第2445号(2016年11月21日)の内容

<1面>
12・4革共同政治集会に結集せよ
 <戦争とファシズム>を突き破る革命的拠点を構築せよ

<4〜5面>
日銀「異次元金融緩和」政策の完全破産
<2面>
トランプ勝利の激震
南スーダン派兵阻止! TPP批准反対!
 全学連が国会前闘争に決起 11・10

<3面>
機動隊員の侮蔑発言に怒り
 高江・辺野古で闘う学生が奮闘 10・29

鹿児島県民大集会に800名が結集 10・30
鹿大生が改憲反対の学内集会 10・27
<6〜7面>
郵便局窓口営業部門の人員削減・労働強化を許すな!
17春闘でまたも「2%程度」
 「連合」指導部の欺瞞的「賃上げ」要求
Topics 政府御用達「学者」の妄言
安倍政権の大盤振る舞いの海外援助
<8面>
ソ連邦崩壊から25年――苦悶する旧ソ連共産党員
 ウラジーミル・プローニン氏の小論

 「解放」最新号































  


12・4革共同政治集会に結集せよ

<戦争とファシズム>を突き破る革命的拠点を構築せよ

「南スーダンPKO派兵反対!」国会前闘争に全学連が断固として決起(11月10日)

 すべてのたたかう労働者・学生諸君!
 わが革共同革マル派は、来たる十二月四日に、首都・東京において革共同政治集会を開催する。
 時あたかも、米・日―中・露が激突する現代世界のまっただなかにおいて大激震が走った。アメリカ大統領選において、「アメリカを再び偉大な国にする」「メキシコとの国境に壁をつくる」「イスラム教徒は入国させない」などと排外主義的USAナショナリズムを鼓吹してきたドナルド・トランプが、アメリカ内外のマスコミの予想を覆して「勝利」したのだ。
 「アジアへのリバランス」を掲げ、「同盟国との協調」を唱えてきたオバマの継承者を任じてきたヒラリー・クリントンを既得権階層の代弁者≠ニして声高に非難し、「アメリカ第一主義」「反グローバリズム=保護貿易主義」を高唱してきたトランプの勝利。こうしたアメリカ大統領選の結果は、イギリス国民投票におけるEU離脱決定(BREXIT)を超える大激震を世界にもたらした。
 まさにこの事態は、ソ連邦崩壊後に一挙に進展した資本のグローバライゼーションのもとで、基軸通貨ドルによる金融支配と強大な核軍事力を最後の砦として辛くも超大国の地位を護持してきたアメリカ帝国主義の終焉を告知するものにほかならない。
 排外主義的USAナショナリズムを鼓吹するトランプ新政権の出現は、<米・日―中・露>の角逐を震源とし、ユーラシア大陸の東・西を発火点とする大戦勃発の危機をいよいよたかめ、燃えさかる中東の戦火をより激しくするにちがいない。
 トランプ・ショック≠ノ直撃された、アメリカの属国・日本の安倍政権は、「日米同盟は普遍的価値で結ばれた揺るぎない同盟」などとうそぶきながら、あくまでも日本を「アメリカとともに戦争のできる国」へとおしあげる構えをうち固め、そのためにこそ、改憲に向けた総攻撃にうってでているのだ。
 わが革マル派とその旗のもとにたたかう労働者・学生は、議会主義的・市民主義的腐敗を深めている既成指導部による闘争歪曲を許さず、反戦反安保・反ファシズムの階級的戦列を断固として構築し拡大するためにたたかいぬいている。わが同盟と革命的・戦闘的労働者・学生に課せられた使命は、いよいよ重かつ大である。全世界に渦巻く<戦争と貧困とファシズム>の嵐に抗する反撃の拠点を打ち固め、今こそ、わが反スターリン主義運動のいっそうの前進を勝ちとるために、たたかう労働者・学生は、12・4革共同政治集会に全国から総結集しようではないか。

