ネオファシズムの嵐を突き破れ
日米新軍事同盟の構築強化と憲法改悪の総攻撃を粉砕せよ
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憲法改悪阻止! 南スーダン派兵を許すな!
闘う学生のシュプレヒコールが渋谷に轟く
(11月26日、東京・渋谷) |
次期米大統領トランプが「アメリカ・ファースト」を呼号しつつ、「TPP離脱」をはじめとした国家エゴイズムと民族排外主義をむきだしにする政策実施「百日計画」を発表した。新政権の担い手には、「狂犬」の異名をもつ元米軍司令官マティスを次期国防長官に指名するなど、名うてのネオ・ファシストどもを次々と任命している。この新政権の二〇一七年一月発足をまえに、アメリカを震源地とする政治的地殻変動の波が全世界を駆けめぐっている。
「移民排斥・反グローバリズム」を掲げる極右諸政党が跳梁跋扈するヨーロッパでは、ネオ・ファシストどもが権力奪取に突進している。オーストリア自由党ホーファーは大統領選で敗れたが、フランス国民戦線のルペンをはじめ、彼らはEU主要国で第二、第三のトランプ≠めざしている。
排外主義的ナショナリズムの気運がますます高まるアメリカとヨーロッパをまえにして、ロシアのプーチン政権がNATO軍の対ロシア増配備にたいする巻き返しにうってでている。同時に彼らは、シリアのアレッポへの大空爆に狂奔している。トランプが新政権の政策の筆頭に「TPPからの離脱」を挙げたことにつけこんで、中国の習近平政権が「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)」づくりの主導権をがっちりと掌握した。南シナ海島しょでの一大軍事基地建設も着々と進めている。これを拠点として南シナ海の制海権を確保するのみならず「太平洋の半分」をアメリカと分有する「世界の超大国」にのしあがるという野望を彼らはますます膨らませている。
核超大国のアメリカを先頭にして、全世界が国家エゴイズムをむきだしにして衝突する危機の時代が到来し世界大的大戦勃発の危機さえもが高まっているといわなければならない。この激動のただなかで、日本をアメリカとともに侵略戦争をなしうる<軍事強国>へ飛躍させようと、ますます血眼になっているのが安倍政権だ。彼らはその決定的な第一歩として、南スーダンPKO第十一次派遣部隊に「新任務」を付与して派兵した。
日米グローバル戦争同盟の構築・強化と憲法の明文改定に向けて猛突進する安倍政権。このネオ・ファシスト政権に、いまこそ反戦反安保・改憲阻止闘争の大高揚をもって反撃せよ!
「グレイト・アメリカの再興」を叫ぶトランプ
新政権発足後ただちに実施する重要政策を、トランプが「百日計画」と銘打って発表した(十一月二十一日)。この「計画」は、就任初日から大統領令で実行する政策十八項目と、就任後百日以内に法制化をめざす十項目からなる。前者は「TPPからの離脱」を筆頭に、中国を「為替操作国に指定」することなどのアメリカ国内産業保護政策を基軸にしている。それとともにアメリカ人の雇用や安全を守るという口実のもとに、移民規制策として「テロの恐れのある地域からの移民の禁止」や「二〇〇万以上の不法移民の国外追放」などを列挙している。
法制化を要するものとしては、「法人税の三五%から一五%への引き下げ」「米企業の海外移転への関税実施」「十年間で一兆ドルのインフラ投資」などの経済振興策だけでなく、「メキシコ国境の壁の建設」も明記されている。そして、それらの大前提として、「世界最強の軍」を「再建」すること、である。
これらはすべて、トランプが選挙公約として宣伝してきた政策を具体化したものであって、「アメリカ・ファースト」の国家エゴイズムと民族排外主義、ムスリムへの憎悪につらぬかれている。これらの政策をもってトランプが実現せんとする目的はただひとつ、「世界一の軍隊をもつ偉大なアメリカの再興」にほかならない。
中国やメキシコの安価な商品には法外な関税をかけ、海外移転をはかる米企業にも関税をかけて妨害し、法人税大減税を断行する。製造業の振興のためにインフラ投資のバラ撒き政策をとる。世界中から「強いアメリカ」への投資を呼びこみ、それらの資金を調達する。このレーガノミクスならぬトランプノミクス≠ノよって空洞化したアメリカ製造業をよみがえらせ、核軍事力もロシアや中国の追随を許さぬ最高レベルに引き上げることができるにちがいない。――このような夢=妄念にとりつかれているのがトランプなのだ。
