第2656号2021年2月22日)の内容

<1面>
菅政権・自民党に怒りの拳
 2・5那覇
 「辺野古新基地建設を阻止するぞ!」
 琉大・沖国大生が抗議闘争
 2・8名古屋
 「人民への犠牲強制を許すな!」
 愛大・名大生が弾劾の嵐
貧窮人民見殺しの
菅ネオ・ファシズム政権を打倒せよ

<3面>
辺野古新基地の建設阻止!
水陸機動団のキャンプシュワブ配備を許すな
沖縄県委員会

<2面>
沖縄防衛局に抗議 2・3 嘉手納
菅政府の「新・観光立国」の正体
<4面>
幌延深地層研の「500b掘削」計画実行反対!
<5面>
Topics ベアゼロ春闘≠ノ突き進む大手諸労組労働貴族弾劾!
郵政 年末始繁忙――労働強化を強いた経営陣を弾劾する
わが同盟の21春闘スローガン
<6面>
深夜の検査宅配ドクター
◆革共同政治集会に参加して
週間日誌は4面に掲載
 「解放」最新号

































  

貧窮人民見殺しの

菅ネオ・ファシズム政権を打倒せよ


新型コロナ特措法・感染症法の改定・施行弾劾!

 二月十三日、菅政権は、休業や営業時間短縮命令に従わない事業者への罰則を盛りこんだ改定新型コロナ特措法、ならびに入院を拒否する感染者を罰することを明記した改定感染症法を施行した。これらの改定法において菅政権は、命令を拒否する事業者に最大三〇万円以下の過料(特措法)を、そして入院拒否者には五〇万円以下の過料を科す(感染症法)という罰則規定を導入した。特措法においては、緊急事態宣言発令いぜんにも政府が罰則をともなった「私権制限」措置をとる「まん延防止等重点措置」なるものを新設した。そして、罰則を適用する命令の内容にかんしては、国会審議を経ることもなく、閣議決定による一片の政令をもっていかようにも拡大することができるフリーハンドを確保したのが菅政権なのだ。
 いまや全国で新型コロナウイルス感染者は、約四一万六〇〇〇人(二月十五日時点)を超え、数多の人民が病床逼迫によって入院したくても入院できない「入院・療養調整中」という状況におかれている。〔一月の東京の「救急搬送困難事案」は五七二〇件で昨年の二倍以上、病院外での感染死者は一三二人を数えている。〕このさなかに、あろうことか、「感染拡大防止」を騙(かた)ってただひたすら「入院拒否者」に厳罰を下すことにのみ血道をあげるとは! まさに人非人ではないか。この極悪菅政権を絶対に許すな!
 そもそも、日本全土を覆いつくした新型コロナ感染爆発の第三波、その責任のいっさいは、「GoToトラベル」などの独占資本支援の需要喚起策を最優先し感染防止対策を完全に放棄してきた菅政権にあるのだ。
 しかも、菅政権は、まともな補償もないまま再び事業者に休業・時短営業を強制し、違反したものを厳罰に処すことに狂奔している。多くの飲食店や関連事業者は、年度末が間近に迫るなかで廃業・倒産に続々と追いこまれている。そして、飲食業などの大手企業の資本家は、パート・アルバイトなどの非正規雇用労働者を大量に解雇・雇い止めにしている。これらの資本家は、「シフトを減らしたのであって休業は指示していない」などと強弁し休業手当の支払いを拒否している。こうした状況下で、解雇されても失業者として公式統計には示されないパート・アルバイトの女性労働者(「実質的失業者」)は実に九〇万人にものぼっている!
 これらの労働者・人民への生活補償をいっさい拒絶しているのが、菅政権ではないか。「政府には最終的には生活保護という仕組みもある」などいう菅の傲岸な言辞を見よ! 新型コロナ感染拡大のもとで労働者・人民がどんなに貧窮に陥ったとしても自己責任でまかなえ、ということの宣言ではないか。そもそも、窓口において生活保護申請者にたいして「扶養者確認」なるものを盾にして実質的に受給を断念するように追いこんでいるのが各自治体当局であり、そのようにしむけているのが、「自助・共助・〔最後に〕公助」を叫ぶ首相・菅なのだ。
 労働者・人民への生活補償を放棄しているという非難の声があがるや菅政権は、中小企業への休業支援金制度を大企業にも適用し、そこで雇用されている非正規労働者の休業補償をおこなうことを渋しぶうちだしはした。だが、この休業補償の適用期間は、当初は今年の一月八日以降とされていたのであって、この政府案にたいして、「雀の涙にもならない」という労働者・人民の怒りの声がわきあがったことにあわてて、菅政権は昨年四月にさかのぼって適用対象とするというように修正したのだ。しかも、その支給額は給与の六割程度だ。実に場当たり的で形ばかりの「支援」策を小出しにしているにすぎないではないか!
 これとは対照的に、菅政権は、特措法および感染症法への罰則規定導入だけはきわめて迅速に法案を国会通過させた。〔審議日数はたった四日間!〕
 菅政権の感染対策放棄のゆえに病苦と貧窮に叩きこまれている、この数多の人民の政府にたいする批判を封じこめるために、罰則強化を急いでいるのが菅政権だ。これぞファシストの手法といわずしてなんというのか!
 この政権は、新型コロナの感染爆発を絶好のチャンスとして日本国家のあり方≠抜本的に変えていくことを策している。労働者・人民の全行動を監視し、国家へのいっさいの反逆・抵抗を抑圧する――こうして日本型ネオ・ファシズム支配体制の強権性を一段と強化する菅政権の策動を断固として打ち砕くのでなければならない。