トランプ新政権の登場―高まる大戦勃発の危機

 アメリカの北部、「ラストベルト」と呼ばれる廃業して赤さびた工場の建ち並ぶかつての工業地帯で、中間層からの脱落の不安にさいなまれている白人労働者の多くがトランプを支持した。これまでは民主党の基盤とみられてきた地域で、かつてはオバマを支持した層の多くがクリントンに投票せず、ヒスパニックや黒人の票もクリントンから離れた。サンダースとの民主党候補選の過程で、クリントン=ウォール街の代弁者∞戦争屋≠ニ烙印され、「ガラスの天井破り」などには何も期待をよせなくなったからである。
 資本のグローバライゼーションのもとで、安価な労働力をもとめた製造業の海外への移転による産業の空洞化。これによって労働者は正規の職を失い、若者は大学を出ていても職がなく低賃金での労働を余儀なくされて学費ローンによる貧困から抜け出せない。低賃金と失業と劣悪な社会保障のもとにさらされ、また、中間層からの転落の不安にさいなまれている白人労働者たちが、みずからの虐げられた境遇からの、焦燥や絶望からの脱出の方途を移民排斥による雇用の増大を約束するトランプに求めた。流入する移民とのあいだで職の奪い合いを強制され、既得権益を握ってカジノ経済とITバブルによって肥え太るだけのエスタブリッシュメントへの憎悪を燃やす労働者人民の怒りにつけこんで、ビッグデータやSNSなどの手段をフル活用しながら「労働者の味方」づらをして彼らを組織化したトランプ陣営の狡猾な選挙戦術が功を奏したのだ。
 「これは、ブルーカラー労働者の革命だ」――勝ち誇ったトランプの選対責任者はこう豪語した。ホテル・カジノ・ゴルフ場など莫大な資産を保有する金満の大富豪トランプが、みずからの勝利を「労働者の革命」などとほざいている。アメリカ労働者階級にとって、これほどの屈辱はないではないか。
 資本の鉄鎖のもとで搾取と収奪をこうむり貧困を強制された「ブルーカラー労働者」、その怒り・反逆の矛先が、権力者・資本家=支配階級に向けられるのではなく、同じく貧困に突き落とされている最下層のヒスパニックなどの移民やムスリム人民に向けられた。こうした事態こそは、虚偽のマルクス主義たるスターリン主義の数々の歴史的大犯罪と「社会主義」ソ連邦の崩壊のゆえに「共産主義=悪」などという俗説が喧伝されているもとで、脱イデオロギー状況に叩きこまれ、労働者としての階級意識を骨抜きにされてしまったアメリカ労働者階級の、いや、全世界の労働者階級の一大悲劇にほかならない。
 いまアメリカでは、トランプの当選に怒り、民族排外主義の跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)への恐怖心と危機意識を募らせた移民労働者などの人民の闘いの炎が燃えあがっている。だがしかし、こうした闘いの即自性は、トランプ勝利≠許してしまったアメリカ階級闘争の否定的現実への反省に媒介され、労働者階級が階級的自覚にめざめうる質をもったものへと止揚されなければ、決してトランプを権力の座から引きずり降ろす力をつくりだすことはできない。
 いま、資本のグローバライゼーションがもたらした労働者人民の貧窮化と階級間・階層間格差の拡大は、全世界的規模でひろがっている。この閉塞感への労働者人民の焦燥と絶望、そして既得権益をむさぼる支配階級・富裕層への反逆が、労働者人民の味方づらをして民族排外主義やレイシズムを煽動する「現代のファシズム」へと収れんされかねない。この階級闘争の危機は、ひとえに、スターリン主義の虚偽性に無自覚であるがゆえに、ソ連邦崩壊以後の「共産主義の失敗」の喧伝によって労働者階級が階級闘争における羅針盤を失ってしまっていることによってもたらされている。
 だからこそわれわれは、アメリカ労働者階級、そして全世界の労働者階級に呼びかけなければならない。スターリン主義の虚偽性にめざめ、マルクスのマルクス主義で武装せよ、と。
 アメリカ帝国主義の衰退ぶりを見透かして、対米挑戦にうってでている「市場社会主義」中国の習近平。この政権は、賃労働者に突き落とした人民の反逆にゆらぐ足下を固めるために、政策論争そっちのけの中傷・非難の応酬とスキャンダル暴露合戦に終始した米大統領選の醜悪さを、「これが米欧流の民主主義だ」とばかりに宣伝している。そして、「人権・民主主義・法の支配」を建て前にするオバマに比べれば、実業家のトランプなら実利的な外交交渉=政治的取り引きができるのではないかという打算をはたらかせつつ、南シナ海・東シナ海そして西太平洋の制海権・制空権をアメリカ帝国主義から奪取する策を練っているのだ。
 ロシアのプーチンは、「クリミアはロシアのものだ」と公言するトランプとは「よい関係が築ける」と、トランプの登場を歓迎してみせている。自国第一主義を掲げ、直接的利害の絡まない地域には、オバマ政権のように「自由・人権・民主主義」の理念を掲げてのコミットはしないことをトランプが宣言しているがゆえに、クリミアのロシアへの併合などの「大国ロシア」の版図拡大にそれほどアメリカが口出しはしないとふんで、経済制裁の解除を展望してほくそ笑んでいる。
 「世界の警察官にはならない」と宣言しているトランプは、しかし、「アメリカ・ファースト」を貫徹するためにこそ、「世界最強の米軍を再建する」と豪語している。あくまでも中露による核軍事力の増強にたいしては、「アメリカの国益の防衛」を名分として核軍事力の圧倒的な増強で対抗する意志をむきだしにしているのがトランプなのだ。アメリカ国内での「イスラム過激派のテロ」の発生におびえるがゆえに、「イスラム教徒は入国させない」と宣言し、「IS撲滅」を叫んでいるのがトランプである。シリア・イラクでの「IS掃討」の空爆をロシアと結託してより強化するのみならず、地上戦への介入も考えているにちがいない。
 没落にあえぐアメリカ帝国主義が、トランプのもとで排外主義的USAナショナリズムをむきだしにしている。「二十一世紀の大国」にのしあがる野望を燃えあがらせている中国の習近平政権も、「中華民族の偉大な復興」を理念とするナショナリズムを鼓吹しながら、南シナ海全域の制空権・制海権をアメリカ帝国主義から奪取するための策動を強めている。そしてロシアのプーチンもまたソ連邦崩壊いこう米欧帝国主義によるNATOの東方拡大によって奪いさられた失地(旧東欧、旧ソ連邦構成諸国)を回復するという野望をたぎらせ、「核大国ロシアの復権」をめざして核軍事力増強に突き進んでいる。かくして、全世界がナショナリズムの相互衝突の様相をますます深めているのだ。
 米―中・露の激突下においてユーラシア大陸の東・西で戦争勃発の火種はくすぶり日々燃え広がりつつある。もしも全世界労働者人民が反戦闘争に起ちあがり階級的に団結しなければ、それは世界的な大戦勃発へと転化しかねない危機がいや増しに高まっているのだ。
 米日―中露―EUという世界の構造の中心において、中東で燃えさかる西欧的価値に反逆した「イスラム急進主義」の烈火はいよいよ激しくなり、宗派間・民族間の抗争による内戦が激化している。今このときにも、アメリカ・フランス・イギリスの帝国主義およびロシアがシリア・イラクにおいて「IS掃討」「対テロ戦」に名を借りたムスリム人民皆殺しの無差別空爆をいよいよ激化させている。現代世界は、硝煙と血のにおいに包まれた「イスラーム世界」を渦心として、<戦争と貧困とファシズム>の嵐が吹きすさんでいるのだ。

