第2546号(2018年11月26日)の内容

<1面>
12・9政治集会に総結集せよ

     反改憲・反戦反安保闘争の一大奔流を創造せよ!
<4〜5面>
自民党改憲案の反動性を暴く
     国会提出を絶対に許すな!
日共党員の会話――「裁量労働制(専門業務型)容認の党中央は自己批判せよ」
<2面>
鹿大生が学内集会で奮闘 10・26
種子島演習に抗議 10・29 鹿児島
<3面>
「改憲阻止! 安倍政権打倒!」

10・28全東海労学統一行動 名古屋
1万余が九条改悪反対 11・3 大阪
<6面>
Topics 自民党改憲案を賛美する経済同友会
「連合石川」秋年闘争決起集会 11・7 金沢
自動車職場での労災事故に直面して
<7面>
「種子法」廃止を弾劾せよ 下
<8面>
万華鏡2018――情勢の断層を読む
◆白黒大逆転!?
◆マクロンの凱旋門演説
◆かしましい女たち
◆「海の長城」
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
 「解放」最新号



































  


12・9政治集会に総結集せよ

反改憲・反戦反安保闘争の一大奔流を創造せよ!

 安倍政権・自民党はいま、第九条改定を柱とする自民党改憲案を衆参両院の憲法審査会に提出しようとしている。このネオ・ファシスト政権は、改憲に賛成する政党が衆参両院で三分の二議席を占める今のうちに何がなんでも国会発議にもちこもうと、数を頼みに突進をはじめたのだ。
 時おりしも米―中・露の全地球的規模における角逐が、政治的・軍事的・経済的のあらゆる部面において激烈化している。このただなかにおいて安倍政権は、日米核安保同盟を飛躍的に強化するとともに、<軍国日本>の再興という野望をはたすために、いま改憲総攻撃にうって出ているのだ。
 すべての労働者・学生諸君! わが革共同革マル派は訴える。安倍政権・自民党による改憲攻撃を打ち砕く烈々たる決意も新たに、いまただちに全国・全戦線から改憲阻止の決戦的闘いに総決起せよ! <反改憲・反安倍政権>の闘いを全国津々浦々から広範に巻き起こせ! 辺野古新基地建設阻止をはじめとする反戦反安保の闘いを同時的・一体的に推進せよ! もって極悪ネオ・ファシスト安倍政権を包囲し打倒せよ!
 かかる闘いへの総決起のために、すべてのたたかう労働者・学生・市民は12・9革共同政治集会に総結集せよ!

改憲総攻撃を打ち砕く強大な闘いを構築せよ!

