第2808号(2024年3月4日)の内容

<1面>
<プーチンの戦争>を粉砕せよ!
ロシアのウクライナ侵略二年に際して
全世界の労働者・人民と連帯して闘おう!

<2面>
ウクライナ自由労働組合連合(KVPU)のアピール
ウクライナ連帯ヨーロッパ・ネットワーク(ENSU)の声明
首都にウクライナ反戦の声――2・24青山集会
<3面>
強化される九州の日本国軍
 ――対中国即応部隊の出撃拠点化
「九州・南西諸島の軍事要塞化反対!」
 労組員と共に鹿大生が奮闘 2・17
<4〜5面>
2・11労働者集会 第2基調報告
 反動岸田政権を打倒しよう
Topics 大多数の労働者への賃金抑制攻撃に屈服――金属労協
<6面>
■「能動的サイバー防御」
■米軍のもとで自衛隊が宇宙監視
■初めての賠償金
 「解放」最新号
























  

<プーチンの戦争>を粉砕せよ!

ロシアのウクライナ侵略二年に際して


全世界の労働者・人民と連帯して闘おう!

世界で労働組合がウクライナ反戦に決起

 
 
2・25 全学連・反戦が国際連帯行動に決起 
首都労学統一行動 
[写真上] ロシア大使館に向けて怒りのデモで進撃(東京都港区・桜田通)
[写真下] 阻止線の奥のロシア大使館に弾劾の拳(同・飯倉交差点)
 <詳報次号>
 ロシアによるウクライナ軍事侵略の開始から二年――今ほど労働者人民が<プーチンの戦争反対>の声をあげ全世界で起ちあがるべき時はない。
 現に今この時に、ヨーロッパの各地で、パリやロンドンをはじめとする多くの主要諸都市で、大規模な集会・デモがたたかわれている。労働組合自身が「プトラー(プーチン+ヒトラー)の暴虐をこれ以上許すな」「闘うウクライナを孤立させるな」という声をあげて起ちあがっているのだ。
 この欧州の労働者たちの決起は、「ウクライナ自由労働組合連合」(KVPU)の呼びかけや、「ウクライナ連帯ヨーロッパ・ネットワーク」(ENSU)の働きかけによって実現したものにほかならない。
 「ウクライナ自由労働組合連合」は訴えている。
 「私たちは、ウクライナ自由労働組合連合の仲間が、わが国の自由と平和のために抵抗し闘い続けていることを、改めて表明します。」「皆様のご支援は、国際的姉妹関係の象徴であるだけでなく、この戦争の恐怖に耐えている全てのウクライナ人民にとって、希望と立ち直りの光でもあります」と。
 また、「ウクライナ連帯ヨーロッパ・ネットワーク」は呼びかけている。
 「ウクライナ人民は、この侵略の受動的な犠牲者になることを拒否し、侵略にたいして武装・非武装を問わずこぞって抵抗しています。」「プーチンにたいするウクライナの最終的勝利が象徴するものは、世界支配のための大国間抗争における西側の勝利などではない。それはなによりも、ウクライナ人民の不屈の抵抗とその将来を決定する権利の勝利なのです。/私たちは、二月二十四日前後の一週間を、ロシアの侵略に反対しウクライナと連帯する国際的行動の時期とすることを呼びかけます」と。
 昨年二月の侵略開始一年の際には、このENSUの呼びかけに全世界二十ヵ国四十六団体が応え統一行動が実現された。そしてわが革マル派もこの呼びかけ団体に加わった。今年はさらに大きな闘いを巻きおこし、侵略者プーチンを包囲しなければならないのだ。

プーチンの世紀の大犯罪を許すな!

