第2429号(2016年8月1日)の内容

<1面>
8・7国際反戦集会に結集せよ
 米・日―中・露角逐下の大戦勃発の危機を突き破れ!

警察権力による解放社本社への不当捜索を弾劾する
<4面>
超ブラック企業
 鴻海のシャープ買収

<5面>
「郵政事業に奉仕する運動」の定式化に突進する本部
 ――JP労組第9回全国大会

<2面>
自衛隊上陸演習阻止の拳 7・9 浜大樹
<3面>
全学連第86回大会に結集せよ
■内戦再燃の南スーダン
■中国版航行の自由″戦
<6面>
憲法改悪に照準を合わせた安倍式政治教育を打ち砕け
Topics 20兆円の景気浮揚策を号令した安倍
<7面>
「同盟内思想闘争の倫理と論理」に学ぶ
原発・核開発を加速する安倍政権
<8面>
「生活圏」除染だけで避難指示解除・賠償金打ち切り
「廃炉戦略」破産の隠蔽と手直し

 「解放」最新号  
































  


8・7国際反戦集会に結集せよ

米・日―中・露角逐下の大戦勃発の危機を突き破れ!

高江ヘリパッド建設阻止!
機動隊の弾圧に抗して1600名が起つ
7・21緊急抗議集会で闘う学生が「全基地撤去! 安保破棄!」を掲げて奮闘(沖縄・高江「N1ゲート」前)

 衆参両院の三分の二の議席を自民、公明、おおさか維新などの改憲推進連合≠ナ制した安倍政権は、これを跳躍台としていま、「戦争放棄」を謳った第九条の破棄を核心とする憲法大改悪の総攻撃を一気にしかけている。いまこそ、すべての労働者・学生・人民は決意も固く、安倍政権の改憲総攻撃を木っ端微塵に打ち砕く闘いに、全国の職場・学園・地域において総決起しようではないか。
 参院選が終了するや否やただちに、政府・沖縄防衛局は、沖縄県・東村高江の米軍北部訓練場において、オスプレイ離発着用ヘリパッドの建設着工にふみきった(七月二十二日)。本土から警視庁をはじめとする機動隊の部隊を大量投入し、体を張って阻止闘争をたたかっている労働者・学生・人民にたいして凶暴な弾圧の牙をむきだしにしながら! それだけではない。米海兵隊の辺野古新基地建設を何がなんでも強行することを策している安倍ネオ・ファシスト政権は、「埋め立て取り消し撤回」を求めた政府の「是正指示」を拒否している沖縄県当局を、福岡高裁那覇支部に「提訴」するという挙にうってでた(同日)。たたかう労働者・学生を先頭にして、沖縄全島に燃え広がっている人民の「全米軍基地撤去」の怒りの声を傲然と踏みにじり、オバマ政権の要求に応えて在沖縄米軍基地の新施設建設に突き進んでいるのが安倍政権なのだ。
 ここ東アジアにおいては、中国の習近平政権がロシアのプーチン政権との同盟的結託を強めながら、南シナ海・東シナ海の制海権・制空権を奪取する策動に狂奔している。中東において、いや世界中で、ISをはじめとするイスラム武装勢力が、アメリカ中心の「有志連合」にたいする「報復攻撃」にうってでている。こうした世界的激動のただなかにおいて、アメリカ帝国主義権力者とともに日米新軍事同盟の構築・強化に突進している日本帝国主義の安倍政権は、アメリカとともに世界中で戦争をしうる一流の軍事強国へと雄飛する野望をたぎらせている。南シナ海への本格的派兵に、南スーダンPKO派遣部隊の武器使用解禁≠ノ、そして中東でのIS壊滅作戦への参戦に、いままさに爪先だっているのだ。
 すべての労働者・学生諸君! 「連合」労働貴族の改憲阻止闘争の抑圧を許すな。「自衛隊の段階的解消」という党の基本政策さえも実質的に空無化し、「日本防衛」のために自衛隊も安保条約も「活用」するとほざいている代々木官僚を弾劾し、日共中央翼下の「安倍改憲反対」運動をのりこえたたかおう。いまこそ改憲阻止・反戦反安保・アベノミクス粉砕の闘いの戦闘的高揚をかちとり、もって安倍ネオ・ファシスト政権を打倒しようではないか! われわれは、アジア・中東をはじめとする全世界のたたかう労働者・人民と連帯し、米―中・露の核軍事力増強競争に反対する革命的反戦闘争を日本の地において断固として創造するとともに、その国際的波及をかちとるために全力を傾注しようではないか。来たる八月七日に全国七ヵ所で開催されようとしている第五十四回国際反戦集会に、すべての労働者・学生・人民は結集しよう!