国民総監視のためのデジタル改革関連法制定を阻止せよ!

 現下の新型コロナ感染拡大を活用して、菅政権は人民を徹底的に監視するためのデジタル網の整備を急ピッチで進めている。
 この政権は二月九日に「デジタル改革関連法案」を閣議決定し国会に上程した。この法案を今国会中に可決=成立させ、もって首相を「長」とするデジタル庁を九月一日に発足させようとしているのだ。デジタル庁設置をテコとしてこの政権は、@政府省庁・地方自治体の行政データを首相・NSCが一元的に管理・統制する新たなシステムの創設、Aマイナンバーカード取得の全国民への実質的義務化、Bあらゆる「個人情報」をマイナンバーカードを活用してNSCが管理・監視する体制の構築、これらを一気になしとげようとしているのである。国民総管理・総監視体制を強権的に強化するための「デジタル改革関連法案」の可決=成立を阻止せよ!
 いまこの政権は、コロナ・ワクチン接種のマイナンバーによる管理を叫び、また医師や看護師をマイナンバーによって管理・動員することをたくらんでいる。「コロナ感染防止対策」の名による国家総動員体制の構築・強化を断じて許すな!

労働者・学生・人民の実力で菅死に体$ュ権を打ち倒せ

 病床確保もワクチン接種のための準備も、すべて自治体に丸投げしたうえで、ただただアリバイ的な人民への「支援策」なるものを喧伝すると同時に、人民監視・厳罰導入に狂奔する菅政権。これにたいして、いま労働者・人民の怨嗟と怒りの声がいやましに高まっている。マスコミの世論調査においても、すでに内閣支持率は四〇%を切り下落しつづけている。
 おりしも、首相・菅の長男が勤務する映像制作会社の事業認可を管轄する総務省の官僚が、この会社から五年間にわたって頻繁に接待・供応を受けていたことが明るみにだされた。
 この暴露に直撃され揺さぶられながらも、あくまでも「息子は別人格だ」などと居直りつづけているのが菅なのだ。この菅ガタガタ政権は、現下の政治的危機をのりきるために、政権存亡を賭けて「東京オリンピック・パラリンピック」の開催をみずからの成果とすることに血道をあげているのだ。だが、今なおパンデミックが収束していないなかで、しかも日本において重症者が増加し医療体制が危機にあるまっただなかで、医療従事者をはじめとする人員を大量動員し莫大な資金を東京五輪に投入するというのか! ふざけるな! なにが「人類が新型コロナにうちかった証として東京五輪を開催する」だ。
 すべての労働者・学生諸君! 今や菅政権は、労働者・人民の怒りの炎に包囲され死に体≠ヤりをさらけだしている。この菅極反動政権を一刻も早く打ち倒すのでなければならない。だが、このときに「連合」指導部は、新型コロナ感染拡大を国難≠ニとらえ「危機脱却」のための「政労使協議」を菅政権や資本家どもに求めているにすぎない。彼らの「春闘方針」なるものは、「失業なき労働移動」の名において首切り=転職を容認するものであり、「消費喚起運動」という名の企業救済策にほかならない。この「連合」指導部の裏切りを断じて許すな!
 他方、「野党連合政権」樹立の白昼夢にうかされている代々木官僚に盲従する「全労連」の日共系指導部は、「総選挙で政治を変える」と叫んで政策宣伝に大わらわとなっている。労働者・人民の闘いのいっさいを総選挙にむけた票田開拓に解消する代々木官僚の議会主義的闘争歪曲をのりこえたたかおう!
 二一春闘の戦闘的高揚をかちとれ!「コロナ不況」を口実とした解雇・賃下げを許さず、大幅一律賃上げを獲得しよう!「反安保」も「反ファシズム」も完全に投げ捨てている代々木官僚を弾劾し、反戦反安保・改憲阻止・日本型ネオファシズム支配体制の強化反対の闘いを断固としておしすすめよう! これら一切の闘いを集約し、菅ネオ・ファシズム政権を労働者・学生・人民の団結で打倒しようではないか!
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辺野古新基地の建設阻止!

