第2767―2768号(2023年5月15日)の内容
<1面>
憲法改悪・大軍拡を阻止せよ
南西諸島へのミサイル配備反対!
ロシアのウクライナ侵略粉砕!
4・22
首都に反戦反安保の炎
全学連が対国会・首相官邸デモ
<8面>
改憲・大軍拡阻止の雄叫び
憲法集会で闘う労学が奮闘 5・3
辺野古土砂陸揚げを阻止 4・25
<2面>
金大生が香林坊でデモ 4・27
関西共闘 自民兵庫県連に抗議 4・28
<3面>
G7エネ・環境相会合反対情宣 4・15 札幌
◎侵略戦争1年
革命と内戦のウクライナ 第5回
<4面>
分解・消滅の危機に喘ぐ日共・志位指導部
<5面>
「DX」と大失業・ギグワーカー化の強制
<6面>
郵政「窓口一体化」反対!
Topics 解雇・賃下げを煽動する経済同友会新代表
<7面>
メーデー
反改憲・ウクライナ反戦の檄
4・29「連合」、5・1「全労連」「全労協」
「解放」最新号
憲法改悪・大軍拡を阻止せよ 南西諸島へのミサイル配備反対! ロシアのウクライナ侵略粉砕!
岸田政権の改憲・大軍拡の策動を支える「連合」芳野指導部を弾劾せよ! 「反安保」を放棄する日本共産党系平和運動をのりこえ、改憲・大軍拡・大増税に反対する闘いの炎を燃えあがらせよ! ロシアに占領された領土の奪還=全土の解放にむけて戦いぬいているウクライナ人民と連帯して、そしてプーチン政権の弾圧に抗してたたかうロシアの労働者人民と連帯して、ウクライナ侵略戦争反対の反戦闘争をこの日本の地から断固として創造しよう! 第九条破棄・「緊急事態条項」新設を許すな! 首相・岸田は、五月三日の改憲派の集会に寄せたビデオメッセージで、「自衛隊を憲法にしっかりと位置づける」などと第九条の改悪の意図を露わにしている。岸田自民党は、「ウクライナ問題は対岸の火事ではない」などと労働者・人民の不安を煽りたて、大軍拡を支える改憲勢力たる維新・国民・公明とともに「戦争放棄・戦力不保持・交戦権否認」を謳った第九条の破棄(自衛隊の明記)と「緊急事態条項」の新設を核心とする憲法の大改悪に突き進んでいるのだ。 岸田政権は国民や維新を抱きこみ先兵として早期の改憲発議を策している。改憲の発議にむけて衆参両院の憲法審査会の議論を一挙に加速させることを企んでいる。すでに衆院憲法審査会では、緊急事態条項の新設や第九条の改定などをめぐる論議を連続的に強行しているのだ。 憲法審査会において自民党は緊急時(戦時)に内閣が国会機能を代替する緊急政令の必要性≠叫びたてている。「全権委任法」を制定したナチス・ヒトラーのような強権を首相(内閣)に付与しようともくろんでいるのだ。 この改憲の策動こそは、「打撃力の保有」の名のもとに日本国軍が米軍とともに敵基地を先制攻撃できる体制を構築する攻撃と一体のものとしておしすすめられている。まさに軍事強国日本にふさわしいネオ・ファシズム憲法を制定する攻撃にほかならないのだ。 以下見出し 敵基地先制攻撃体制の構築反対! 反戦反安保・反改憲闘争の一大高揚を! |
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首都に反戦反安保の炎 4・22 全学連が対国会・首相官邸デモ 四月二十二日、全学連のたたかう学生たちは、「先制攻撃体制の構築阻止」「憲法改悪阻止」「<プーチンの戦争>粉砕」を掲げて国会・首相官邸・アメリカ大使館にたいする断固たるデモに決起した。 いまウクライナにおいては、ウクライナ軍およびこれと一致結束した人民が、プーチンの侵略軍を占領地からたたきだすべく不屈に戦いぬいている。そしてここ東アジアにおいては、ロシアのウクライナ侵略を発火点とした軍国主義帝国アメリカとネオ・スターリン主義中国およびロシアとの角逐の激化のもとで、台湾・朝鮮半島を焦点として戦争的危機が高まっている。 この激動のまっただなかで、中国・ロシア・北朝鮮という三つの核保有国と対峙している日本帝国主義の岸田政権は、沖縄・南西諸島への自衛隊ミサイル部隊の配備やトマホークミサイルの導入など、日米一体の先制攻撃体制構築に血道をあげている。それは同盟国を総動員して対中国の軍事包囲網を構築せんとする軍国主義帝国アメリカの軍事的要求に応えて、日米軍事同盟を文字通りの対中国攻守同盟へと飛躍させる一大攻撃にほかならない。 こうした策動とまさに一体のものとして岸田政権は、「戦争放棄」を謳う憲法の大改悪へと本格的にのりだしたのだ。 こうした戦後史を画する重大な攻撃をまえにして、だが既成反対運動の指導部は一切の反改憲・反戦反安保の闘いを放棄する腐敗をさらけだしていた。この惨状をさらす既成反対運動をのりこえ、岸田政権による改憲・大軍拡を木っ端微塵に打ち砕くという烈々たる決意に燃えて起ちあがったのが全学連の学生たちにほかならない。彼らは、既成労組指導部による超低額妥結を弾劾しつつ二三春闘をたたかいぬいている戦闘的・革命的労働者と連帯して、首都中枢に反戦反安保・改憲阻止、ウクライナ反戦の闘いの烽火をぶちあげたのだ。 日米軍事同盟粉砕の旗高く進撃 午後六時まえ、全学連のたたかう学生たちは、港区六本木の三河台公園からデモにうってでた。 「安保粉砕! 改憲阻止!」学生たちはかけ声をあげながら、宵闇迫る六本木通りを意気高く進撃する。先頭には、「先制攻撃体制の構築阻止! <プーチンの戦争>粉砕!」