 <プーチンの戦争>とはいったい何であるのか。それは、ウクライナをロシアの版図に組みこむために、ひとつの独立した国であるウクライナを民族もろとも抹殺することを狙った世紀の蛮行にほかならない。ロシア権力者どものこの蛮行は、「ソ連社会主義」(実はエセ・マルクス主義としてのスターリン主義)が「圧政と貧困」の別名となり崩壊してしまった(一九九一年)にもかかわらず、これを「地政学的大惨事」(プーチン)などとうそぶいてその版図を復活させるという野望にもとづく。
 米欧によるウクライナ支援の打ち切り・縮小に欣喜雀躍しているプーチン。思いあがったこの「ロシア皇帝」は、三月大統領選にむけて多くの人民に支持されて出馬しようとした反プーチンの立候補者を、様ざまの難癖をつけて立候補資格を剥奪し排除した。それだけでなく、「一四〇〇億円のプーチンの私邸」などを暴いてきた野党指導者ナワリヌイをシベリアの刑務所で謀殺した。
 だが今ロシア人民は、マフィアのボスのごときこうした悪行を前にして、「プーチンの圧政を許すな」「戦争をやめろ」という声を各地であげはじめている。
 ロシアの労働者人民よ。プーチン政権とはいったい何なのか?「ソ連社会主義」時代の国有財産を、みずからの地位を利用してあの手この手で簒奪したかつてのスターリン主義官僚ども。この特権官僚どもが君臨し支配しているのが、現在のロシアFSB〔連邦保安庁〕強権型国家なのだ。みずからに刃向かう者はあるいは見せしめ的に抹殺し・あるいは謀殺する。そのやり方は、まさに旧ソ連時代と瓜二つではないか。わずか一%の特権階層が国の「富」の七五%を独占している。このことも、旧ソ連時代と同断ではないか。まさに「スターリンの末裔」プーチンの世紀の大犯罪というゆえんである。
 ロシアの労働者人民よ!
 プーチンが戦争の継続と長期化を号令している今こそ、「ウクライナ侵略反対、プーチン政権反対」の声をあげよ。ウクライナの労働者人民とりわけその先端でたたかう者は、ロシアの労働者人民を決して敵視してはいない。彼らは、敵はプーチンとその一味であることを鮮明にし、ロシア・ウクライナ両国の人民はともに手に手をとって進むことを呼びかけているのだ。
 全世界の労働者は、世界の各地で<プーチンの戦争反対>の運動を巻きおこせ! それこそが、苛酷な弾圧にさらされているロシア人民への檄となりプーチンにトドメを刺すことになるのだ。

闘うウクライナ人民との連帯を!

 わが革マル派はこの二年間、ウクライナ反戦の闘いを反スターリン主義革命的左翼の矜持にかけて断固としておしすすめてきた。そして同時に、ウクライナのたたかう左翼の人々との交流をもおこなってきた。われわれの声明や論文を翻訳して送ったり、メッセージなどをやりとりしたり、さらにはわれわれが彼らを訪問して論議したりしてきたのである。そして同時にわれわれは、ウクライナのレジスタンスに敵対しプーチン擁護論をばらまく一部の欧州左翼どもの恥知らずな主張を粉砕するために闘ってきた。
 「プーチンよりもウクライナをけしかけているNATOの方が悪い」「自分たちの政府がウクライナでの殺戮のために武器を送るのを阻止せよ」――こうした主張は、ロシアという一方的な侵略者とこれに抵抗するウクライナ人民との実体的対立さえ無視抹殺し後者を敵視する、あまりにも反労働者的・反マルクス主義的で非人間的な戯言ではないか。
 われわれはくりかえし訴える。核大国ロシアの暴虐にたいしてたたかうウクライナ人民を孤立させてはならない。ウクライナ人民の最先端で闘う部分は、ロシアの侵略に抗しレジスタンスを闘うと同時に、戦争の長期化のなかでウクライナ政府の新自由主義的政策に反対し労働組合の強化をかちとりつつある。彼らがめざしているのは労働者が資本の鉄鎖に縛られる道では決してなく、「真に平和で真に民主主義的な社会主義」なのだ。この彼らプロレタリアの兄弟を、世界の労働者階級は孤立させてはならないのだ。

既成指導部の腐敗をのりこえ反戦闘争を推進しよう!

 われわれは、ウクライナの闘う人々と固く連帯して、既成指導部の腐敗した対応を弾劾し断固として闘わなければならない。
 日共の志位=田村指導部は、「『国連憲章守れ』の一点での世界の団結」なるものを各国権力者に弱々しくお願いしているにすぎない。わが革マル派の主張に共鳴する良心的部分が広汎に生みだされ、組織的大混乱に叩きこまれているがゆえに、彼らはいまやウクライナ反戦の運動から逃亡してしまっているのだ。
 すべての労働者・学生・市民諸君! こうした日共の腐敗をも弾劾しのりこえ、今こそウクライナ反戦闘争の大きな高揚を切り拓こうではないか。
 また今日、欧州の一部の左翼などは、「ネタニヤフのガザ人民虐殺反対」を唱えながら、同時に「ウクライナへの軍事援助は停止せよ」などと叫んでいる。だがプーチンとネタニヤフは共に人民の虐殺者であって、まさにこのゆえにウクライナの闘う人々は、ガザ人民とウクライナ人民との連帯を表明しているのだ。
 われわれは、ウクライナ反戦とともに、イスラエルのシオニスト権力によるガザ人民皆殺し攻撃に反対する闘いをおしすすめるのでなければならない。一五〇万人もの人民が避難している南部ラファにたいする総攻撃=人民大殺戮を絶対に阻止せよ!
 すべての労働者・学生諸君! 残虐無比な戦争をうち砕くために、そして「暗黒の世紀」を覆し「戦争も搾取も抑圧もない世界」を切り拓くために、革マル派と共にたたかおう!
(二月二十四日)