「百日計画」では、外交や軍事にかかわる具体的政策はまだ明示されていない。しかし、「オバマ大統領が出した憲法違反の大統領令をすべて廃止する」という表現をもって、キューバとの国交樹立交渉やイランとの核問題合意を白紙撤回することを明確に宣言しているのだ。これは、オバマ・レガシーの全否定にほかならない。大軍拡や「対テロ戦争」の無慈悲な遂行は大前提である。「狂犬」を国防長官にすえることに象徴されている新政権の顔ぶれからしても、トランプのアメリカが「テロリスト」「イスラム国家」「共産主義国」とみなす国家や勢力にたいして、「アメリカの国益」をふりかざしながら軍事的強硬策をとるであろうことは火を見るよりも明らかだ。
大統領首席補佐官に任命されたプリーバスは、フィデル・カストロの死去(十一月二十五日)にさいして、キューバの「全体主義制度が変革されないかぎり国交樹立はない」と明言したファナティックな反共主義者であり、首席戦略官・上級顧問に抜擢されたバノンは白人至上主義集団「オルタ・ライト」のリーダーである。(この集団は十一月十九日にホワイトハウス前で集会を開き、「ハイル・トランプ!」を絶叫するパフォーマンスを演じた。)次期CIA長官のポンペオは、拘束したアルカーイダ・メンバーへの「水責め拷問」の禁止に反対した冷血漢であり、国防長官マティスは、アフガニスタンとイラクで住民皆殺し作戦の指揮をとった元司令官だ。トランプ新政権がいかなる行動をとるかは、推して知るべし。
「アメリカは世界の警察官にならない」とトランプはくりかえす。しかしそれは、アメリカ政府が世界秩序を維持する労をとらず、アメリカの「国益」にかなわないと判断した「紛争調停」や「和平交渉」から手を引いて、アメリカの都合で誰からも束縛されずに自由に戦争を遂行する、という意志表明以外のなにものでもない。
政権発足に先立って、トランプはプーチンとの電話会談(十一月十四日)で「国際テロリストとの戦いでの米露協力」を合意した。その翌日にプーチンがシリア空爆再開に踏みきったのだ。この事態は、「対テロ戦争」にはロシアであろうとも利用するというトランプの姿勢を如実にしめしているといえる。
大ロシア・ナショナリズムをむきだしにするプーチン
トランプの対露政策をみてとり、またEU分解の危機進行と対ロシアでの結束の緩みをみてとって、プーチン・ロシアはロシア勢力圏拡大の策動を一気に強めている。トランプの大統領当選を見とどけた彼らはまっさきに空母をも初投入してシリア空爆を再開した。このロシアの全面的軍事支援に支えられて、アサド政府軍がシリア全土支配の回復をめざして、反政府派の最後の拠点都市アレッポに総攻撃をしかけている。九〇万人といわれていた残留住民は虐殺され、また脱出して難民となり、すでに二〇万人に激減している。この住民皆殺し作戦を、プーチン・ロシアは中東唯一の同盟国の死守という国益にかけて強力にバックアップしているのだ。トランプから同意≠とりつけ、拱手傍観するほかのないEU諸国権力者を尻目にして。
つづいてプーチンは、カリーニングラードへの中距離弾道弾「イスカンデル」などの配備方針を決定したと、テレビ・インタビューで発表した(十一月二十一日)。この配備計画はすでに、米・NATOによるMDシステム配備を核とするNATO軍四〇〇〇人のバルト三国とポーランドへの増配備(七月)への対抗措置としてプーチンが宣伝してきたものである。米政権の交代の時期を狙いすまして、彼は配備方針を発表したのだ。
トランプや彼のとりまきどもが、共産主義国でもないロシアと争って東欧を守ることはアメリカの国益にならない≠ニ吹聴してきたことを、プーチンは承知している。これを絶好のチャンスとみてとり、プーチン政権は東欧へのNATO軍の増配備に軍事的に対抗することを中心としてロシアの核軍事力の一挙的強化に突進しているのである。
カリーニングラードはバルト三国とポーランドに挟まれたロシアの飛び地であり、ここに配備を予定している核搭載可能な「イスカンデル」(射程五〇〇キロ)は、四国に展開するNATO軍の全部隊を標的にしうる。同時に配備される地対艦ミサイル「バスチオン」(同三〇〇キロ)はバルト海に展開するNATO軍艦船を射程におさめうる。これらミサイル・システムの配備はNATO軍と東欧諸国権力者にたいする最大級の恫喝にほかならない。
プーチン政権は、NATOの尖兵たるバルト三国・ポーランドの権力者をすくみあがらせ、他方では、トランプ政権になればアメリカが助けてくれないかもしれない≠ニ動揺する東欧諸国権力者を抱きこむ策動をも同時にくりひろげている。モルドバとブルガリアで同じ十一月十三日に大統領選挙がおこなわれ、両国とも親露派候補が勝利した。この機に乗じて、反露派の東欧諸国権力者を孤立化させ追いつめることを彼らは策しているのだ。