と大書された横断幕、つづいて深紅の全学連旗が高々と掲げられている。白ヘル部隊の学生たちは、大学旗や「日米グローバル同盟粉砕!」などのスローガンが書かれたのぼり旗を翻し前進する。 「先制攻撃体制の構築阻止!」「憲法改悪阻止!」「ロシアのウクライナ侵略を打ち砕くぞ!」「ウクライナ人民と連帯してたたかうぞ!」学生たちのシュプレヒコールが辺り一帯に轟きわたる。 溜池交差点にさしかかると、デモ隊の正面が首相官邸だ。「日米一体の先制攻撃体制構築に突き進む岸田政権に怒りの拳を叩きつけよ!」マイクを持つ学生が大音声で呼びかける。 「南西諸島へのミサイル配備阻止!」「トマホーク配備反対!」「軍拡のための大増税を許さないぞ!」「放送法をタテにした言論統制反対!」 デモ隊は、さらに外堀通りを進撃する。右手にアメリカ大使館が見えてきた。日本全土を対中・対北朝鮮のミサイル攻撃拠点たらしめようと狂奔するアメリカ帝国主義バイデン政権にたいして、たたかう学生たちは怒りを爆発させた。 「辺野古新基地建設阻止!」「沖縄の軍事要塞化阻止!」「対中国の威嚇的軍事行動反対!」「安保破棄めざしてたたかうぞ!」「米―中・露激突下の戦争的危機を突き破るぞ!」 デモ隊は、国会をめざして霞が関の官庁街へと進む。西幸門前交差点を左折すると、デモ隊の眼前に国会議事堂が姿を現した。改憲・大軍拡に突進する岸田政権にたいする怒りに燃えて、デモ隊の学生たちはシュプレヒコールを叩きつけた。 「大軍拡阻止!」「憲法第九条の改悪阻止!」「緊急事態条項の創設反対!」「岸田日本型ネオ・ファシズム政権を打倒するぞ!」 こうしてデモ隊の学生たちは、日比谷公園までのデモ行進を、警察権力・機動隊の弾圧をはねかえし、最後まで戦闘的にたたかいぬいたのである。 米―中・露の熱核戦争勃発の危機を突き破れ! ――決起集会 たたかう学生たちは、デモに先立ち三河台公園において決起集会をかちとった。中澤全学連書記長が開会を宣言し、有木全学連委員長が基調提起にたった。 彼は開口一番、烈々たる闘志をみなぎらせて訴えた。「われわれは、台湾と朝鮮半島とを焦点として高まる米・日―中・露激突下の戦争的危機を突き破る革命的反戦闘争を断固として燃えあがらせよう。岸田政権による大軍拡と憲法改悪の一大攻撃を木っ端微塵に粉砕せよ! プーチンのウクライナ軍事侵略を最後的に打ち砕け!」 彼は間髪入れず、米日一体の先制攻撃体制の構築を打ち砕くことを呼びかけた。岸田政権による南西諸島への自衛隊配備と長射程ミサイルの導入を絶対に阻止せよ。これこそ、日米軍事同盟を文字通りの対中攻守同盟として飛躍的に強化する一大攻撃にほかならない。「反安保」を放棄する既成反対運動をのりこえ、日米グローバル同盟粉砕の旗幟鮮明にたたかおう。憲法第九条の改悪と緊急事態条項創設という改憲攻撃を打ち砕け、と。 「ヨシ!」たたかう学生たちが呼応する。 さらに有木委員長は訴える。台湾・朝鮮半島を巡る戦争的危機が切迫するこのときに、既成指導部は反戦の闘いを投げ捨て、平和外交を政府に求める対案の宣伝にうつつをぬかしている。 「だが東アジアにおける戦争的危機を突破する道は、米日と中国の権力者に支配抑圧されている労働者・人民の国境を越えた団結と反戦闘争の推進いがいにない。米日両国の一切の戦争準備に反対せよ。習近平ネオ・スターリニスト政権による反人民的軍事行動に反対しよう! 南北朝鮮の人民を熱核戦争の劫火に叩きこむ米日韓と北朝鮮との軍事的角逐に反対せよ!」 最後に有木委員長は、ロシアによるウクライナ軍事侵略を打ち砕く闘いを日本の地からさらに燃えあがらせるべきことを訴えた。「NATOの方が悪い」などと侵略者プーチンを擁護する自称「左翼」やウクライナ反戦闘争を完全に放棄する既成指導部を怒りをこめて弾劾し、ウクライナ人民と連帯してウクライナ反戦闘争の炎を赤々と燃えあがらせよう、と。 気迫に満ちた有木委員長の基調提起に、学生たちは万雷の拍手で応えた。 つづいてたたかう学生からの決意表明だ。 早稲田大学のたたかう学生は、新歓期のキャンパスにおいて岸田政権による南西諸島へのミサイル配備や改憲発議を阻止する闘い・さらにウクライナ反戦闘争への決起を、新入生をはじめとする全早大生に呼びかけてきたことを報告し、この日のデモを最先頭でたたかう決意を表明した。 国学院大学のたたかう学生は、自治会主催の新歓諸行事のただなかで新入生に自治会を主体とした反戦のとりくみの重要性を広く訴え共感を巻きおこしたことを報告し、彼らをも組織して岸田政権の改憲・大軍拡にたいする大衆的反撃を組織してゆく決意を述べた。 こうして決起集会をかちとった学生たちは、勇躍デモにうってでたのだ。 反戦反安保・憲法改悪阻止の闘いの爆発を! 本闘争の革命的意義は第一に、岸田政権が対中国最前線たる南西諸島に自衛隊ミサイル部隊を配備し先制攻撃体制の構築に現実に突き進みはじめたという局面において、大軍拡・改憲に反対する大衆的闘いにまったく腰の入らない日共中央の腐敗をのりこえ、岸田政権がふりおろす先制攻撃体制の構築と憲法改悪の一大攻撃を打ち砕く闘いの炎を首都中枢に赤々と燃えあがらせたことにある。 弾道ミサイルを連続的に発射する北朝鮮・金正恩政権とこれを圧伏するための核攻撃訓練に突き進む米日韓権力者との軍事的角逐の激化。