陸自水陸機動団のキャンプ・シュワブへの配備を許すな!

沖縄県委員会

 アメリカのバイデン新政権と日本の菅政権が、日米安保同盟の強化を改めて謳いあげている。このただなかで、新基地の建設が強行されている米軍基地キャンプ・シュワブに陸上自衛隊の水陸機動団を配備するという「秘密合意」が暴露された。バイデン新政権の発足にあわせてあえてなされたこのリークこそは、尖閣諸島や台湾海峡において軍事行動を一段と強化する中国にたいして、日米が一体となって対抗していく、その意志を公然と示したものにほかならない。
 われわれは、バイデン新政権と菅政権による日米軍事同盟の対中国攻守同盟としての新たな強化に抗して起ちあがるのでなければならない。米日両政府による辺野古新基地建設を阻止せよ! 陸自水陸機動団のキャンプ・シュワブへの配備を許すな! 日米両軍の一体的強化を許すな! 日米安保同盟の強化を打ち砕く<反戦・反安保>闘争の高揚を!

辺野古への日本版海兵隊配備を日米が秘密合意

 米海兵隊と陸上自衛隊が、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブに、陸自の水陸機動団を常駐させることで二〇一五年に極秘に合意していた――この「秘密合意」がアメリカのバイデン新政権の発足にあわせてリークされ暴露された。陸上幕僚監部は、日本版海兵隊たる水陸機動団の編成に向けた検討のさいに、三つの連隊のひとつを尖閣諸島への即応態勢を取るために沖縄に配備することを決め、キャンプ・シュワブに配備することを陸自トップの幕僚長・岩田と在日米海兵隊の司令官ニコルソンとのあいだで正式に合意した。そして日米両政府は、すでに水陸機動団を常駐させるための施設をキャンプ・シュワブに建設する計画を立案し、その準備を着々とおしすすめているというのだ。
 安倍政権とオバマ政権(当時)とのあいだで極秘に合意され、計画がおしすすめられてきたこの陸自水陸機動団のキャンプ・シュワブへの常駐計画――この「秘密合意」の新政権発足にあわせた暴露は、バイデン政権が日本の菅政権にたいして米軍と自衛隊の一体化をよりいっそう強力におしすすめよ、と迫るためのリークであり、米日両政府が一体となって、沖縄を対中国の最前線基地として強化していく、その意志を公然と示すものにほかならない。
 おりしも米日両政府は、一月二十八日から(二月六日まで)、在沖米海兵隊二五〇〇人と、陸自水陸機動団など二三〇人が参加する日米共同訓練を、金武町ブルービーチにおいて強行した(沖縄県学連のたたかう学生たちはこの演習を阻止する1・28現地闘争に起ちあがった)。訓練初日の二十八日には、米海軍のホバークラフト型揚陸艇「LCAC」が水しぶきをあげて浜辺への上陸をくりかえし、軍用車両や人員を陸揚げした。高機動ミサイル砲システム「HIMARS」も運びこまれた。陸自の水陸機動団も長崎・佐世保市で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」に乗りこんだ。日米共同の着上陸や、陸自ヘリによる昼夜間の発着訓練などを内容とする今回の共同訓練は、対中国の敵地強襲・EABO(遠征前進基地作戦)構想にのっとった実地訓練にほかならない。
 アメリカ帝国主義は、「第一列島線」内で中国軍が空と海とを支配することを阻止するために、グアムやハワイそして沖縄をはじめとする在日米軍基地の米軍部隊が――日本国軍部隊とともに――中国国内に配備されているミサイル発射拠点を先制的に攻撃し徹底的に破壊する軍事体制の構築に狂奔している。それとともに「第一列島線」上の島嶼を拠点にして中国海軍・空軍部隊への攻撃を加え殲滅するという軍事作戦構想=EABOを練りあげ、対中国の米日共同作戦体制の飛躍的強化に突進している。
 この作戦構想にもとづく出撃拠点基地として米日両政府が建設を急いでいるのが辺野古新基地にほかならない。一八〇〇bのV字型滑走路と軍港機能、そして弾薬搭載エリアを有する最新鋭の巨大な軍事基地。しかもこの新基地と結ぶかたちで、高江にオスプレイパッド訓練場が建設され、伊江島補助飛行場もEABOを実行できる部隊へ海兵隊を強化するための訓練場として改修してきた。キャンプ・シュワブに日本版海兵隊たる陸自の水陸機動団を配備し、辺野古新基地を米日共同使用の出撃拠点基地として建設するということは、米軍の「遠征前進基地作戦」構想に日本国軍を組み入れ、対中国の敵地侵攻部隊として日本国軍を米軍に文字通り一体化する以外のなにものでもない。