歯舞・色丹の「二島返還」の感触をちらつかせつつ北方四島の露日共同開発をもちかけ、安倍政権との交渉をくりひろげてきたプーチン政権。彼らはトランプが勝利するやいなや、掌を返したように、カリーニングラードへのミサイル配備方針の発表と同時に、国後・択捉両島へのミサイル配備を公表した。「二島返還」なしに共同開発の「合意」を要求するというロシアの姿勢をダメ押し的につきつけるために。そもそも、G7こぞっての対露制裁に風穴をあけることを狙って、日本から経済援助をひきだすエサとして「二島返還」をブラ下げてきたのがプーチン政権であって、彼らには返還の意志など端からありはしない。北方四島は、ロシア艦船が日本海・オホーツク海から太平洋に進撃する海域に位置するのであり、ここに米軍基地やMDシステムなどを置かせることなどは、彼らには絶対に容認できないことなのである。
しかも、在韓米軍へのTHAAD配備を推進してきた朴槿恵政権が倒壊寸前にたちいたっている。この韓国で近い将来に新政権がTHAAD配備決定を撤回する可能性も高まっている。これにつけこんで彼らは東アジアにおいてもロシアの核軍事力を一挙に増強することに踏みきったのだ。
「中華民族の復興」を旗印とした「超大国」への突進
トランプの「TPP離脱」宣言にほくそ笑み、ここぞとばかりに中国主導の経済圏構築のための策動を強めているのが、習近平政権にほかならない。
「百日計画」発表に先立って開催されたAPEC首脳会議と関連諸会議(十一月十九日〜二十日)の場を活用して、習近平は、FTAAPをアメリカ抜き・中露主導で形成することをめざす指針を示すだけでなく、根回しをもAPEC諸国権力者を相手にくりひろげた。彼は首脳会議で演説し、「確固たる意志で経済グローバル化プロセスを牽引する」などと中国の姿勢をアピールした。「早期にFTAAPを完成させ」る追求への参加を諸国権力者に呼びかけると同時に、発展途上国の利害に配慮する「公平・公正」な「開放型経済」として中国ルールを宣伝することも忘れなかった。こうして彼は、「東アジア包括的経済連携(RCEP)をつうじてのFTAAP形成」という中国主導のコースをAPEC主催国ペルーの大統領クチンスキーをはじめとする権力者たちに受けいれさせ、FTAAP形成の主導権をアメリカから奪取したのである。
中国権力者は同時に、トランプが対中国保護貿易政策の脅しをかけたり、人民元切り上げを要求する「為替操作国指定」を就任第一日に実行すると宣言したりしていることにたいする警戒心を高め、対米の対抗措置をとると応酬している。「百日計画」には中国製品に四五%の関税をかける政策はさしあたり盛りこまれてはいないけれども、トランプの対中国の経済政策が実行されるならば、慢性的生産過剰を抜本的に解決する方策をもたない中国が大打撃を受けることはまちがいないのだからである。国内では、党=国家官僚や企業経営者などと労働者・農民との貧富格差がますます拡大し汚職が蔓延している。このことへの勤労人民の怨嗟・不満がうっ積し、噴出している。この人民の反発が政府・中共党中央に向かうことを何よりも恐れているからこそ、彼らは、中国共産党内に向かっては「党規律厳守」をがなりたてるとともに、党外の反政府的な知識人などを手当りしだい逮捕・投獄しているのである。
それだけではない。彼らはトランプ新政権が対中軍事強硬策をとるであろうと警戒している。トランプは対中外交においても従来の歴代政府の対中政策を見直すかのようなそぶりを見せている。米中国交回復いごは「一つの中国」原則を守ってすべての歴代大統領が自制≠オてきた台湾総統との直接対話を、トランプは蔡英文との電話会談(十二月二日)というかたちでおこない、不文律を踏みやぶった。
トランプ新政権が対中強硬策をとるであろうことに備えて、習近平政権は、一方では米中国交回復の立役者<Lッシンジャーを北京に招き、「衝突、対抗せず相互に尊重する新型大国関係を築こう」(習近平)などと米中友好≠アピールしている(十二月二日)。他方では、南シナ海の南沙・西沙諸島に中国の一大軍事基地を建設することに邁進している。そのためにこそ、中国と南シナ海での領有権争いをくりひろげてきたフィリピンやベトナムなどの権力者を抱きこむための外交を、精力的にくりひろげている。フィリピンのドゥテルテ政権にたいしてはスカボロー礁の領有権問題を棚上げにし、ここでの漁業権を保障すると約束した。これを受けてドゥテルテは、米比軍事同盟の「縮小」にのりだしている(来年からの米比合同演習の規模縮小にかんする米比合意、十一月二十三日)。このフィリピン方式をベトナムにもあてはめようと、習近平はAPECでベトナム国家主席のチャン・ダイ・クアンに「領土問題の棚上げ」をもちかけた。彼らはさらに、韓国を米日韓の三角軍事同盟から引きはがしTHAAD配備を撤回させることを狙って、朴政権倒壊後を射程に入れた対韓政策を練りあげているにちがいない。
