改憲・安保強化粉砕の戦列築く
8・7東京
第54回国際反戦集会が大高揚
全学連タヒチ派遣団が熱き闘争報告
|
「米・日−中・露の角逐下の大戦勃発の危機を突き破れ!」
(8月7日、東京・浅草公会堂) |
安倍ネオ・ファシスト政権による憲法改悪を絶対に阻止するぞ! 米―中・露の核軍事力増強競争に反対する革命的反戦闘争の国際的波及をかちとるぞ!――八月七日、全国七ヵ所で開催された第五十四回国際反戦集会に結集した労働者・学生は、満身に闘志を燃えたたせてたたかう決意をうち固めた。東京・浅草公会堂で開催された中央集会には、一二〇〇名のたたかう労働者・学生・市民が結集した。
ときあたかも、閣僚全員が安倍とりまきの極右・ネオファシスト分子という布陣で固められた安倍政権が、憲法改定にむけて突撃を開始している。南シナ海・東シナ海の制海権・制空権をめぐって、また米軍THAADの韓国配備=MDシステム強化をめぐって、米・日―中・露の角逐がますます激烈化している。世界的大戦勃発の危機がいやましに高まっている切迫した情勢のもとで、腐敗を極める既成反対運動をいかにのりこえてゆくべきか。戦争とネオ・ファシズムと貧窮の強制を突き破る主体的力を創造するためにいかにたたかうべきか。こうした闘いの指針が、本国際反戦集会における基調報告をはじめとした報告・発言をつうじて、一点の曇りもなく明らかにされた。また海を越えてはるばるタヒチへ渡った全学連派遣団の画期的闘いの報告は大いなる感動を呼び、わが革命的反戦闘争の国際的波及こそが世界大乱のカオスを突破するインターナショナルな団結を創造しうるのだということを、すべての集会参加者が心底から確信したのである。
安倍政権の改憲総攻撃を打ち砕け!
――実行委員会代表の基調報告
|
基調報告に集中し共感の声をあげる参加者たち
(8・7、浅草公会堂) |
午後一時、司会の同志が開会を宣言した。「われわれは、本集会を、ネオ・ファシズム反動の嵐と世界を覆う戦乱の暗雲を吹き飛ばす新たな闘いに起ちあがる、その跳躍台として実現しようではありませんか!」「よーし!」参加者からいっせいに呼応の声があがり、会場はみるみる熱気に満ちてゆく。
集会実行委員会を代表して、同志・山門鉄男が基調報告にたつ。
彼は冒頭、力強く呼びかけた。「衆参両院で三分の二の議席を改憲勢力で制した安倍政権による改憲総攻撃を労働者・学生・人民の固き団結をもって木っ端みじんに打ち砕くために、われわれは決意も新たに総決起しようではないか!」
今まさに、沖縄県東村高江において、県外から大量に動員された機動隊の暴力部隊による凶暴な弾圧に抗してオスプレイパッド建設阻止闘争が激烈にたたかわれている。わが仲間たちがこの闘いを最先頭で牽引しているのだ。沖縄における激闘を同志・山門が自信に満ちて報告すると、大きな拍手がまきおこる。
つづいて同志・山門は、八月三日に発足した第三次安倍再改造内閣の反動性をうきぼりにしてゆく。今ヒトラー∴タ倍を筆頭に、官房長官・菅や副総理・麻生らに加えて、新たに経産相に情報操作を一手におこなってきた今ゲッベルス≠ニいうべき世耕、防衛相に日本の核武装も否定しない真正ファシスト分子の稲田。自民党幹事長には「安倍の総裁任期延長」を口にしている二階。「第三次安倍再改造内閣こそは、アベノミクスの破綻をあくまでおし隠し人民を欺瞞しながら、憲法改悪を一大焦点としてあらゆる反動攻撃を強行する内閣にほかならない。」