ネオ・ファシスト安倍政権の改憲攻撃と闘う労学の激闘

 米―中・露が激突する現代世界のなかにあって、「二十一世紀の大国」にのしあがろうとしている中国に対抗してゆく道は、アメリカの属国として日米の同盟関係強化のもとで軍事強国化をはかる以外にない、と安倍は考えている。「駐留費をすべて負担しないなら、米軍を引き揚げる」とぶちあげ、TPP脱退をとなえるトランプが政権の座につくことに戸惑いながら、安倍は血相を変えて「日米同盟の重要さ」をトランプとのあいだで確認することに突進している。
 韓国の朴槿恵政権が「権力の私的乱用」を弾劾する労働者人民の怒りのデモに包囲され倒壊寸前に陥り、THAAD配備も日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の締結もおぼつかず米日韓の三角軍事同盟の再構築は破産が必至となっている。ASEAN諸国を結束させ対中国の包囲網を形成しようとはかったオバマ政権の企図も、フィリピンのドゥテルテが中国に取りこまれ破産した。日本が「アジアの孤児」であることがますますあらわになっているなかで、安倍政権は中国に対抗してゆくために、「世界最強の軍隊」の構築を叫ぶトランプのアメリカにつきしたがいつつ、みずから軍事大国化の道をひた走ろうとしているのである。
 日米グローバル戦争同盟の構築・強化に突進している安倍政権は、沖縄の辺野古での米海兵隊の新基地建設と高江ヘリパッド建設を、米軍基地強化を策すアメリカ権力者に尻を叩かれ、反対運動への強権的な弾圧を加えつついま強行している。この政権は、「駆けつけ警護」の新任務を付与したPKO派遣部隊を内戦の激化する南スーダンにあくまでも派兵し戦争をできる日本国軍≠フ実を示そうとしている。
 国連での核兵器禁止条約の採決に棄権ですらなくアメリカとともに反対票を投じたのが唯一の被爆国・日本の安倍政権だ。「核兵器の所持も使用も憲法違反ではない」とことさらに閣議決定して核武装の野望を隠そうともしないこのネオ・ファシストは、「米軍は引き揚げる、日本は核武装すればいい」と言い放つトランプの登場に内心ほくそ笑んでもいる。
 憲法改悪に突き進むことを大目的としている安倍政権は、アベノミクスの大崩壊・金融緩和政策の大パンクをおしかくして、「働き方改革」などと称する政策を労働者人民の目を欺く意図をこめて押しだしている。野党の政策をかすめ取った「同一労働同一賃金」だの「過労死・過労自殺防止のための長時間労働の是正」だのといった、あたかも労働者の利益になるかのような政策を並べたてているのだ。だがそれは、賃金抑制と雇用形態の大改悪、そして社会保障の大幅削減のもとで、これらを大前提にしたうえで、あくまでも労働生産性をあげ、労働者を死ぬまで働かせて搾り取ろうという資本家どもの要請にこたえた働かせ方改革≠ノほかならない。
 戦後史を画する憲法改悪の大攻撃。そして、労働者が勝ちとってきた諸権利をすべて無にする労働法制の大改悪。この総攻撃をまえに、産業報国会化した「連合」の労働貴族どもは腐敗を極めている。戦争法制定に反対したお仕置き≠ニして「政労使会議」からはずされ、政府との協議をつうじて「政策・制度要求を実現」するという路線の破産に直面していた労働貴族どもは、政府の「働き方改革実現会議」に呼ばれ、喜々としてそれに参画した。彼らは総額人件費を抑制しながら生産性向上をはかるための資本家の労務管理強化に手を貸し、「働き方改革」の名による労働諸法制の改悪に手を貸しているのだ。
 「野党共闘」を分解させるための「連合」の抱き込みを狙った自民党の罠にすすんで飛び込み、自民党に籠絡された右派労働貴族どもはいま、改憲論議推進の旗をふって憲法改悪への道を掃き清めている。いまや、「働くものの利害を守る」という労働貴族どもの建前すらかなぐり捨て、原発推進・軍需産業育成・生産性向上・賃金抑制という政府・支配階級の諸政策に、すすんで手を貸す反労働者的な姿勢を臆面もなくさらしているのが「連合」労働貴族どもなのだ。
 転向スターリン主義の党・日共も腐敗を一層深めている。「違憲の自衛隊の段階的解消」という基本政策を、保守層との共同と「野党共闘」の維持にとっての障害とみなして投げ捨て、「専守防衛の自衛隊」への改革を提言するにいたっている。
 こうした既成反対運動の指導部の腐敗のゆえに、労働者大衆の階級的自覚は眠りこまされ、かつ国家独占資本主義の腐朽性のドン詰まりにおけるスマホの「ボケモンGO」フィーバーなどに示される電脳的・彩電的疎外が全社会を覆っている。労働者人民はアトミズムにますます深くおかされ、そのゆえに権力者によるファシズム的攻撃が許されているのだ。
 第二次世界大戦前夜にも似た、軍靴の響きがいま近づいている。今日版「治安維持法」の制定というべき「共謀罪」新設の策動。「公平・中立」や「公共」の名による報道の抑圧・統制、「基本的人権」「集会・結社の自由」といったブルジョア的諸権利の剥奪。「偏向教育」の名による教育労働者への弾圧。たたかう労働組合の破壊・学生自治会破壊攻撃の激化。
 われわれは、わが全学連のたたかう学生たちを先頭に、憲法改悪絶対阻止、戦争法撤廃、辺野古・高江の基地建設阻止をはじめとする諸闘争を、「野党共闘」尻押しに陥没する既成反対運動指導部による議会主義的歪曲をのりこえ、「日米グローバル戦争同盟の構築・強化反対、日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化反対」の旗高く断固としてたたかいぬいてきた。この闘いのただなかでわれわれは、労働者階級を中軸にした反ファシズム統一戦線の構築を呼びかけ、この階級的戦列の強化をもってネオ・ファシスト安倍政権の打倒をめざしてたたかっている。こうした闘いを実現しえているのは唯一われわれ革命的左翼のみであり、日本階級闘争の未来は、われわれの双肩にかかっているのである。

