第2474号(2017年6月26日)の内容
<1面>
NSC専制=安倍政権打倒!
共謀罪法制定強行を弾劾せよ
<戦争と暗黒支配>を打ち砕け
<2〜3面>
共謀罪法案参院採決阻止!
怒りの国会包囲
全学連が徹夜の激闘 6・14〜15
1万8000大結集 6・10 国会
日比谷に5200 6・13
国会前と連帯し集会 6・10 辺野古
<4〜5面>
祖国防衛主義に転落した日共
第27回党大会路線批判
党勢後退傾向≠嘆く代々木官僚
<6面>
血も涙もないAI・ロボット診療
「過労死ライン」超え容認の労働貴族
Topics 改憲に突進するための「骨太方針」
<7面>
集配労働者に犠牲転嫁 ヤマト運輸
「第四次産業革命」は何をもたらすか? 4
自動運転宅配「ロボネコヤマト」実験
<8面>
「ロシア・ゲート」暴露
断崖絶壁にたつトランプ
「解放」最新号
安倍政権は、参議院法務委員会での審議を一方的にうちきり、六月十五日早朝に参院本会議での「中間報告」なるものをおこなっただけで一挙に共謀罪新設法案の採決を強行した。労働者人民を愚弄しきったこの歴史的暴挙を、わが同盟は満腔の怒りをこめて弾劾する! 衆参両院議席の三分の二を制圧している政府・与党は、議会制民主主義の化粧≠ウえほどこすことなく、なりふり構わず強権を発動したのだ。このネオ・ファシスト政権を絶対に許すな! |
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「共謀罪法案の参院採決阻止!」怒りの国会包囲 闘う労働者・学生が連日決起 |
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六月十五日の午前七時四十六分、安倍政権・自民党は、参院本会議において共謀罪法案を強行採決し、成立させた。連日にわたって国会を包囲した労働者・人民の反対闘争を傲然とふみにじって、稀代の弾圧立法=今日版治安維持法の制定を強行した安倍政権の暴挙を、わが同盟は満身の怒りを込めて弾劾する! 政府・与党は、法務委員会委員長(公明党・秋野)に本会議において「中間報告」なるものをおこなわせることをもって、委員会での審議・採決をやることなく直接に本会議での採決を強行するという前代未聞の強硬策にうってでた。安倍政権は、東京都議選を目前にして加計学園への不正便宜供与疑惑を追及されつづけることを恐れて国会会期の延長を回避するとともに、残されたわずか数日の会期内になにがなんでも共謀罪法案の可決・成立をなしとげるために、なりふりかまわず強権をふるったのだ。いまや安倍政権は、対北朝鮮の臨戦態勢をとりつつ国内の治安弾圧体制を早急につくりだすと同時に、憲法九条の明文改定に向けて反対運動を破壊するために、国会での審議というブルジョア民主主義的な粉飾をさえもかなぐりすて、ネオ・ファシズム的本性をむきだしにしたのだ。 日共の不破=志位指導部は、この安倍政権の反動性を暴き対決することもなく、もっぱら「内心の自由を守れ」と弱々しく叫ぶだけであった。「テロ対策のより有効な代案」を対置する民進党との議会内での共闘に明け暮れるとともに、労働者・人民の反対運動を、こうした議会内での政治的駆け引きを応援する運動へとねじまげる、という犯罪的指導に終始したのだ。 わが革命的左翼は、この日共中央をはじめとする既成反対運動指導部の腐敗を暴きだし、これをのりこえるかたちで、6・10、13、14〜15の連続闘争をたたかいぬいた。わが同盟はあらゆる闘争現場で「今日版治安維持法の制定阻止!」「戦争と改憲に突進する安倍政権を労働者・人民の総力で打ち倒せ!」という檄を記したビラを断固として配布した。労働戦線深部でたたかう革命的・戦闘的労働者の奮闘によって、労働組合の大結集をかちとった6・10国会包囲行動および6・13集会。この労働戦線における闘いと連帯して、全学連は、共謀罪法制定に突きすすむ安倍政権のネオ・ファシズム的本性を満天下に暴きだしつつ、「ファシズム反対」「憲法改悪阻止」「朝鮮核戦争阻止」の旗高く、6・10集会、そして6・14〜15の徹夜の激闘をたたかいぬいたのだ。 |
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全学連が徹夜の激闘 6・14〜15 | |
「参院強行採決阻止!」の雄叫びを嵐のごとくあびせる全学連の学生たち (6月14日22時、参院議員会館前) |
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採決強行に燃えあがる怒りのシュプレヒコール (6月15日本会議採決時、参院議員会館前) |
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一万八〇〇〇名が大結集 6・10 国会 | |
労働者・市民とエールを交わす全学連の闘う仲間たち (6・10、国会前) |
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わが同盟が安倍政権打倒の檄 6・13 日比谷 | |
会場を埋めつくしプラカードを掲げる労働者・市民 (6・13、日比谷野音) |
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「埋立て阻止! 共謀罪法制定阻止!」 一八〇〇名がゲート前集会 6・10 辺野古 |
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キャンプシュワブ・ゲート前に共謀罪法制定阻止の声 (6・10) |
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