第2785号(2023年9月11日)の内容

<1面>
岸田政権の大軍拡を打ち砕け
米日韓核軍事同盟の強化反対!
反戦反安保闘争の大高揚を!
<3面>
プリゴジン暗殺の深層
<4面>
ストライキで起ちあがったそごう・西武労働者を支援せよ
大学・研究機関での軍事研究に突進する岸田政権
<2面>
労・学が日豪共同の空軍演習反対集会 8・23 小松
米日韓首脳会談反対に起つ 8・17 沖縄県学連
放射能汚染水の海洋放出反対! 8・23 那覇
大軍拡推進のために研究者・技術者への監視体制を強化
<5面>自治労定期大会に際して訴える
Topics ネオ産報会の本性を剥き出しにする芳野
<6面>
第61回国際反戦集会
海外からのメッセージA
タビニ・フイラアティラ・ノ・テ・アオ・マオイ
「ニューズ・アンド・レターズ」委員会(アメリカ)
ソリダリティ(アメリカ)
《週間日誌》 8月27日〜9月2日
 「解放」最新号




























  


岸田政権の大軍拡を打ち砕け

米日韓核軍事同盟の強化反対!

反戦反安保闘争の大高揚を!


アジア版NATO=対中・対北の多国間軍事同盟の構築

 
 沖縄県学連が米総領事館に怒りのシュプレヒコール
(8月17日、浦添市)
 八月下旬いこう、日本海や東シナ海から南シナ海にいたる全海域において日本国軍は、アメリカ軍・韓国軍・オーストラリア軍・カナダ軍とともに対中国・対北朝鮮の軍事演習を連続的に強行している。米・日・韓三ヵ国の海軍が、イージス艦を東シナ海にいっせいに派遣し北朝鮮の弾道ミサイルを監視・追跡し迎撃態勢をとるという、「演習」という名の威嚇的軍事行動を展開した(八月二十九日)。その前日には石川県小松において日・豪の戦闘機部隊による対中国の合同演習が開始され、同時に日本近海において米・日両軍とカナダの海軍艦隊との合同演習が実施された。
 こうして日本国軍は、同盟国アメリカとだけでなく韓・豪・カナダなど太平洋をとり囲む諸国の軍隊と一体となって対中・対北合同演習を連日のように強行しているのだ。まさしく岸田政権は、アメリカ・バイデン政権とともに、「アジア版NATO」というべき対中・対北・対露の多国間軍事同盟の構築に突進しているのである。
 このアメリカ主導の多国間軍事同盟を担うにふさわしい軍事強国へと日本国家をおしあげることをもくろむ岸田政権は、来年度予算の概算要求に七兆七三八五億円の軍事費を計上した。これに「米軍再編経費」や南西諸島の空港・港湾施設の軍事利用のための改修費などの、金額を明示しない「事項要求」を加えるならば、軍事予算は実に八兆円を超えるというのだ。
 それは、ロシアのウクライナ侵略を発火点として熾烈化する米―中・露激突のもとで、核戦力を飛躍的に強化する中国・北朝鮮との最前線に位置する日本帝国主義の生き残りをかけた策動にほかならない。
 ロシアから核・ミサイル技術を供与されて新型ICBMの発射をくりかえす北朝鮮。台湾併呑の野望をたぎらせて在日米軍基地をも射程に入れた中距離ミサイルを大量配備し、さらにドローン兵器や極超音速ミサイルなどの開発・配備に突進しているネオスターリニスト国家・中国。この中国の対米挑戦を独力で抑えこむ力を喪失している没落軍国主義帝国アメリカのバイデン政権が、同盟国の軍事力・経済力・技術力などを総動員するかたちで、中国主敵≠フグローバルな軍事包囲網を構築するという「統合抑止」戦略にもとづいて、岸田政権にたいして日本国軍の大増強を要求しているのだ。
 このバイデン政権の対日要求を受けた岸田政権は、昨年末に策定した安全保障戦略にのっとって、日本国軍の大増強に、そして日本国軍の米軍とのさらなる一体化に突進しているのである。