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 ウクライナ自由労働組合連合(KVPU)のアピール(抜粋)

 「私たちは、ウクライナ自由労働組合連合の仲間が、わが国の自由と平和のために抵抗し闘い続けていることを、改めて表明します。
 この困難な時期に、私たちは、世界の労働組合組織・労働組合センター、そして世界中の兄弟姉妹に、この悲しい記念日に連帯行動を組織し参加するよう心から呼びかけます。皆様のご支援は、国際的姉妹関係の象徴であるだけでなく、この戦争の恐怖に耐えている全てのウクライナ人民にとって、希望と立ち直りの光でもあります。」
(2024年1月28日)



ウクライナ連帯ヨーロッパ・ネットワーク(ENSU)の声明(抜粋)

 「侵略者は都市全体と生活インフラ(電力網、暖房網、学校、病院、鉄道、港など)を破壊し続けています。ロシア軍はウクライナ人(兵士と民間人の両方)を大量殺戮してきました。性暴力は侵略者の戦略の一環です。多くの市民(子供を含む)が、ロシアとベラルーシに強制移住させられました。
 ウクライナ人民は、この侵略の受動的な犠牲者になることを拒否し、侵略にたいして武装・非武装を問わずこぞって抵抗しています。草の根の自主的組織(労働組合、フェミニスト組織、市民権団体など)は、国の防衛と、自由で社会的で民主的なウクライナをめざす闘争において重要な役割を果たしています。しかし世界の複雑な政治情勢(例えば、米国議会で共和党がウクライナへの資金援助を阻止していること)にかんがみると、ウクライナ人の軍事的・市民的抵抗を支援するための運動が、これまで以上に重要になっています。プーチンにたいするウクライナの最終的勝利が象徴するものは、世界支配のための大国間抗争における西側の勝利などではありません。それはなによりも、ウクライナ人民の不屈の抵抗とその将来を決定する権利の勝利なのです。したがってそれは、世界中の小さな民族の勝利、民主主義的原則の勝利を象徴するものになるのです。私たちは、2月24日前後の一週間を、ロシアの侵略に反対しウクライナと連帯する国際的行動の時期とすることを呼びかけます。」
(2024年2月10日)
2・24

首都にウクライナ反戦の声

「ロシアの侵攻から二年 青山集会」

 
首都圏の闘う学生が全世界の労働者・人民と連帯して決起
(2月24日、東京都港区六本木) 
 二月二十四日、ロシアがウクライナ侵略を開始して二年になるこの日、「ウクライナに平和を! 青山集会&デモ」(主催:さようなら原発一〇〇〇万人アクション/戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会)が開催された。
 わが同盟は、この集会・デモに参加した首都圏の平和フォーラム系諸労組や「全労連」傘下諸労組の組合員など五〇〇名の労働者・市民にたいして、「<プーチンの戦争>を粉砕せよ! 全世界の労働者・人民と連帯して闘おう!」との熱烈な呼びかけを発した。同時に、ロシアのウクライナ侵略二年に際し<プーチンの戦争>とは何なのかをあらためて鮮明に暴きだした。
 早稲田大学・国学院大学をはじめとする首都圏のたたかう学生たちは、結集した労働者・市民にウクライナの労働組合からの呼びかけに応えたたかおう、と熱く呼びかけた。学生たちは、「ロシアのウクライナ侵略反対」の闘いの組織化を完全に放棄しさった日共中央指導部を弾劾しつつ、集会・デモを戦闘的に塗りかえ高揚させるために奮闘した。職場深部から組合指導部を突きあげつつ組合員とともに結集した戦闘的・革命的労働者たちは、一部の主催者が「双方の命を守るための停戦」なるものを訴えるにすぎなかったこの日の集会を、下から戦闘的に塗りかえるかたちでたたかいぬいたのだ。
 まさに反スターリン主義革命的左翼こそが、この日本の地においてウクライナ反戦の闘いを唯一牽引しているのである。