さらに彼は、安倍政権の攻撃の反動性を怒りを込めて暴いてゆく。第九条をなきものにする憲法改悪=ネオ・ファシズム憲法の制定。辺野古新基地建設を軸とする日米新軍事同盟の構築・強化への突進。労働諸法制の大改悪、大企業支援と弱者切り捨ての経済政策――安倍の言う「一億総活躍社会」なるものは、まさに一億総動員・総搾り取り・総自助努力強要社会だ!「左派」とみたてた労組や学生自治会の破壊。そしてヒトラー的「政治の技術」を駆使する安倍政権の情報操作、とりわけスマホを活用した労働者・人民の精神の支配。その悪らつな手口を具体的に暴露し、同志・山門は警鐘を乱打した。
一語一語かみしめるように語る彼の提起に、会場の労学は深くうなずきながら聴き入っている。
つづいて現代世界の巨大な地殻変動が明らかにされてゆく。「一方で米・日―中・露の政治的軍事的角逐が激化するとともに、他方では米・欧・日帝国主義にたいするムスリム人民をはじめとする持たざるもの≠フ反抗が噴出している。その基底にあるのが、グローバルな規模で、そして各国内で拡がる『富めるもの』と『貧しいもの』との格差の、天文学的数値でしか表せない拡大であり、その本質は階級対立にほかならない。」同志・山門は核心にズバリと斬りこんでゆく。皆ひとことも聞き漏らすまいと集中する。
南シナ海の制海権・制空権をめぐって、またTHAADの韓国前線配備をめぐって激化する米・日と中・露の政治的・軍事的角逐。NATO強化・MDシステム構築に突進するオバマ政権と、これに対抗して核恫喝をふりかざすプーチン政権との欧州における軍事的角逐。イギリス国民投票における「EU離脱」決定や米共和党の大統領候補にトランプが選出されたことが米―中・露角逐にもらたすインパクト。そして「火を噴くイスラーム世界」、とりわけ「IS掃討」の名のもとにムスリム人民を殺戮している米・英・仏と露のシリア・イラク空爆と、トルコにおけるクーデタ事件を活用したエルドアン政権による政敵の大弾圧……。
さらに同志・山門は、「資本のグローバライゼーション」の進展のもとでもたらされている事態の労働者階級にとっての意味を突きだしてゆく。「全世界でおしなべて資本主義はカジノ経済化というべき腐朽性を深め、ほんの一握りの独占資本家・富裕層が富を独占し、労働者・人民はすさまじい強搾取と貧困にたたき落とされている。日々深まりゆく労働者・人民の絶望と怒りを利用し、かつこれを煽りたてながら、かつてユダヤと共産主義を敵に仕立てあげ既成の支配層への挑戦を掲げ政権を奪取し侵略戦争とファシズムへの道を突き進んだヒトラーのごとき反動分子どもが米・日・欧で台頭し、ナショナリズムと民族排外主義を煽りたてているのだ。」
同志・山門はひときわ声を大にして断固として訴える――「階級闘争の衰滅のゆえにもたらされているこの危機を突破しうるのは、<国境を越える思想>としてのマルクスのマルクス主義の現在的復興いがいにはありえない!」会場から大きな拍手がわきおこり「そうだ!」の声がとびかう。
同志・山門は、日共官僚が自己目的化してきた「野党と市民の共闘」なるものが参議院選挙とつづく東京都知事選挙における惨敗をつうじて破産が宣告されたと喝破し、さらに批判の矢を放つ。かの政策委員長・藤野の「防衛費は人を殺すための予算」という発言がネオ・ファシストどもからやり玉にあげられたことに完全屈服し、帝国主義日本の軍事費を認め・「自衛隊の段階的解消」という基本政策をも実質上投げ捨てたのが不破=志位指導部だ。「日共官僚どもは、清水の舞台からネオ・ファシズムの濁流のなかへ笑いながら転落しつつある。われわれは、日共系労組の組合員や良心的な党員を道連れにすることを絶対に許さない!」