 いま安倍政権・自民党は、一部野党の抵抗を無視して、「改憲審議」を自民党の専断で強行する腹を固めている。憲法審査会再開に応じない野党を「職場放棄だ」と罵倒した下村(自民党憲法改正推進本部長)の発言を形ばかり謝罪≠オてみせながらも、彼らはあくまで「憲法論議拒否は立憲主義・法治主義の否定だ」と叫びたて、安倍自民党の改憲案に賛同する政党だけの協議で条文案をとりまとめ国会に提出する腹を固めているのだ。来たる二〇一九年の前半には何としても改憲案の国会発議と国民投票の実施―過半数獲得をなしとげるために、この極反動政権は全力で疾走をはじめているのだ。
 安倍自民党は、以下を核心とする「条文イメージ案」を衆参両院憲法審査会に提出しようとしている。
 @現行憲法の第九条に新たに「九条の2」として、「必要な自衛の措置をとることを妨げず」そのための「実力組織」として「内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする自衛隊を保持する」という項目を追加する。「自衛隊」という名の国軍を名実ともに一流の帝国主義軍隊≠ニして確立するためにこそ、安倍政権は「戦力の不保持」と「交戦権の否認」をうたった現行憲法第九条を骨抜きにし破壊しようとしているのだ。
 Aさらに、現行第七十三条に新たに「第七十三条の2」を追加し、「大地震その他の大規模な災害」にさいして、「国会による法律の制定を待ついとまがないと認める特別の事情があるとき」に、内閣は(法律と同様の効力をもつ)「政令を制定することができる」という規定を設ける。「緊急事態」=有事(「戦時」をふくむ)と判断した場合には、非常大権≠手中にした首相=NSCが、「集会・結社の自由」や「言論・表現の自由」などの民主主義的諸権利のいっさいを労働者・人民から剥奪し、国家総動員体制を敷くことをたくらんでいるのだ。
 すべての労働者・学生諸君! この改憲策動を断じて許してはならない。現在直下の安倍政権の改憲総攻撃こそは、アメリカと中・露の激突のただなかにおいて、トランプのアメリカ帝国主義につき従い対中国の日米核安保同盟を飛躍的に強化すると同時に・日本ナショナリズムをイデオロギー的心棒として<軍国日本>の再興をはたすという、日本型ネオ・ファシズム政権の階級的野望の総仕上げとして意味をもつ。われわれは、安倍政権による歴史を画する改憲攻撃に危機意識を抱くすべての労働者・人民を広範に結集し、<反改憲・反安倍政権>の巨大な闘いを断固としてつくりだすのでなければならない。
 南シナ海での中国にたいする「航行の自由作戦」と称する軍事的威嚇行動をくりひろげる米軍と一体化して、安倍政権は日本国軍=自衛隊のヘリ空母を旗艦とする艦隊を「プレゼンスを示す」と称して南シナ海からインド洋にいたる海域に長期間航行させ、中国の戦略核原潜を探知・追跡するとともに、それを攻撃する訓練をくりかえし実施させている。東シナ海上空では、米空軍の戦略爆撃機B52の護衛を空自戦闘機が担うことも常態化させている。こうしていま南シナ海において、米・日と中国との軍事衝突の危機さえもが高まっているのだ。
 われわれは、改憲阻止の闘いを、現下の辺野古新基地建設阻止や山口・秋田へのイージス・アショア配備阻止、あいつぐ日米合同演習阻止をはじめとする、日米新軍事同盟=核安保同盟の強化に反対する反戦・反安保の闘いと同時的・一体的にたたかいぬこうではないか。
 日本共産党中央の不破=志位指導部は、安倍政権の改憲総攻撃に反対する運動のとりくみをおざなりにして、「三〇〇〇万人署名」集めとそれをテコに使っての統一地方選・参院選に向けた票田開拓・集票活動に闘いのすべてを解消してしまっている。
 彼らは、世界は「世界史的な平和の流れ」にあるなどと平和ボケを丸出しにしている。しかも九条改憲は「海外での武力行使が無制限になる」から反対と言ってはいても、その内実は、「海外の戦地で『殺し、殺される』戦闘にのぞむことに『誇りをもて』というのは、多くの自衛隊員のみなさんの初心にも反する」(志位の日共五中総幹部会報告)というように、「専守防衛の自衛隊」の活動、すなわち「海外」ではない地域での自衛隊による外敵排除の武力行使≠サれじたいは肯定しているのだ。
 だが、かつて軍国日本が戦端を開いた「大東亜戦争」がそうであったように、政府・支配階級はつねにかならず自国の「防衛」「自衛」を口実にして侵略戦争を開始したのではなかったのか? こうした歴史の教訓≠捨ておいて「専守防衛」を美化することは、日共翼下の反対運動の担い手を・また「全労連」傘下の諸労組の組合員たちを、改憲総攻撃の牙をむきだしにした安倍政権・自民党の眼前に武装解除して差し出すにひとしい犯罪なのだ。いっさいの闘いを参院選での議席の拡大に解消する日共翼下の反対運動をのりこえたたかおう!
 消費税税率一〇%への大増税断固反対!「上げ幅」要求を放棄する「連合」神津指導部を弾劾し、二〇一九春闘に勝利しよう! 大幅一律賃上げを獲得しよう!
 すべての諸君! いま安倍政権が押し通そうとしている出入国管理・難民認定法の改悪こそは、外国人労働者に超低賃金・超長時間労働を強制し彼らを使い捨てにするとともに、日本人労働者をよりいっそうの低賃金に追いこむ極反動攻撃にほかならない。外国人労働者受け入れを拡大する出入国管理・難民認定法の改悪を打ち砕け!
 韓国人徴用工の個人請求権を認めた韓国大法院判決にたいして、「あれは自発的に募集に応じた労働者」などとほざいて、血塗られた日本軍国主義の戦争犯罪を無きものにしようとはかる安倍ネオ・ファシスト政権の恥ずべき居直りを断じて許すな! 民族排外主義の鼓吹を粉砕せよ!