以下見出し
ユーラシア大陸の東西で激突する米・日―中・露

  NATO軍のMD配備とロシアの対抗的軍拡

シリア・イラク・トルコ――火を噴くイスラーム世界

  「クーデタ」事件を口実としたエルドアン政権の大弾圧

大戦勃発の危機を打ち破る革命的反戦闘争の高揚を!

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警察権力による解放社本社への不当捜索を弾劾する

(一)
 七月二十一日に警視庁と兵庫県警は、わが同盟への悪辣な政治的宣伝のために、――各テレビ局をはじめマスコミ五社のキャスターや記者を引き連れて――解放社本社にたいする不当な家宅捜索を強行した。
 この不当捜索の口実たるや驚くべきものである。六月二日、JP労組第九回定期全国大会二日目の会場(神戸ポートピアホテル)入り口付近で四名の郵政労働者がおこなったビラ配布は、「憲法改悪反対の政権批判と原発反対」を訴えるための「建造物不法侵入」であり、しかも解放社はその「関係先」であると強弁するというデタラメきわまりないものなのである。しかもJP労組全国大会では、他の団体をふくめて多くの労働者が同じ場所でビラ配布をおこなっていたにもかかわらず、警察権力はこの四名の郵政労働者だけを狙い打ちにし「不法侵入」容疑をでっちあげ、七月十四日に逮捕したのだ。

(二)
 この郵政労働者への逮捕令状の発付日は、参議院選挙の投開票がおこなわれた日の翌日=七月十一日であったという。このことに端的に示されているように、郵政労働者四名にたいする逮捕攻撃は、参議院選挙で「改憲勢力による三分の二議席を獲得」したことに驕り高ぶる安倍ネオ・ファシスト政権が、みずからの政権に楯突くとみなした労働組合や労働者を徹底的に弾圧し・潰すことを狙った、文字通りネオ・ファシズム的な弾圧攻撃いがいのなにものでもない。

(三)
 参議院選挙戦の最中は、憲法改悪のどす黒い野望はひた隠しにしながら、「アベノミクスは道半ば」だとか、「その恩恵がまだおよんでいないところにこれから恩恵を送り届ける」とかというウソ八百を垂れ流し、「国民」を徹底的に欺き騙す策に狂奔したのが安倍・自民党であった。解放社本社への不当な捜索は、労働者・人民にたいしてこのヒトラーまがいの大衆操作・世論誘導を断固として暴露してたたかったわが同盟への憎悪に満ちた攻撃にほかならない。
 参議院における「改憲勢力による三分の二議席」を手にした安倍ネオ・ファシスト政権はいま、憲法改悪の道を突進するとともに、社会保障費の徹底した削減や、「同一労働同一賃金」の名のもとに職務給型賃金への改革をつうじての・いわゆる正社員賃金水準の切り下げや、「解雇の自由化」や残業代ゼロの定額働かせ放題$ァ度の導入に血眼になっている。さらには停止中原発の再稼働やTPP協定の批准と関連法の制定の攻撃を労働者・人民の頭上にふりおろし、階級的牙をむきだしにしている。
 それだけではなく、沖縄の労働者・人民の怒りに満ちた米軍基地撤去闘争を足蹴にしつつ、米海兵隊の辺野古新基地建設をだまし討ち的に推進し、沖縄・東村高江の北部訓練場へのヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)建設を、ゲート前に警視庁などから機動隊数百名を投入しつつ強行しようとしている。

