2482-2483合併号(2017年8月28日)の内容

<1面>
朝鮮核戦争を阻止せよ
トランプ政権の北朝鮮攻撃反対!
金正恩政権のミサイル発射反対!

<4面>
介護保険制度の大改悪弾劾!
<5面>
病床削減・病院統廃合の強要
◆「ハイル白人」/お前はクビだ!
<2面>
トランプ政権の北朝鮮核攻撃阻止!
 全学連 米大使館に緊急抗議 8・12
◎警察官僚が人事を掌握
<3面>
全国で国際反戦集会が高揚
 8・6 沖縄集会/関西集会
<6面>
Topics トヨタ 新勤務形態の導入
労働災害をひきおこしたA資本を弾劾する!
<7面>
第55回国際反戦集会海外からのメッセージ A
 ラジオ・テファナ運営委員会(タヒチ)/アフガニスタン女性革命協会(RAWA)/ギリシャ労働者革命党(EEK)/デヴィッド・マクレイノルズ(アメリカ)/ユニオン・パシフィスト(フランス)
<8面>
8・12沖縄県民大会
 辺野古埋立て阻止! オスプレイ撤去! 4万5千の怒り
日米共同演習阻止!
 北海道の闘う労学が連続闘争 8・9〜10
週間日誌は6面に掲載
 「解放」最新号





































  


朝鮮核戦争を阻止せよ

トランプ政権の北朝鮮攻撃反対!
金正恩政権のミサイル発射反対!


 「朝鮮核戦争阻止!」
全学連がアメリカ大使館に怒りの拳(8・12)
 すべての日本の労働者・人民諸君! そして、アメリカ・韓国・北朝鮮の労働者・人民諸君! わが同盟は呼びかける! 日本・アメリカ・南北朝鮮人民の闘いの力で、今まさにひき起こされんとしている朝鮮核戦争を絶対に阻止せよ! 全世界の労働者・人民は、戦争の火を放とうとしている自国政府を打倒する闘いに今こそ起て!
 北朝鮮が米本土を射程に入れた核ミサイルの開発を放棄しないならば北朝鮮への核攻撃に踏みきることを公言しているトランプのアメリカと、米領グアムへのミサイル攻撃を構える金正恩の北朝鮮との核戦争勃発の危機が、日々刻々と高まっている。朝鮮半島を焦土と化し、日本列島そして東アジア・西太平洋全域を熱核戦争の劫火で焼き尽くしかねないこの戦乱の勃発を、われわれは絶対に阻止するのでなければならない。
 戦争放火者トランプへの怒りに燃えて、全学連のたたかう学生は、八月十二日、「トランプ政権の北朝鮮核攻撃阻止! 日本の参戦阻止! 北朝鮮によるグアムへのミサイル攻撃を許すな!」を掲げてアメリカ大使館にたいする緊急闘争に決起した。
 すべての労働者・人民諸君! 核攻撃を公言するトランプを弾劾せよ! トランプ政権による北朝鮮への核先制攻撃阻止! 米韓合同軍事演習反対!
 アメリカ人民は核戦争の火を放とうとしているトランプ政権を打ち倒せ! 北朝鮮人民は、グアム、日本、そして韓国の人民に核ミサイルの矛先を向ける金正恩政権を打ち倒せ! そして日本の人民は、「グアムへのミサイル攻撃は日本の存立危機事態」(八月十日、防衛相・小野寺)と称して参戦へと突き進む安倍政権を打倒せよ!
 わが同盟は最先頭でたたかいぬく決意である。