「議会主義者の錯誤をのりこえ、たたかうぞ!」同志・山門は、同志黒田寛一の「憲法改悪と日本労働者階級の闘い」(『スターリン批判以後 下』所収)の一節を紹介しながら、ブルジョア・アトミズムを理念とする市民主義・議会主義におちこんでいる代々木官僚の闘争歪曲をいかにのりこえるべきかを鮮明にさし示したのだ。
最後に彼は訴える――「改憲総攻撃を打ち砕く闘いに決起すると同時に、革命的反戦闘争の国際的波及をめざして奮闘することこそが、かつての侵略戦争で命を落とした人民に日本の労働者階級の名において応える唯一の道だ。アジアの、全世界の労働者と連帯してたたかおう!」「よし、たたかうぞ!」右の拳を突き上げた同志・山門の渾身の呼びかけに、会場の労学は万雷の拍手で応えた。
つづいて、海外から本集会に寄せられたメッセージの紹介だ。「集会実行委員会が全世界に発した『国際アピール』に応えて、十ヵ国・二十三の団体・個人が熱い連帯のメッセージを寄せてくれました。」女子学生が凜とした声で読みあげてゆく。会場で配布されたメッセージ集は例年にも増して分厚い。アメリカから、ヨーロッパから、ロシアから、中東・アジアから、南米から、戦争と貧困に抗してたたかっている世界中の左翼・反戦諸団体が、わが日本の革命的左翼の闘いに注目し連帯を求めてきているのだ。
独立をめざすマオイとの絆を強めたタヒチ島での闘い
――全学連酒井委員長
休憩時間には、「全学連派遣団、タヒチに起つ!」と題した特別展示にくいいるように見入る参加者で、ロビーはあふれかえった。写真や地図や現地の新聞記事などを満載した展示に、歓声とどよめきがひろがりつづけた。
いよいよ全学連タヒチ派遣団を代表して、酒井委員長が報告にたった。
「われわれ派遣団が、六月二十九日から一週間にわたってタヒチ島においてマオイの仲間たちとともにくりひろげてきた闘いの報告をおこないたい。」自信あふれる口調で彼はきりだした。
全学連は、一九六六年七月二日に仏領ポリネシアで第一回目の核実験が強行されてから五十周年の式典への参加を招請され、タビニ・フイラアティラ・ノ・テ・アオ・マオイ(FLP=ポリネシア解放戦線)からの招待に応えて派遣団を送った。フランス核実験に反対する闘いを独立闘争におしあげることをめざしてファアア空港占拠闘争に起ちあがったマオイ人民と全学連派遣団が命をあずけあってたたかいぬいた一九九五年の一大闘争から二十一年。「再びマオイの地に深紅の全学連旗がひるがえった!」酒井委員長が高らかに報告する。
ここでタヒチ派遣団の闘いを記録したビデオの上映だ。
独立闘争に斃れた戦士の碑の前でFLP党首オスカー・テマルと酒井委員長が握手。フランス政府系機関のシンポジウムで酒井委員長が「フランスの核戦力強化反対! 独立をめざすマオイの闘いを支援する!」と堂々と訴え、マオイ人民とともに領土政府閣僚追及の場へと転化した場面には、会場から感嘆の声があがる。そして焼けつくような太陽の日射しのもとで貫徹された一五`bにおよぶデモ行進。美しいラグーンの海と雄大な山々を背景に進むデモ隊の先頭には全学連の横断幕がひろがる。スクリーンに活写された、マオイたちと共にたたかい・交流してゆく若き仲間たちの躍動する姿が、集会参加者の心をとらえてはなさない。
派遣団の闘いを共体験した会場全体が熱気と感動につつまれるなか、ふたたび酒井委員長が演壇にたつ。
「派遣団は、プロレタリア・ヒューマニズムをつらぬいて、フランス政府による核実験被害のおしつけに反対することを直接の課題としてたたかうマオイの兄弟・姉妹たちとともに腕をくんでたたかいぬいた。『米・日―中・露が核を向けあってぶつかりあう太平洋を、真に平和の海にするために団結しよう! 国境をこえた労働者・民衆のインターナショナルな団結と闘争を創りだし、全世界から戦争と貧窮と植民地支配を一掃しよう!』という私たちの熱烈な呼びかけが、マオイの心をがっちりとつかんだのです!」