「全世界の労働者・人民と連帯し闘おう!」
――わが同盟が熱烈な檄


 わが同盟の情宣隊は集会の開始に先だち、「ロシアのウクライナ侵略二年に際して――<プーチンの戦争>を粉砕せよ! 全世界の労働者・人民と連帯して闘おう!」と熱烈に訴えるビラを、参加者にくまなく配布した。
 この日、ヨーロッパ各地においてさまざまな労働組合や労働者・人民が、ロシアのウクライナ侵略に反対する闘いに起ちあがっている。この闘いは、「ウクライナ自由労働組合連合(KVPU)」の呼びかけや「ウクライナ連帯ヨーロッパ・ネットワーク(ENSU)」の働きかけによってとりくまれた。これと連帯し、今年はさらにいっそう大きく<プーチンの戦争反対>の運動を巻きおこそうと、わが同盟は結集したすべての労働者・学生・市民に熱烈に呼びかけたのだ。
 <プーチンの戦争>とは何か。それは、ウクライナをロシアの版図に組みこむために、ウクライナという国を民族もろともに抹殺することをねらった世紀の蛮行にほかならない。このことをあらためてあばきだしてわが同盟は呼びかけた。プーチンが戦争の継続と長期化を号令している今こそ、「ウクライナ侵略反対」の声をあげよ! 全世界の労働者は、<プーチンの戦争反対>の運動を巻きおこせ! それこそが、苛酷な弾圧にさらされているロシア人民への檄となり、侵略者プーチンにトドメを刺すものとなるのだ、と。
 わが同盟はこのかん、ウクライナのレジスタンスに敵対しプーチン擁護論をばら撒くヨーロッパの自称左翼どもの主張を完膚なきまでに粉砕してきた。「ウクライナをけしかけているNATOの方が悪い」だの「自国政府がウクライナに武器を送るのを阻止せよ」だのという彼らの主張は、あまりにも反労働者的・反マルクス主義的で非人間的なたわ言にほかならない。
 核大国ロシアの世紀の暴虐にたいしてたたかうウクライナ人民を、全世界の労働者階級は断じて孤立させてはならないのだ! ウクライナ反戦の巨大な闘いを全世界から巻きおこし、今こそ侵略者プーチンを包囲せよ!
 ――こう熱烈に訴えるわが同盟の呼びかけのビラを、情宣隊からうけとった参加者たちは、その場でくいいるように読みはじめ、会場の中でウクライナ労働者からのアピールを熟読している。
 わが情宣隊が参加者を鼓舞するなか、午後一時半に集会が開始された。平和フォーラム代表の主催者挨拶につづき、総がかり実行委の「アピール」やザポリージャ原発の危機的現状についての報告がなされた。
 登壇した「全労連」の日共系ダラ幹は、「ロシアに戦争をやめさせる外交努力を日本政府に要請しましょう」などと、現存政府の外交交渉に期待を煽りたてて恥じない姿をさらけだした。わが同盟の「レジスタンスをたたかうウクライナ人民と連帯しよう!」という呼びかけに共感した参加者たちは、この発言に「なんだ、これは!」といっせいに怒りの視線を注いだのである。
 ウクライナ人女性音楽家の民族楽器による、平和を祈る演奏と歌も披露された。「この二年間、何人もの知人・友人・子供たちが、ロシアに殺されました」「ウクライナの人々は、自分の国のためにだけたたかっているのではありません」という音楽家の発言は、参加者から連帯の拍手で迎えられた。
 会場内には、わが同盟のビラを手に討論する参加者の輪が、あちこちにつくりだされた。わが同盟の熱烈な革命的情宣と、首都圏のたたかう学生たちの熱い呼びかけに鼓舞されて、いまや集会の雰囲気は戦闘的なものへと圧倒的に塗りかえられたのだ。
 最後に主催者から「NATOの東方拡大が問題だという意見がありますが、私たちはロシアのウクライナ侵略を許さない、これを起点に声をあげていこう」「世界中の集会・デモと連帯し、ロシアでプーチンに抗議している人々とも連帯して、今日のデモをガンバロウ」と閉会挨拶がなされた。参加者たちは、ロシアの侵略を許さないとの決意も固くデモにうってでた。

