第2569号(2019年5月20日)の内容

<1面>
改憲阻止! 怒りの声轟く
「安倍ネオ・ファシズム政権打倒!」
六万五千人民に革命的檄
5・3憲法集会(東京・有明)
<4面>
公民科の新必修科目「公共」=高校版道徳の反動性
<5面>
日米共同の対中国出撃拠点として強化される築城基地
<2面>
「日米首脳会談反対!」
 闘う学生が米総領事館に抗議 4・26 沖縄
労・学・市民2万名が結集
 5・3大阪 改憲反対総がかり集会
<6〜7面>
全国各地のメーデーで奮闘
 4・26「連合沖縄」/4・27「連合北海道」/4・27「連合福岡」
 4・27「連合大阪」―5・1「大阪労連」/4・27「連合石川」
<7面>
Topics 前経済同友会代表幹事の小林が資本家に発破
<8面>
アメリカ帝国主義のイラン軍事攻撃を阻止せよ!
「対テロ措置」に名を借りたウイグル族大弾圧
<3面>
万華鏡2019――情勢の断層を読む
◆ホデイダの停戦?
◆改悪水道法のもとで…
◆「リレー方式」
■病床にて啄木歌集をひろい読む
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉

 「解放」最新号




































  


改憲阻止! 怒りの声轟く

「安倍ネオ・ファシズム政権打倒!」
六万五千人民に革命的檄

  5・3憲法集会(東京・有明)

 闘う学生が結集した人民に「安倍政権打倒!」の革命的檄
 (5月3日、東京都江東区)

 五月三日、「安倍改憲反対」を掲げた「5・3憲法集会」が首都・東京において開催された。六万五〇〇〇人余の労働者・学生・市民がここに結集し、安倍政権による憲法改悪を許すなと怒りの声を轟かせた。
 この日、日本会議系団体主催の集会へのビデオメッセージで首相・安倍は、「新憲法施行」のために「先頭にたって責任を果たす」と金切り声をあげた。わが同盟は、安倍ネオ・ファシズム政権による「自衛隊」の憲法明記と「緊急事態条項」の新設を核心とするこの改憲攻撃を打ち砕くために、集会に結集する労働者・学生・市民に、今こそ<反安保><反ファシズム>の旗高く、労働者人民の総力をあげて改憲阻止の闘いに起ちあがろうと訴えた。
 安倍政権による画歴史的な攻撃がかけられているまさに今この時に、日共委員長の志位は、集会に集まった労働者人民を前にして「決着は選挙でつける」などと叫びたてた。改憲に反対する一切の闘いを、自党を含む「野党統一候補」の票田開拓に解消する腐敗をさらけだしたのだ。わが同盟とそのもとでたたかう学生と革命的・戦闘的労働者は、既成政党・労組指導部による闘いの市民主義的・議会主義的歪曲をつき破り、5・3憲法集会の戦闘的高揚をかちとるために奮闘したのである。

わが同盟の訴えに共感の渦

 集会開始のはるかに前から、集会会場である有明の「臨海広域防災公園」前は、労働者人民の人波にあふれかえっていた。最寄り駅から会場までの路上には、わが同盟の情宣隊による「改憲を阻止しよう!」という呼びかけが響きわたり、「憲法改悪阻止!」の大横断幕が翻っている。情宣隊が手にする「改憲阻止! 辺野古新基地建設阻止!」と赤く大書したビラは、次々と参加者の手に吸いこまれていく。
 「お疲れさま」「頑張ろう!」と集会参加者が情宣隊に声をかけていく。受け取ったビラを食い入るように読んだ一人は、「ファシズムに反対しよう! そうだ! ここで君たちが『安倍ネオ・ファシズム政権を倒せ』という、この『ネオ』の意味を教えて」と、わが同盟の主張に興味津々といった様子で話しかけてきた。ある共産党員とおぼしき労組員は、「今日は学生たちの独自集会はやらないの? 今だからこそ君たちみたいに安保に反対しないといけないんだ」と、わが情宣隊に訴えてきた。
 会場内には、日教組や自治労など「平和フォーラム」に加盟する労働組合や、「全労連」傘下の医労連やJMITU、また出版労連などの組合員たちがつめかけている。すっきりと晴れた青空のもと、多くの労働組合が色とりどりの幟や旗を林立させ、横断幕を所狭しと広げている。
 演壇正面の後方では、早稲田大学、国学院大学などの首都圏学生ネットの学生たちが、「改憲案の国会提出阻止! 日米安保の強化反対! ファシズム反対!」と大書した横断幕を広げ、「辺野古新基地建設阻止!」「米―中・露の核戦力増強競争反対!」などの幟を掲げて、会場に戦闘的息吹を吹きこんだ。
 会場のそこかしこでは、わが同盟のビラを手にした革命的・戦闘的労働者が、安倍政権による憲法改悪を阻止する力は選挙で「野党統一候補」に一票を入れることによってはつくりだせない。労働者が団結して創造するものなんだ≠ニ労組員たちと熱い討論をくりひろげていた。たたかう学生が掲げるスローガンに注目している若い組合員にたいして、安倍政権の改憲への突進を止めるためには日米安保同盟にも反対すべきだと、たたかう労働者が語りかけていた。