反スターリン主義運動の巨大な前進をかちとれ

 一九五六年十月二十三日に勃発したハンガリーの動乱から六十年。ソ連軍のタンクによって血の海に沈められたハンガリー労働者たちの血の叫びをうけとめ、わが同志黒田は世界でただ一人反スターリン主義運動の創成へと敢然と踏みだした。わが革命的共産主義運動を創成いらい最先頭で指導してきた、その同志黒田が逝去されてから十年。われわれは、同志黒田の遺志を受け継ぎ、世界に冠たる反スターリン主義運動のより一層の前進を断固として切り開いてきた。
 ソ連邦崩壊以後二十五年、<共産主義の終焉><マルクス主義の失敗>の喧伝のなかで、ソ連製の共産主義=スターリン主義が虚偽であることを暴きだし、マルクスのマルクス主義こそが労働者階級の闘いの魂であり哲学であり指針であることを、世界で唯一われわれのみがしめしてきた。共産主義を「幼稚なユートピア」と烙印し革命ロシアを埋葬したソ連共産党書記長ゴルバチョフの犯罪を暴きだすと同時に、ソ連邦が破綻した根拠と必然性をえぐりだすこと、すなわち、スターリン主義そのものの超克が問われていることを、われわれは全世界の労働者・人民に執拗に訴えてきた。マルクスのマルクス主義の再興と、それをつうじた労働者階級の階級的覚醒と階級的団結の強化のために奮闘してきたのだ。
 この闘いを可能にしたのは、ひとえに、ハンガリー労働者の血の叫びを受けとめて反スターリン主義運動の創成に踏みきった黒田の、共産主義者としての主体性をかけた「飛躍と断絶」の決断そのものをわがものとし、つねに場所的にみずからの内に蘇らせたたかいぬいてきたことにある。
 見よ! スターリン主義の党と運動にたいして行動左翼主義的に反発したいっさいの小ブル急進主義諸派は雲散霧消し、またブクロ=中核派や青解派などのように国家権力の走狗に転落し消滅の道をたどった。そして学生戦線においては日共系学生運動もまた完全に消滅し、政府・文科省と反動大学当局の弾圧・破壊攻撃に抗して学生自治会運動・サークル運動を大衆的・創意的におしすすめているのは、わが革マル派に指導された全学連のみである。
 わが若き学生同志たちは、「一九五六年の黒田になる」を合い言葉に、電脳的・彩電的・スマホ=「ボケモンGO」的疎外に蝕まれたこんにちの学生戦線の困難な状況のなかで、あぶくのように現れ消えうせた没イデオロギーの市民主義的傾向とも断固として対決し、革命的学生運動の旗のもとに団結してたたかいぬいてきた。国会前に、沖縄の辺野古・高江に、そして全国の闘いの先頭に、つねに全学連旗、学生自治会旗がはためき、闘いの指針をさししめすのぼりやプラカードは労働者人民を鼓舞してきた。
 今年二〇一六年七月には、フランス帝国主義による仏領ポリネシアでの核爆発実験開始から五十年にあたって、ポリネシア解放戦線の招請をうけて、全学連は派遣団を南太平洋・タヒチ島に派遣し、「フランス核戦力強化反対・マオイ人民への放射能汚染強制反対」「ポリネシア独立断固支持」を訴え、マオイ人民との連帯の絆をうちかためともにたたかった。
 これらは、日本階級闘争の歴史に輝く珠玉の闘いにほかならない。
 労働戦線では、「連合」「全労連」の労働貴族や日共系ダラ幹の闘争抑圧・議会主義的腐敗に抗して、戦闘的・革命的労働者は職場生産点での闘いを地をはうような努力をつうじてつくりだしてきた。組合のない職場に労働者の闘いの拠点たる労働組合を結成する闘いにも果敢にとりくんできた。支配階級からは排外主義や「自己責任」のイデオロギーを注ぎこまれ、既成労働組合指導部からは労使運命共同体思想や階級宥和主義の思想を注入されて、多くの労働者がこんにちのすさまじい貧困の強制に反逆する階級的魂を失い市民主義的アトミズムにおちいっている。労働者人民、とりわけ青年層の多くが深刻な電脳疎外に蝕まれ、人間的感性や思考力そのものまでを破壊されているのだ。これまでにない困難のなかで、われわれは労働者階級の階級的自己組織化の闘いを、青年労働者たちの人間的土台そのものを労働者的に陶冶することと統一し大胆かつねばり強くおしすすめてきたのだ。