戦争放火に血道をあげるトランプ政権を打ち倒せ

 米大統領トランプは、米本土全域への核ミサイル攻撃能力の獲得に向けミサイル発射をくりかえす金正恩政権にたいして言い放った。「これ以上、米国を脅さない方がいい。世界が見たことがないような炎と怒りに直面することになる」と(八月八日)。ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下を命じたトルーマンの言――「地上でこれまで見たこともないような破滅の雨が空から降る」――を模して、北朝鮮にたいして核攻撃も辞さない意志を突きつけたのだ。北朝鮮人民に向かって核ミサイルの発射ボタンを押さんとしているこのトランプを、満腔の怒りを込めて弾劾せよ! そして、このトランプ政権に全面的につきしたがい、日米グローバル戦争同盟にもとづいてアメリカと共同での対北朝鮮の侵略戦争に突き進む安倍政権を、日本の労働者・人民は断じて許してはならない!
 すでにグアムへのミサイル発射の態勢を整えた金正恩政権にたいして、トランプ政権は、「ミサイルを発射すればただちに戦争になる」(国防長官マティス)と威嚇し、八月二十一日から韓国との合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」を強行している(米軍約一万七五〇〇人、韓国軍五万人が参加)。北朝鮮の核施設・軍事基地を攻撃するという作戦計画にもとづくこの演習に、トランプ政権は、B1戦略爆撃機や原子力潜水艦、そして原子力空母ロナルド・レーガンを投入しようとしている。
 いまや金正恩政権は、七月四日と七月二十八日の二度にわたるICBMの発射実験によって、弾道ミサイルの射程を一万キロ=米本土の東部に届く距離にまで延ばした。しかも、ICBMに搭載可能なまでに小型化した核弾頭を開発したとトランプ政権・DIA(国防情報局)自身が認めざるをえなくなった(七月二十八日)。〔この北朝鮮の核ミサイル開発技術の急速な向上には、崩壊した旧ソ連邦の技術――たとえばウクライナやロシアのそれ――が流れこんでいるとされる。〕
 アメリカ本土を狙うICBM・核兵器を金正恩政権が手にする寸前にいたったことに逆上したトランプは、これをなんとしても阻止するために、核兵器をも用いた対北先制攻撃に踏みきる態勢を打ち固めている。今ヒトラー・トランプは、「北が核攻撃すれば戦争になる。何千人死んだとしても、それは向こうで死ぬ。こちらではない」と傲然と言い放ち、東アジアにおいて核戦争の火を放とうとしているのだ。
 白人至上主義者のKKKやネオナチを公然と擁護し帝国主義権力者の傲岸さをむき出しにしているトランプは今、アメリカ国内や全世界の労働者・人民の怒りの炎に包まれ政治的窮地に立たされている。元大統領のブッシュ親子をはじめとする与党・共和党の重鎮や経済政策の「助言機関」のメンバーである製造業などの独占ブルジョアどもも次々とトランプを見限る姿勢を公然としめしている。これに続いて陸・海・空・海兵隊の米四軍の参謀総長・司令官らが相次いでトランプの人種差別≠非難する態度を明らかにした。ついにトランプは最側近とされる白人至上主義者バノンを首席戦略官から解任せざるをえなくなった。この政権はいまや政権の体をさえなしてはいないのだ。だがまさにこのゆえに、トランプは、この窮地をUSAナショナリズムの鼓吹によってのりきるためにも、手をかけた核のボタンを押す衝動をいよいよ強めているのだ。アメリカの人民は、このトランプ政権をただちに打ち倒せ!

金正恩政権によるグアムへのミサイル攻撃を許すな

 「グアム島周辺への四発の包囲射撃作戦」を実行すると誇示してきた金正恩政権は、「アメリカの行動をもう少し見守る」(十四日)と称してミサイル発射を先送りするかのような姿勢をみせている。八月二十一日からの米韓合同演習、なかんずくB1戦略爆撃機や原子力空母の朝鮮半島周辺海空域への派遣をもしも中止しないならば、グアムへのミサイル発射に踏み切る、――こうした哀訴にも似た脅し≠トランプ政権につきつけているのが金正恩政権なのだ。この政権は、米軍のB1戦略爆撃機の出撃拠点であるアンダーセン空軍基地が存在するグアム島を、住民もろともにミサイル攻撃の標的とする構えをむきだしにしている。グアムの人民は、命の危険にさらされ、食糧の備蓄と退避訓練に追われている。同時に、金正恩政権は、ミサイルの飛行ルートとして被爆地ヒロシマを含めた中国・四国地方を名指しして公表している。アメリカ帝国主義に隷従する安倍政権を恫喝≠オているのだ。このことは、日本の労働者・人民にたいしても核攻撃の矛先を向けていることを意味する。
 われわれは、こうした反人民的なミサイル攻撃に突き進む北朝鮮の金正恩政権を断じて許さない!
 国連安保理において、北朝鮮産の石炭や鉄鉱石、海産物などの輸入を加盟国に禁じ北朝鮮の年間輸出収入を三分の二に減らすとされる制裁決議が可決された(八月五日)。「対話をつうじた問題解決を」(中国)とか、「危機を回避するためにはより賢明で強力な側がまず身を引くべきである」(ロシア)とかと言ってきた中・露の権力者も、今回の決議にさいしてはトランプ政権の要求に応じて一応は賛成に回った。だが、たとえ当面トランプ政権の暴発♂避のためにこうした制裁決議に賛成したとしても、いずれ中・露の権力者がこの制裁をザル抜けにし、水面下でひそかに金正恩政権を政治的・経済的に支えてゆくであろうことは目に見えている。
 こうした中・露両権力者の腹の内を見透かしているからこそ金正恩政権は、「米国の敵視政策と核の威嚇が根源的に清算されないかぎり、核と弾道ミサイルを交渉のテーブルにのせず、核戦力強化の道から一歩も引かない」と強弁しているのだ。「フセイン政権による大量破壊兵器の保有」という真っ赤な嘘をでっち上げて、ブッシュのアメリカが強行したイラク侵略戦争、何十万人にものぼるムスリムを虫けらのごとくに殺戮したこのアメリカ帝国主義の残虐な侵略戦争とフセインの末路を、金正恩は脳裏に浮かべているにちがいない。核兵器開発を放棄するならばフセインの二の舞になるであろうと心底恐怖に駆られている金正恩は、自国人民をますます飢餓に突き落としながら巨額の資金を投じて、アメリカ本土を攻撃する核ミサイルを掌中にすることに血眼となっているのである。
 南北朝鮮の労働者・人民よ! グアム・日本の労働者・人民を標的にし、また自国の人民と同胞たる韓国人民の命もろともに朝鮮半島を焦土と化すことも厭(いと)わずに、核開発・ミサイル攻撃に突き進む金正恩政権を打ち倒せ! 韓国の文在寅政権は、「政府はすべてをかけて、戦争だけは防ぐ」と宣言しながらも、北朝鮮侵略に突進するトランプ政権につきしたがっている。THAADの追加配備とアメリカとの合同軍事演習の強行に突き進んでいる文在寅政権を打倒せよ! そして今こそ、南北朝鮮人民は腕を組み、みずからの力で南北朝鮮の革命的=プロレタリア的統一をかちとれ!