 辺野古現地の闘いに連帯

 午後一時、集会が開始された。市民団体代表や大学教授らが次々と発言に立つ。ネオ・ファシスト安倍政権の悪辣な策動を暴露する力を込めた発言には、会場は拍手で応える。沖縄からは、米中有事において同盟諸国にもたたかってもらえというアメリカの戦略にもとづいて、安倍政権は南西諸島に自衛隊基地を建設し、辺野古には海兵隊の最前線基地を建設している、この安倍政権を倒せ≠ニ訴える発言。集会参加者は、沖縄・辺野古現地の闘いに思いをはせ、彼らに連帯の意志を示すひときわ大きな拍手をおくった。「辺野古新基地建設を阻止しよう!」「安倍政権を打ち倒せ」と声もあがる。沖縄の労働者・学生はいま・この時も、<安保破棄>の旗高く、安倍政権による辺野古への土砂投入を実力で阻止する闘いを粉骨砕身たたかいぬいているのだ。集会は一気に戦闘的息吹につつまれた。
 この集会を、来る参議院選挙のカンパニアに解消する醜悪な姿をさらしたのが既成諸政党の指導部どもである。わけても日本共産党・志位の発言は腐敗きわまるものであった。彼は、「自衛隊員の命を守ってきた(!)憲法九条」を変えることが「安倍九条改悪の大問題」である、などとほざいた。
 加えて志位は、「憲法によって縛られるべき内閣総理大臣が、みずから改憲の旗振りをする」という「憲法違反」をやってのけていることが安倍政権の「致命的弱点」だとまくしたてた。NSC専制の日本型ネオ・ファシズム支配体制をうちたて改憲に突き進んでいる安倍政権にたいして立憲主義・民主主義を守らないのはおかしい≠ニいうように、民主主義・日本≠フ幻想に呆けきった観点から泣き言を垂れたのだ。
 政党発言につづいておこなわれた「プラカード・アピール」では、集まった労働者・学生・市民が、主催者が配布した「許すな! 改憲発議」などのプラカードをいっせいに掲げ、「改憲反対」の声をあげた。この会場のど真ん中で、たたかう学生たちは「安倍政権打倒」と一文字ずつ書かれた大プラカードを高々と掲げ、会場全体を鼓舞した。

「日米核軍事同盟強化反対」の旗高く闘う学生が奮闘

  闘う学生たちが台場コースで気迫のデモ
  (5月3日、江東区)