米―中・露角逐下の戦争的危機を打ち破れ!

反スターリン主義運動の巨大な前進をかちとれ!


 いま全世界の労働者階級・人民は、二十一世紀的<貧困>と<排外主義>の跋扈(ばっこ)そして戦乱の暗雲のただなかに叩きこまれつつある。
 十一月の米中間選挙のさなか、アメリカ大統領トランプは、中米ホンジュラスからの「移民キャラバン」に軍隊を差し向けて阻止するとわめきたて、ことさらに敵意を煽りたてた。没落する白人中間層や鉱工業労働者層・農民層(およびキリスト教福音派)をみずからの強固な支持基盤とするために、トランプ政権は、流入する移民・難民への排外主義的憎悪を意図的に煽りたてているのだ。
 シリアをはじめとする中東・アフリカ諸国からの難民を受け入れてきたドイツでも、メルケルのCDU(キリスト教民主同盟)を中軸とする「中道右派連合」が州議会選挙で大敗し、極右排外主義のAfD(「ドイツのための選択肢」)が躍進する事態にたちいたった。<統合EU>の要をなしてきたドイツそのものが、いまや難民排撃の排外主義の荒波に席巻されつつある。
 すでにイタリア・オーストリア・ハンガリー・ポーランド・チェコ・スロバキアなどでは、移民・難民を排斥する排外主義の極右政党が連立政権を牛耳っている。かつて旧東欧「人民民主主義」圏の一角をなしていた四ヵ国(ハンガリー・ポーランド・チェコ・スロバキア)の極右諸政党は、労働者・人民のなかにいまも疼(うず)いている旧ソ連中心主義体制にたいする嫌悪の記憶と、ソ連邦崩壊以降に自国へ進出した西欧諸企業がみずからを低賃金の労働力として酷使し貧困に叩きこんできたことへの反発とにつけこんで、「難民受け入れ枠」の押しつけへの反感を煽り「反EU」「反移民」の排外主義を煽りたて、選挙での票をかっさらっているのだ。
 中米ホンジュラスを起点として始められた約九〇〇〇名もの難民の、徒歩による三二〇〇キロにおよぶ命がけの脱出行。――彼らは失業と極度の貧困と武装麻薬シンジケートによる略奪と殺戮から逃れ出るために、アメリカへの移住をめざして大移動をはじめた。彼らにたいして銃口を向けているのがトランプ政権なのだ。
 中米諸国はアメリカ巨大食糧独占体の進出によってプランテーション型のモノカルチャー(バナナやコーヒーなどの単一作物栽培)経済が形成されてきた。この中米諸国は、七〇年代中葉から八〇年代初頭にかけては、スターリニスト・ソ連邦の国家=党官僚による「革命の輸出」方式の軍事的貫徹と、これに対抗するアメリカ帝国主義国家の「反革命の輸出」の強行とによって翻弄され蹂躙されてきた。ホンジュラスはアメリカ・レーガン政権によって育成され送りこまれた反革命軍「コントラ」の対ニカラグア出撃基地とされたうえに、長年にわたる内戦で国土は荒廃し、労働者・人民は極度の貧困と武装麻薬シンジケートの略奪支配の惨禍のもとに長年にわたり叩きこまれてきたのだ。
 こうした事態それ自身が、二十世紀におけるアメリカ帝国主義の悪逆無比な新植民地主義的侵略とスターリニスト・ソ連邦による反階級的な後進国革命路線の貫徹とがうみだした、中米人民の悲劇いがいの何であるか。この歴史を背負ったホンジュラス人民にたいして、米軍の大部隊を国境に差し向け無慈悲に武力制圧しようと身構えているのが、「アメリカ・ファースト」をかかげるトランプ政権なのだ。これほど許しがたいことがあるか!
 いま世界に現出しているこれらの諸事態は、われわれに次のことへの省察を鋭く問いかけているといわなければならない。
 一九九一年のスターリニスト・ソ連邦の自己崩壊以後、敵≠フいなくなった米欧帝国主義諸国の権力者・独占ブルジョアどもは、大手をふってみずからの階級的利害を「資本のグローバライゼイション」として全世界的な規模において貫徹し、極端な地域格差と階級間所得格差の天文学的な拡大をもたらし、各国の労働者・人民を絶対的貧困のどん底に追いやってきた。そして帝国主義諸国家は、おしなべてネオ・ファシズム統治形態をとり、そのもとに諸労働組合幹部を抱きこみ、もって労働者・人民の反抗を抑えこんできたのだ。
 中国ネオ・スターリン主義官僚もまた、ソ連邦の自己崩壊に驚愕し官僚的自己保身にかられて、自国の政治経済構造を「社会主義市場経済」という絶対矛盾的自己同一ともいうべきカテゴリーを捏造し・この呼称のもとに資本主義的なそれへと転態させることにふみだした。そして、勤労人民大衆を「農民工」に象徴されるような低賃金・無保護・無権利の悲惨な境遇へと追いやってきたのだ。
 ソ連邦崩壊以後「共産主義」が「過去の遺物」とみなされ、脱イデオロギー状況が全世界を覆いつくしている。そのゆえに、かかる階級的諸矛盾の激成がプロレタリア階級闘争の高揚のバネの主体的形成へと転化されることなく、排外主義的感情の跋扈へと押し歪められ屈折させられてしまっているのだといわなければならない。こうしたことのすべては、現在直下の核心問題が、まさに<スターリン主義の超克>にあることをこそ、何よりも雄弁に物語っているのである。ひとえにプロレタリアートの普遍的=階級的な利害を自覚的に体現する真実のマルクス主義で武装した国際的な革命的前衛党を創造することが問われているのである。まさにこれこそ、わが反スターリン主義革命的左翼の任務なのである。
 眼前に現出しつつある二十一世紀世界における米―中・露激突下の戦乱的危機の深まりと民族排外主義の跳梁跋扈、そして中洋世界における宗教=民族戦争のあいつぐ激発は、現代資本主義世界における否定的存在としての労働者階級を歴史の主体として、いまこそ革命的に突破されなければならない。まさにそのためにこそわれわれは、プロレタリアートの革命的前衛党を強固に確立し、わが日本反スターリン主義革命的共産主義運動の巨大な前進をかちとるのでなければならない。わが反スターリン主義革命的左翼は、二十一世紀を新たな<革命の世紀>たらしめるために、乾坤一擲(けんこんいってき)、全力を振り絞って奮闘するのでなければならないのだ!
 そのような自覚と自負に燃えてわれわれは、いっさいの闘いを参院選に向けての票田開拓に解消している日共・不破=志位指導部をはじめとする既成反対運動指導部の闘争歪曲を弾劾し、安倍政権によるネオ・ファシズム憲法の制定をまっこうから打ち砕くために敢然と起ち上がろうではないか! 米―中・露激突下の戦争的危機を突き破る反戦闘争の奔流をつくりだせ!
 その総決起の場たらしめるために、12・9革共同革マル派政治集会にすべてのたたかう労働者・学生・市民は総結集せよ!
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自民党改憲案の反動性を暴く