 敵基地先制攻撃体制構築を中軸とする大軍拡

 岸田政権は巨額の軍事予算を投じて日本国軍の一大強化に突進している。その第一は、自衛隊初の陸海空統合司令部の設置だ。米軍と日本国軍との一体化をヨリ促進することを狙う岸田政権・日本版NSC(国家安全保障会議)は、米インド太平洋軍司令部に対応するカウンターパートとして日本国軍の統合司令部を設置しようとしているのだ。
 第二は対北朝鮮・対中国の敵基地先制攻撃体制の構築だ。アメリカ製の巡航ミサイル・トマホークおよび長射程ミサイルの大量購入、さらには国産長射程ミサイルの開発がその中軸である。第三には中・露・北朝鮮の極超音速ミサイルをも迎撃しうる新たなミサイル防衛システムの日米共同開発だ。このために岸田政権は、総額八〇〇〇億円超を投じて二隻の新型イージス艦を導入することを画策している。このイージス艦に先制攻撃用兵器のトマホーク・ミサイルを搭載しようとしているのだ。
 第四には、「継戦能力」強化と称して砲弾・弾薬の大量備蓄に突進している。ロシアのウクライナ侵略を目の当たりにして、砲弾・弾薬の数量によって戦闘の帰趨が決しかねないという危機感を募らせた日本政府・防衛省は、それゆえ押っ取り刀で砲弾・弾薬の大量購入・大量備蓄に狂奔している。来年度だけでこれに約一兆円の巨費を投じようとしているのである。
 そして第五には、南西諸島などへの部隊と物資の移動・輸送能力を強化するための、陸海空軍一体の輸送専門部隊の創設である。この部隊の艦船・輸送機が停泊・着陸できるように宮古島や石垣島などの空港や港湾を拡張することも岸田政権は計画しているのだ。
 こうした大軍拡と同時に岸田政権は、アジアや太平洋の途上諸国にたいする国産兵器の供与にもふみだしている。フィリピン、マレーシア、モンゴル、フィジー、バングラデシュなどをはじめとする広範なアジア太平洋の新興国・途上国にたいして、「政府安全保障能力強化支援」(OSA)という名目での国産兵器の供与を今年度から開始しているのだ。これをテコとして岸田政権は、右のような諸国を「アジア版NATO」というべき米・日・韓・豪の核軍事同盟の外郭に緩やかなかたちで抱きこみ、もって対中国包囲網を重層的に強化することをたくらんでいるのである。
 右のような日本製兵器の無償供与という手土産をもって首相・岸田は九月五日からのASEANの諸会議に臨んでいる。習近平・中国がいま新たに「十段線」なるものをもちだして南シナ海のほぼ全域に中国の管轄権がある≠ニ強弁しつつ、新たな岩礁を埋め立てて滑走路などの施設をもつ軍事基地を増設していること、これに反発するフィリピンやマレーシアなどの権力者を抱きこむために岸田は、「力による現状変更反対・法の支配」を叫びたてつつこれを錦の御旗として、国産の艦船やレーダーなどの兵器の供与にも踏みだしているのである。ASEANの諸会議に欠席するバイデンになり代わって岸田は、ASEAN諸国をからめとろうとしているのだ。
 こうしたOSAを活用した国産兵器の諸外国への無償供与にとどまらず、いまや岸田政権は「防衛装備移転三原則」の運用指針見直しと称して、「殺傷力」のある兵器の輸出を公然と解禁しようとしている。イギリス・イタリアとの次世代戦闘機の共同開発契約に着手することを手始めに、日本の軍需産業を復活させるために不可欠な本格的な武器輸出への道を開くことを岸田政権はたくらみ、その政策上・法制上の基盤整備を急いでいるのである。

以下 見出し

軍・産・学一体の軍事研究の推進

改憲・軍拡を尻押しする「連合」指導部弾劾! 「反安保」を放棄する日共をのりこえ闘おう!