 このような、わが戦闘的・革命的労働者・学生の闘いをつうじて、わが革マル派は、日本における唯一の前衛党としての不抜の地位を打ち固めてきた。こんにちスターリン主義の虚偽性を暴きだし、マルクスのマルクス主義で労働者階級の進むべき道を指し示しつつたたかっているのは全世界でわれわれのみである。だからこそ、日本だけではなく全世界の左翼諸組織がわれわれに期待をよせ、意見が聞きたいと交流を求めてきている。
 ヨーロッパ・アジア・アフリカのトロツキストや、スターリン主義の呪縛になおとらわれながらも「革命ロシア」の栄光をとりもどすためにロシアや旧ソ連圏諸国で苦闘する人びとが、われわれに意見を求め、われわれの革命的マルクス主義の思想とそれに裏付けられた闘いに共感をよせつつある。まさにわが党は、全世界の労働者階級の行く手を照らす地上の太陽として燦然と輝いているのだ。
 日共の労働者党員が、「『新世紀』を買った。革マル派はいいことを言っている」と、われわれに感想をよせている。諸々の集会では、「ビラを受けとるな」と統制しようとする日共党官僚にたいして「いいじゃないか」とわれわれのビラを受けとり、手にするや、とりわけ日共批判のところを熱心に読んで、「藤野の(「人殺し予算」)発言への、志位の謝罪はおかしいと思う」と語りかけてくる、など。
 こうした、中央への反発と造反に見舞われて動揺している日共の党組織を大胆にぶっかき、われわれは転向スターリン主義党を最後的に解体する闘いを貫徹するのでなければならない。
 来たる二〇一七年は、ロシア革命一〇〇周年にあたる。マルクス・エンゲルスが、『共産党宣言』において「支配階級をして共産主義革命のまえに戦慄せしめよ! プロレタリアはこの革命によって鉄鎖のほかに失うなにものもない。彼らの得るものは全世界である。万国のプロレタリア団結せよ!」と呼びかけ、この告知された<近代から現代への転換>の歴史の扉を、レーニン・トロツキーに指導されたロシア労働者による革命が現実的に開いたのであった。
 しかし、スターリンとその党は「一国社会主義」という虚偽のイデオロギーをふりまき、革命ロシアを変質させ、世界の階級闘争を歪曲し裏切った。「労働者の母国」を自称したスターリン主義ソ連邦は二十五年前に自己崩壊を遂げ歴史を閉じた。だが、「社会主義」を僭称したスターリン主義の虚偽性になお労働者階級はめざめてはいない。戦争屋の権力者と資本家階級に<戦争と貧困>を強制され悲惨のどん底に突き落とされながらも、労働者階級は<共産主義の終焉>を信じこまされ、「脱イデオロギー」の「魂なき世界」にいまなお羅針盤をなくしたまま漂流せざるをえないままなのだ。
 だからこそ、日本に土着化したマルクス主義としての革命的マルクス主義をば全世界の労働者人民に物質化し、《反帝国主義・反スターリン主義》世界革命戦略にもとづいて労働者階級を自己解放に導くこと、これがわが反スターリン主義運動に課せられた歴史的使命なのである。
 二十一世紀を<革命の世紀>たらしめるために、反スターリン主義運動のさらなる前進をかちとろうではないか。
 この闘いの決意を共に打ち固めるために、すべてのたたかう労働者・学生は、全国から12・4革共同政治集会に総結集せよ!

