第2493号(2017年11月6日)の内容

<1面>
トランプ来日・日米首脳会談反対!
 安倍ネオ・ファシスト政権の改憲・参戦への突進を許すな

<4面>
郵政
 「事故事例研究会」をテコに労働強化・労務管理強化

<5面>
UAゼンセン
 企業発展のための労組づくり

Topics 「連合 春闘基本構想」の欺瞞
<6面>
新学習指導要領・社会科
 「国民としての自覚」を強制
<7面>
大阪府「授業アンケート」
 恣意的「評価」で労働者を管理
<2面>
対北朝鮮侵略戦争の予行演習をくりひろげるトランプ政権
<3面>
強化される対北朝鮮の臨戦態勢 3
 ◇ミサイル避難訓練

<8面>
一大軍拡に突き進む安倍政権
 ――2018年度予算概算要求――
◆「宇宙強国の夢」/◆核の要塞
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
 「解放」最新号

































  


トランプ来日・日米首脳会談反対!

安倍ネオ・ファシスト政権の改憲・参戦への突進を許すな


10・29労学統一行動に全国で決起
「憲法改悪阻止!」風雨を衝いて労・学が雄叫び

(10月29日、東京)
10・25辺野古  海上座り込み行動が高揚
70隻余のカヌー隊の先頭で闘う学生が奮闘
 十月二十九日、わが同盟を先頭とするたたかう労働者・学生は、<朝鮮核戦争阻止! 日米首脳会談反対! 憲法九条改悪阻止!>労学統一行動に勇躍決起した。アメリカ大統領トランプと日本の首相・安倍が対北朝鮮軍事攻撃にむけての腹合わせをおこなおうとしているにもかかわらず、いっさいの既成反対運動指導部は沈黙している。このただなかにおいて、唯一わがたたかう労・学のみが、日本列島を襲った暴風雨をものともせず、「朝鮮核戦争阻止! 日本の参戦阻止! 改憲阻止!」の炎を首都・全国各地においてぶちあげたのだ。
 労働者・学生・人民諸君、身構えよ! 迫りくる安倍政権の憲法改悪・参戦の大反動攻撃を木端微塵にうち砕く隊列をうち固め、いざ前進しよう。衆議院選挙において自民・公明与党で三分の二議席を制圧した安倍政権がしかけている憲法第九条改悪の一大攻撃を断固としてうち砕け。すべての労働者・学生・人民は、わが革マル派とともに起て! 改憲総攻撃と対北朝鮮軍事侵略に突き進む安倍政権を打ち倒せ!
 われわれは労働者・人民に訴える。目ざめよ! 歴史を画する一大攻撃がふりおろされているこのときに、反対運動を国会内のかけひきの尻押しに解消する既成反対運動指導部に現実変革の力を期待することなどできはしない。安倍政権の<戦争と貧困>の暗黒支配に断をくだし、階級闘争の危機を根底から転覆しうる力は、労働者階級のヘゲモニーのもとに労働者・学生・人民の階級的団結を強化すること、このことにのみあるのだ。改憲勢力に傘下労組・労組員をさしだした「連合」労働貴族を弾劾せよ!「(自党が参加した)政府としては自衛隊=合憲」という「憲法解釈」を公言した日本共産党中央、その翼下の反対運動をのりこえ、朝鮮核戦争阻止・憲法改悪阻止の闘いを断固として推進しよう!
 すべてのたたかう学生は、11・5日米首脳会談反対闘争に決起せよ!
 すべてのたたかう労働者・学生・人民は、来たる十一月十二日に開催される革共同政治集会に結集せよ!

以下見出し

北朝鮮への軍事的威嚇を強める米日韓権力者

アメリカの対北強硬策への巻き返しを策す中露両権力者

改憲発議・国民投票強行を企む安倍自民党

 既成指導部の裏切りと腐敗――改憲翼賛議会≠フ現出

「自衛隊=合憲」を叫ぶ日共の腐敗を弾劾し朝鮮核戦争阻止・改憲反対の炎を!

 階級的戦列を強化し安倍政権打倒に進撃せよ
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JP「事故事例研究会」
郵政経営陣による労働強化・労務管理の強化を許すな!

 こんにち集配(郵便外務)労働者は、大量欠員状態のなかで通し勤務=i朝八時からの通常郵便物の配達と夜九時までの夜間再配達までの勤務を一人でやる勤務)や班またぎ≠ニ呼ばれる普段配達していない他班の地域での配達を強いられ、疲労困憊している。こうした極限的な労働強化のなかで集配労働者は、配達途上や局内での作業中に、交通事故にあったり郵便物を紛失してしまったりする。
 郵政経営陣は、交通事故や書留などの紛失・誤配といった「郵便事故」を起こした労働者にたいして、許しがたいことに当該労働者に事故の「責任」をおしつけ、「事故事例研究会」の開催をテコに、労働強化を強いたうえに労務管理を徹底的に強化している。
 こうした郵政経営陣による攻撃が許されてしまっているのは、まさにJP労組本部が、直接には労働者が起こした事故の問題を、郵便事業の成長発展にとって阻害要因であるとみなし経営陣の「事故撲滅の取り組み」に積極的に協力しているがゆえなのだ。
 われわれは、こうした本部対応を許さず、郵政経営陣による労働強化・労務管理強化の攻撃にたいして、満腔の怒りをもって弾劾しようではないか。

以下見出し

「基本動作徹底!」労働者を叱責し見せしめに

時間とコストのムダを省け=\―「生産性向上」を絶叫

労働者には極度の精神的緊張を強制

労働過程の分析ぬきに道徳的説教をたれる当局者

経営陣の配転攻撃によって進む労働組織の劣化

「事故事例研究会」を容認するJP労組本部を弾劾し闘おう
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UAゼンセン
企業発展のための労組づくりに狂奔する労働貴族

 営業成績をあげると、その営業マンが表彰されるという。これはどこかの企業の営業マンの話なのか。いやいや何と、「連合」内の民間単産で今や一七二万人の組合員を擁するUAゼンセンのことである。UAゼンセンは全国に「専従営業マン」(労働組合をつくるためのオルグのみの「営業マン」のことであり、ユニオンビジネスとしてのプロパーともいう)を大量に配し、「会社の健全な発展」を理念とする労働組合づくりをおしすすめている。UAゼンセン指導部は、「営業マン」たちを叱咤激励し、彼らに労働組合をつくってUAゼンセンに加盟させるという成果≠競わせているのである。この営業成績≠ノよっては、昇格もあるし、降格のローテーションもあるのだ。だからこそ彼ら「営業マン」たちは、企業の営業マンと見まごうばかりに、営業に行ってきま〜す≠ニ飛び出し、成果をあげることに必死になっているのである。そして、彼らのこの営業活動≠ノよって、UAゼンセンは「連合」内で唯一、組織の拡大を続けているのだ。

以下、見出し

非正規雇用労働者の味方を装い急拡大

生産性向上を労働者に強いるための労働組合

紛争リスク回避≠経営者に囁く「専従営業マン」
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強化される対北朝鮮の臨戦態勢 第3回

ミサイル避難訓練
今日版国家総動員体制強化に狂奔する安倍政権


以下、見出し

北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射にJアラート作動

朝鮮核戦争参戦に備え戦時訓練

NSC主導で労働者・人民を管理・統制
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