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プリゴジン暗殺の深層


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 八月二十三日、かの「ワグネルの反乱」からちょうど二ヵ月となるこの日に、「民間軍事会社」ワグネルの頭目プリゴジンが何者かに暗殺された。
 アフリカから帰国したプリゴジンらが、モスクワで「政府高官らと会談」(プーチンの言)した直後、ワグネルの本拠地サンクトペテルブルグに空路向かう途上で、搭乗するプライベート・ジェット機が爆発し墜落したのだ。
 複数の目撃者が「二度の大きな爆発音」を聞いたと語っていること、彼らが撮影した映像には尾翼と右主翼が無くなりほぼ胴体だけになって落下する機影が映っていたことなどからして、機体に爆発物が仕掛けられたことは疑いない。死亡した客室乗務員の女性が、搭乗前に「緊急の修理がおこなわれ、離陸が遅れている」と家族にメールを送っていたことからするならば、この時に何らかの爆発物が仕掛けられたと思われる。
 この事件で、ワグネルの代表プリゴジン、軍事部門の責任者ウトキン、事業部門の責任者チェカロフ、これら三名の幹部全員が死亡し、ワグネルは組織の中枢を喪失した。
 事件の翌日、プーチンはテレビカメラに向かって「亡くなった方々のご遺族に哀悼の意を表す」と述べ、「プリゴジンとは九〇年代いらいの長きにわたる知己」であり、「彼は重大な過ちを犯した」が「有能かつ才覚のある人物で、共通の大義のために必要な結果を達成してきた」「捜査は厳正におこなわれる」と、こわばった表情を浮かべながら語った。
 ロシア国内では事件発生の直後から、フェイクを含むさまざまな情報が流されている。プーチン政権が仕組んだことをにおわせたアメリカ政府などの発言にたいして、ロシア大統領府報道官ペスコフは「すべて嘘だ」と叫び、連邦議会上院議員のクリモフは「CIAのしわざだ。ワグネルの反乱もCIAが関与したことは疑いない」と主張した。他方、ワグネル残党が運営するSNSには、「プリゴジンは、ロシアを裏切る者たちのせいで命を落とした」と、その怒りをロシア権力内部の何者かに向ける言葉が記されている。
 ロシア国内でさまざまな情報操作がおこなわれているそのさなか、ロシアの航空当局(旧ソ連邦構成共和国でつくる国家間航空委員会)は、国際的な合同調査への協力を申しでていた墜落機の製造元であるブラジルの航空当局および航空機会社にたいして、「国際基準にもとづく捜査(事故原因の究明)はしない」ことを回答した。
 こうして、ロシア政府・連邦捜査庁が何も発表しないがゆえに、真相はおし隠されたままなのである。
 確かなことは、「邪魔者は消せ」――国家にとって邪魔とみなしたものは白昼公然と抹殺するということにほかならない。
 プーチンを表看板とするFSB強権型支配体制が形成されていこう、支配権力に歯向かったとみなされた幾多の政治エリートやオリガルヒが、そして情報機関の元幹部らが、次つぎと自殺や事故死にみせかけて消されたり毒殺されたりしてきた。ロシア連邦国家はまさにマフィアのような国家と化しているのだ。
 これこそが、FSB強権型国家のむきだしの姿なのである。しかも、もはやこの姿を隠そうともしない。――それほどにロシアの支配体制はいま追いつめられ、来年三月の大統領選挙を前にして支配体制内部の抗争をいっそう激化させ、ガタガタに揺らいでいるのである。

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ストライキで起ちあがったそごう・西武労働者を支援せよ


 八月三十一日に、そごう・西武労組の労働者たちは、親会社のセブン&アイ・ホールディングスによる百貨店「そごう・西武」の外資ファンドへの売却に抗議し、「雇用維持の保障」を求めて西武池袋本店での全日ストライキを貫徹した(スト権は九四%の賛成で確立)。大手百貨店の労働組合がストライキを決行したのは、じつに六十一年ぶりである。
 だがセブン&アイ経営陣は、今後の雇用問題は売却先が決める≠ネどとほざいて労組の要求をすべてつっぱね、スト当日に臨時取締役会を開いて売却を議決した。そして翌九月一日には「売却完了」を宣言したのだ。セブン&アイ経営陣のこの暴挙を許すな!