参戦に突進する安倍ネオ・ファシスト政権を打倒せよ

8・12沖縄県民大会で
4万5千の労・学・市民が「団結ガンバロー」
 安倍政権は、金正恩政権がグアムへの「包囲射撃」をぶちあげるや否や、「米国の抑止力・打撃力が欠如することは、日本の存立の危機にあたる」(防衛相・小野寺)と言い放った。これこそは、戦争法にもとづいて「集団的自衛権行使」の名のもとにアメリカの対北朝鮮の侵略戦争に日本国家が参戦するという宣言にほかならない。
 日本の労働者・学生・人民よ! アメリカ帝国主義の対北朝鮮核攻撃への参戦の道を突き進む極反動安倍政権を、労働者・人民の力でただちに打倒せよ!
 八月十七日に開催された日米安全保障協議委員会(2プラス2)において、ティラーソン(国務長官)・マティス(国防長官)と河野(外相)・小野寺(防衛相)ら米日の権力者は、北朝鮮の核ミサイル開発を阻止するために「同盟の能力を強化」する(共同発表)とかと吹聴し、対北朝鮮の強硬姿勢をむきだしにした。そして、「米国の拡大抑止が果たす不可欠な役割を再確認」するというように、「アメリカの核戦力を含むあらゆる能力」の重要性をことさらに強調した。さらには、二〇一五年に決定された新ガイドラインの「実施を加速」し、安保法制=侵略戦争法のもとでの「さらなる協力の形態を追求する」とぶちあげながら、自衛隊の「役割・任務・能力」の拡大をおしすすめる意志を鮮明にした。
 さらに安倍政権は、「バイ・アメリカン(アメリカ製品を買え)」というトランプ政権の要求に応えて、一基八〇〇億円の米国製のイージス・アショアを日本国軍が導入することを河野・小野寺の訪米直前に急きょ決定した。核ミサイル開発に突き進む北朝鮮および核軍事力の増強を基礎に南シナ海・東シナ海の制海権奪取の策動を強める中国をまえにして安倍政権は、「敵基地攻撃能力」を日本国家自身が保有する道を驀進している。日米の核軍事同盟強化のために日本国家がよりいっそう役割を拡大するという姿勢を鮮明にしたのだ。
 核戦争の放火者としての野蛮さをむきだしにしているトランプのアメリカにどこまでもつきしたがう安倍政権に、今こそ日本の労働者・人民は怒りを叩きつけよ! 日本の労働者・人民は、日米グローバル戦争同盟の階級性・反人民性を自覚し、日米安保の鎖を断ちきることをめざしてたたかうべき時だ! すべての基地撤去・日米安保条約の破棄をめざして起ちあがれ!
 すでに安倍政権は四月以来、日本国軍にたいして「米艦防護」を発令したのみならず、米戦略爆撃機B1とともに空自のF2やF15などの戦闘攻撃機をたびたび出撃させてきた。そしていま、北海道において、オーストラリアで墜落事故を引き起こしたばかりのオスプレイを投入しての日米共同の大演習をくりひろげている。「唯一の被爆国」であるにもかかわらず、かの国連の核兵器禁止条約にトランプ政権に媚びをうって反対しその交渉に参加することすらしなかった安倍政権。この政権はいま、かつてヒロシマ・ナガサキに核爆弾を炸裂させたアメリカ帝国主義の権力者による北朝鮮への核攻撃の随伴役をかってでているのだ。ヒロシマ・ナガサキの惨禍を背負う日本の労働者階級・人民は、米軍の殺戮部隊とともに日本国軍が北朝鮮の勤労人民を核攻撃の劫火で焼きつくすことを許してはならない。在日米軍と日本国軍の出撃を阻止せよ! 鉄道・運輸・船舶・港湾・空港などの労働者の戦争動員を許すな! PAC3配備とJアラート訓練をつうじての国家総動員体制の強化に反対せよ!
 日本の労働者・人民諸君! 安倍政権が垂れ流す「反北朝鮮」の民族排外主義を打ち破れ! 金正恩政権の強権的支配のもとにおかれている北朝鮮の労働者・人民もまた、われわれと同様に支配者の圧政に苦しめられ搾取され収奪されている労働者なのだ。戦争放火に突き進む権力者どもを打ち倒すために、われわれ全世界の労働者・民衆は国境を越えて団結しなければならないのだ。
 七十二回目を迎えた敗戦の日に、首相・安倍は、日本軍国主義による朝鮮半島の植民地支配と中国・アジアへの侵略戦争について、一言たりとも謝罪も反省も述べなかった。アジア二〇〇〇万人の命を奪った国家犯罪を居直る安倍ネオ・ファシスト政権が今日、アメリカ帝国主義との軍事同盟にもとづいてアメリカの属国として朝鮮半島を軍事侵略することを、われわれは、日本の労働者階級の名において、断じて許しはしない。
 今こそ日本の労働者・人民は階級的団結をうちかため、アメリカと共同での対北朝鮮侵略戦争に突き進む安倍政権を打ち倒せ!