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日銀「異次元金融緩和」政策の完全破産

 衆参両院で改憲賛成派が三分の二を占めたことに凱歌をあげ、みずからの手で憲法第九条の破棄を核心とする改憲をなしとげる野望をむきだしにしている安倍政権はいま、「アベノミクスを加速させる」「政府と日銀が一体となってあらゆる政策を総動員しデフレからの脱出速度を最大限に引き上げる」と叫びたてている。改憲総攻撃に突進するために、またしても「経済最優先」を掲げて労働者・人民の「支持・期待」をかきたてることをたくらむこの政権は、総額二八・一兆円の「大型経済対策」をうちだすとともに、「長時間労働の是正」や「同一労働同一賃金の実現」の触れ込みのもとに「働き方改革」なるものを前面におしだしているのだ。
 だが、こんにち今さらのように「政府と日銀が一体となってあらゆる政策を総動員」するなどと安倍がわめくことそのものが、アベノミクス諸政策の破産を、とりわけ「第一の矢」と位置づけてきた黒田・日銀の「異次元金融緩和」政策の完全破産、その行き詰まりを、如実にしめしているではないか。九月二十一日の金融政策決定会合において黒田・日銀がうちだした、三年半におよぶ「(異次元の)量的・質的金融緩和」の「総括的な検証」とこれをふまえた「新しい枠組み」の金融政策=「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」なるものは、「量的金融緩和」政策の言い訳と屁理屈で塗り固められた破産の自認であり、量から金利への転換≠ネらぬ「量」からの当(あ)て処(ど)(「出口」戦略)なき転進≠フ宣言にほかならない。