そして、空母「山東」をさし向け台湾包囲の軍事演習をくりひろげた中国・習近平政権と、これに対抗してフィリピンにおいて過去最大規模の米比合同軍事演習を展開するアメリカ・バイデン政権との軍事的角逐。こうしたなかでバイデン政権と一体となって沖縄・南西諸島に「ミサイルの壁」を築くという一大攻撃をうちおろしてきたのが岸田政権にほかならない。 このときに日共中央は、大軍拡反対の方針から「反安保」を完全に抜きさるとともに、米日と中国および米日韓と北朝鮮との軍事的応酬に反対する反戦闘争の創造を放棄している。これこそは反対運動を敗北に導く決定的犯罪である。 たたかう学生たちはこのことを怒りを込めて弾劾した。岸田政権による大軍拡の攻撃は、日米軍事同盟を対中国・対北朝鮮の文字通りの攻守同盟として強化する一大攻撃にほかならず、そのようなものとしてネオ・スターリン主義中国の反人民的な軍事行動とともに東アジアに戦火をもたらす一方の極をなしている。このことを暴きだしつつ全学連は、<日米軍事同盟粉砕><米日―中露激突下の戦争的危機を突き破れ>というスローガンのもとに・まさしく反戦反安保の闘いとしてこの日の闘争を燃えあがらせたのである。 このことは第二に、全学連のたたかう学生たちが、米―中・露激突下の東アジアにおいて高まる戦争勃発の危機を革命的に突破する方向性をアジア・世界の労働者・学生・人民に赤々とさししめしたという意義をもっている。 日共中央のように「東アジアサミットという枠組みを生かして地域の全ての国々を包摂する平和の枠組みをつくる」などと称して、現に政治・軍事・経済のあらゆる部面で激突する米日・中の権力者どもの「対話と交渉」によって平和がもたらされるなどという幻想を垂れ流すことほど、労働者・人民の反戦闘争への決起を阻害する犯罪はない。まさに東アジアにおいてさし迫る戦争的危機を突破するその主体的力は、米日両帝国主義国家において独占資本家階級とその政治的代弁者どもにより支配・抑圧されている労働者階級・人民と、中国ネオ・スターリン主義国家において習近平を頭目とする北京官僚の圧政と暴虐に呻吟している労働者・勤労人民とが、国境を越えて団結し自国政府の戦争政策に反対する闘いをともにおしすすめることのなかにしかありえない。 それゆえに全学連のたたかう学生たちは、プロレタリア・インターナショナリズムの精神をわがものとし、アジアの、世界各国の労働者・人民に反戦闘争への決起を呼びかけつつたたかいぬいたのである。 さらにたたかう学生たちは第三に、ロシアのウクライナ侵略開始から一年二ヵ月のこの時点において、侵略軍を打ち破る大攻勢を構えるウクライナの労働者・人民と連帯して、「<プーチンの戦争>粉砕!」の闘いの烽火をぶちあげた。 たたかう学生たちは、日共・志位指導部がウクライナ侵略に反対する大衆的取り組みを完全に放擲していることを怒りを込めて弾劾した。党内に「NATOの方が悪い」「ブチャの虐殺はフェイク」などというオールド・スターリニスト党員をかかえ、またわが革命的左翼の批判に揺さぶられる良心的党員たちからの弾劾にもさらされている志位指導部。彼らはそれゆえに、内部対立に拍車をかけるとみなしたウクライナ侵略反対の取り組みから逃げ回っているのだ。 こうした日共中央の闘争放棄とプーチンの侵略を陰に陽に擁護する自称「左翼」どもの犯罪を断固として弾劾し、全学連は、プーチンの世紀の蛮行を弾劾するウクライナ侵略反対の大衆的闘いを日本の地から燃えあがらせているのだ。この闘いは、いままさに命を賭して戦っているウクライナ人民にたいする熱烈な檄となり彼らを鼓舞しているのである。 そして第四に、岸田政権が日本型ネオ・ファシズム支配体制の一層の強化にのりだしていることにたいして、たたかう学生たちは断固反対した。いまや「内閣が国会を代替する緊急政令」発布の権限を付与する改憲案を憲法審査会の場においてがなりたてはじめた岸田自民党。ここに、岸田政権・自民党がもくろむ「緊急事態条項」創設の狙いが、<戦争をやれる国>にふさわしく、政府にナチスばりの強権を与えることにあることがはっきりと露出しているではないか。 全学連の学生たちは、岸田政権がうちおろすこの改憲策動のファシズム性を満天下に暴きだし、<反戦>とともに<反ファシズム>の旗幟をも鮮明にして、国会を直撃する「改憲阻止」の炎を噴きあげたのだ。 すべての諸君。全学連が切りひらいた4・22闘争の画期的地平にふまえて、労学両戦線から、岸田政権による先制攻撃体制の構築・憲法大改悪を阻止する巨大な闘いを巻きおこそう! 岸田政権は、沖縄・南西諸島への自衛隊ミサイル部隊の配備に突き進むと同時に、軍拡増税のための「防衛財源確保法案」や軍需産業育成のために血税を投入することを狙った「防衛産業基盤強化法案」などの衆院採決を企んでいる。われわれは、これら一切の策動を打ち砕くために、「反安保」を放棄した日共系反対運動をのりこえたたかおうではないか! われわれは、岸田政権・自民党による憲法改悪を絶対に阻止するのでなければならない。 いま首相・岸田みずからが、「早期に国民に(改憲の是非を)選択していただく機会をつくる」とか「自衛隊を憲法にしっかりと位置づけることがきわめて重要」とかと改憲発議にむけて発破をかけている。