辺野古新基地建設を加速させる菅政権

米・中角逐の激化のもとで高まる戦争勃発の危機

県知事の設計変更申請拒否に全てを託す既成反対運動指導部

<反安保>の旗高く辺野古新基地建設阻止の闘いを!

 われわれは、こうした日共指導部による「反安保」の放棄をのりこえ、<反安保>の声高く辺野古新基地建設阻止闘争をたたかうのでなければならない。
 米・日の両政府は、辺野古に最新鋭の海兵隊基地を建設するのみならず、そこに陸自の水陸機動団をも配備し、もって日米両軍の一体的強化をおしすすめようとしている。まさに辺野古新基地を米日共同使用の対中国最前線基地として、文字通り日米安保同盟の要をなす基地として建設しようと策しているのだ。
 われわれは、こうした米日両政府による安保同盟の強化を打ち砕くべく、<反安保>の声高く断固たたかうのでなければならない。既成平和運動の指導部は、政府・沖縄防衛局による設計変更申請を玉城沖縄県知事が拒否することにすべてを託し、その尻押しにいっさいの闘いをきりちぢめている。だがたとえ県知事が設計変更申請を拒否しようが、国交相の「是正指示」によってこれを踏みにじり、県による諸々の訴訟をも踏みつぶし、大浦湾側の埋め立てを強行しようとしているのが菅政権なのである。われわれは既成指導部による県知事の尻押しをのりこえ、労働者・人民の実力で新基地の建設を阻止すべく起ちあがるのでなければならない。
 菅政権による強権を発動しての埋め立て強行を許すな! 辺野古新基地建設を阻止せよ! キャンプ・シュワブへの陸自水陸機動団の配備を許すな! 米日両軍の一体的強化を許すな! 先島への自衛隊の増強・配備を許すな! 憲法改悪を阻止せよ!
 米(・日)―中・露の核戦力強化競争反対!
 米日両政府が辺野古新基地を、核兵器貯蔵庫を整備しているキャンプ・シュワブと一体的に運用する核基地として建設しようとしているなかで、新基地の建設を打ち砕くためには<日米核安保同盟の強化反対>の方向性が鮮明にされなければならない。われわれは、日共指導部による「反安保」の放棄を弾劾し、<全基地撤去・安保破棄>めざしてたたかおう! 沖縄から<反戦・反安保>闘争を高揚させ、菅政権打倒へ進撃せよ!
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幌延深地層研の「五〇〇b掘削」計画実行反対!