以下見出し
1 「量」からの当て処なき転進

 開き直りの「総括的な検証」

 「量」からの遁走のための「新しい枠組み」

 長期金利操作の妄想

2 インチキ「リフレ理論」の階級的本質

 「インフレ目標二%」の錯誤

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米大統領選トランプ勝利の激震

今ヒトラーの権力奪取

 十一月八日に投開票がおこなわれた米大統領選挙において、ドナルド・トランプが選挙人二九〇人(二十九州)を獲得し次期大統領の座を手中にした。〔ヒラリー・クリントンは同二三二人二十一州。〕民主党のみならず共和党主流派・ネオコン・ティーパーティーなど、既成政治エリートがこぞってくりひろげた「反トランプ」の大キャンペーンにもかかわらず、「偉大なアメリカの再建」と「移民排斥」を叫ぶ極右ナショナリストに、プアーホワイトを中心とする労働者階級の少なからぬ部分が票を投じた。この事態こそは、アメリカ階級闘争の悲劇いがいのなにものでもない。
 民主党と労組ナショナルセンターのAFL‐CIOの牙城であったペンシルベニア、オハイオ、インディアナ、ミシガン、ウィスコンシンの五州すべてを、トランプは制した。かつてはアメリカの繁栄を支えてきたといわれる重化学工業地帯であるこの五大湖沿岸地域は、製造業の空洞化のゆえに「ラストベルト(赤さび地帯)」と呼ばれ、ここに住む白人労働者たちは低賃金と失業に苦しんでいる。彼らの多くが、移民の流入によってアメリカ人の雇用が奪われ生活が脅かされている≠ネどという、被害者意識に満ちた情念を煽りたてられ、「腐ったワシントンのエリート」を槍玉にあげることによってみずからを改革者≠ナあるかのように喧伝してきたトランプの術策に、痛苦にもからめとられてしまったのだ。
 「明日、アメリカのワーキングクラスは逆襲にうって出る!」――このように、投票前日の演説でトランプは叫びたてた。「努力すればだれでも豊かになれる」というアメリカン・ドリームの阿片をふりまき、「ウォール街の操り人形」=ヒラリーと「テロと犯罪の温床」=移民・ムスリムという二つの敵への憎悪を煽りたてた。こうして零落する中間層や困窮するプアーホワイトたちの魂を吸い取ったのがこの男なのだ。
 まさしくこれは、ユダヤ人資本家と共産主義者を二つの敵として描きだし、みずからを労働者・勤労人民の救世主としておしだして権力を奪い取ったアドルフ・ヒトラーの煽動術・人心操作術、その絵に描いたような再現ではないか。
 「忘れられた人びとに寄りそう」というトランプの言辞は、デマゴギー以外のなにものでもない。天を衝く摩天楼のとなりにホームレスの青テントが並ぶ世界一の超格差社会アメリカ。その摩天楼「トランプタワー」の最上階に暮らす億万長者が、この男だ。あくなき搾取と収奪によって人口の七人に一人が「食糧券(フード・スタンプ)」で命をつなぐほどのどん底に労働者・人民をつき落とした張本人たるブルジョア階級、まぎれもないその一員であるこの輩が「ワーキングクラスの逆襲」をアジるとは、なんたる欺瞞!
 ブッシュの共和党政権のみならず、「チェンジ」とか「アメリカはひとつ」とかのスローガンを高唱して登場したオバマの民主党政権にも絶望してきたプアーホワイトたち。彼らのうっ積した憤りの矛先をば、真の敵≠スるブルジョア階級ではなくして、資本の鉄鎖のもとで等しく虐げられ呻吟しているヒスパニックやムスリムの移民労働者にさしむけているのが、トランプなのだ。
 「社会主義」ソ連邦の自己崩壊と帝国主義諸国の階級闘争の衰滅、スターリン主義の歴史的犯罪のゆえに、労働者たちは自己の生活苦の根拠と意味をとらえかえす労働者的価値基準さえ喪失させられてしまっている。ソ連邦の崩壊を「共産主義の終焉」「イデオロギーの終焉」とみなす風潮が全世界に蔓延させられ、「脱イデオロギー」こそが理想とみなされてきた。この悲劇的現実を突破するために、今こそスターリン主義を超克し、真のマルクス革命思想で武装した労働者階級の戦列を構築することこそが、アメリカの、いや全世界の労働者に問われているのだ。