この岸田の号令のもとに憲法審査会においては自民党議員どもが、「(緊急時に)内閣が国会機能を代替する緊急政令」の必要性なるものを叫びたて、改憲発議への道を切りひらこうと血道をあげている。ロシアのウクライナ侵略と米―中・露角逐の激化という激動のただなかで、日本帝国主義国家の生き残りをかけて、「アメリカとともに戦争をやれる国」に飛躍するための憲法改悪の攻撃に全体重をかけているのが、岸田政権・支配階級なのだ。 この戦後史を画する極反動攻撃を打ち砕くために、労働者・学生は、「改憲阻止」の巨大なうねりで国会を包囲せよ! 岸田政権による憲法第九条改悪と緊急事態条項創設を柱とする改憲策動を打ち砕け! 「沖縄・南西諸島の軍事要塞化反対・長射程ミサイルの配備阻止」を課題とする反戦反基地の闘いを、沖縄―日本全国から、<反安保>の旗高く巻きおこそう! 米―中・露激突下の戦争的危機を突き破れ! 侵略軍を占領地からたたきだすために不屈に戦うウクライナ人民と連帯して、<プーチンの戦争>を打ち砕くウクライナ反戦闘争の爆発をかちとれ! 岸田日本型ネオ・ファシズム政権打倒めざしてたたかおう! |
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5・3 東京 改憲・大軍拡阻止の雄叫び 憲法集会の最先頭で闘う労学が奮闘
わが同盟の情宣に共感の声 会場の入り口においてわが同盟の情宣隊は、革マル派の横断幕を掲げ「改憲を阻止しよう」と力強く呼びかけた。続々と結集する労働者・学生・市民にたいして「憲法改悪・大軍拡を阻止せよ!」と題したビラとウクライナ反戦闘争への決起を呼びかける『解放』新歓特集を次々と手渡していった。ビラを受け取った参加者は、「ヨシ!」「頑張ろう」と呼応する。そして『解放』新歓特集をすでに読みこんでいた学生がこれを手にして「これはすごい。他のビラに比べて格段にいいです」と目を輝かせて話しかけてきた。スターリンの末裔にして元KGB員たるプーチンによるウクライナ侵略の反人民性。これを完膚なきまでに暴きだし、ウクライナ人民と連帯してたたかうべきことを呼びかけるわが闘いにたいする共感が、労働者人民のなかに広く深く浸透しているのだ。 会場内ではわが革命的・戦闘的労働者たちが、岸田による改憲攻撃にいかに反撃すべきかなどをめぐって、ビラや『解放』を手にして組合員たちとのあいだで活発な討論をつくりだしていった。やや強めの風が吹くなかで労働者が『解放』紙を手でしっかりとおさえ熱心に読み入っている。 闘う学生が「ファシズム反対」を熱烈によびかけ
「憲法改悪・大軍拡を許すな!」「日米安保粉砕! ファシズム反対!」「<プーチンの戦争>を打ち砕け!」の文字が躍る横断幕をさっそうと広げ、「ファシズム反対」の迫力満点の一文字プラカード≠掲げる。各大学名やスローガンが刷り込まれた赤、青、緑などの幟旗が五月の風をうけてはためく。学生たちの闘志あふれる姿はたちまち、結集してくる労働者・市民の心をつかみ、スマホで写真に収める人々が続出した。 日本の戦後史を画する改憲攻撃をまえにして、「憲法九条を生かした平和外交」なるものを弱々しくつぶやき改憲阻止の闘いを歪曲する日共・志位指導部を弾劾し、5・3憲法集会を<反戦・改憲阻止・安保強化反対>の闘いとして高揚させるために、わが同盟とこのもとでたたかう労働者・学生はその最先頭で奮闘したのだ。 ネオ・ファシスト岸田政権は来年の改憲発議にむけて突進している。これを阻止するためにわれわれは全力でたたかおうではないか! |
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革命と内戦のウクライナ 1917―1921年 <第5回> V 労農同盟の強化による内戦の終結 (1)ソフホーズ化の失敗とデニキン軍への敗北 一九一九年十二月に「ウクライナ社会主義ソビエト共和国」を樹立して以後も、労働者と農民は完全勝利まで、なおも一年余の内戦を続けなければならなかった。人口の多数を農民が占める世界有数の農業国ウクライナにおいてプロレタリア革命を実現するためには労働者と農民の階級同盟を基礎にすることが絶対に必要であるが、内戦の苛酷な条件のもとではそれが困難をきわめたからである。 もちろん、ウクライナ・ソビエトが統一して帝国主義列強の干渉戦争を打ち砕く戦いの先頭に立ち、圧倒的多数の農民パルチザンをひきつけ共に戦ったからこそ勝利が決定的なものになったのである。 しかし、ウクライナ共産党においては、労農同盟を革命遂行主体として組織化するという組織戦術は明確であったとはいえ、この組織戦術にもとづいて農業=農民政策を具体的に練りあげることはできておらず試行錯誤をくりかえさざるをえなかった。このゆえに、農民を全体として革命の戦線にひきつける闘いは困難に直面したのである。 とりわけ、内戦のもとでソビエト政府が「戦時共産主義」政策をとったことによって富農や中農との軋轢が高まった。それは、アナキストたるネストル・マフノ率いる農民軍(黒軍)のソビエトからの離反・反乱(一九二〇〜二一年)として爆発したのであった。 一九一八年にはスコロパツキーのドイツ傀儡政権の穀物徴発にたいして、ウクライナ全土で農民パルチザンが次々に蜂起した。そのひとつの大部隊が、先述のフリホリエフ農民軍であり、もうひとつの大部隊がマフノ農民軍〔第四回参照〕である。