 集会後、集まった労働者・学生・市民たちは、台場コースと豊洲コースの二手に分かれてデモに出発した。労働組合や市民団体の幟をはためかせながら、長蛇のデモ隊が出発していく。首都圏学生ネットの学生たちも、労働者・市民とともに台場コースのデモにうってでた。
 「憲法九条改悪阻止!」「緊急事態条項反対!」「トランプ来日・日米首脳会談反対!」「日米核軍事同盟の強化反対!」力強いシュプレヒコールを沿道に響かせながら、たたかう学生たちのデモ隊は進撃してゆく。
 労働者・市民にたいして、たたかう学生たちは熱烈に訴えた。「『新しい時代にワイルドな憲法審査を』などと息巻く安倍政権・自民党にたいして、今こそ改憲阻止の怒りを叩きつけよう!」「自衛隊を米軍のもとに一体化し、戦争する軍隊へと強化することを絶対に許すな!『領域横断作戦のための日米協力』と銘打っての対中国の戦争準備に反対しよう!」「米と中・露の権力者どもが、宇宙軍拡やAI兵器の開発をはじめとする新たな核戦力の増強競争をくりひろげていることに断固として反対しよう! 現代世界の戦争の危機を突き破る労働者・人民の国境を越えた団結をつくりだそう!」学生たちの気迫のこもった発言にデモ隊の労働者・市民も鼓舞され、突きあげる拳にいっそう力が入った。
 労働者・市民と連帯し、たたかう学生たちはさらに拳をふりあげた。「憲法審査会の開催を許さないぞ!」「辺野古埋めたて阻止!」「安倍ネオ・ファシスト政権を打倒するぞ!」
 こうしてたたかう学生たちは、連続的に開催されている日米2プラス2・首脳会談の反人民性を満天下に暴きだしつつ、「日米核軍事同盟の強化反対」の旗を高く掲げ、この日の集会・デモを戦闘的にたたかいぬいたのだ。

 日共中央の議会主義的歪曲を許さず闘おう

 この集会においてわが同盟は、「反安保」を完全に放棄している日共系の改憲反対運動をのりこえ憲法改悪阻止闘争を<反安保>の旗幟鮮明にたたかうべきことを労働者人民に訴えかけ、闘いの戦闘的高揚を切り拓くために奮闘した。
 志位が集会でもっとも力を込めたこと、それは来る参議院選挙にむけて「安倍政権による九条改憲を許さない――この一点で市民と野党の共闘を広げに広げる」、この一点に尽きる。日本をアメリカとともに海外で戦争する国にするための改憲≠ニいうことすら、今回の集会ではいっさい口にしなかった。四月の統一地方選挙大阪十二区において、「野党統一候補」として立候補した共産党の宮本が大惨敗した。これを「野党共闘」発展にとっての「貴重な財産」などとみずからに言い聞かせているのが日共の不破=志位指導部である。彼らは、この選挙敗北の教訓≠ニして、他の野党との「選挙協力」を維持していくために、「安保賛成」や本来改憲論者の「保守層」も賛同できるものに改憲反対方針の右翼的緻密化にいっそう邁進しているのだ。「反安保」を放棄している日共中央指導部の議会主義的腐敗を、改憲に反対する労働者人民のまえに断固として暴きだすわが同盟に共鳴する声が、今や日共党内部からも湧きあがっているのだ。
 われわれは全国各地から憲法改悪阻止闘争・反戦反安保闘争の大爆発をかちとるために、さらに前進するのでなければならない。

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公民科の新必修科目「公共」=高校版道徳の反動性

 安倍政権・文部科学省は、昨年三月に告示した新たな高等学校学習指導要領において、現行指導要領(二〇〇九年公示)の公民科「政治・経済」「倫理」「現代社会」の三科目のうち「現代社会」を廃止して、実に四十一年ぶりとなる新科目「公共」を公民科唯一の必修科目として導入し、二〇二二年度からすべての高校で実施することをうちだした。
 安倍政権は、この「公共」を高校における道徳教育の「中核的な指導場面」と位置づけ、「特別の教科・道徳」をすでに実施している小・中学校につづいて、これまで道徳の授業がなかった高校においても新たに道徳教育を徹底化しようとしている。核心的には、小・中学校での「家族・郷土・国を愛する心の涵養」にふまえて、選挙権(十八歳以上)をもつ高校生に日本国家の「公民」としての「自覚」=愛国心を植えつけることにある。
 本稿では、安倍政権による教育のネオ・ファシズム的再編を打ち砕くために、「公共」新設にこめた安倍政権の狙い、および「公共」科目の教育理念(目標)・教育内容、独占ブルジョアジーの教育要求、これらの反動性を暴露する。