闘う学生が集会・デモに戦闘的息吹き

 
 「<プーチンの戦争>を打ち砕け!」闘う学生が熱い檄
(2・24、東京・青山)
 早稲田大学・国学院大学をはじめとする首都圏のたたかう学生たちは、「<プーチンの戦争>を打ち砕こう! イスラエルのラファ総攻撃を許すな!」と大書された横断幕を掲げて参加した。
 集会が終わると、会場には、デモ出発を待つ労働者・市民の長蛇の列ができた。
 たたかう学生が力いっぱいマイクで呼びかけた。「世界各国で集会・デモに起ちあがっている労働者・人民と連帯して、プーチンの戦争を打ち砕くウクライナ反戦のうねりをつくりだそう! スターリン主義ソ連邦の版図復活を策して、ウクライナをのみこもうとするプーチン・ロシアの世紀の大犯罪を弾劾してたたかおう!」
 この闘志みなぎるアジテーションに、「全労連」傘下労組の部隊のなかにいた労働者たちもいっせいに注目し、うなずきながら聞きいっていた。
 労働者・学生・市民の隊列がデモ行進に出発した。たたかう学生たちのシュプレヒコールが轟いた。
 「『スターリンの末裔』プーチンの犯罪を許さないぞ!」「ロシア人民はプーチンの圧政に抗して起ちあがれ!」「FSB強権型支配体制を打ち倒せ!」
 たたかう学生たちは、六本木界隈の労働者・人民にウクライナ反戦闘争への決起を熱烈に呼びかけつつ、三河台公園までのデモをたたかいぬいた。
 ウクライナ侵略から二年に際して世界各国で労働者・人民が起ちあがっているこのときに、ウクライナ反戦の大衆的闘いの組織化を完全に放棄しているのが日共中央だ。この日共中央による闘争放棄をのりこえるかたちにおいて、首都圏のたたかう学生たちは、この日の集会・デモを戦闘的にたたかいぬいたのだ。

日共中央の闘争放棄を弾劾し闘おう!

 この日の集会において、日共の志位=田村中央指導部とこれに盲従する「全労連」指導部は、ただアリバイ的に各団体の旗持ち係≠会場に配置しただけで、集会への参加を呼びかけも組織化もしようとはしなかった。このかん文字どおり顔見せ≠フためにだけ登場していた日共議員らも、誰一人姿さえみせなかった。許しがたいことに日共中央は、ロシアのウクライナ侵略二年にあたるこの日のとりくみそのものにおいて、プーチン・ロシアのこの世紀の蛮行に反対する大衆的な闘いを完全に放棄しさったのである。
 首都圏のたたかう学生たちは、この日共中央指導部の度しがたい腐敗を弾劾しつつ、集会・デモの戦闘的な高揚をかちとるために全力で奮闘した。これと連帯して、職場深部でたたかう革命的・戦闘的労働者たちは、労組指導部を突きあげつつ組合員とともに結集し、この日の集会・デモを下から戦闘的に塗りかえるかたちにおいて奮闘したのである。
 すべての労働者・学生諸君! ロシアのウクライナ侵略二年の今日、ウクライナの闘う人民と連帯し、日本の地において<プーチンの戦争>を打ち砕く闘いを断固としておしすすめよう。われわれは、ヨーロッパをはじめ世界各国でロシアのウクライナ侵略に反対して起ちあがっている労働者・人民と連帯し、ロシアで反プーチンの声をあげているロシア人民と連帯して、今このときにこそウクライナ反戦の巨大な闘いを巻きおこそうではないか。侵略者プーチンを全世界労働者・人民の怒りの炎で包囲せよ! そして今、ガザ南部ラファへの総攻撃を開始しようとしているシオニスト・イスラエルの暴虐を断固阻止するために全力をあげてたたかおう!
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対中国の即応部隊の出撃拠点化

飛躍的に強化される九州の日本国軍

 「海軍力の強化」を掲げ国産空母を相次いで就役させている習近平・中国。彼らは台湾の武力統一≠めざして、アメリカ同盟軍を寄せつけないための軍事力の増強に狂奔している。
 米・日両権力者は、「台湾有事」の際に、この中国軍を「第一列島線」内に封じこめるために、与那国島から馬毛島までの南西諸島に新たな軍事拠点の構築と部隊配備を急ピッチで進めている。米日両軍の一大軍事拠点たる沖縄本島のみならず、石垣島や宮古島、奄美大島にミサイル部隊を配備し、ミサイルの壁≠構築しているのだ。
 この南西諸島の軍事要塞化≠ニ一体で急速に強化されているのが九州本土の自衛隊基地にほかならない。いま九州の自衛隊は、南西諸島(およびその周辺)での中国軍との戦闘を想定して、米軍の再編にあわせるように、部隊の新編・再編や新たな施設建設を急速におこなっている。
 われわれは、東アジアの戦争勃発の危機を打ち破り、日本の大軍拡と安保同盟強化に反対する反戦闘争を断固としておしすすめねばならない。その一助として、九州の自衛隊強化の特徴を明らかにする。それは、全国的な軍備増強の現在的特質を集約的に示しているからでもある(なお米軍との一体化にかんしては必要な限りでふれるにとどめる)。

以下見出し

日本版海兵隊の増強

陸自西部方面隊の南西諸島急派部隊への再編

 基地司令部の地下化

 佐世保イージス艦部隊の先制攻撃部隊化

 長射程兵器用武器庫の整備

戦争のできる国づくりを許すな!