前者はウクライナのソビエトと協定を結んで共に戦い、後者はソビエトと「別個に進み共通の敵を討つ」という立場をとった。一九一九年に、戦う敵がデニキンの白軍(英仏が支援)およびペトリューラ軍(ポーランドが支援)に代わっても、この関係は変わらなかった。農民たちは隷従を強いるすべての政治勢力を拒絶したのだ。 コサック共同体の伝統をうけついで侵略者にたちむかうウクライナ農民の革命的エネルギーが遺憾なく発揮されたのだとはいえ、ウクライナ共産党を中核とするソビエトが、彼らを同盟軍として共に戦うことには困難があった。戦争遂行のために穀物の割り当て徴収が必要であるけれども、自由の気風を尊ぶウクライナ農民(とりわけ国家の統制を拒否して農村共同体を直接的に実現しようとするアナキスト・マフノ)が徴収を拒否してソビエトから離反する傾向がうみだされたのである。しかし労農同盟は絶対に維持しなければならない、というジレンマにソビエトは立たされた。 この時期にウクライナ人民委員会議議長(首相)として、政府の農業政策を責任をもって遂行したのはクリスチャン・ラコフスキー(ブルガリア生まれで、最後までトロツキー派にとどまった)であった。スコロパツキー政府を打倒してキエフを解放し、ハリコフにウクライナ暫定政府を設置した一九一九年一月いご、彼は解放した地域において地主の土地を没収し国有農場(ソフホーズ)を創設する農地改革にとりかかった(一九年二月決定、夏までに完了)。 だが、パルチザンに結集した農民、とりわけ貧農をソビエトに組織化し農業生産性を上げて食糧危機を解決するという構想のもとに実施されたこの政策は、ラコフスキーの意に反して貧農にまったく支持されなかった。貧農は、貧しさから這い上がるために何よりもまず地主の土地を分け与えられることを望んだのである。教育的方法をとらずに上から一方的に国有化を実施したことのゆえに、貧農たちはソフホーズで働くことを地主の土地で働くことと同じものとみなしたのであった。 このソフホーズ化の失敗はソビエト政府の弱体化に直結した。マフノ農民軍がソビエトから離反し、デニキンの白軍が南からキエフに迫り、西からはペトリューラ軍と西ウクライナ反政府勢力の合同軍がキエフ攻撃の態勢をとった。そしてついに、八月には白軍にキエフを攻め落とされてしまう。それだけではない。デニキンが南からモスクワを、ユーデニッチが西からペトログラードを窺い、革命ロシアそのものが最大の危機に逢着してしまうのである。 帝政ロシアの復活をめざすデニキン軍はしかし、当然にもウクライナの全武装勢力から総反発をくらって挟撃され、とくにマフノ軍の総攻撃をうけて弱体化した。そして、一九一九年十二月にはソビエトがキエフ奪還をはたし、「ウクライナ社会主義ソビエト共和国」を宣言する。この戦闘が、帝国主義列強の干渉戦をすべて打ち砕く区切りをなしたといえる。 〔このデニキン軍にたいする勝利にさいしてレーニンが送ったのが、有名な「ウクライナの労働者と農民におくる手紙」(『レーニン全集』第三十巻)である。〕 (2)農業政策の確定 |
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分解と消滅の危機に喘ぐ日共・志位指導部 松竹除名*竭閧フ意味するもの 日共党組織はいま、分裂と崩壊の歴史的危機にたたきこまれている。「二重の大逆流を打ち破れ」という委員長・志位の号令のもとにとりくんだ四月の統一地方選において、日共が一三五議席にのぼる激減に見舞われたというだけではない。なによりも、いわゆる松竹除名*竭閧めぐって、党内外から反発と批判が噴出しているのだ。 二〇〇六年まで日共中央の政策委員会安保外交部長を務め、かつては日共系ニセ「全学連」委員長の座にあった松竹伸幸が、ロシアのウクライナ侵略問題をめぐる党内の対立・混乱のまっただなかの今年一月に、『シン・日本共産党宣言』なる著書において「安保条約堅持・自衛隊合憲」などを「党の基本政策」に明記すべきだと公然と要求し、「党首公選制の導入」を唱えるにいたった。 事実上は志位の辞任をも要求しているこの松竹の反乱≠ノ動転した党中央官僚どもは、「日本共産党にたいする攻撃・かく乱者」であり「党規約違反」などと烙印しこの男に除名処分をくだした(今年二月)。まさにスターリニスト官僚の御多分に漏れず、「保守」を含む「野党共闘」という党の路線にかんする松竹の主張を内容的に批判することもできずに、「党への攻撃・かく乱者」とか「分派禁止」の「党規約違反」とかという理由をもって粛清を強行したのが志位指導部なのだ。 いまや日共・志位指導部は、松竹に引きずられて右から党中央に反発する部分と、全学連や革命的・戦闘的労働者の反戦反安保・改憲阻止の闘いに共感し志位指導部の右翼的な安保・自衛隊にかんする代案に怒りと疑問を募らせる良心的党員とに挟撃され、党組織そのものの対立・分岐が一段と深まっている。 それだけではない。プーチン・ロシアのウクライナ軍事侵略という世界史的事態が惹起したまっただなかにおいて、代々木中央は、これにたいする反撃の闘いから完全に召喚してしまっている。ウクライナの数多の人民を虐殺し領土を強奪しているプーチン・ロシアの蛮行をまえにして、闘争放棄をきめこんでいるのが代々木共産党なのだ。