう! これこそ、『西半球は俺のもの』というネオ・モンロー主義にもとづき、『反米』政権を軍事的に転覆するとともに石油資源を略奪することをねらった蛮行であって、この<帝国>の新たな暴虐を断じて許してはならない!」 「ロシアのプーチン政権は、トランプのベネズエラ攻撃を横目に『これでアメリカにロシアを非難する理由はなくなった』などとほざきながら、ウクライナ全土への空爆と占領地拡大のための攻撃に狂奔している。四年にわたり侵略軍とたたかってきたウクライナ人民を決して孤立させてはならない。いまこそウクライナ反戦の闘いを力強く巻きおこそう!」 「イスラエルによるパレスチナ人民虐殺を許すな! アメリカ・トランプ政権によるイラン軍事攻撃を絶対に阻止せよ! 同時に、物価高のなか抗議闘争に起ちあがった人民に血の弾圧を強行したイラン権力者を弾劾せよ!」 さらに彼は、舌鋒鋭く高市政権を弾劾する。 「首相・高市は、さらなる大軍拡とインフレ政策とを推進する政権基盤を固めるために、一月の国会冒頭解散という挙にでた。トランプ政権と運命共同体的に一体化する腹を決めた高市政権がふりおろす、空前の大軍拡と貧窮の強制とをもろともに打ち砕く闘いの爆発をかちとれ!」 「一切の闘いを選挙カンパニアに解消する日共中央の闘争歪曲をのりこえたたかおう! 二六春闘をたたかう戦闘的・革命的労働者と連帯して、高市日本型ネオ・ファシズム政権打倒へ進撃しよう!」 「ヨシ!」学生たちは、有木委員長の基調提起をがっちり受けとめ拍手を送った。 会場の熱気が高まるなか、マルクス主義学生同盟革マル派の代表が連帯あいさつに立った。 「総選挙をつうじて政権基盤強化をはかる高市日本型ネオ・ファシズム政権に満腔の怒りを叩きつけよ! 四十三人もの裏金議員≠公認して『ヤミ献金』をつうじた金権腐敗を傲然と居直る高市自民党。国保逃れや旧文通費の秘書給与への転用などの犯罪に手を染めてきた日本維新の会。これら腐敗しきった自・維連立の高市政権が労働者人民に貧窮地獄を強制することを断じて許してはならない。労働者階級と連帯し反ファシズムの広範な戦線を創造せよ!」 高市政権打倒をめざし最先頭でたたかう決意を表明した彼は、つづけてトランプ政権が年初に強行したベネズエラ軍事攻撃の画歴史的な意味について喝破した。 トランプ政権によるベネズエラ軍事攻撃こそは、中国のキャッチアップに対抗し西半球支配を目論む国家安全保障戦略にもとづく、USA国家ナショナリズムの最初の対外的貫徹にほかならない。アメリカ帝国主義のこの蛮行によって、世界は、核武装した大国の独裁者が刃向かう国を力ずくでねじ伏せ勢力圏の拡大を競いあう弱肉強食の時代へと本格的に突入したのだ。この時代への転回を画したものこそプーチン・ロシアのウクライナ侵略にほかならない。 それぞれに内にむけては強権的支配体制の強化にひた走る独裁者どものかかる国家エゴイズムの相互貫徹は、いま米中両大国が相互にくりひろげている半導体やレアアースなどの戦略物資の囲いこみおよび空前の大軍拡競争とあいまって、新たな大戦勃発の危機を日々高めている。 「米帝のベネズエラ軍事攻撃弾劾、ロシアのウクライナ侵略粉砕、パレスチナ人民殺戮弾劾の反戦闘争を巻きおこせ! 全世界人民に決起を呼びかけつつ、現代世界の暗黒を突き破る革命的反戦闘争の炎を断固として燃えあがらせるのでなければならない」と。 「ヨシ!」「そうだ!」学生たちが呼応する。 マル学同代表は最後にひときわ力をこめて呼びかけた。 「現代世界の危機を突破しうる唯一の力は、ウクライナ・ガザの人民に思いを寄せ真に平和な世界の構築を希求する労働者人民、政府・支配階級によって日々『絶対無』に突き落とされている労働者人民にほかならない。」 「彼らがニセのマルクス主義としてのスターリン主義の犯罪を自覚し、帝国主義とスターリン主義への怒りも新たに起ちあがるとき、<暗黒の二十一世紀>を戦争も搾取も圧政もない真の未来社会へと逆転する道はひらかれる。このゆえにこそ反スターリニズム革命的左翼の責務は重かつ大なのである。すべての諸君はわがマル学同とともにたたかおう!」 マル学同代表の熱烈な呼びかけに、すべての学生が万雷の拍手で応えた。 次にたたかう学生の決意表明だ。