改憲案の国会提出を絶対に許すな!

 今国会の冒頭、所信表明演説において「新しい国創りに挑戦する」と宣言した首相・安倍の号令のもと、いま安倍政権・自民党は、改憲案の国会提出・発議にむけて突進している。
 自民党憲法改正推進本部長に下村博文、衆院憲法審査会の与党筆頭幹事に新藤義孝という安倍の側近であり日本会議の右翼の軍国主義者を据えた安倍自民党。彼らは、「改憲勢力が衆参両院で三分の二を占めているこのときに議論しなかったら、今後も未来永劫、憲法の改正はできない」(下村)と叫びながら、今国会に自民党単独で改憲案を提示しようと必死になっている。みよ、野党が憲法審査会の開催に応じないことに業を煮やし、「国会議員として職場放棄だ」と罵った下村の発言を。まさにネオ・ファシストとしての本性むきだしではないか!
 それどころか、下村は、いまや「改正原案は衆院一〇〇人、参院五十人で提出できるとされています」などとうそぶきはじめている。憲法公布の日である十一月三日に合わせて『読売新聞』がおこなったインタビューで、下村は次のようにほざいた。「与野党協調を続けるだけでは永遠に改正ができない……だから、どこかでギアチェンジをする必要はある」「賛成できる党でプロジェクトチームのような組織を作って議論することも考えられる」と。安倍とそのとりまきどもは、改憲賛成の政党だけで協議機関を作って「改正発議の原案」をまとめることをさえ企んでいるのだ。
 同時に、安倍自民党は、国民投票を視野に入れて、「国民運動」の組織化に拍車をかけてもいる。十月二十九日には、憲法改正推進本部長・下村が、全国に二八九ある小選挙区支部ごとに「憲法改正推進本部」を、年内をめどに設置するように文書で指示した。日本会議系の右翼団体を総動員して草の根からの改憲賛成運動≠組織しようと狂奔しているのだ。
 すべての労働者・学生諸君! 事態は切迫している。いま・ただちに全国の職場・学園から改憲阻止の一大闘争に総決起しようではないか! アメリカとともに「戦争をやれる国」へと飛躍する安倍政権の野望を打ち砕け! 憲法改悪、辺野古新基地建設、入管法改定、消費税増税、社会保障切り捨て……、安倍政権の反動諸政策にたいする労働者・人民の怒りを総結集し、改憲阻止の広範な闘いを組織せよ! 自民党改憲案もろともに安倍政権を葬りされ!
 この闘いを推進していくために、ここでは安倍自民党が今国会において提示しようとしている「憲法改正条文イメージ案」(以下、「条文案」と記す)なるものの反動性を暴露する。

