第2558号(2019年3月4日)の内容

<1面>
<一律大幅賃上げ獲得>の熱気 2・17
労働者怒りの総決起集会
 全国から労働者一三〇〇が結集
 春闘勝利・改憲阻止の拠点築く
<4〜5面>
「連合」指導部による春闘の最後的破壊を許すな!
<3面>
辺野古海上大行動 2・16
埋め立て阻止! 国会前行動 2・19
嘉手納基地に抗議の拳 2・15
<2面>
「かが」艦隊が南シナ海・インド洋を展開
◎ノーベル賞級の世界の笑い者
<6〜7面>
2・17労働者総決起集会 第二基調
 憲法大改悪を断固阻止しよう
Topics UAゼンセンがAI・ロボット導入に向け労使協定案
「連合沖縄」春闘集会に檄 2・12
<8面>
私は<いま・ここで>なにをなすべきか
中国の「留守児童」
 「解放」最新号





























  


<一律大幅賃上げ獲得>の熱気 2・17

 労働者怒りの総決起集会

 全国から労働者一三〇〇が結集
 春闘勝利・改憲阻止の拠点築く


 「連合」指導部による春闘破壊を打ち破り闘う決意固める
(2月17日、練馬文化センター)
 「一九春闘勝利! 憲法改悪阻止!」の意気高く全国から結集した一三〇〇名余のたたかう労働者が、二月十七日に、首都東京・練馬文化センターにおいて、<労働者怒りの総決起集会>を実現した。
 すべての労働者諸君。安倍ネオ・ファシスト政権はいま、賃上げ偽装=「毎月勤労統計」のデータでっち上げを居直り、独占資本家どもは賃金を徹底的に抑制するとともに、労働者、労働組合を「競争力強化」への協力に駆りたてる場へと春季労使交渉をつくりかえようと企んでいる。ところが、労働貴族どもに牛耳られた「連合」指導部は、「働きの価値に見合った賃金水準」を追求すると称して「上げ幅要求」を後景におしやっている。これこそ、政府・支配階級に媚びを売り春闘を最後的に破壊するいがいのなにものでもない。
 かかる危機的な情勢の真っ只中で、今春闘集会が開催された。結集したすべてのたたかう労働者は、一九春闘の大高揚をかちとるために全力でたたかうことを、この場で誓い合った。そして、闘いの指針をがっちりと確認し、闘争体制をうち固めたのである。

(以下、見出し)

既成指導部の闘争歪曲をのりこえ春闘の高揚を!
――第一基調報告――

安倍政権による憲法大改悪を断固阻止しよう!
――第二基調報告――

改憲・軍事強国化に突進する安倍政権を打ち倒せ!
――わが同盟代表の挨拶――

職場から春闘の戦闘的高揚をつくりだそう!
――産別・地方の決意表明――
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「連合」指導部による春闘の最後的破壊を許すな!

