第2495号(2017年11月20日)の内容

<1面>
日米首脳会談反対に唯一決起
 11・5
 朝鮮核戦争阻止! 日米核安保粉砕!
 全学連が戦闘的デモを貫徹

<4〜5面>
新たな年賀葉書販売強制と極限的労働強化に反対せよ
□「情報銀行」 □フェイク援助
<6面>
Topics 安倍の「3%賃上げ要請」の欺瞞
小池都当局の「働き方改革」を許すな!
<2面>
11・3国会包囲大行動
 4万の労・学・市民が決起

・改憲発議への突進を打ち砕け!

<3面>
全国で労学統一行動 10・29
 札 幌
 / 
名古屋
日米首脳会談に反対し情宣 11・5 札幌
<8面>
沖縄に核安保粉砕の声轟く
 カヌー80艇が海上座り込み 10・25 辺野古
 「護岸工事阻止!」学生が奮闘 11・4 辺野古
 「トランプ来日反対」嘉手納基地に抗議 11・5

<7面>
玄海原発3、4号機の再稼働を阻止せよ!
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
 「解放」最新号

































  


日米首脳会談反対に唯一決起

11・5
朝鮮核戦争阻止! 日米核安保粉砕!

全学連が戦闘的デモを貫徹


国家権力・機動隊の弾圧をはねかえし新宿中心部を怒りで席巻
(11月5日、東京・新宿区)
労働者・人民の圧倒的な共感をよびおこし進む全学連
(11月5日、東京・新宿)

 十一月五日午前、アメリカ大統領トランプが来日しようとしていたまさにその時に、全学連は、東京・新宿において「日米首脳会談反対!」の闘いに勇躍決起した。「朝鮮核戦争阻止! 日米核安保粉砕!」の反戦反安保の炎をもって戦争狂トランプを迎え撃ったのだ。
 この日の闘争には、首都圏のたたかう学生を先頭に、東海・関西・北陸の学生たちも結集した。この東京での闘いと連帯して、九州においては福岡反戦青年委員会に結集する革命的・戦闘的労働者と全学連九州地方共闘会議の学生が労学統一行動に、沖縄においてはF35Aが新たに配備された米軍嘉手納基地にたいする闘争に県学連の学生が同時決起した。わが革命的左翼の旗のもとにたたかう労働者・学生は、全国において、「日米首脳会談反対」の火柱を燃えあがらせたのだ。
 この首脳会談にのぞんだトランプと安倍は、金正恩政権がアメリカ本土を射程に入れた核兵器搭載可能なICBMを保有することを阻止するために、対北朝鮮先制核攻撃に向けての腹合わせをおこなった。トランプは安倍にたいして、北朝鮮および核大国・中国にたいする米軍の「核の傘」を日本に提供することの確認と引き替えに、自衛隊の「役割の拡大」やアメリカ製兵器のさらなる大量購入を迫ったのだ。
 この日米首脳会談こそは、朝鮮核戦争の導火線に火を放ちかねない。この決定的局面において、いっさいの既成反対運動指導部の闘争放棄をのりこえるかたちで、全学連は文字通り唯一、日本の地において、<朝鮮核戦争阻止・日米核安保粉砕>の闘いを断固として創造したのである。
 この全学連の闘いに恐れをなした安倍ネオ・ファシスト政権は、NSCの指令のもとに、大量の警察権力・機動隊を配置し、またデモコースの各所に多数の右翼ゴロツキ分子どもを差しむけた。この国家権力の悪辣な弾圧を、全学連のたたかう学生たちは、反権力の強固な意志と固い団結をもって粉砕し、この日の闘いを貫徹したのである。
 すべての労働者・学生諸君! 本11・5闘争にふまえ、われわれは、祖国防衛主義に転落し、かつ議会主義的・市民主義的腐敗を深める日共翼下の既成反対運動をのりこえ、「朝鮮核戦争阻止・日米核安保粉砕」の反戦反安保闘争の、そしてまた憲法九条改悪阻止の闘いの爆発をかちとるために奮闘するのでなければならない。総選挙をつうじてNSC専制の日本型ネオ・ファシズム支配体制を固め直した安倍政権の打倒をめざして進撃せよ!
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「憲法九条改悪阻止! 安倍政権打倒!」
四万の労・学・市民が決起