USAナショナリズムの煽動

 今ヒトラー・トランプは、「メイク・アメリカ・グレイト・アゲイン」の名のもとに、TPP離脱、パリ協定離脱、オバマケア廃止などを呼号している。
 保護貿易で安価な外国製品を排斥し、法人税を大幅に引き下げ、インフラ再建の大計画を立てて公共投資の増大をはかり、社会保障は削減する。このようにして瀕死のアメリカ製造業の息を吹き返させること。これが「グレイト・アメリカ」再建の階級的内実にほかならない。
 「偉大なアメリカ」のためには「世界一の軍隊」が必要である、とトランプは言う。国外米軍基地の維持費を同盟国に全額負担させ、国家予算を浮かせて米軍増強に全力投入するというのだ。全額負担がいやなら米軍は出ていくぞ、と脅しをかけつつ、高値をふっかけて落としどころをさぐる不動産取り引きまがいの外交交渉術を駆使しつつ「アメリカの国益第一」をゴリ押ししているのが、トランプなのだ。
 経済、外交、軍事の全部面に「アメリカ・ファースト」を頑強につらぬく意志を、この男は「世界のすべての国」に向かって宣言した(「勝利演説」)。ソ連邦の崩壊後に「一超」帝国としてグローバライゼーションを推進し「世界の警察官」を自任してきたアメリカ帝国主義は、アフガニスタンとイラクへの侵略戦争の破綻とリーマンショックを転機にして没落の急坂を転げ落ちた。断末魔にあえぐヤンキー帝国主義の危機を排外主義的ナショナリズムを鼓吹し貫徹することをもって突破する。これが今ヒトラーの使命なのだ。警戒せよ! 世界一の核大国に君臨し権力を掌握せんとしているこのネオ・ファシストが、今まさに凶暴な牙をむきだしにしてくることを。
 トランプの大統領選勝利、この大激震の波がいま全地球をかけめぐっている。
 習近平の中国は、中国製品に高い関税をかけると公言しているトランプを警戒しながらも、オバマ現政権と比すならば、実利≠優先するトランプのアメリカがアジア太平洋地域における対中国軍事包囲網を構築するための追求をそれほど重視しなくなるのではないか、また「人権」をタテにした政治的干渉を控えるのではないか、などという期待感を隠そうともしない。中・米の両国家間関係の焦点が「地政学上の争いから経済利益の衝突へ変わる」(『環球時報』)などとうそぶき、南沙・西沙諸島を一大軍事拠点たらしめようとしているのが、彼らだ。
 ロシアのプーチン政権は、ウクライナ問題でロシアを非難せず、プーチンを「すぐれた政治家」ともちあげるトランプが勝利したことを、「朗報」と歓迎している。彼らは、「対IS戦の強化」を呼号しているトランプのアメリカと連携して、アサド政権によるシリア全一支配の回復を策している。ロシアはウクライナ軍事介入を強め、中東ではアメリカと結託してムスリム殺戮戦を強行するにちがいない。
 おりしも、THAAD配備を受け入れた韓国・朴槿恵政権は、朴の権力の私的乱用に憤激し政権打倒を叫ぶ百万人デモに包囲されている。フィリピン・ドゥテルテ政権はスカボロー礁の領有権を棚上げにして中国と取り引きをはかった。いまや米日韓三角軍事同盟を基軸としてアメリカ帝国主義主導の<アジア・太平洋版NATO>を構築するという策動は実質上は頓挫したといってよい。
 こうした状況のもとで、ひとり日本の安倍政権のみが、文字どおりアジアの孤児≠ニ化しながらも、今なお「日米同盟は普遍的価値で結ばれた揺るぎない同盟だ」などと吹聴し日米グローバル侵略戦争同盟の構築・強化に狂奔しているのだ。トランプの対日要求に応えて、より一段と駐留米軍費の負担を増やし米軍の補完部隊として日本国軍を増強するハラを固めているにちがいない。それだけではない。「日本や韓国の核武装は悪いことではない」と公言しているトランプ新政権の登場を好機到来ととらえて、日本独自核武装の野望をたぎらせ身構えているのが、このネオ・ファシスト政権なのだ。<軍国日本>再興を企む安倍政権の策動を断固として打ち砕け!

戦争とファシズムに反対する労働者階級の団結を

 トランプ勝利の激震はヨーロッパ各国における極右ナショナリストグループ、ネオ・ファシスト勢力を鼓舞するという作用をもたらしている。
 フランスの極右政党「国民戦線(FN)」のルペンは、トランプ勝利を「新しい世界の始まり」と絶賛し、来年の仏大統領選で当選をめざすと息巻いている。「ドイツのための選択(AfD)」は、総選挙での躍進をめざしている。トランプの勝利は、極右国際潮流の形成と増殖を強力にうながしているのである。
 ドイツのメルケル首相はトランプにたいして、「民主主義や自由、出身や肌の色とは関係のない人間の尊厳」を訴えた。まさしくこのブルジョア民主主義の「普遍的価値」よりも国家エゴイズムを上位に置いて、トランプは排外主義的ナショナリズムの嵐を全世界にまきおこしているのだ。この嵐は、イギリスのEU離脱(BREXIT)をもって開始されたEU解体への地殻変動をさらに加速するだけでなく、全世界にナショナリズムの相互衝突をもたらす。あらゆるところで世界大戦が始まりかねない危機の時代が、いまや訪れたといわなければならない。
 安倍政権の反動諸攻撃に抗してたたかうわれわれ日本の革命的左翼は、全世界の労働者階級・人民にたいして、労働者階級のインターナショナルな連帯をもってこの排外主義的ナショナリズム潮流の国際的台頭を打ち砕くことを呼びかける。貧困と圧政と戦乱のもとで呻吟する労働者・人民は権力者が煽りたてる民族間・宗教間・宗派間の反目を超え、国境を超えて団結したたかおう。
 アメリカでは、トランプの大統領就任を拒否する労働者・人民の怒りのデモが全土で爆発している。けれどもそれは、移民排斥にマイノリティの権利擁護や多様な価値観を対置するものにとどまっている。われわれはアメリカの労働者階級・人民のすべてにたいしてUSAナショナリズムの独占資本家的でファッショ的な本質を暴きだし、反ファシズムの階級的戦列を構築すべきことを呼びかけるのでなければならない。

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