A 国際競争力強化に苦悶する独占資本への全面協力

 いまや「連合」中央指導部は、形骸化されてきたとはいえ、一九五五年以来つづけられてきた日本型賃金闘争としての春闘を最後的に埋葬するために突進している。彼らは、「第四次産業革命」をめぐる熾烈な国際競争に遅れをとって焦燥感をあらわにしている日本独占資本家どもが「日本型雇用慣行のモデルチェンジ」を叫びたてていることに呼応して、「賃金決定メカニズムとしての春季生活闘争の形を再構築する」ことをうちだした。すなわち今春闘においては「賃金の上げ幅」要求を放棄し「働きの価値に見合った賃金水準(額)」要求へと転換することを明らかにしたのだ。
 経団連会長の中西はあけすけに語った。「労組が一律の賃上げ水準を横並びで要求し、経営側とたたかうという構図ではもはやない。春闘という呼び名をやめるべきだ」と。「連合」神津―相原指導部は独占資本家の要請にこたえて、春闘そのものを歴史のゴミ箱に投げ捨て「デジタル革新技術」の開発・活用をつうじた日本企業の国際競争力強化のために、独占資本家どもとスクラムを組んで共に「戦う」決意を固めている。
 IoT・ビッグデータ・AIなどの「デジタル革新技術」の開発やそれを活用した新製品・新サービスの創造などが、企業の盛衰を決すると今日言われている。このゆえに、日本の独占資本家どもは、これらの技術革新のスピードに追いつきそれを使いこなすことのできる即戦力の高度な技術性をもつ研究者・技術者の獲得に血眼になっているのだ。
 一昨年夏の「ファーウェイ・ショック」――中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が高い技術性をもつ日本の技術者・研究者を獲得するために理工系専攻の大卒予定者に四〇万一〇〇〇円、修士課程修了者に四三万円の初任給を提示したり、年収三〇〇〇万円の高給で日本の大手電機企業の現役エリート技術者の引き抜きをはかったりしたことが明るみに出された。GAFAなど外資系企業にも多くの日本の高い技術性をもつ技術者が三十五歳までに奪われてしまっているといわれている。こうして日本独占資本は、企業の生き残りのためのカギとみなされている高い技術性をもつ技術者の争奪戦において困難を強いられているのだ。
 まさにこの困難を突破し立ち遅れを挽回するために日本の独占資本家どもは、「新卒一括採用―社内教育―終身雇用―年功序列的な人事・賃金制度」という日本型労働慣行を一掃し、高給や係長級などの格付けを与えて即戦力の高い技術性をもった技術者を年間を通して採用する、いわゆる「ジョブ型雇用」への転換をはかろうとしているのである。これにともなってなおも残っている年功的要素を払拭しつくし「仕事・役割・貢献度」重視をよりいっそう徹底したものへと賃金支払い形態を改変しようとしているのである。
 これに呼応するかのように、「連合」指導部は、「上げ幅」要求を放棄し、これに代えて「仕事・役割・貢献度」重視に対応した「働きの価値に見合った賃金水準」を要求しはじめているのだ。これは、統一賃上げ要求の放棄であり統一した賃金闘争としての春闘の破壊にほかならない。
 独占資本家どもの意を体して春闘の最後的破壊という歴史的犯罪に手を染める「連合」労働貴族を徹底して弾劾せよ!