企業売却による百貨店事業の清算=大量首切り

 セブン&アイ経営陣は、昨年十一月に、子会社である百貨店「そごう・西武」(全国に十店舗の百貨店やショッピングセンターを保有)を、アメリカの投資ファンド=フォートレス・インベストメント・グループに売却する方針をうちだし、以後半年以上にわたって交渉を進めてきた。フォートレスは、買収した企業の転売によって巨大な利益をあげてきたハゲタカ・ファンドである。このフォートレスは、家電量販大手のヨドバシカメラと組んで、西武の池袋本店や渋谷店など集客力のある主要店舗をヨドバシを中心にした商業施設に再編する計画をうちだした。しかもセブン&アイ経営陣は、この交渉内容をいっさい労組に開示せず、七月に労組がスト権を確立するまで交渉を拒否しつづけた。そしていま労組の抗議や豊島区・地域住民たちの反対の声をはねつけて、「お荷物」とみたてた「そごう・西武」の切り捨てを強行したのだ。
 〔セブン&アイは、売却する「そごう・西武」の資産について、「二二〇〇億円」と譲渡契約に明記していたのであるが、三〇〇〇億円の有利子負債などを理由にして、八五〇〇万円まで割り引いてフォートレスに売り渡した。フォートレスは、セブンから譲渡された西武池袋店の土地をヨドバシに三〇〇〇億円で売りつけ、それを「そごう・西武」の負債の償却にあてる計画であるという。〕
 このセブンからフォートレスへの企業売却によって、全国十店舗ある「そごう・西武」の百貨店事業は解体され切り刻まれることは決定的となった。
 もとよりフォートレス経営者は、売上も利益も激減している百貨店事業を続ける気などさらさらない。彼らは、「そごう・西武」の各店舗をヨドバシと組んで利益の上がるテナント・ビルにつくりかえたうえで保有株を転売したり、駅前一等地にある不動産を転売したりすることで利益を得ようと企んでいるのだ。ヨドバシは、西武池袋店の土地をフォートレスから買いとることをテコにして、それを実質的に「ヨドバシ池袋店」に改造し、地の利≠活かして売上を伸ばそうとしている(そのうえで店舗の一部を「西武百貨店」に賃貸し、テナント料をとるというのだ)。
 西武池袋本店では現在約一万人の労働者が働いており、そのうち九〇〇人が西武の社員である。この池袋本店が「ヨドバシ池袋店+西武」のようなものになれば、西武労働者の多くが首を切られるだけでなく、数千人のテナントの労働者も職場を失う。そしてフォートレスは、これと同じことを、他の店舗でもやろうとしているのだ。全国の「そごう・西武」の労働者四三〇〇人は、いま百貨店事業の解体=大量首切りの危機に直面しているのである。
 もとはといえば二〇〇六年に、セブン&アイの経営陣は「コンビニから百貨店までの総合流通グループをつくる」とぶちあげて、業績不振の「そごう・西武」を買収した。だがそれ以降彼らがやってきたのは、リストラに次ぐリストラによって二十八あった店舗を十まで削減することであった。このように労働者に犠牲を転嫁して業績不振をのりきってきた経営陣は、いまやみずからの多角化戦略の破綻のつけのいっさいを労働者に押しつけ、百貨店事業からの「撤退」をなりふりかまわず強行したのだ。外資系投資ファンドへの売却による事業の切り捨て・労働者の切り捨てという悪らつな形態において!