かつてソ連邦であったロシアの方が西側よりもマシである≠ニいう感覚を残しているがゆえに、「ロシアに脅威を与えたNATOの方が悪い」などと称して侵略者プーチンを免罪してはばからないゴリ・スターリニストども。「どっちもどっちだ」「即時停戦を」などと主張する右翼的部分。そして、「プーチン・ロシアのウクライナ侵略弾劾、レジスタンスをたたかうウクライナ人民と連帯してたたかおう」というわが革命的左翼の呼びかけに共感を寄せる良心的党員。――こうした党組織の上から下までの大混乱と分解・消滅の危機に直面して完全に立ち往生しているのが志位指導部なのである。 代々木共産党のこんにちの惨状は、わが革命的左翼がウクライナ反戦、反戦反安保闘争を断固として組織化し、そのただなかで日共中央にたいするイデオロギー闘争をくりひろげてきたことによってもたらされたものにほかならない。 われわれは、<反帝国主義・反スターリン主義>革命的前衛党の矜持にかけて、日本の反戦反安保の闘い、階級闘争に害悪をたれ流し、混迷と腐敗をさらけだしながらいまなお延命の途をまさぐっている志位指導部にたいするイデオロギー的重砲火をあびせるのでなくてはならない。 われわれは、心あるすべての日共党員に呼びかける。日共中央=転向スターリニストと今こそ決別し、熱核戦争勃発の危機とネオ・ファシズムの暴虐に抗してプロレタリア階級闘争を再創造するために、<反帝・反スタ>の旗高くわが同盟とともにたたかおうではないか。 以下見出し T 「専守防衛」と「新しい資本主義」の綱領化を要求する松竹 U 自己の影≠ノ向かって吠え立てる代々木中央 V 修正資本主義の党の末路 |
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「DX」と大失業・ギグワーカー化の強制 独占資本家どもと岸田政権はいま、「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」を日本経済再生の最重要環≠ニしておしだし煽りたて、その「加速化」を呼号している。独占資本家とその政府が「推進」を叫んでいる「DX」なるもの――それは、日本の労働者たちを未曽有の大量失業と貧窮化と新たな電脳的疎外の奈落へと突き落とすものいがいの何ものでもない。 〔独占資本家と政府がおしだしているいまひとつのシンボルは「グリーン・トランスフォーメーション(GX)」=「脱炭素革命」であるが、さしあたりここでは「DX」に限って論じる。もちろん「脱炭素化」は、自動車のEV化を見れば明らかなように最新のデジタル技術の導入と活用ぬきには進展しないのであって、「DX」と「GX」とは現実には密接に結びついて進行している。〕 A 「DX」とは何か? 独占資本家どもや日本政府が乱発している「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」という用語は、すこぶる大ざっぱで恣意的なものでしかない。われわれの観点からするならば、そこには次のようなことがらがすべて包みこまれている、と言える。 @日本の産業構造を、デジタル・ICT(情報通信技術)関連の産業・企業をその中軸として育成することをテコとして全体的に再編成すること。――これは反面で斜陽≠ニ化した産業・企業を整理・淘汰することを意味する。 A特定の企業が自社の事業構造をデジタル・ICT関連を中心とするそれに転換すること。――これは旧来の事業部門や不採算部門の閉鎖や切り売りと一体で進められている。 B企業が直接的生産過程や業務過程にAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)やロボットなどの革新的なデジタル技術諸形態を導入すること。――これは同時に、それによって置き換えられる労働者の配転や解雇をもたらしつつある。 C企業や研究機関が革新的なデジタル技術諸形態を開発したり、このデジタル技術を駆使した新たなサービスやビジネスの領域(たとえば暗号資産やメタバースのようなもの)を創造し拡張したりすること。――これは人民をますますデジタル漬けにして電脳的疎外を強いるものにほかならない。 D商品の販売や金融などをもデジタル・ネットワークでおこなう社会インフラとシステムをつくること。――これは同時に、消費者としての人民が政府や巨大企業にデジタル・ネットワークで監視・管理・操作されることを意味する。 E国家・自治体などの行政・事務や警察などの諸機能・諸活動へのデジタルICTの導入。 こうしたことがらのすべてを包含したうえで、その暗黒面をおしかくし、それがすべての社会成員にあまねく幸福≠もたらすものででもあるかのように人民を騙すために捻りだされた標語――それが、「DX」なのである(「X」とは未知なる何か≠表わす)。 これらのあらゆる領域での「デジタル革命」を早急にかつ一挙的に進めなければ、日本は世界の流れから完全に落ちこぼれてしまう。――このような危機感を、独占資本家どもはいま募らせている。GAFAMなどが牽引するアメリカと・これに対抗して新興ICT企業が簇生する中国とのデジタル覇権≠めぐる激烈な攻防戦のなかで、日本の産業・企業が生き残るためには、労働者・人民に「痛み」を強制しながら何がなんでも先端的なデジタル産業を育成し「デジタル強国」をつくりあげなくてはならない、と彼らは盲信している。