11・3 国会包囲大行動


闘う学生のシュプレヒコールで国会前に熱気
(11月3日)
日米首脳会談反対をも呼びかけ闘う(11月3日、参院議員会館前)
 トランプ来日・日米首脳会談を二日後にひかえた緊迫した情勢のもとで、「11・3国会包囲大行動」が開催された。与党単独で衆議院の議席の三分の二を握って驕り高ぶる首相・安倍が、自民党改憲草案の憲法審査会への提案を宣言し、憲法大改悪に突進しはじめた重大な局面において、「安倍9条改憲NO! 全国市民アクション」と「総がかり行動実行委員会」が主催したこの「大行動」には、安倍政権への怒りにもえた四万人もの労働者・人民が結集した。
 首都圏のたたかう学生たちは、「朝鮮戦争阻止」も「反安保」も完全に放棄した日共中央を弾劾し、この集会を反安倍政権の闘いへの総決起の場として戦闘的に高揚させるために奮闘した。さらには、朝鮮核戦争阻止・日米核安保粉砕の闘いに起ちあがるべきことをも呼びかけつつ最後までたたかいぬいたのである。



怒る人民が国会前を埋めつくす(11月3日)
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玄海原発3、4号機の再稼働を阻止せよ!
 12・2佐賀唐津現地闘争に起て

 九月十四日に原子力規制委員会は、九州電力玄海原発3、4号機(各一一八万`h)の「保安規定」と4号機の「工事計画」をそれぞれ認可し、その再稼働にむけた審査を終了した。安倍政権と九州電力は、3号機を来年一月に、4号機を三月に、それぞれ再稼働しようとしている。
 これにたいして佐賀県平和運動センターが、現地・唐津で十二月二日に全国規模の抗議集会を開催すると呼びかけている。地元漁民は七月に大規模な海上抗議デモをおこなった。彼らは、フクシマの悲劇をわがこととして受けとめ、事故への不安と安倍政権への怒りをわきたたせ起ちあがっているのだ。
 こうした現地の労働者・漁民・地元住民と固く連帯しよう。<日本の原発・核開発反対>の旗幟鮮明に、玄海原発再稼働阻止の現地闘争に起て。

(以下見出し)

3号機のプルサーマル運転強行を許すな

事故があれば数万人が逃げられない

核武装の野望をたぎらす安倍政権の原発・核開発を阻止せよ

地元労働者・農漁民と連帯してたたかおう!

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全国で朝鮮核戦争阻止の炎
札幌 米総領事館へ怒りのデモ
    
      10・29 全道労学統一行動
意気高く決起集会をかちとる
(10月29日、中島公園九条広場)
   戦闘的にデモ行進する北海道の労学白ヘル部隊
(10月29日、札幌市)
名古屋 自民党愛知県連に向け進撃
              10・29 全東海労学統一行動
風雨をおし返し力強く進撃する東海の労働者・学生
(10月29日、名古屋市)
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沖縄に核安保粉砕の声轟く
11・4
「辺野古新護岸工事着工を許すな!
闘う学生が最先頭で起つ
「日米首脳会談反対!」を掲げ闘う学生が奮闘
(11・4、辺野古)
  労・学・市民の固いスクラムでキャンプ・シュワブゲートを封鎖
(11・4、名護市辺野古)

11・5                               
「トランプ来日・日米首脳会談反対!」
県学連が嘉手納基地に抗議   
   「トランプ来日反対!」怒りの拳をあげる沖縄県学連
(11月5日、嘉手納基地第1ゲート前)
10・25
カヌー80艇が海上座り込み
闘志示すカヌーチーム
(10・25、辺野古)
「全基地撤去」を掲げる闘う学生
(10・25、辺野古)
「ここに基地をつくらせない!」海上行動団との連帯集会
(10・25、辺野古浜)
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