国学院大学の学生は、サークル員たちにアメリカのベネズエラ攻撃やロシアのウクライナ侵略への怒りを喚起し文連総会の実現にむけて奮闘していることを報告しつつ、たたかう決意を表明した。 そして早稲田大学の学生は、ウクライナ左翼との連帯をかみしめプーチンの暴虐を弾劾してたたかう決意を表明した。 こうして全学連のたたかう学生たちは決起集会をかちとり、勇躍デモ行進にうってでたのである。 大軍拡と貧窮強制に突き進む高市政権を打ち倒せ 全学連のたたかう学生たちは、トランプのアメリカ帝国主義によるベネズエラ軍事攻撃の強行によっていよいよ世界の<暗黒化>が加速する二〇二六年の冒頭に、「アメリカ帝国主義のベネズエラ軍事攻撃弾劾」「<プーチンの戦争>粉砕」「パレスチナ人民虐殺弾劾」の闘いを断固として創造した。 米・中・露の権力者どもが相互に強権支配を強めつつ、核戦力強化と戦略物資囲いこみに狂奔し勢力圏拡大を競いあい、そうすることによって大戦勃発の危機を日々高める現代世界。この現代世界の危機を突き破る方向性を全学連の学生たちは、全世界人民の前に赤あかとさし示したのである。 また、たたかう学生たちは、高市政権が通常国会冒頭の衆院解散を強行(一月二十三日)した翌日というこの重大な局面において、一切の闘いを選挙カンパニアに解消する日共・志位=田村指導部の犯罪を弾劾しつつ、高市政権の安保強化・大軍拡と貧窮の強制をもろともに打ち砕く闘いの炎を燃えあがらせた。真冬の解散・総選挙≠つうじてネオ・ファシズム支配体制をうち固め、軍事的・経済的のさらなる反動攻撃にふみだそうと身構えている高市極右政権。その土手っ腹に学生たちは怒りの巨弾を叩きこんだのである。 このかん全学連のたたかう学生たちは、ウクライナ反戦をはじめとする反戦闘争や高市政権の貧困の強制に反対する闘いをおしすすめる「新たな学生のムーブメント」を巻きおこすことを訴え、全国のキャンパスで自治会選挙闘争の勝利的地平を切り拓いてきた。このことにふまえて、「今ヒトラー」どもの暴虐への怒りを、そしてまた生活困窮の実感と貧困を強制する者たちへの怒りを募らせる学生大衆を広範に組織しながら、高市政権の大軍拡や貧困強制に反対する闘いの爆発をかちとろうとしているのが全学連の戦士たちである。1・24闘争こそは、その号砲にほかならない。 全学連のすべての学生諸君! 二六春闘をたたかう革命的・戦闘的労働者と固く連帯して革命的反戦闘争のさらなる高揚を切り拓こうではないか! ロシアのウクライナ侵略開始から四年が経とうとしているいま、ウクライナ人民を殺戮し領土を強奪しようと狂奔するプーチンらFSB官僚どもへの怒りも新たにウクライナ反戦の闘いを巻きおこせ! 偉大なレジスタンスを闘いぬいてきたウクライナ人民、その先頭で「占領者もオリガルヒもいないウクライナ」を見据え不屈にたたかうウクライナ左翼の人々と固く連帯してたたかおう。侵略四年となる2・24を期して全国で労働者・学生統一行動に決意も固く総決起しよう! トランプ政権によるベネズエラ軍事攻撃弾劾! イスラエルによるパレスチナ人民虐殺弾劾! アメリカのイラン軍事攻撃阻止! 高市政権による大軍拡・安保強化と貧窮強制の一大攻撃を打ち砕け! 米―中・露<新東西冷戦>下で高まる戦乱勃発の危機を突き破る方向性を鮮明にしてたたかおう! いまこそ大軍拡と貧窮強制に突進する高市日本型ネオ・ファシズム政権打倒にむけて進撃せよ! |
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「軍国日本再興」の経済戦略 高市政権の「経済財政政策の大転換」の階級的本質 首相・高市早苗は、「国の根幹にかかわる重要政策の大転換をめぐって国民の審判を仰ぐ」とほざきながら、衆議院を解散し総選挙にうってでた(一月二十三日)。 高市が言う「国の根幹にかかわる重要政策」とは、ひとつは「安保三文書の前倒し改定」をはじめとするタカ派的本性を剥きだしにした安保=防衛政策であり、いまひとつは「責任ある積極財政」を前面に掲げた「まったく新しい経済財政政策」なるものである。 高市のこの経済財政政策は、没落の急坂を滑り落ちる日本帝国主義経済を死復活≠ウせるために、軍需産業をはじめとする諸独占体に湯水のように国家資金を注ぎこみ、インフレに苦しむ労働者・人民にさらなる物価高と貧窮化を強制する反人民的な政策にほかならない。 