またそれを進めるならば自分たちはかならずや莫大な利益を獲得できる、という強欲きわまりない期待≠ノ取り憑かれてもいるのである。このようなみずからの階級的利益を貫徹するためにこそ、独占資本家が捻りだしたシンボル・スローガンが「DX」なのである。 こうしたシンボルを掲げて独占資本家どもがいまつくりだそうとしている社会、彼らが思い描いているDXが進展した社会≠ニは、およそ次のようなものである、と言えよう。―― 社会のあらゆる部面に張りめぐらされ、インターネットで双方向・多方向につながった無数のデジタル情報端末(スマートフォン、監視カメラ、センサー、マイクロチップ……)。これによって巨大企業や政府機関が社会や個人の膨大なデータを集めまくる。集めたビッグデータをAIで解析させ、資本家(政府)にとっての「有用情報」や利益極大化の「最適解」を提示させる。このAIの「提案」をもとにして、様ざまな企業や機関が、新たな「ビジネスモデル(金儲けのモデル)」を捻りだしたり、新たなサービス商品や技術形態を開発し創造してそれらを次々に市場に投入する。AIを駆使した広告やマーケティングによって「消費者」を選別・格付けしつつ、効率よく商品を買わせてぶったくる。また経営者は、AIやそれを装備したロボットを自企業の生産過程や業務過程・流通機構に導入し、これらのプロセスを自働で制御させ、「省力化」を進める。こうしたAIを頂点とするデジタル技術諸形態の導入をテコとして、少子高齢化の時代における「労働力不足」をのりきるとともに、諸企業の「生産性」を向上させる。そして張りめぐらした無数のデジタル端末で「国民」の行動や思考を監視し掌握し誘導して、企業や政府にとっての「安心・安全」を確保する、等々。 ――このようなものが、日本の独占ブルジョアどもが夢見ている「DX」であり、その向こう側にある経済・社会のイメージである。まさにそれは、AIやデジタル・ネットワークを介して独占資本とその政府が労働者・人民をヨリ効率的≠ノ支配し搾取し収奪する社会いがいの何ものでもありえない。 以下見出し B AI導入による労働者の駆逐 「労働移動」と「リスキリング」の嘘 C 貧富格差の拡大と深まる電脳的疎外 |
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郵政「窓口一体化」反対! 雇い止め・強制配転・労働強化、賃金切り下げを許すな 日本郵便経営陣は、今年七月から「郵便窓口とゆうゆう窓口の一体化」(以下、「窓口一体化」と略す)を強行実施しようとしている。この攻撃は一昨年にうちだした中期経営計画(JPビジョン2025)にもとづく窓口部門の一万人削減の一環なのだ。経営陣は、「窓口一体化」による強制的な人事異動・大幅な人員削減を強行し、人件費の大幅な削減をおこなおうと企んでいる。 このような攻撃がかけられてきているにもかかわらずJP労組本部は、「要員配置や業務運行の非効率など課題解消は必要」などと称して、現場組合員を無視して、詳細を説明することもなく独断で受け入れた。それゆえに、ある局では何の説明もないまま、いきなり「窓口一体化」の試行局に設定され、一ヵ月後には強制的に窓口営業部の労働者が郵便部にコース=所属変更させられたのだ。何も知らされていない現場組合員は当然にも本部にたいして怒りの突き上げをした。また、現場の会社当局も周知が後手に回り大混乱となった。これを見てとった会社経営陣は、当初予定の四月からの実施が困難と判断し、弥縫策として三ヵ月後ろ倒しの七月実施をJP労組本部に受け入れさせたのだ。 経営陣による「窓口一体化」の攻撃は、人員を削減するだけでなく、窓口労働者にコース転換・所属替え、それを通じた賃金切り下げ・労働強化を強いるものにほかならない。革命的・戦闘的労働者は「窓口一体化」の攻撃を絶対に許してはならない。職場生産点から「窓口一体化」に反対する闘いを創造しよう。 以下見出し 1 業務・労働組織の大再編 2 人事評価制度の改悪・賃金切り下げを許すな 3 「窓口営業部」を金融部門に特化 4 合理化に全面協力するJP労組本部をのりこえ闘おう |
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第94回メーデー 反改憲・ウクライナ反戦の檄 |
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空前の物価高騰下でたたかわれている今二〇二三春闘は、「連合」労働貴族の・また「全労連」の日共系ダラ幹どもの大裏切りによって、物価上昇率にもはるかにおよばない超低額で収束されようとしている。ロシアのウクライナ侵略を発火点として切り拓かれた<戦争の時代>のまっただなかで、日本の岸田ネオ・ファシズム政権は大軍拡・憲法改悪・大増税さらに原発推進へ猛突進している。 これを突破するためにわが革命的左翼は、今年の第九十四回メーデーを、文字どおりたたかうメーデー≠ニしてかちとるために、全国各地で力のかぎり奮闘した。 首都で開催された「連合」メーデー(四月二十九日)、「全労連」メーデーおよび「全労協」系の日比谷メーデー(五月一日)――わが同盟の情宣隊は、「反戦反安保・改憲阻止、ウクライナ反戦、二三春闘勝利」をこれら各メーデー集会に結集した労働者に訴える大情宣をくりひろげた。各労組の深部でたたかう革命的・戦闘的労働者は、このわが同盟の呼びかけに呼応して、各集会・デモを戦闘的に高揚させ労働者階級のたたかう団結を創造し強化するために、職場から組織した仲間たちとともに奮闘したのである。 |