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2・11労働者怒りの総決起集会 第二基調報告
大軍拡・憲法改悪阻止!
大増税・社会保障切り捨て反対!

反動岸田政権を打倒しよう


 結集された労働者のみなさん!
 岸田政権はいま、大軍拡と憲法改悪、社会保障切り捨てなど、歴史を画する反動的な攻撃を次々と振り下ろしています。このようなことが許されているのは、反対運動があまりにも弱い、国会や首相官邸を包囲するような闘いがほとんど創りだされていないがゆえにほかなりません。「連合」指導部も日本共産党の指導部もなんら闘いを創りだそうともしていないのだからです。
 私は、この現実をなんとしても覆していきたい、と決意をうち固めています。岸田政権による安保強化と大軍拡、憲法改悪を打ち砕く闘いを、私たちの総力で創りだしましょう。ガザ人民にたいするイスラエル・ネタニヤフ政権の大虐殺を許すな! プーチンの残虐な侵略戦争に抗してたたかうウクライナの人民と連帯し、この日本の地からウクライナ反戦の闘いを創造していこう。
 すべてのみなさん! 反人民性をあらわにする岸田政権を、今こそ打倒しようではありませんか!

岸田政権による空前の大軍拡・安保強化と改憲を許すな!

 能登半島地震が発生した直後から、首相・岸田は、自衛隊の大型ヘリコプターを能登現地に投入しようともしなかった。道路が通れなくなっているなかで、被災した人びとに水や食料や医薬品を送り届けるためには、それが絶対に必要であったにもかかわらず。なんと岸田は、これらのヘリコプターの多くを、一月七日には千葉県・習志野演習場でのアメリカ軍などとの合同演習に参加させていたのです。戦争準備のための軍事演習を優先し、被災人民を見殺しにしたのが、岸田政権なのです。
 しかも、被災地の過酷な状況がつづくまっただなかの一月十日に、岸田政権は沖縄の辺野古・大浦湾の埋め立て工事の着工を強行しました。沖縄県当局の抵抗にたいして、これまで一度も使われたことがなかった「代執行」という強権を発動して、です。労働者人民にいったいどれほどの犠牲を押しつけるのか、本当に許せません。――もちろん、ここに結集した仲間を先頭に、沖縄の労働者・学生はただちに反撃に起ちあがっています。
 岸田政権は、二〇二四年度予算案に過去最大の八兆円もの軍事予算を計上しています。二三年度〜二七年度の五年間で、四三兆円です。しかも円安や物価高がつづくなかで、この額はさらに膨れあがるにちがいありません。
 彼らは、中国や北朝鮮のミサイル基地や政府中枢を先制的に攻撃できる体制をつくることに必死になっています。そのために、アメリカ軍がイラクやアフガニスタンへの侵略で何万人もの人民を殺害した「トマホーク」などの長射程のミサイルを大量に購入し、沖縄・南西諸島などに配備しようとしています。この自衛隊ミサイル部隊や、水陸両用部隊いわゆる日本版の海兵隊、また空挺部隊などの「殴り込み部隊」を増強しています。これらをアメリカ軍とともに作戦行動ができる軍隊として強化するために、共同軍事演習を積み重ねているのです。
 現在、中国の習近平政権は、台湾を併合することをもくろんで台湾周辺での軍事行動を飛躍的に強化しています。これにたいしてアメリカ・バイデン政権は、日本やオーストラリアなどを動員して、中国にたいする軍事包囲網を構築しています。アメリカ・日本と中国の政治的・軍事的角逐が一段と激烈化しているのです。
 また、北朝鮮の金正恩政権は、韓国を「第一の敵国」と名指しして、核兵器およびミサイルの開発・配備に躍起となっている。これにたいして韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)政権は、アメリカにつき従って核戦争をおこなう体制を構築し強化しています。ここ東アジアで核戦争が勃発する危機が急激に高まっているのです。
 没落しつつある軍国主義帝国アメリカのバイデン政権は、中国・北朝鮮・ロシアに対抗するために、アジアにおける最大の同盟国である日本の岸田政権に軍事的分担の拡大を迫っている。このバイデン政権の要求を渡りに舟≠ニばかりに受けいれ、大軍拡と日米共同の戦争遂行体制の構築に突き進んでいるのが、安保の鎖につながれた日本の岸田政権にほかなりません。これまで政府が建て前としておしだしてきた「専守防衛」をかなぐり捨て、「自衛隊」という名の日本国軍が、日本の民間業者や労働者人民を総動員して、中国にたいする戦争の最前線で戦うということなのです。