南シナ海に一大軍事拠点を築きあげ、「太平洋の西半分」をもアメリカから奪いとって「世界の超大国」にのしあがり君臨する、という野望をますます膨らませ大中華ナショナリズムを鼓吹しているのが習近平政権なのである。
日本国軍の南スーダンへのPKO派兵を許すな
トランプの大統領当選後の世界の激動のただなかで、日本帝国主義の安倍政権は「アジアの孤児」と化している。
就任まえの米大統領に日本国首相が会談をお願いする、という前代未聞のトランプ詣で≠十一月十七日に決行した安倍。「日米主導のTPP推進」をトランプに訴え、これが受けいれられたと思いこんで「アメリカぬきのTPPは意味がない」とAPEC後の記者会見で表明した彼は、まさにその三十分後にトランプの「TPP離脱」の声明をつきつけられたのであった。
G7こぞっての対ロシア経済制裁に風穴をあけ日本から経済援助をひきだすためにプーチン政権がもちかけた「北方四島の日露共同開発」。プーチンが「二島返還」のアメ玉をちらつかせたことに食いつき、それが叶えば解散総選挙を強行できるという願望を膨らませていたのが安倍である。けれども、これはプーチンによってひっっくりかえされてしまった。それどころか、国後・択捉両島へのミサイル配備をつきつけられて、彼は十二月十五日の首脳会談で共同開発の経済協力だけを約束させられる破目に追いやられている。
TPPの破産が露わとなったいま、RCEPを「道筋」にしてFTAAPを形成するという中国の提案にアメリカを除くAPEC諸国権力者が応じつつある。アメリカぬきでもTPPを発足させようと呼びかけつづけた安倍は、APECで完全に孤立してしまった。
それだけではない。オバマ政権のテコ入れによって米日韓の三角軍事同盟を再確立したものの、韓国の朴槿恵政権が倒壊寸前であるがゆえに風前の灯となっている。朴弾劾決議が採択され解任されてからでは遅いとばかりに、オバマ政権に尻を叩かれた朴政権は日本とのGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の締結に応じた(十一月二十三日)。けれども、「犯罪者が屈辱的協定を結んだ」として朴を弾劾する韓国人民の怒りが一気に高まっている。
ドゥテルテのフィリピンは中国との紛争を避けるためにスカボロー礁の領有権問題を棚上げにし、米比軍事同盟の「縮小」をアメリカと合意した。韓国とフィリピンのこれらの動向のゆえに、<アジア太平洋版NATO>形成の展望は当面、頓挫したといわなければならない。
このように、アメリカ権力者につき従ってきた安倍はボンボン宰相≠ヤりをさらけだし、「アジアの孤児」と化している。だが諸君、警戒せよ。四面楚歌のこの政権は、ますます必死になって日米グローバル侵略戦争同盟の構築・強化の道をひた走っている。この道以外に日本帝国主義が生き残る道はない、とばかりに、だ。
何にもまして安倍政権が急いでいるのが、日本国軍に戦闘任務を付与して海外へ派兵することである。そのためにこそ安倍政権は、十一月二十日から開始された南スーダンPKO第十一次隊の派遣をまえにして、この部隊に「駆けつけ警護」と「宿営地共同防衛」の二つの戦闘任務を付与する閣議決定を強行したのだ。
日米グローバル侵略戦争同盟の構築・強化のために、海外で戦闘任務を遂行しうる帝国主義軍隊として確立するために、その現実的一歩として、安倍政権は南スーダンPKO第十一次派兵に踏みきったのだ。同時に彼らは、憲法第九条の制約を現実に踏み破って第九条を破壊するという狙いも、この派兵にこめている。南スーダン派兵をステップにして彼らは、いまや全野党を「憲法審査会」にひきずりこんで改憲論議をまきおこしている。
だが、今日このときに既成反対運動指導部は何をしているのか。「連合」中央は改憲論議の積極的推進をほざいているではないか。民進党との野党共闘=選挙共闘を解消したくない一心で日共中央もまた、「憲法審査会」にいそいそと参加しているではないか。しかも彼らの審議会での改憲反対の議論たるや、自民党改憲草案が立憲主義に反していると指摘する、ただそれだけのものでしかない。
南スーダン派兵について、日共中央はこれを「自衛隊員の命」が危険にさらされる問題に一面化し、派兵反対の運動を「自衛隊員の命守れ」運動に歪曲している。われわれはこのような既成指導部翼下の反対運動を根底からのりこえ、<南スーダンPKO派兵反対、辺野古・高江の米軍基地建設反対><改憲阻止>の闘いの高揚をかちとるのでなければならない。
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