プロレタリア国際主義の旗高く自国政府打倒に起て!

 朝鮮核戦争勃発の危機をまえにして、日本の既成平和運動指導部は、朝鮮戦争に反対する闘いを何ひとつ呼びかけていない。日共中央指導下の原水禁大会は、未曽有の核戦争の危機が切迫しているにもかかわらず、もっぱら国連における核兵器禁止条約の採択を賛美するのみで、朝鮮核戦争反対の意志表示ひとつおこなわなかったのだ。
 日共委員長・志位は朝鮮半島情勢にかんする声明を八月十二日付で発表した。そこにおいて志位は、現に北朝鮮にたいする先制核攻撃の態勢をとっているアメリカ帝国主義の権力者トランプを一言も弾劾していない。その他方で、もっぱら北朝鮮の「累次の国連安保理決議違反」のみを「危機が引き起こされた根本」だなどと非難している。圧倒的な核軍事力を突きつけ戦争挑発をくりかえすトランプ政権に「核攻撃反対」の態度表明すらせずにいったいどうするというのだ。アメリカ帝国主義にたいする怒りが皆無ではないか! アメリカの対北朝鮮侵略戦争への参戦に突進している安倍政権にたいして一言も弾劾しないとはなにごとか!
 その他方で志位は、米朝両国権力者に「自制」と「無条件の直接対話」を請願している。「オバマは話すらしたがらなかったが、私は話す」と口にしたトランプをもちあげてさえいるのが志位なのだ。現に核攻撃の拳を振りあげている当のトランプの理性≠ノなおもすがりつき、この戦争放火者への期待を煽りたてるとは、実に犯罪的ではないか。
 朝鮮半島における未曽有の核戦争の危機を突破する力は、国家エゴイズムに満ちた権力者どもの交渉にあるのではない。戦争放火に走る権力者どもの理性を信じてはならない。
 目覚めよ! 全世界の労働者・人民諸君! 朝鮮半島を・さらには東アジアを熱核戦争の危機から救い、第三次世界大戦の導火線に火が放たれるのを阻止しうる力は、労働者階級・人民の国境を越えた団結にもとづく闘いにこそあるのだ。全世界の労働者・人民は、朝鮮核戦争を阻止するために、ただちに起ちあがれ!
 かの第一次世界大戦のまっただ中において、「革命的祖国敗北主義」のプロレタリア的原則を貫いたレーニン率いるボリシェビキ党の革命的な闘いとその精神を、今こそ蘇らせよう。
 日本の労働者・人民は、戦争狂トランプ政権につきしたがい、核攻撃に参戦する安倍政権を打倒せよ!
 アメリカの労働者・人民よ! 戦争放火者=トランプ政権を打ち倒せ!
 南北朝鮮の労働者・人民は、グアムへのミサイル攻撃の引き金に手をかける金正恩政権を打ち倒せ! THAAD配備・本格運用を推進し米韓軍事演習を強行する文在寅政権を打倒せよ! 第二次世界大戦後の帝国主義とスターリン主義の世界分割支配のもとで分断国家として固定化され、苦難と戦火を強いられてきた南北朝鮮人民よ! 今こそ南北朝鮮のプロレタリア的統一をめざして決起せよ!
 全世界の労働者・人民は、国境を越えて団結し、朝鮮核戦争を阻止するために総決起せよ!
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介護保険制度の大改悪弾劾!

