第2503号(2018年1月29日)の内容
<1面>
2・11春闘総決起集会に結集せよ
二〇一八春闘の戦闘的爆発を!
生産性向上のための春闘≠ヨの歪曲をのりこえ闘おう
<4〜5面>
2018春闘勝利! 労働法制大改悪を阻止せよ<下>
中央労働者組織委員会
<6面>
Topics 日教組は月100時間残業≠容認するのか!
◆ロシア革命100周年
11・12革共同政治集会に参加して
<2面>
わが同盟の2018春闘スローガン
米軍ヘリ不時着に怒り 1・10 沖縄
<7面>
広島高裁 伊方原発3号機の運転停止を命令
生活保護の強権的切り捨てに狂奔する大阪市当局
<3面>
富国強兵≠策す安倍政権の高等教育予算削減策
<8面>
万華鏡2018――情勢の断層を読む
◆天才的バカ丸出し
◆エンゲル係数急騰
◆ケ小平の身から出た錆
◆「わたしを離さないで」
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
「解放」最新号
すべてのたたかう労働者諸君! 一月十六日、経団連が『経営労働政策特別委員会報告』を発表し、同日、「連合」指導部がこれにたいする「見解」なるものを発表した。許しがたいことに、今二〇一八春闘は、最初から政・資・労の「生産性の向上」の大合唱が演じられている。すべてのたたかう労働者は、生産性向上のための春闘≠ヨの歪曲を突き破るために、重大な決意を燃えたたせて決起しよう! |
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二〇一八春闘勝利! 労働法制大改悪を阻止せよ! <生産性向上に奉仕する労働運動>への変質を打ち砕け!<下> 中央労働者組織委員会 以下、見出し 三、「救国」産報運動を突き破り春闘の勝利を! A 「連合」指導部による生産性向上のための春闘≠ヨの歪曲を許すな! 賃上げ自制≠弾劾せよ 生産性向上は人間の成長=I 労働法制改悪の容認弾劾! B 「全労連」指導部の賃金闘争・反戦闘争の放棄を許すな! 賃金闘争の放棄 改憲反対闘争の市民主義的歪曲 四、政府・支配階級の反動攻勢に階級的反撃を! A 二〇一八春闘の戦闘的高揚のために奮闘せよ 一律大幅賃上げをかちとれ 労働法制の大改悪阻止! 今日版「出来高払い賃金」に道を開く資本家の野望を許すな! 消費税増税・社会保障切り捨て反対! 朝鮮核戦争阻止・憲法改悪阻止の一大闘争を! B 「連合」を脱構築し戦闘的労働運動を創造せよ ≪目次≫ 一、労働者人民への貧困と戦争の強制 A 安倍政権と独占資本家階級の歴史的大攻撃 B さし迫る熱核戦争勃発の危機 二、既成労組指導部の腐敗とそれを突き破る革命的・戦闘的労働者の闘い (第二五〇二号) 三、「救国」産報運動を突き破り春闘の勝利を! A 「連合」指導部による生産性向上のための春闘≠ヨの歪曲を許すな! B 「全労連」指導部の賃金闘争・反戦闘争の放棄を許すな! 四、政府・支配階級の反動攻勢に階級的反撃を! A 二〇一八春闘の戦闘的高揚のために奮闘せよ B 「連合」を脱構築し戦闘的労働運動を創造せよ (本 号) |
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富国強兵≠策す安倍政権の高等教育予算削減策 国立大学運営費交付金削減――学生・教職員への犠牲転嫁 いま、安倍政権が国立大学運営費交付金を大幅に削減するもとで、各国立大学当局は軒並みに財政危機に陥るとともに、その犠牲を学生や教職員に転嫁している。 東大当局はパート職員の大量雇い止めを策している。改定労働契約法にもとづき四月から無期雇用契約への転換を迫られている大学当局は、パート労働者五三〇〇人のうち、わずか五〇〇人しか無期雇用契約への転換を認めていないのだ。〔昨年十二月十九日、東大の雇い止めを撤回させたことを東大教職組などが記者会見で発表した。〕また北大当局は二〇一六年、教授二〇五人分の人件費削減を提案した(提案した学長が次期学長選で敗退し、当初案は撤回された)。他にも多くの国立大学当局が、退職教職員枠の不補充などにより、教職員に大幅な労働強化を強いている。 各大学当局は、施設整備費や水光熱費などの削減に大わらわになっている。昨夏の酷暑のなかで学生たちは、冷房の作動しない教室に押しこめられ、劣悪な条件のもとで授業・研究や課外活動を続けることを余儀なくされたのだ。 各大学当局者じしんも、「施設の劣化が進行しているなか、予防保全に充てる予算が十分に確保できていない」と悲鳴をあげている。政府・文部科学省から「産学連携」による外部資金の獲得を強要された各大学当局は、そのために地域の企業と提携して産学共同研究施設などの整備に躍起となっている。こうして外部資金獲得のために新たな建物を建設することにより、さらに施設運営費が増加するという悪循環に陥っているのだ。 いまや多くの大学では、学長みずから寄付金集めに奔走している。各国立大学当局は、「自己収入」の確保のために、学費値上げを策しているにちがいない。 右のような事態は、安倍政権による国立大学運営費交付金の大幅削減策によってうみだされているのだ。 以下見出し 交付金削減の悪辣な手口 運営費交付金総額の削減 国策に従わせるための傾斜配分方式 安倍ネオ・ファシスト政権の反動的な狙い 軍事強国化と独占資本支援のための財源の捻出 富国強兵″に資する教育・研究機関への再編 安倍政権の高等教育予算削減を許すな! |
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1・10沖縄 「米軍ヘリの相次ぐ不時着糾弾!」 石平司令部に労学が怒り |
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一月十日、琉球大学学生会と沖縄国際大学学生自治会のたたかう学生は、「米軍ヘリ事故糾弾! 米軍は訓練を即時中止せよ! 沖縄の空を飛ぶな! 緊急抗議集会」(主催・基地の県内移設に反対する県民会議)に決起した。 許しがたいことに、対北朝鮮臨戦態勢をとる在沖米海兵隊は、一月六日にうるま市伊計島にUH1ヘリを、八日に読谷村でAH1ヘリを(ともに普天間基地所属)、相次いで不時着させた。昨年末に米軍ヘリCH53Eの部品・窓の落下事故をひきおこした在沖米軍は、またしても労働者・人民を恐怖のどん底につきおとしたのだ。 沖縄の労働者・人民は「すべての基地撤去しかない!」と怒りを爆発させている。琉大・沖国大のたたかう学生たちは、石平ゲート前に結集した二〇〇人の怒れる労働者・人民の先頭で、「朝鮮核戦争阻止!」「日米核安保粉砕!」を掲げ、闘いの戦闘的高揚のために奮闘した。 |
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「すべての基地を撤去するぞ!」米軍司令部へ怒りのシュプレヒコールをたたきつける (1月10日、沖縄・北中城村石平米軍司令部前) |
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デモ行進で司令部ゲート前を席巻する労働者・学生・市民 (1月10日、米軍石平司令部前) |
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