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岸田を招き入れた芳野を弾劾し闘う労働者が奮闘 4・29「連合」 |
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賃金抑制に協力する労働貴族への怒りを込め「団結ガンバロー!」 (4月29日、代々木公園) |
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わが同盟の情宣隊が大宣伝を展開 (4月29日、代々木公園) |
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資本家を弾劾しないダラ幹に怒り 5・1「全労連」 |
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日共系ダラ幹の闘争歪曲のもとで苦闘する労組員たち (5月1日、代々木公園) |
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「ウクライナ反戦」の呼びかけに熱い共感 5・1日比谷メーデー |
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日比谷野音に結集した「全労協」系組合員 (5月1日) |
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4・25辺野古 「南西諸島の軍事要塞化反対!」 土砂陸揚げ作業を阻止 |
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護岸着工六年――怒りの海上行動 辺野古新基地建設のための護岸着工から六年を迎えた四月二十五日、満腔の怒りに燃えた沖縄の労働者人民は、ヘリ基地反対協議会の呼びかける「4・25辺野古・大浦湾海上アピール」行動に決起した。県反戦の労働者たちは、「新基地建設阻止! 南西諸島の軍事要塞化反対!」「基地撤去・安保破棄」を掲げて奮闘した。 |
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K9護岸に肉迫し「全基地撤去・安保破棄」の横幕を掲げて埋立て土砂の搬入を阻止 (4月25日、大浦湾) |
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ポセイドン号を先頭にカヌー36艇がK9護岸へ突進 (4月25日、大浦湾) |
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先制攻撃体制構築反対の声轟く |
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金大生が香林坊でデモ 四月二十七日、金沢大学共通教育学生自治会の執行委員会が「岸田政権の改憲・大軍拡反対! ウクライナ軍事侵略反対! 4・27香林坊デモ」を開催した。 |
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「ウクライナ軍事侵略反対!」金沢市街をデモ行進する金沢大生 (4月27日) |
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関西共闘 自民兵庫県連に抗議 四月二十八日、全学連関西共闘会議のたたかう学生たちは、岸田ネオ・ファシズム政権による先制攻撃体制の構築と憲法改悪の攻撃を木っ端微塵に粉砕する烈々たる闘志をみなぎらせ、自民党兵庫県連にたいする抗議闘争に決起した。 |
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たたかう学生が自民党兵庫県連に怒りのこぶし (4月28日、神戸市) |
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熱く訴える関西のたたかう学生 (4・28、神戸市元町) |
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G7エネ・環境相会合反対情宣 4・15 札幌 |
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四月十五日、全学連北海道地方共闘会議のたたかう学生と反戦青年委員会のたたかう労働者は、この日から翌十六日にかけて札幌市でおこなわれようとしていたG7気候・エネルギー・環境相会合に反対して、街頭情宣に起ちあがった。 | |
「G7・原発推進反対」を情宣 (4・15、札幌) |
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