第2485号(2017年9月11日)の内容

<1面>
金正恩政権の水爆実験強行弾劾!
トランプ政権の朝鮮核攻撃阻止!
<4〜5面>
朝鮮核戦争阻止・改憲阻止の戦闘態勢を築け
 全学連第87回大会の成功のために
<2面>
米軍石平司令部に抗議 8・21 沖縄
インパール作戦――
 許すまじ 日本軍国主義の犯罪を!
<3面>
全国で国際反戦集会 8・6
 東海 / 北陸
<6面>
医師・看護師の安倍式働かせ方改革
Topics 労働法制改悪 労政審で審議開始
<7面>
ネオ・ファシズム的行政諸機構再編を許すな
<8面>
第55回国際反戦集会
海外からのメッセージ C
国際レーニン・トロツキー主義派(FLTI、アルゼンチン)/レオン・セドフ軍団(シリア)/ギリシャ反資本主義左翼連合/ルイシャム連合(イギリス)

 「解放」最新号




























  


金正恩政権の水爆実験強行弾劾!

トランプ政権の朝鮮核攻撃阻止!

 北朝鮮・金正恩政権は、九月三日午後〇時二十九分ごろ、北朝鮮北東部の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場において、大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験を過去最大規模で強行した。わが同盟は、金正恩政権が強行した反人民的な水爆実験を、満腔の怒りをもって弾劾する!
 この核実験の直後に金正恩政権は、「水爆の爆音には、地球上から米国という大陸を永久になくそうとする千万軍民の強い信念が込められている」(労働党副委員長・金己男(キムギナム))とうたいあげた。ICBMの保有こそがアメリカ帝国主義の核軍事力による恫喝にうち勝ち金王朝≠存続させる道であると確信している金正恩。この政権は、トランプのアメリカにたいする核攻撃能力を獲得しつつあることを勝ち誇っているのだ。
 これに激怒したトランプ政権は「ならず者国家」と北朝鮮を烙印し、戦略爆撃機やステルス戦闘機、さらには原子力空母を朝鮮半島に急派する準備を急ピッチですすめている。韓国・文在寅(ムンジェイン)政権と日本の安倍政権を従え対北軍事攻撃にうってでる構えを固めている。このトランプ政権にたいして「『すべての選択肢が俎上にある』というアメリカの立場を支持する」などと追従する姿勢を鮮明にしている日本の首相・安倍は、トランプ政権の対北朝鮮攻撃に参戦する体制を構築することに血道をあげているのだ。
 金一族のネポチズム専制支配体制を存続するために、核保有国≠ニしての北朝鮮の地位をアメリカ帝国主義に認めさせることに血道をあげている金正恩政権と、北朝鮮が米本土を射程に収める核ミサイルを保有することは絶対に容認せず、いつでも対北朝鮮先制攻撃にうってでることのできる臨戦態勢をとりつづけているトランプ政権。この両者の非和解的対立のゆえに、朝鮮半島での熱核戦争がいつ勃発するともしれない危機が醸成されているのだ。
 すべての労働者・学生諸君! 今こそ、朝鮮核戦争を阻止する闘いに決起せよ! 北朝鮮の核実験弾劾! トランプ政権の対北朝鮮軍事攻撃阻止! 安倍政権の参戦を許すな! 米・日・南北朝鮮の労働者・人民は、戦争放火者=各国権力者を打ち倒せ!

(以下、見出し)

金王朝¢カ続をかけた核・ミサイル開発への突進

対北朝鮮核恫喝≠くりかえすトランプ政権

日米新軍事同盟強化に突進する安倍ネオ・ファシスト政権

朝鮮核戦争阻止!
安保破棄めざして闘おう!

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朝鮮核戦争阻止・改憲阻止の闘いの戦闘態勢を築け!

全学連第87回大会の成功のために
                             日本マルクス主義学生同盟 革マル派

 全学連は、二〇一七年九月十二日から十三日の二日間、首都・東京において、第八十七回定期全国大会を開催する。
 この大会は、アメリカ・日本・韓国と北朝鮮との熱核戦争勃発の危機がかつてなく高まる緊迫した情勢のまっただなかで開催される。
 北朝鮮の金正恩政権は、九月三日、地下核実験を強行した。わが同盟はこの反人民的な暴挙を弾劾する! 弾道ミサイルの発射に続いて、核実験にふみきった北朝鮮にたいして、戦争狂のトランプのアメリカは、日本・韓国の権力者を従えて、対北軍事攻撃にうってでようとしている。全学連のたたかう学生は、労働戦線でたたかう労働者とかたく連帯して、朝鮮核戦争を絶対に阻止する闘いに断固として起ちあがれ!
 たたかう学生は、たたかう労働者階級とともに、対北朝鮮の侵略戦争にアメリカの属国として参戦する日本の安倍政権をうち倒す闘いにただちに起ちあがれ! アメリカ、南北朝鮮の人民と連帯して、朝鮮、日本を、そして東アジアを核戦争の劫火で焼きつくす朝鮮戦争を阻止する闘いを爆発させよ!「戦争放棄」「戦力不保持」を謳った憲法第九条の破棄を狙った憲法改悪を粉砕せよ!
 全学連のたたかう学生は、今秋期、全国キャンパスにおいて総決起せよ!
 全学連は、来る大会において、今春・今夏の輝かしい闘いの教訓をうちかため、「朝鮮核戦争阻止」「憲法九条改悪反対」の一大闘争にうってでるための態勢を築くのでなければならない。そして、いざ闘いにうってでようではないか!
 (全学連の定期大会は、これまで毎年七月に開催されてきた。しかし今年は、七月期の政治階級情勢の大激動のもとで、全学連は、<反戦・反改憲・反安倍政権>の闘いを全国的にくりひろげた。このゆえに、本年は九月に全国大会を開くことにした。)

(以下、見出し)

一 今春・今夏の激闘とその革命的意義

  A 「参戦に突進する自国政府打倒」を掲げて朝鮮核戦争阻止の闘いを牽引

  B 共謀罪法制定反対・改憲阻止の闘いの戦闘的高揚を切りひらく

  C <反戦・反改憲・反安倍政権>の闘いに総決起

二 反戦・改憲阻止闘争推進上の理論的諸教訓

  A 「朝鮮核戦争阻止」の闘い

  B 「反安倍政権の闘いの爆発をかちとれ」という方針提起について

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安倍政権のネオ・ファシズム的行政諸機構再編を許すな

以下見出し

「公的サービスの産業化」の名による歳出削減と独占体への利殖機会提供

NSC主導の自治体当局への統制強化
 今日版国家総動員体制への自治体労働者の組み込み

自治体労働者の極限的な労働強化と労組破壊


自治労・自治労連本部の裏切りに抗し<安倍政権打倒>に突き進め!

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8・21沖縄 朝鮮核戦争阻止! 米軍出撃を許すな!
県学連が石平司令部に抗議
 朝鮮半島における熱核戦争の危機が刻一刻とさしせまる八月二十一日、沖縄県学連のたたかう学生たちは、朝鮮核戦争を断固として阻止するために在沖米軍石平司令部にたいする緊急抗議闘争に勇躍決起した。戦争狂のアメリカ・トランプ政権が北朝鮮への先制攻撃を構えて米韓合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」を開始したまさにその日に、臨戦態勢に突入した核基地の島・沖縄から、トランプ政権・米軍当局に「朝鮮核戦争阻止! 米軍出撃を許すな!」と怒りの拳をたたきつけたのだ。
米軍石平司令部に怒りの拳(8月21日、北中城村)
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