「連合」式労使協議路線をのりこえたたかおう

 「連合」指導部は、八月三十一日に次のような「事務局長談話」を発表した。「連合は苦渋の決断をした当該組合員が雇用不安や生活不安を抱えている状況を憂慮し、経営側に対し真摯な労使交渉を通じた早期の事態収拾を強く求める」と。
 「苦渋の決断」だと!? ストライキなどやって欲しくない≠ニいう本音がありありではないか!「事態収拾を求める」だと!? 労働者をハゲタカ・ファンドに企業丸ごと売り渡し首切りの餌食に供したセブン&アイ経営陣にたいする怒りのひとかけらもないではないか!
 「連合」指導部は、そごう・西武の労働者にたいして何の支援闘争もとりくもうとしていない。「今後の展開を注視しつつ構成組織を最大限支援するとともに、当該組合員に寄り添い続ける」などと、おざなりの欺瞞的「談話」でお茶を濁しているだけなのだ。
 大企業が不採算部門を投資ファンドに売却し、買収した投資ファンドが企業体を切り刻んで労働者を大量に解雇する。――こうした悪らつなやり方が、このかん横行している。このような企業売却をテコとするリストラ・首切りにたいして、「連合」傘下諸労組の労働貴族は、労使協議路線にもとづいてことごとく屈服し受け入れてきた。
 コンビニの激増やネット通販の拡大に押されて、既存の百貨店や総合スーパーなどはおしなべて業績悪化に直面してきた。これをのりきるために流通業界の経営者どもが相次いで強行した企業統合や事業の売却・店舗の閉鎖、それらにともなう大規模な首切り・配転などの攻撃にたいして、「企業存続のため」を大義名分にして全面的に協力してきたのが、「連合」指導部であり、UAゼンセン指導部なのだ。その結果、百貨店業界だけでも夥しい数の労働者が解雇され、路頭に放りだされてきたのだ。
 このようななかで、そごう・西武労組の労働者たちは、セブン&アイ経営陣にたいして、「ストライキは働く者の権利だ」と叫んでストライキ闘争で反撃した。この闘いに三越伊勢丹や高島屋など他の百貨店労組も、「西武労組を孤立させるな」と支持の声をあげた。
 そしていま、そごう・西武労組は、新たに「親会社」となったフォートレスの経営陣にたいして、「雇用維持」を求めて闘いを開始している。
 大リストラによって「企業価値」をあげようとしているハゲタカ・ファンドにたいして、「連合」労働貴族式の労使協議路線をもってしては太刀打ちできないことは明らかである。フォートレス=ヨドバシによる大リストラ・大量解雇攻撃をはねかえすためには、同質の企業再編攻撃をひとしくうけているすべての百貨店・流通業の労働者たちが――UAゼンセンなどの労働貴族の抑圧と分断をはねのけ――企業横断的に団結してたたかわなければならない。
 「そごう・西武」の労働者は、大量首切りを阻止するために、労使協議路線にもとづく労働貴族式の指導をのりこえ、ストライキを闘争手段にしてたたかおう。全国の労働者は、産別・企業の違いを超えて「そごう・西武」の労働者たちを支援しよう!

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労・学が日豪共同の空軍演習反対集会
 8・23 小松
 八月二十三日、石川県平和運動センターの主催で「『台湾有事』への参戦体制づくり反対! 多国間共同訓練反対! 集会」が、航空自衛隊小松基地ゲート前で開催された。金沢大学のたたかう学生たちも赤ハチマキとゼッケンに身を包み、共通教育学生自治会の幟と「グローバル核軍事同盟反対!」と書いたプラカードを高く掲げて、集会の戦闘的高揚をかちとるために奮闘した。
日豪共同空軍演習に反対し空自小松基地ゲート前に結集して闘う労働者・学生
(8月23日、小松市)
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米日韓首脳会談反対に起つ 
8・17 沖縄県学連
 八月十八日、アメリカ大統領バイデンは、日本の首相・岸田と韓国の大統領・尹をキャンプ・デービッド山荘に招いて、米日韓首脳会談を開催した。三ヵ国の権力者どもは共同声明において「米日韓パートナーシップの新時代」をうたいあげ、軍事・経済・技術のあらゆる部面で一体となって北朝鮮と中国にたいする核軍事同盟の一大強化に突進しているのだ。断じて許すな!
 八月十七日、沖縄県学連のたたかう学生たちは、在沖縄アメリカ総領事館にたいする米日韓首脳会談反対の緊急抗議闘争に断固として起ちあがった。
沖縄県学連が在沖米総領事館に怒りの拳を叩きつける
(8月17日、浦添市)
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放射能汚染水の海洋放出反対! 
8・23 那覇
 八月二十三日、那覇市県民ひろばにおいて、「放射能汚染水(原発処理水)の海洋放出に断固反対する緊急集会」(主催:沖縄平和運動センター・沖縄県原爆被爆者協議会)が開催された。沖縄のたたかう労働者・学生は、福島をはじめとした全国の労働者・人民と連帯し、原発・核開発に突進する岸田政権にたいして怒りを叩きつけたのである。
「原発・核開発阻止!」のプラカードを掲げて闘う学生が奮闘
(8月23日、那覇市)
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