彼の生き生きとした報告をうけて、会場の労学は惜しみない拍手をおくった。一九九五年いらい培ってきたタビニ・フイラアティラを先頭とするたたかうマオイ人民と全学連・革命的左翼との絆の深さに、そして「新たな世代の連帯の絆」がより強固につくりだされていることに、万感胸に迫る思いを抱きながら……。〔全学連タヒチ派遣団の闘いの詳報は次号、カラー写真とともに掲載〕
労働組合の階級的団結の強化を! ――労働戦線代表
発言の最後は、自治体労働者だ。彼女は冒頭、怒りも露わに弾劾の声を発した。「安倍政権は改憲への猛突進を開始した。そして参院選の選挙結果がでたなんと翌日に、沖縄・高江でオスプレイパッドの建設工事を再開した。全国から機動隊五〇〇名を動員して、必死で抵抗する人びとをごぼう抜きするとは、まったく許せないではありませんか! この凶暴な刃は、私たち改憲に反対し・新基地建設に反対する労働者・人民に向けられています。」「そうだ!」会場の労働者・学生が応える。
「私たちは、安保法制反対闘争のただなかで、『連合』労働貴族の抑圧に抗し、『全労連』指導部による労組の闘いを否定する許しがたい指導に抗して、労働組合の階級的に団結した闘いこそが、ファシズムに抗しうるのだと確信してたたかってきました。私は、安倍による改憲と戦争と貧困の強制に反対する階級的力を創造するために断固たたかう決意です!」自治体労働者の毅然たる決意表明に、このかんの闘いへの自信と誇りがあふれでる。
彼女はつづいて、新人労働者を組合に加入させ、労働運動の自覚的担い手として育てていくための粘り強い取り組みを報告した。
若者のほとんどが新聞もニュース番組も見ない現状のもとで、昼休みに食事をしながら若い労働者と一緒に短い新聞記事を読んだりテレビニュースを見ることからはじめている。
地道に論議をつくっていくなかで、当局の業績評価で低く評価されてショックをうけ「『一億総活躍社会』と言われても、自分はとても活躍できませんよ」と暗い表情でつぶやいたAさんにすかさず働きかけた――「業績評価制度は賃金の全体額を切り下げて労働者を競争させることで生産性を上げるための方法であり、どんなに仕事が大変でも上司に逆らわず当局が示す目標に沿って働く労働者をつくるためだ。だから組合としては反対している」と。Aさんの表情がパッと明るくなったのを見てとって、つづけて「安倍の言う『一億総活躍社会』とは、労働者はつねに百パーセント以上の力を出さなければ生き残れず、女性も老人も長時間めいっぱい働き、働けなくなった労働者はいらない、そんな弱肉強食の社会だ」とふみこんで論議していった。
「『そういうことですか! 許せないですね!』と業績評価制度やアベノミクスの正体を捉えたAさんは、その後、後輩にも組合加入を働きかけるようになり、いま中心的な担い手として頑張っています。」「よしっ!」自治体戦線での苦闘の報告に共感の拍手がおくられる。
労働戦線代表の労働者は最後に呼びかけた。「『連合』内右派労働貴族は、改憲に向かってアクセルを踏みこもうとしている安倍に呼応しています。自治労本部が改憲論議容認の『連合』本部にすり寄ろうとしていることを絶対に認めることはできません。また、ますます労組色を薄め『市民』にすり寄り組合員を武装解除している日共系『全労連』指導部を許してはなりません。みなさん、今こそ改憲阻止の大運動をつくりだそうではありませんか。その取り組みのただなかで若い組合員に覚醒をうながし、労働組合の戦闘的強化をかちとりましょう!」「がんばろう!」会場全体が彼女の訴えを共有し大きく呼応する。