核廃棄物処分場建設を阻止せよ


 昨二〇二〇年八月、「幌延深地層研究センター」(以下、「深地層研」と略す)の運営主体である日本原子力研究開発機構(以下、「原子力機構」と略す)は「深さ五〇〇メートルまでの掘削に着手したい」と表明した。
 そして、核廃棄物処分実施主体である原子力発電環境整備機構(NUMO)は、同年十一月十七日、寿都町・神恵内村の「文献調査」を全国で初めて開始した。このように菅政権は、高レベル核廃棄物最終処分場の処分地選定・建設に本格的にのりだしている。
 「二〇五〇年に温室効果ガス排出実質ゼロ」を掲げている菅政権は、「CO2を出さない安定電源」などと称して原発再稼働促進に突き進んでいる。同時にこの政権は、トラブル続きの六ヶ所村再処理工場の稼働を強行しようとしている。まさに原発再稼働・核燃料サイクル開発を推進していくためにこそ菅政権は、全国の原発に溜まりつづける使用済み核燃料の処分が進まない現状が再稼働にとっての桎梏となるとみなして高レベル核廃棄物最終処分場建設・幌延深地層研の処分場への転化を企んでいるのだ。
 菅政権による高レベル核廃棄物最終処分場建設を阻止しよう!

以下見出し

深地層研を最終処分場にする菅政権・原子力機構の企み

 NUMOが資金・人材を投入

 危険きわまりない「地層処分」

菅政権の原発再稼働・核燃サイクル開発推進を許すな
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コロナパンデミック下の年末始繁忙

極限的労働強化を強いた日本郵政経営陣を弾劾する


 全世界を覆っている新型コロナウイルス・パンデミック下において郵便・物流事業に従事する労働者にとって二〇二〇年度年末始繁忙期は、これまで経験したことがないほどの労働強化を強いられた。
 増田郵政経営陣は、「新型コロナ感染対策と年賀郵便物の減少傾向」を口実にして「短期ゆうメイトゼロ施策」(年末繁忙期間を中心に短期間雇用するアルバイトをいっさい雇わない)を強行した。それゆえに現場労働者は、労働強化と感染防止対策の面からも極度の緊張した状態を強要され肉体的・精神的に疲労困憊状況に叩きこまれたのだ。とりわけ新型コロナウイルス感染者が発生した局の場合は、当然にも業務を一旦停止するのであるが、その後、保健所の許可が出しだい業務を再開する。ところが大半の局においては、配達を停止した期間の郵便物を、業務を再開したその日に一気に配達することを強要される。
 このような過酷な現実が許されているのはJP労組本部・地方本部が時間外労働の「特別条項」の適用を承諾しているからにほかならない。年末年始繁忙とコロナ感染予防施策、政府・当局のでたらめ極まりない感染防止策によって配達休止の穴埋めの犠牲のすべてが現場労働者にしわ寄せされたのだ。こんなことが許せるか!
 全国の郵政労働者諸君!
 コロナ対策を口実とした「短期ゆうメイトゼロ施策」の導入によって「徹底したコスト削減になった」と称して現場労働者にすべての犠牲を転嫁した郵政経営陣を弾劾しよう! JP労組本部の事業政策提言運動をのりこえたたかおう!

以下見出し

会社への全面協力を誓約したJP労組本部の裏切り妥結

 要員不足と感染の危機にさらされる郵便物流職場

 会社当局のデタラメな感染対策
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菅政権・自民党に怒りの拳
2・5那覇  「辺野古新基地建設を阻止するぞ!」

琉大・沖国大生が抗議闘争
 琉球大学と沖縄国際大学のたたかう学生たちは、二月五日、首都東京で菅政権への怒りの巨弾を国会・首相官邸にぶちこんだ全学連の闘いと相呼応して、自民党沖縄県連にたいする抗議闘争に勇躍決起した。
自民党県連にむけ闘う学生が怒りのシュプレヒコール
(2月5日、那覇)
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2・8名古屋  「人民への犠牲強制を許すな!」

愛大・名大生が弾劾の嵐
 二月八日、全学連東海地方共闘会議のたたかう学生は、自民党愛知県連にたいする抗議闘争に起ちあがった。
「菅政権打倒!」自民党愛知県連抗議闘争に愛大・名大の学生が決起
(2・8、名古屋)
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2・3嘉手納

「水陸機動団の辺野古配備反対!」

沖縄防衛局に抗議の声

 「秘密合意」が明らかとなった直後の二月三日、ヘリ基地反対協の呼びかけに応え、労働者・市民たちは日・米両権力者への怒りに燃えて沖縄防衛局への抗議行動に起ちあがった。
「水陸機動団の辺野古配備反対!」労働者・市民が沖縄防衛局に怒りの拳
(2・3、嘉手納)
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