以下、見出し

一 「公共の精神をもった主体」の育成を謳う学習指導要領

 (1)道徳教育の「中核的な指導場面」――位置づけ

 (2)憲法三原則の削除――教育内容の特徴
  「公共的な空間」を作る「自立した主体」とは?
  憲法三原則を放擲した政治・法・経済の「知識」
  「社会参画」を視野に入れた「探究活動」

二 国家・産業の発展に尽くす「主体」育成の企み

三 「公共的な空間を作る主体」育成論のネオ・ファシズム性

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日米共同の対中国出撃拠点として強化される築城基地
滑走路延伸・米軍用施設建設を許すな

 安倍政権・防衛省はいま、航空自衛隊・築城基地(福岡県築上町)の一大強化をはかっている。築城基地では現行二四〇〇bの滑走路を二七〇〇bに拡張する計画(昨年六月発表)が進められ、米軍用の弾薬庫と兵舎が築城基地と新田原基地(宮崎県)に新設されようとしているのだ!
 安倍政権は、二〇二二年までの完成に向けて工事着工に突き進んでいる。これを絶対に許してはならない。築城基地の滑走路延伸を許すな! 米軍用弾薬庫と兵舎の新設阻止! <すべての基地撤去・安保破棄>めざしてたたかおう!

以下見出し

米軍機運用のための滑走路延長と米軍弾薬庫の新設

米日統合軍≠フ対中国作戦体制の強化
「反安保」を放棄した日共中央をのりこえ闘おう!

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アメリカ帝国主義のイラン軍事攻撃を阻止せよ!
反米闘争に決起するイラン・中東人民と連帯し闘おう

 アメリカ・トランプ政権は、「イラン制裁の強化」の名のもとに、まさにいまイランにたいして軍事攻撃をしかける態勢をとっている。核兵器を搭載できるB52戦略爆撃機四機を押っ取り刀で中東に派遣し、うち二機をペルシャ湾をのぞむカタールの米軍基地に配備(五月八日)。原子力空母エイブラハム・リンカーンを主力とする「空母打撃群」を地中海からペルシャ湾付近に急派し戦闘配置につかせている。トランプ政権は、いまやイランにたいして戦争挑発を仕掛け中東への新たな戦争放火を強行しようとしているのである。
 アメリカ帝国主義・トランプ政権の対イラン軍事攻撃の強行を絶対に許すな! <反米・反シオニズム>の闘いに決起するイラン・中東人民と連帯し、われわれはアメリカ帝国主義の対イラン戦争放火を阻止する闘いの炎をあげるのでなければならない。

軍事的威嚇と経済制裁強化に狂奔するトランプ

 中東地域などを管轄する米中央軍は、「イランやイランの代理勢力が地域の米軍部隊への攻撃準備を進めているとみられる明白な兆候を把握している」などという声明を発した(五月七日)。米国務長官ポンペオは同日、予定していたドイツ訪問を急きょとりやめ、イランの隣国イラクを電撃訪問し、大統領サレハにイランがイラク駐留米軍への攻撃を準備している≠ネどと警告した。イランが短距離弾道ミサイルをペルシャ湾に展開する艦船に積載して移動させているのをつかんだ、というのだ。こうした情報≠ヘ、イランにたいする軍事攻撃強行をも構えての軍事的威嚇の一気的拡大を正当化するための口実以外のなにものでもない。現にアメリカ国防総省は、イランの弾道ミサイル攻撃抑止のためと称して、迎撃ミサイル「パトリオット」と輸送揚陸艦「アーリントン」の中東地域への追加配備を発表した(十日)。
 まさにアメリカ帝国主義権力者は、対イラン軍事攻撃強行の態勢をもとりつつ軍事的威嚇・圧力を強化しているのだ。アメリカ政府の対イラン「経済制裁」の一挙的強化に怒り「核合意」(二〇一五年七月)の履行の一部停止を宣言したイラン権力者・ロウハニ政権を屈服させ、核・ミサイル開発の断念を強いるために、である。
 トランプ政権は五月二日を期して、イラン産原油の全面的輸入禁止を世界各国に強要した。昨年十一月の「制裁」発動時には設けていた中国・日本・韓国・インド・イタリア・トルコ・ギリシャ・台湾の八ヵ国・地域にたいする「適用除外」措置をも一切停止する、という「経済制裁」強化に踏みきったのだ。さらに、「追加制裁」として、各国政府・企業にイランの鉄鋼などの金属製品輸入を禁止する強硬策にうってでている(八日)。