いま高市は、総選挙に勝利して旧自公政権から引き継ぐ諸政策の名残りをすべてリセットし、もってこの反人民的な経済財政政策を一気に貫徹することを企んでいる。われわれは、このネオ・ファシスト高市の野望を絶対に打ち砕かなければならない。 A 「積極財政」の名によるインフレ加速政策 「高圧経済」論で基礎づけた財政資金撒布と国債濫発 「金融緩和の継続」によるインフレ促進 B 軍事強国化のための「危機管理投資・成長投資」 令和版の「富国強兵」政策 高市が「戦略的な財政出動」の基軸とみなし、「成長戦略の肝」と位置づけているのが、「危機管理投資・成長投資」なるものである。 「危機管理投資」とは、――大規模災害への対応などを前面に掲げてはいるが――明らかに米・中激突下での東アジア・台湾における「有事」を想定し、プレ戦争状態における経済的な分断や封鎖、サイバー攻撃や情報戦・認知戦などの「グレーゾーン戦争」、そして軍事衝突としての戦争そのものにどう備えるかを眼目として、政府が対象産業を絞りこみ・そこに積極的に「投資」するということにほかならない。端的にいってそれは、軍需関連産業への投資であると同時に「経済安全保障」のための投資でもあるのだ。 高市版の「成長戦略」(策定中)においては、「戦略十七分野」と称する産業が列挙されている。それは概ね次のように分類しうる。 (イ)防衛、造船、航空・宇宙――大軍拡のための軍需関連産業 (ロ)AI・半導体、量子、核融合(フュージョン)、重要鉱物、情報通信、デジタル・サイバーセキュリティなど――軍民両用の最先端技術および戦略物資関連産業 このような経済政策は、米日―中露の激突下での東アジアの戦争的危機の深刻化のもとで、またトランプ帝国の「関税戦争」などの傲岸なふるまいのもとで、没落する日本帝国主義経済――GDP(国内総生産)では昨年ドイツに抜かれて世界第四位に転落し、今年度中にはインドにも抜かれることが確実である――の再興を、軍需関連・軍民両用産業の国内における振興を基軸として、だから軍事強国化=軍国日本の再建の一環として追求せんとするものである。高市の第一の経済政策ブレーンである本田悦朗の標語を使えば、まさに令和版の「富国強兵」政策とでも呼ぶべきものにほかならない。 高市政権は、こんにちの東アジアにおける戦争的危機の深まり(「安全保障環境の悪化」)にたいして、日米安保同盟を――トランプ政権の強力な要求に応えて――日本の責任・役割・負担を格段と高めるかたちで対中国多国間軍事同盟の中核として飛躍的に強化するとともに、戦争や経済的分断に備えて「経済安全保障」の観点からの日米運命共同体的な連携の強化を追求している。このような日米の軍事的=経済安保的な同盟関係の強化を基礎とし・それをテコとして日本の軍事力および経済安全保障能力を飛躍的に強化する。――そのためにこの政権はいま、現下の経済=産業政策の軸心を、防衛=軍事、造船、AI・半導体、量子、重要鉱物などの分野に据え、それらの産業の振興を日本国家の存亡を懸けた戦略的国策≠ニして推進しようとしているのである。 軍需・造船産業のテコ入れ AI・半導体開発への突進 政府主導・官民一体の戦略産業育成 C 「経済安保」の日米運命共同体づくり 日米同盟の一環としての「経済安保」連携 対米技術=情報従属の深化 D 労働者・人民への窮乏化の強制 「危機管理投資・成長投資」を叫びたてながら、国債を濫発して莫大な財政資金を軍需産業や新興ハイテク企業のために注入する。それとともに日銀に「金融緩和の継続」を強制して円安を促進し輸出産業を支援する。これらによって「高圧経済」と称してあえてインフレーションを醸成し、独占体の収益増をはかるとともに新たな設備投資(内部留保の放出)と事業構造の転換を促す。さらには通貨価値の下落によって膨大な政府債務の負担を減殺する。――このような一連の諸政策を、「まったく新しい経済財政政策」と称して強行しているのが、高市政権なのだ。このような諸政策は、凄まじい物価高のもとで実質賃金の低下にあえぐ労働者・人民をさらなる貧窮の奈落につきおとすもの以外のなにものでもない。 それだけではない。