B 春闘の最後的埋葬の企み

 今年の「連合」春季生活闘争方針および『連合白書』は、「春季生活闘争の形を再構築する」ことを明確にうちだした。その内容は第一に、「(大手企業の「人的投資」のための)賃上げの流れを継続・定着させる」。それだけでなく、「とりわけいまだ届いていない中小組合や非正規労働者の『底上げ・底支え』『格差是正』の実効性を高めるため」と称して賃上げ要求を「『上げ幅』のみならず『働きの価値に見合った水準』を追求していく」ものへときりかえたことである。〔ちなみに当初の素案では「『上げ幅』追求ではなく『働きの価値に見合った水準追求』に転換する」と明記されていたものが、「ではなく」が「のみならず」に変更され、かつ「転換」が削除された。これは「上げ幅」要求を放棄することに中小労組幹部が反発し、これを懐柔するために「連合」中央指導部が表現上の手直しをほどこしたにすぎない。〕
 「連合」指導部は、「上げ幅」要求では、大企業と中小企業との賃金格差はちぢまらないから、「格差是正」のためには中小企業労組は個々の産業・企業の事情にふまえて水準=「絶対額」で要求せよ、などと上から指令しているのだ。
 そして、右のような今春闘の取り組みを「中小企業労働者と非正規労働者の取り組みをど真ん中に据えた二〇一九闘争」にする、などと称している。
 第二に賃上げ要求の「目安」として、「『底上げ・底支え』『格差是正』に寄与する取り組みを強化する観点を踏まえ」(?!)、「二%程度を基準とし、定期昇給相当分(賃金カーブ維持分)を含め四%程度」を掲げている。
 第三に、各単産に賃金水準の設定を委ね、賃金のあるべき水準と現行水準との差を各企業の労使で確認し、その差を何年かけて埋めてゆくのか労使協議せよ、などとしている。
 第四には、中小企業労組の「賃金格差是正」のために、中小企業の賃金原資を増やすと称して「サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正分配」なるものをうちだしている。
 そして第五に「日本経済の自律的成長」のために必要な「個人消費」の停滞を打開するために、「社会保障と税の一体改革」をすすめて国民の「将来不安」を払拭するべきだ、としている。
 「連合」指導部が主張する「春季生活闘争の再構築」の内実は次の点にある。「底上げ・底支え」「格差是正」などということによって正当化しようとしているけれども、大手企業労組の賃上げ闘争を各単産・単組に委ね、「中小企業労働者と非正規労働者の取り組み」をそれと切断するということだ。まさにこのことは、形骸化されてきたとはいえ続けられてきた日本型賃上げ闘争としての春闘――大手企業労組が先導役≠ニして社会的賃金相場を形成し、これを中小企業労組の賃上げに波及させ、全体の底上げをはかる、という統一的な賃上げ闘争方式をことごとく破壊し闘いを分断するものにほかならない。「底上げ・底支え」「格差是正」のためという理由づけは、まったくの欺瞞である。
 トヨタ労組は、トヨタ経営陣の要請に応えて、今春闘において賃上げ要求の率・額の明示をとりやめた。賃上げ要求を非公表にし、賃金相場の形成に関与すること〔トヨタ労組はこのかん相場形成の先導役≠つとめてきた〕を拒否する姿勢をしめしたのだ。トヨタ労組幹部は、EVや自動運転車などの開発での立ち遅れに危機感を募らせる経営陣につき従って、春闘の労使交渉を企業競争力強化のための労使協議にきりかえるハラなのだ。右の「連合」の方針は、あらかじめこのトヨタ労組などの方針を容認することを前提にうちだされたものにほかならない。