ロシアと結束し対米対抗を強めるイラン権力者

 こうしたアメリカ帝国主義による「経済制裁」全面的強化にたいして、イラン権力者・ロウハニ政権は断固として反撃する意志を鮮明に表明し、対抗策をとっている。大統領ロウハニは、「イラン核合意」にもとづく履行義務の一部停止(貯蔵する低濃縮ウランおよび重水の保有量制限を停止)を宣言し、さらに六十日間のうちにドイツ・フランス・イギリスが「核合意」にもとづくイランへの経済的見返り=i原油輸入拡大など)を供与しなければ核開発の再開に踏みきる意志を表明した(八日)。まさにアメリカ帝国主義にたいして絶対に屈しないという宣明にほかならない。
 「イラン核合意」から一方的に離脱したアメリカ・トランプ政権のあいつぐ「経済制裁」の発動(昨一八年八月、同十一月)によってイランは大きな経済的打撃に見舞われている。原油輸出が大幅に落ちこみ原油生産量も「制裁」発動前の半分に低下(日量一〇〇万バレル)している。原油輸出が約三割を占めていた国家歳入も減少し財政の赤字が大幅に膨らみ、そもそもの生活必需品・物資不足と相乗して、インフレが亢進し、労働者・人民は生活困窮に叩きこまれている。このような経済危機に直面させられながらも、アメリカが仕掛ける「経済戦争」に耐えぬき・かつ危機を突破していくために、ロシア・中国およびトルコとの結託を強化しようとしているのが、反米≠フシーア派宗教国家イランの権力者なのである。
 このイランにたいしてプーチンのロシアは支援を強化する意志を明示している(モスクワでのロシア・イラン外相会談、八日)。シリア内戦にかんしてもアサド政権支援でイランとの軍事的連携を強めてきたロシアは、イランの「核合意」履行義務の一部停止を「アメリカの過ちのせいだ」として支持し、イランへの経済支援を中国およびEUに働きかけつつ強化していく方針を提示しているのだ。
 ロシア・中国の支援をも支えとしてあくまでもアメリカ帝国主義に対抗しているイラン権力者。これをなお屈服させることができないことへの苛立ちを募らせているがゆえに、トランプ政権は軍事的威嚇の圧力強化にのりだしているのである。そして、このトランプ政権と結託しているイスラエルの狂信派シオニスト・ネタニヤフ政権も、イラン核施設への軍事攻撃の機会を虎視眈眈とうかがっている。このゆえに、アメリカが対イラン軍事攻撃を強行するならば、イスラエルが参戦し、さらにアメリカの「イラン包囲網」形成に与しているサウジアラビアなどをも巻きこんでの新たな中東戦争へと発展しかねないのである。血塗られたこれら戦争放火者どもの対イラン軍事攻撃を絶対に許してはならない。
 いま、イランのムスリム人民は「アメリカに死を」と叫びつつ反米デモをくりひろげている。われわれは、このイラン人民と連帯し、中東ムスリム人民に<反米・反シオニズム>の闘いへの決起を呼びかけつつ、日本の地でアメリカ帝国主義のイラン軍事攻撃阻止の反戦闘争を創りだすのでなければならない。

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4・26 沖縄  「日米首脳会談反対! 新基地建設阻止!」
闘う学生が米総領事館に抗議
 
シュプレーヒコールを叩きつける学生たち
(4月26日、浦添市)
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労・学・市民2万名が結集
5・3大阪 改憲反対総がかり集会
大阪市の中心街・梅田をシュプレヒコールを響かせデモ
(5月3日、改憲反対総がかり集会)
5・3大阪 改憲反対総がかり集会に闘う学生が檄
(大阪市・扇町公園)
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