(四)
 安倍ネオ・ファシスト政権による、こうした極反動攻撃が熾烈を極めているときに、代々木共産党の不破=志位指導部は、参議院選挙で目論んだ「野党共闘」が敗北に終わったにもかかわらず、あたかも勝利したかのように、自党の議席が倍増≠オたことに有頂天になるという犯罪的な姿をさらしている始末である。
 わが革共同・革マル派は、このような代々木共産党の腐敗を断固として暴きだしつつ、日本階級闘争の危機的現実を打ち破るために、労働者階級の最先頭において仁王立ちになってたたかう決意である。
 すべてのたたかう労働者・学生諸君!
 国家権力がわが革マル派を破壊するために、ブルジョア・マスコミをも動員しつつ、わが同盟にたいする階級的憎悪をむきだしにして強行した不当捜索攻撃にたいしてわれわれは、満腔の怒りを込めて弾劾すると同時に、吹き荒れるネオ・ファシズムの嵐に抗して階級的に団結し断固としてたたかうことを呼びかける。
 戦争と貧困を強制する安倍ネオ・ファシスト政権を労働者階級の団結した力で打倒するために、ともに奮闘しようではないか!

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超ブラック企業
鴻海のシャープ買収

労働者への犠牲転嫁を許すな

 四月二日に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業によるシャープ買収の契約が正式に調印された。そのご六月二十二日に鴻海が、二十三日にはシャープがそれぞれ株主総会をおこない、鴻海によるシャープ買収が承認された。ところが、肝心の鴻海による三八八八億円の出資がいまだに完了していない。その結果、買収契約は宙ぶらりんのまま店晒しになっているのだ。
 鴻海による出資は、四月中に完了するはずだった。これが六月に延期されたのだけれども、今回(六月三十日)、さらに延期され、いまや出資を完了させるつもりがあるのかどうかさえはっきりしなくなっている(出資期限は十月五日までとされている)。鴻海側は「中国での独占禁止法の審査が残っている」ことを理由にあげて出資完了を引き延ばしている。だがそれは表向きのことにすぎない。
 シャープは一六年三月期の決算で二五五〇億円もの巨額の赤字を出し、昨年に続いて債務超過に陥った。これをうけて鴻海会長・郭台銘は、七月に明らかになる第1四半期の決算発表を待ち、業績次第で出資の予定を変更するつもりでいるのだ。

(以下、見出し)

「破談」を望む鴻海・郭台銘
 狙いは名前とディスプレイ技術

  法螺とはったりの買収工作

  アップル依存の限界=経営危機への焦り

加速する「人材流出」―― シャープ消滅の危機

  シャープ転落の理由

悪逆無道の大リストラ・大量首切りを許すな

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「郵政事業に奉仕する運動」の定式化に突進する本部

職場に鬱積する不満が噴出

JP労組第九回全国大会

 JP労組第九回定期全国大会が、六月一日から二日にかけて神戸市のポートピアホールにおいて開催された。本大会において、本部の官僚的な議事運営のもとに、「新たな運動の創造」という名の郵政事業に奉仕する運動の定式化をもくろむ本部の運動方針が承認されてしまった。極限的な労働強化と生活苦にあえぐ郵政労働者の窮状には目もくれず、会社の成長・発展のために、経営陣と一体となって経営を下支えする運動へと突き進むことを宣言したこの決定を、われわれは満腔の怒りを込めて弾劾する!
 だが同時に、全国各地におけるわが革命的・戦闘的労働者の奮闘やこれに支えられた組合員の闘いを反映して、本部を批判し突きあげる意味をもつ発言が噴出しもした。郵政戦線でたたかう革命的・戦闘的労働者は、安倍政権が「戦争ができる国づくり」にむけて改憲攻撃を虎視眈々ともくろむただなかで、たたかう方針の確立をめざして職場深部からの闘いを展開してきた。五月上旬に郵政労働者委員会は、全国大会議案の反労働者性を暴くビラを全国の職場にブチこみ、これに支えられてわが仲間たちは下からの果敢なイデオロギー的=組織的闘いを展開してきた。大会当日(一日)もわが同盟情宣隊は、本部の統制をはねかえし「郵政事業に奉仕する運動の全面化を許すな」という見出しの第二弾の郵政労働者委員会ビラを代議員・傍聴者にくまなく配布するとともに、会場入口を圧する漫画入りの大横断幕で長門郵政新経営陣に追随する本部の裏切りを暴露した。こうした闘いに支えられて、大会は本部の思惑を超えて実現されたのである。
 全国の郵政労働者のみなさん! 長門郵政新経営陣は、日銀のマイナス金利政策のあおりをうけた収益減をのりきるために、いっさいの犠牲を郵政労働者に押しつけようとしている。そしてこれにつき従っているのが本部労働貴族にほかならない。われわれは、本部の裏切りを許さず、職場深部から<リストラ・合理化攻撃粉砕! 安倍政権による改憲策動阻止!>の闘いを決意も新たに創造していこうではないか。