C 超低率の「二%賃上げ」要求

 「連合」指導部は、賃上げ要求の目安を「二%程度を基準とし、定期昇給相当分(賃金カーブ維持相当分)を含め四%程度」とすることをうちだしている。だが、超低率のこの要求は、「上げ幅」要求の放棄に反対し反発する中小企業労組に配慮して、今春闘に限って掲げられたにすぎない。要するに、今春闘限りの「上げ幅」要求としての「二%」の賃上げ要求は、中小単産・単組幹部の反発をかわしガス抜きをはかるためのものであって、アリバイ的な要求の提示以上ではないのだ。彼らは、来春闘では「上げ幅」要求を全廃し、春闘を跡形もなく埋葬するハラを固めているのである。
 それにしても「二%」とはあまりにも超低率ではないか。安倍政権によって社会保険料や税の負担が増大し、また円安誘導策によって輸入品価格が高騰し小麦粉や大豆製品の価格上昇を招き、そしてまた輸入飼料価格の上昇によって乳製品が値上がりしている。これら生活必需品価格が軒並み上昇することによって労働者の実質賃金・実質可処分所得の低下が連続している。これに加えて今秋には逆進性が強く低所得者層の生活を直撃する消費税の増税が安倍政権によって強行されようとしている。アベノミクス政策実施いこうの五年間で、名目平均賃金総額が一・〇%上昇したとされているものの、実質賃金は四・三%も低下しているのだ。
 しかも、正規雇用労働者が減少しつづけている他方で、低賃金で雇用不安定の非正規雇用労働者が年々増えつづけ、二〇〇〇万人を超えている。全雇用労働者の約四割にも達しているのだ。年収二〇〇万円に届かないいわゆるワーキングプアと称され貧窮生活を強いられている労働者も、全労働者世帯の一八%を占めるにいたっている。貯蓄ゼロ世帯も増えつづけ、全世帯の三五%以上という高率を示しているのだ。「二%」などという要求基準は、貧窮にあえぐ労働者たちの現実からあまりにも浮きあがったものであり、彼らを愚弄する以外のなにものでもない。
 ところが「連合」労働貴族は厚顔無恥にも、「これまで築き上げてきた『賃上げ』の流れをさらに大きなうねりとする」などと言っている。これこそは、実質賃金のうちつづく低落を隠蔽し居直る以外のなにものでもない。
 そもそも、定期昇給相当分を含めてわずか「二・〇七%」(一八年春闘)のどこが「賃上げの流れ」なのだ。それは、アベノミクスを美化し、このかんのいわゆる「官製春闘」に感謝の念≠抱いている者のみが吐く言辞でなくしてなんであろう。「連合」本部の賃上げ率の年度集計じたいが、各単産・単組幹部の自己保身のゆえに良い成績≠あげたものが優先的に報告され、悪い成績≠フものは報告されないという傾向を示すものでしかない。そればかりではない。そもそも賃上げ要求を掲げられなかったり、賃金交渉をしたとしてもゼロ回答で妥結した労組が数多あるのだ。しかも賃金制度じたいが明確に確立されておらず定期昇給制度がそれとして存在しないところも多い。これらは「連合」本部の集計においてはいっさい無視抹殺されているのだ。
 このように労働者が貧窮を強いられている対極において、労働者から搾り取るだけ搾り取ってきた大企業は、四〇〇兆円を超える膨大な内部留保をためこんでいる。それにもかかわらず、わずか「二%」という超低率の賃上げ要求を掲げているにすぎないのが「連合」労働貴族なのだ。彼らはわずかに、企業の発展のためには膨大な内部留保を使って設備投資や「企業の存続・発展に不可欠な労働者、『人財』への投資」をすすめるべきなのに、それが積極的になされていないことに不満を表明しているにすぎない。つまるところ彼らは、「企業の存続・発展」をはかるという観点から、それにとって「不可欠な〔ごく一部の〕労働者」についてのみ、賃上げなどの処遇改善を求めているにすぎないのだ。
 それだけではない。彼ら「連合」労働貴族は、「二%」の賃上げ要求を、「個人消費を促し『経済の自律的成長』に寄与する」ものと位置づけている。それだけではなく、個人消費が伸びないのは社会保障についての将来不安があるからであって、この不安を解消するために安倍政権は「社会保障と税の一体改革」をすすめるべきで、消費税の増税を予定どおり実施せよ、などとまで言う。この政府の「一体改革」なるものは、社会保障の切り捨てと増税をともに推進する、まさに大衆収奪を一挙に強化する政策でしかない。この極反動攻撃を労働組合として尻押しするという反動的な姿をさらけだしているのが労働貴族どもなのである。
 労働者人民が社会保障の将来に不安を抱いているのは、少子高齢化と国家財政の赤字の膨大化を口実とした安倍政権による社会保障切り捨てと保険料の負担増および税負担の増加によるのであり、また個人消費が伸びないのは実質賃金・実質可処分所得の連続的低落と低賃金で雇用不安定な非正規雇用労働者の増大とによるのである。ちなみに若年労働者の三割以上が、終身雇用制度の崩壊のもとで将来の「リストラ・解雇」の不安に脅えているといわれている。家庭をもつために、また子どもの将来のために出費を抑え蓄えをわずかでも捻出しようとして生活費をきりつめている労働者世帯は数多い。収入を貯蓄にまわす余裕すらなくギリギリの生活を強いられている貯蓄ゼロ≠フ労働者世帯も増加の一途にある。この現実を無視して「貯蓄から消費へのマインド転換」が不十分だ、などと労働者にむかって恫喝しているのが「連合」中央指導部の労働貴族どもなのだ。
 そもそもこれらの窮状に多くの労働者をつきおとしてきたのは、政府や独占資本家どもだけではなく、彼らに協力し労働者を裏切ってきた「連合」労働貴族どもではないのか。資本家どもによる合理化・首切り・配転・出向・転籍・人員削減・賃金切り下げ・長時間残業と労働強化の強制・サービス残業の強要、正社員の非正規社員への置き換えと非正規労働者の急拡大などなど、これらのすべてに手を貸してきたのはいったい誰なのか。これらの数えきれない己れの犯罪にはいっさい口をつぐんで、アベノミクスの破綻にあえぐ安倍に救いの手をさしのべ、GDP(国内総生産)の増大を至上目的とする「経済の自律的成長」に「寄与する」ためと称して「消費マインド転換」を労働者に迫るとは許し難いではないか。