 安倍政権による社会保障のさらなる切り捨てを許すな

 安倍政権は、五月二十六日、「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法」(以下「介護保険関連改革法」と略す)を強行成立させた。いま安倍政権は、介護保険制度の大改悪をおしすすめようとしているのだ。
 ネオ・ファシスト安倍は、憲法九条をなきものにすることを狙って、「新しい国」にふさわしい憲法につくり変えるのだと今なおわめいている。安倍政権はその「新しい国」=軍事強国%本の財政的基盤を確立するために、軍事費を増大させつつ、国家財政からの社会保障費の支出を徹底的に削減してきた。この政権は、またしても一切の犠牲を労働者人民に転嫁しようとしているのだ。
 安倍政権がこのかん強行してきたアベノミクス(「異次元の金融緩和」策と大型財政支出策)によって、財政赤字が拡大し、政府と地方自治体を合わせた債務残高は一〇〇〇兆円を突破している。だが安倍は、このことには頬被りし、社会保障費を増大させる高齢社会の到来=i二〇二五年に団塊の世代がすべて七十五歳を迎え、後期高齢者が五人に一人になる)が国家財政の危機を生みだす原因であるかのようなデマゴギーをふりまいている。安倍政権は二〇一五年以来、毎年一兆円とみこまれている社会保障費の自然増分を五〇〇〇億円に半減させ三年間で一兆五〇〇〇億円に抑えるという社会保障費大削減策――小泉政権以上のそれ――を企ててきた。この社会保障費の大削減策を実現するために安倍日本型ネオ・ファシスト政権は、社会保障制度の大改悪を強行してきたのだ。二〇二五年にむけた医療・介護のサービス提供体制の抜本的再編(病床削減)、医療・介護保険の保険料の連続的引き上げ、年金給付や生活保護費の大幅切り下げなどを見よ! 労働者人民を貧窮の極致に叩きこみながら、「医療と介護を成長産業に」などと称して、独占資本家どもへの支援策をあの手この手で差し伸べてきたのが、極反動・安倍政権なのだ。
 以下、五月に成立させられた「介護保険関連改革法」の特徴とその反動性を明らかにしたい。

以下、見出し

「改革法」にもとづく介護保険制度の大改悪

「地域共生社会の実現」を掲げるネオ・ファシスト政権
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「トランプ政権の北朝鮮核攻撃阻止!」

8・12
全学連 米大使館に緊急抗議
アメリカ大使館に肉迫し怒りの声
(8月12日、港区)
創意工夫したゼッケンをつけて闘う学生たち
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全国で国際反戦集会が高揚
基地の島に闘いの拠点築く
辺野古新基地建設阻止の決意新たに
沖縄集会
朝鮮核戦争阻止! 安倍政権の参戦阻止!――決意固くシュプレヒコール
(8月6日、那覇市)
 「今こそ安倍政権を追撃せよ!」
闘う労働者・学生が鬨の声
関西集会
革命的反戦闘争の断固たる推進の意気高く「インターナショナル」を斉唱する労学
(8月6日、大阪市)
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「辺野古埋立て阻止! オスプレイ撤去!」
四万五〇〇〇の怒り爆発

8・12 沖縄県民大会
安倍政権への怒りをこめて4万5000の労働者・学生・市民が抗議のプラカード
(8・12)
大横断幕を掲げ参加者に熱烈な檄を飛ばす県学連・全学連派遣団の闘う学生たち
(8・12)

7・25 怒りの「海上座り込み」
辺野古の海上は80隻のカヌー・抗議船団で埋めつくされた
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オスプレイを投入しての日米共同演習阻止!
8・9〜10 北海道の闘う労学が連続闘争
全学連道共闘と反戦青年委が札幌米総領事館に怒りの拳
(8月9日)
陸自の東千歳駐屯地ゲート間近で労・学・市民が抗議
(8月10日)
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