独占資本家どもはいま、深刻な少子化・労働人口減少のもとで、全社会的および個別企業的な「労働生産性」の飛躍的増進をはかるために、ICT・とりわけAIの導入による生産過程・流通機構・業務過程の省人化=自動化をすすめることに躍起となっている。それをつうじて彼らは、「余剰」と烙印した数多の労働者たちの首を容赦なく切って捨てているのだ。 このようなAI合理化≠全面的に支援するために、高市政権は「AI基本計画」(二〇二五年十二月)をうちだし、官民一体≠フAIの開発と社会的普及にむけて大号令を発している。それと同時に、独占資本家が技術・技能労働者をヨリ長時間徹底的にこき使えるように、「働きたい改革」などと称して労働時間規制の実質的破棄を柱とする労働基準法の改悪をすすめようとしているのだ。 これらのすべては、「国際競争力」を喪失した日本の諸独占体を復活≠ウせるために、労働者・人民に徹底した窮乏化と労働苦を強いる攻撃にほかならない。 米・中激突下の戦争的危機の深まりのもとで「強い日本」を標榜しつつ、軍需・軍民両用産業の再興を基軸として日本帝国主義の産業的基盤を再構築し、「軍国日本」を再興する。そのためにあらゆる犠牲を労働者・人民に強制する。――これこそが、高市が喧伝する「経済財政政策の大転換」なるものの階級的本質にほかならない。 二六春闘をたたかう労働者たちは、<大幅一律賃上げ獲得>とともに、<政府のインフレ政策反対>を掲げてたたかおう。いまこそ労働者・人民の総力で高市日本型ネオ・ファシズム政権を打ち倒せ! |
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| わが同盟の二〇二六春闘スローガン T 大幅一律賃上げ獲得! 春闘勝利! ◇政府・独占資本の賃下げ・諸物価引き上げを許すな! ◇賃上げ抑制・物価引き上げに加担する「連合」指導部を弾劾せよ! U 一切の解雇・配転攻撃を労働者の団結で打ち砕け! V 高市政権のインフレ政策・社会保障切り捨て・軍拡大増税反対! ◇軍需生産の拡大・武器輸出を許すな! ◇労基法改悪を打ち砕け! W 大軍拡・安保強化・改憲反対! スパイ防止法の制定阻止! ロシアのウクライナ侵略反対! アメリカ帝国主義のベネズエラ軍事攻撃弾劾! イスラエルのガザ・ジェノサイドを許すな! 労働組合を戦闘的に強化し、ネオ産業報国会=「連合」を脱構築しよう! 反ファシズム統一戦線を構築し、極右高市政権打倒にむけて突きすすめ! <戦争も搾取も圧政もない世界>をめざして たたかう全世界の労働者・人民と連帯して闘おう! |
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1・22 ノース・ウインド26 「日米加共同実動演習阻止!」 闘う労学が恵庭現地闘争 |
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| 全学連道共闘のたたかう学生と反戦青年委員会の労働者は一月二十二日、日米(加)共同訓練「ノース・ウインド26」(一月二十二日〜二月二日)を阻止するために、恵庭現地闘争に決起した。 | |
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陸自南恵庭駐屯地の正面ゲート前で「米日(加)共同実動演習反対!」を訴える北海道の労学 (1月22日) |
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「大軍拡・インフレ加速を許すな!」 高市政権弾劾の情宣に共感の渦 1・20 福岡天神 |
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| 一月二十日の午後六時にわが同盟は、福岡市の中心街・天神駅前で、労働者・人民を生活苦に叩きこんでいる高市政権を弾劾する街頭情宣をおこなった。 | |
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わが同盟が熱烈に訴え (1月20日、福岡市・天神駅前) |
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