以下見出し
「郵政事業の発展」への尽力を誓った委員長・小俣

春闘妥結に噴出した不満・注文への官僚的説教

「収益向上、生産性向上に励め」と組合員に大号令

合理化対応を「業務運行確保のための労働力確保」にねじ曲げる本部

「会社の発展」への献身を強要する本部に抗し闘おう

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全学連第86回大会に結集せよ

安倍政権の改憲総攻撃を打ち砕く戦列を強固に築け

 全学連は、来る八月一、二日の両日、東京において全学連第八十六回定期全国大会を開催する。
 先の参院選において自民、公明、おおさか維新などの改憲勢力が改憲発議が可能な三分の二の議席を獲得し、戦後初めて衆参両院で改憲勢力が三分の二を占めるにいたった。この重大な局面のもとで全学連大会が開催されるにあたって、わが同盟はすべての学生に訴える!
 安倍政権が具体的に政治日程にのぼせつつある憲法改悪の歴史的大攻撃を絶対に粉砕するために、いま・ここから総決起せよ! 参院選の期間中には改憲のカの字も口にしなかった首相・安倍は、「与党勝利」の結果を見届けるや「(改憲発議にむけて)しっかりと橋はかかった」などと宣言し、改憲の野望をむきだしにしている。「戦争放棄」「戦力不保持」をうたう現行憲法第九条を破棄し、日本国家をアメリカとともに世界中で侵略戦争を遂行しうる一流の軍事強国≠ヨとおしあげることに全体重をかけて突進しているのだ。
 この決定的局面において、日共の不破=志位指導部は、憲法審査会における改憲論議じたいには応じる姿勢をしめしている民進党との「共闘」をひたすら追い求め、「野党と市民の共闘」を発展させることが憲法改悪を阻止する力になるかのように吹聴している。まさにこれこそ、改憲を阻止する労働者・人民の闘いを破壊する犯罪以外のなにものでもない。
 いまこそ全学連は、かかる既成反対運動指導部の腐敗を満腔の怒りをこめて弾劾し、「憲法改悪阻止!」の火柱を全国から燃えあがらせようではないか! まさにそのために、すべてのたたかう学生は、全学連大会に決意も新たに結集し、今夏の闘いにむけた盤石の闘争態勢を築きあげよ!

以下見出し
改憲阻止・反戦反安保の炎を燃えあがらせよ!

  激化する米・日―中の角逐

議会主義的腐敗を露わにする日共中央を弾劾し闘おう

全学連第86回定期全国大会
8月1日(月)〜2日(火) 於 東京

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自衛隊上陸演習阻止の拳 7・9 浜大樹
参院選埋没を弾劾し道共闘が奮闘
 七月九日、全学連北海道地方共闘会議のたたかう学生は、安倍政権・防衛省による自衛隊の協同転地演習・浜大樹上陸演習を阻止するために、十勝・浜大樹現地闘争に決起した。上陸演習を阻止するために結集した労働者と固く連帯し、現地闘争を断固としてたたかいぬいた。
「協同転地演習反対!」「LCAC上陸を許さないぞ!」結集した労働者・学生が怒りのシュプレヒコール
(7月9日、浜大樹)
全学連道共闘の学生が<反安保>の旗高く、労働者と連帯して奮闘
(7月9日、浜大樹)
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