能登大地震をも利用した支配体制の強権的強化

 一月三十日の国会での施政方針演説において岸田は、「総裁任期中に憲法改正を実現したい」と言い放ちました。改憲を叫びたてている「維新の会」や国民民主党を従えて、今国会中に改憲発議することを企んでいるのです。日本を文字どおりアメリカとともに戦争のできる国とするために、「交戦権の否定・戦力不保持」を明記した第九条を無きものとし、内閣が国会を無視して強権を振るうことを定める「緊急事態条項」なるものを新設しようとしている。「戦争をやれる国づくり」と、それを支えるネオ・ファシズム支配体制強化の総仕上げをはかるものにほかなりません。
 さらに、今国会で政府は、地方自治法の改定を強行しようとしています。これは、「地方自治」を完全に形骸化させ、地方自治体を国=中央政府の完全な統制のもとに置こうとするものです。政治支配体制をファシズム的に、強権的に強化しようとしているのです。
 能登地震への対応において、岸田政権は「プッシュ型支援」なるものを得意げにおしだしました。被災民にたいして支援物資をスピーディーに送るというふれこみですが、実際には送った物資は金沢などの倉庫に山積みになっています。届いた物資を配分し輸送をとりしきる職員、需要がどこにあるか、道路事情はどうなっているかなど、地元の事情を熟知した自治体職員が決定的に不足しているのです。これは、自民党政府がこのかん、自治体の合併やいわゆる「デジタル化」をおしすすめ、極限まで人員を削減してきたことの結果なのです。
 岸田が「プッシュ型」にこだわるのは、国が各自治体の意向を無視して、上から強権的に政策の遂行を押しつけるという実績をつくるためでもあるのです。大震災という災厄をも利用して、政治支配体制の強権的・ファシズム的強化をはかろうとしているのが、岸田政権なのです。
 さらにこの場を借りて、自治体労働者としてどうしても訴えたいのが、上下水道のことです。
 いま、地震発生から四十日が経っても、奥能登地域や七尾市では、なおほとんどの世帯が断水しトイレも使用できないままで、仮復旧の目途さえたっていません。歴代自民党政権の圧力のもとで、各自治体当局が上下水道事業の業務委託や民営化をおしすすめ、大幅な人員が削減され現場力を喪失してきたからです。現地の自治体では、技術の伝承も途切れ、配管の台帳も整理されておらず、点検や修繕をおこなう体制もないのです。そのために、全国の自治体から派遣された水道労働者が、なんとしても早期に復旧するために、現地の労働者とともに不眠不休で奮闘しているのです。
 岸田政権による日米軍事同盟強化・軍事強国化反対! 改憲策動を許すな! ネオ・ファシズム支配体制の強化を打ち砕こう!
 大軍拡の財源を確保するために、岸田政権は大衆収奪を一挙に強化しています。何よりも軍拡のために所得税などの大増税を振り下ろす時期を虎視眈々と窺(うかが)っています。年金給付額の切り下げや社会保険料の増額など、社会保障の切り捨ても強行しています。悪辣にも、「子育て支援のため」と称して、労働者が毎月支払っている健康保険料に「支援金」なるものを上のせ徴収しようとさえしているのです。そして電気・ガス料金など公共料金の相次ぐ引き上げと、次々に労働者人民に負担を押しつけています。
 岸田政権による、大軍拡と一体の大衆収奪強化を絶対に許すな!