集会参加者が一体となって闘志を燃えあがらせるなか、全学連酒井委員長の音頭でシュプレヒコールとインターナショナル斉唱がおこなわれ、本国際反戦集会は成功裡にしめくくられた。結集した労働者・学生たちは、安倍政権による改憲総攻撃を粉砕し、日米グローバル侵略戦争同盟の構築・強化に反対する改憲阻止・反戦反安保闘争の奔流を創造するために職場・学園で奮闘しぬく決意を誓いあったのである。
自衛隊肯定の自己宣伝に血眼の日共官僚を弾劾して闘おう
すべてのたたかう労働者・学生諸君! 第五十四回国際反戦集会の高揚を全国各地でかちとったことにふまえて、代々木官僚ら既成指導部翼下の「立憲主義回復」に一切を収れんする「安倍改憲反対」運動をのりこえ、憲法改悪阻止・辺野古新基地建設阻止を焦眉の課題とする今夏・今秋の改憲阻止・反戦反安保闘争を大爆発させるために、総力をあげてたたかおうではないか。反ファシズム統一戦線を創造し、安倍ネオ・ファシスト政権を打ち倒す階級的団結を創造するために奮闘せよ。
日共・不破=志位指導部は、参議院選挙で改憲推進勢力に三分の二の議席を与えてしまったことにつづいて東京都知事選挙でも惨敗したにもかかわらず、「大健闘」「大きな成果をつくった」などと――都合の良い数値だけを恣意的にならべたてながら――強弁している。政治的自己保身に汲々とする代々木官僚のなんと醜悪なことか。いや、破産が露わとなったにもかかわらず「野党と市民の共闘」なるものを今なお自己目的化し、下部党員や日共系諸団体・労組などに強制していることの犯罪性は海よりも深いといわなければならない。
とりわけネオ・ファシスト宰相・安倍が「任期中の改憲」をめざして猪突猛進を開始しているこのときに、「憲法を守ることと、国民の命を守ることの、両方を真剣に追求する」と称して、「国民の命を守る」ために「自衛隊を活用する」「自衛隊の現実を改革していく」などということを、――「国民連合政府」がとる政策というだけではなく――いまや党の基本政策としておしだしているのが代々木官僚だ。これほどまでに脳天気で徹頭徹尾の現実肯定主義への転落は、「現実に合わない九条二項をこのままにしておくことこそ、立憲主義を空洞化する」(新防衛相・稲田)という、市民主義的な「立憲主義の回復」という主張を逆手にとった改憲正当化の詭弁を粉砕するイデオロギー的拠点を、もはや代々木官僚が完全に喪失していることを自己暴露する以外のなにものでもない。
代々木官僚は、「国民の多数が自衛隊の活動に肯定的感情をもっている」とみなして、票集めの観点からこれにひたすら迎合しているのだ。だが、自衛隊・軍事費を肯定していることを宣伝したところで、いったいどうして、米軍とともに世界中で戦争をしうる軍隊にふさわしく日本国軍を増強することに突進し、現に南シナ海や南スーダンへ自衛隊の艦船・部隊を送りこんでいる安倍政権の攻撃を打ち砕けるというのか。自衛隊があたかも「国民の命を守る」ために存在するかのようにおしだされていること自体の虚偽性を、日本国軍の国家暴力装置としての階級性をこそ暴きだし、労働者・学生に覚醒をうながすことをぬきにしては、安倍政権の改憲総攻撃を粉砕する主体的拠点をつくりだすことは絶対にできないのだ。代々木官僚がやっていることは、まったくの逆ベクトルであり、労働者・学生の改憲阻止闘争を裏切り・破壊する犯罪なのである。
われわれは、代々木共産党の議会主義的・市民主義的堕落をのりこえて憲法改悪阻止闘争の一大高揚を切り拓き、それをつうじて労働者・学生の階級的団結を強固に創造するために、断固としてたたかいぬくのでなければならない。
|