(以下、見出し)

九条改悪――日米核安保にもとづく軍事強国への飛躍

緊急事態条項――権力集中と「基本的人権」剥奪

「教育の充実」――国家のための教育≠フ明示
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安倍政権による「種子法」の廃止を弾劾せよ! ―下―

以下、見出し

二 危殆に瀕する日本の伝統的種子生産

〈目次〉
一 「農業競争力強化」を阻害する「旧弊」とみなし廃止を強行
 (第二五四五号)
二 危殆に瀕する日本の伝統的種子生産
 (本 号)
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改憲と辺野古新基地建設阻止!
10・26 
鹿大生が学内集会で奮闘   
 十月二十六日の昼休み、鹿児島大学のたたかう学生たちは「止めよう! 憲法改悪と辺野古新基地建設 10・26鹿大アクション」と題した学内集会を開催した。
キャンパスに轟く怒りの声
(10・26、鹿大郡元キャンパス)
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種子島上陸演習に怒りの声
10・29 鹿児島・改憲阻止県民集会
 十月二十九日夕方、鹿児島中央駅前広場において、「安倍改憲阻止! 10・29県民集会」(主催「憲法壊すな・戦争法廃止! かごしまの会」)が開催された。いわゆる「総がかり行動」の鹿児島版であるこの集会に労働者・市民約三五〇名が結集した。鹿児島大学のたたかう学生たちも、改憲への突進を開始した安倍政権への怒りに燃えて集会に参加した。
集会の戦闘的高揚のために奮闘する鹿大生
(10・29、鹿児島中央駅前広場)
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改憲阻止・安倍政権打倒の拳
10・28 全東海労学統一行動
十月二十八日、東海地方のたたかう労働者・学生は労学統一行動に決起した。
名古屋市街を戦闘的にデモ行進する東海の労学
(10月28日)
「憲法改悪阻止!」意気高く決起集会をかちとる労学
(10・28、名古屋市・栄公園)
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一万二千が九条改悪に反対
11・3 「おおさか総がかり集会」
 十一月三日、「9条改憲STOP」「東アジアに平和を」「辺野古に新基地はいらない」「ともに生きる社会」を掲げた集会が大阪市北区の扇町公園で開催された(「11・3おおさか総がかり行動実行委」主催)。
 危機的現実を突破する闘いの方向性をさししめすべくわが同盟情宣隊は、「安倍政権・自民党の改憲案国会提出・発議を労働者・人民の力で絶対阻止せよ! 米中激突下の戦争的危機を突き破る反戦闘争を反改憲の広範な闘いと一体的に推進しよう!『自衛隊合憲の立場』を語る日共指導部を弾劾し闘おう!」と呼びかけるビラを参加者にくまなく手渡して鼓舞した。神戸大・奈良女子大のたたかう学生たちは、「辺野古への土砂投入阻止! 憲法改悪阻止! 安倍ネオ・ファシスト政権打倒!」と大書した横断幕を快晴の会場に掲げ、集会を戦闘的雰囲気に塗りかえるべく奮闘した。
闘う学生の訴えに注目が集まる
(11・3、扇町公園)


「改憲NO!」を叫ぶ集会参加者
(11・3、扇町公園)
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