ガザ人民虐殺弾劾! プーチンのウクライナ侵略を許すな

 イスラエルのネタニヤフ政権は、パレスチナ解放闘争の拠点となってきたガザ地区そのものを一気にたたきつぶし抹殺するために、ハマスもろともにパレスチナ人民を皆殺しにしようとしています。子どもも女性も無差別に虐殺し、住居も病院も学校も、生きるために不可欠なインフラも根こそぎ破壊する、暴虐のかぎりを尽くしているのがネタニヤフ政権です。この世紀の蛮行=ジェノサイドを絶対に許すな!
 このイスラエルを全面的に支持しているのが、アメリカのバイデン政権です。彼らは、パレスチナ人民の支援に当たっている国連機関UNRWAへの資金の供出すら打ち切りました。これにただちにつき従ったのが、日本の岸田政権です。ガザ・パレスチナ人民は飢えて死ねとでもいうのでしょうか。ガザ人民虐殺を支えるバイデン政権、これに追随する岸田政権を弾劾しよう!
 プーチンのロシアによるウクライナ侵略の開始からまもなく二年になります。侵略者どもにたいして不屈にたたかってきたウクライナの労働者人民は、いま大きな困難に直面しています。アメリカは、「イスラエル支援」を口実にして、ウクライナへの支援を縮小し、また打ち切ろうとさえしているのです。これを見こしてプーチンは、都市や工場などへの攻撃をエスカレートし、さらに多くのウクライナ人民を虐殺しています。
 殺人鬼プーチンは、「ウクライナを非ナチス化する」と言い放ちました。これは、キーウの政権をぶち壊し、ウクライナをロシアの「属国」とする意思をムキダシにしたものにほかなりません。現にプーチンは、占領地のウクライナ人民を「ロシア兵」として徴兵し、同胞どうしで戦わせようとしています。子どもをロシア本国に連れ去り、養子縁組し、徹底的に洗脳して「ロシア人化」しようとしています。彼らをも、将来は徴兵の対象とする腹づもりなのです。
 プーチンは、この侵略戦争を、第二次大戦のときのソ連の専制権力者スターリンの「大祖国戦争」になぞらえている。崩壊したソ連邦の版図を取り戻そうという野望をムキダシにしているのです。ウクライナ侵略者プーチンは、スターリンの「末裔」にほかなりません。ウクライナへの侵略戦争・人民虐殺の反人民的蛮行を、スターリンをもちあげ賛美して正当化しつつ、なおも強行しているプーチンを徹底的に弾劾しよう。
 ところで労働戦線においては、自治労や日教組などに一部残っているかつて社会党の「左派」であったダラ幹などが、「NATOの東方拡大が問題だ」とか「アメリカのほうが悪い」とかと語り、侵略者プーチンを免罪し擁護してきました。彼らは、労組としてウクライナ反戦にとりくむことをことごとく妨害してきたのです。この連中は、一九九一年にソ連が崩壊してから三十数年の今日においてもなお、「社会主義ソ連」なるものへのノスタルジアを抱いて、現在のロシアを、アメリカなどよりはまだ良いものという幻想にとらわれているのです。
 けれども、崩壊しさったソ連邦は、「社会主義」などではまったくありません。ロシアの労働者人民は一九一七年に、世界で初めてのプロレタリア革命を実現しました。だがスターリンとその一派は、この革命ロシアを変質させ、窮乏と血の弾圧を強制して何千万人ものソ連人民を死に追いやったのです。全世界の階級闘争をソ連国家の利害に従属させて変質させ、おびただしい害毒を撒き散らしてきたのが、スターリンを筆頭とする旧ソ連の支配者どもなのです。ウクライナ問題に対決するためには、このスターリン主義の問題を考えることが絶対に必要なのです。
 プーチンの侵略と不屈にたたかうウクライナの人びとと連帯して、この日本の地からウクライナ侵略反対の闘いを大きく創りだしていこうではありませんか。

以下見出し

「連合」指導部、日共指導部の闘争放棄を弾劾し闘おう!

春闘のただなかで反戦の闘いを創りだそう!
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鹿児島


「九州・南西諸島の軍事要塞化反対!」

労組員と共に鹿大生が奮闘

2・17 フォーラム九州ブロック集会


 二月十七日、鹿児島市の天文館公園で「平和な未来が壊される とめよう軍備増強 基地のない九州・南西諸島をつくる集会」が開催された(主催は「九州ブロック平和運動センター・平和フォーラム・労組会議」)。この集会・デモには九州各県から六〇〇名の労組員・市民が結集した。
 鹿児島大学のたたかう学生たちは、能登半島地震の被災人民を見殺しにし大軍拡・安保強化に突進する岸田政権への怒りに燃えて、この日結集した労働者とともに闘いに決起したのだ。
労働者・市民に戦闘的な檄を飛ばす鹿大生
(2月17日、鹿児島市・天文館公園)
  九州各地から決起した労組員と、闘う学生たち
(2・17、鹿児島市)
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