以下、見出し

D 「働きの価値に見合った水準追求」方針の反労働者性

E 「連合」式「働き方の見直し」方針の犯罪性

中小企業への生産性向上強要策に協力

F 「生産性三原則」を振りかざして独占資本家と一体化


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日本国軍の「かが」艦隊が南シナ海・インド洋を展開

対中軍事デモンストレーションを許すな


以下、見出し

中国海軍の眼前で挑発的な対潜水艦戦訓練

日米豪三ヵ国による対中軍事包囲網づくり

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2・17労働者怒りの総決起集会 第二基調報告

既成労組指導部の闘争放棄をのりこえ

憲法大改悪を断固阻止しよう



一律大幅賃上げ獲得・改憲阻止を決意
(2・17、練馬文化センター)
 労働者怒りの総決起集会に集まられたすべてのみなさん! こんにちは! 私は学校現場で働く教育労働者です。安倍政権は今、戦後最大の防衛費を投じて、軍事強国にふさわしい軍事力の増強に突進しています。そして、その総仕上げとして「交戦権否認・戦力不保持」を掲げる現行憲法を最後的に葬りさろうとしています。
 すべてのみなさん、今がまさに正念場です! 私は、憲法改悪阻止闘争の、その最先頭でたたかう決意をまずもって表明して、改憲阻止にむけての基調報告を提起していきたいと思います。

(以下、見出し)

T 米―中・露の角逐激化のもとで改憲へ突進する安倍政権

U 安倍自民党の改憲案の極反動性


    憲法第九条の改悪

    「緊急事態条項」の新設

   国家のための教育≠フ明文化

V 既成労組指導部による大衆闘争の放棄・歪曲をのりこえ改憲阻止の大運動を!

    「連合」指導部の闘争抑圧を許さず団結して闘おう
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新たな護岸工事に怒り爆発
2・16 辺野古海上大行動
 安倍政権は辺野古埋め立て工事を加速させるために一月二十八日からN4護岸工事に着手した。これにたいして二月十六日、怒りに燃える一〇〇名余の労働者・人民は、たたかう学生たちを先頭にして、カヌー四十二艇とポセイドン号、さらに抗議船六隻をくりだし、「辺野古・大浦湾の海を守ろう! 2・16海上大行動」(「ヘリ基地反対協」主催)に勇躍決起した。
全基地撤去! ポセイドン号から怒りのアジテーション
(2・16)
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CV22オスプレイ暫定配備反対!
2・15
嘉手納基地に抗議の拳 
 二月十五日、「CV22オスプレイ飛来糾弾・辺野古新基地阻止・抗議集会」(沖縄平和運動センター・嘉手納爆音訴訟団・中部地区労共催)が嘉手納基地第一ゲート前でおこなわれた。琉球大・沖縄国際大のたたかう学生たちは<全基地撤去・安保破棄>の旗高く、怒れる労働者・人民とともに最先頭でたたかいぬいた。
嘉手納基地第一ゲート前で怒りのシュプレヒコールをたたきつける労働者・学生
(2月15日)
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「辺野古埋め立て阻止! 改憲阻止!」
2・19
国会前行動に三千名が決起 
 二月十九日、「辺野古新基地建設は断念を!」「安倍9条改憲NO!」を掲げた集会(主催は「総がかり行動実行委員会」など三団体)が国会正門前において開催され、三〇〇〇名の労働者・学生・市民が結集した。この集会には早稲田大学や国学院大学など首都圏学生ネットの学生たちも結集し、「日米核軍事同盟の強化反対!」の旗高くたたかいぬいた。
「安倍政権打倒!」気勢をあげ闘う首都圏ネットの学生
(2月19日、国会正門前)
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