第2405号(2016年2月15日)の内容

<1面>
改憲阻止の一大闘争をまきおこせ
 「反安保」を放棄した「立憲主義守れ」運動をのりこえ闘おう!
北朝鮮のミサイル発射弾劾!米日韓の戦争遂行体制構築反対!
<3面>
北朝鮮・金正恩政権による核実験・ミサイル発射弾劾!
<4面>
日本郵政
 「人件費コントロール」の名による労働強化を許すな!
<5面>
高濃度のPM2.5に襲われた中国―北京
<2面>
「高浜原発の再稼働絶対阻止!」
 労・学・市民が関電を包囲 1・27 大阪
反安保・改憲阻止掲げ集会 1・26 鹿大
<6面>
改憲阻止! 「愛国心」教育反対!
 日教組全国教研集会を創造的に実現しよう!
Topics 資本家への奉仕の宣言――
 『経労委報告』への「連合」見解
◆わが同盟の2016春闘スローガン
<8面>
革命的共産主義運動の創成
 ――二つの戦線上の闘いをふりかえって
<7面>
万華鏡2016――情勢の断層を読む
◆奨学金返済地獄
◆あまりの猿芝居
◆「最悪の状況に備えろ」
◆廃物利用の典型
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
「解放」最新号  






































  


改憲阻止の一大闘争をまきおこせ

 「反安保」を放棄した「立憲主義守れ」運動をのりこえ闘おう!

高浜原発再稼働阻止に起つ 
1・27大阪 関西電力本店前
 すべての労働者・学生諸君! 首相・安倍はいまや国会において、「戦争放棄」「戦力不保持」をうたった日本国憲法第九条を葬りさる野望を公々然と披瀝しはじめた。
 おりしも北朝鮮の金正恩政権が、米・日・韓権力者や中国権力者の「制止」を振りきって長距離弾道ミサイル発射実験を強行した(二月七日午前)。反人民的な地下核実験強行につづくこの北朝鮮の戦争瀬戸際的策動をむしろ最大限利用し、「北の脅威」を仰々しく煽りたてながら、米・日・韓の権力者は、対北朝鮮の戦争遂行体制を飛躍的に強化している。しかも、現行憲法の明文改定へと猛突進しているのが安倍政権にほかならない。
 没落著しいアメリカ帝国主義と「海洋強国の建設」へと突進するネオ・スターリン主義中国とが激突する現代世界のまっただなかで、安倍ネオ・ファシスト政権は<アメリカとともに戦争をやれる国>への雄飛をめざして改憲へと突撃しているのだ。侵略戦争と暗黒支配への道を掃き清めるこの憲法改悪の一大攻撃を、われわれは日本労働者階級の未来をかけて木っ端微塵に粉砕するのでなければならない。
 安倍政権が国会の場で公然と「改憲」を吹きまくり、憲法改悪に反対するすべての労働者・人民にたいして挑戦状≠たたきつけているこの重大局面において、だが日本共産党の不破=志位指導部は、改憲阻止の大衆闘争をなにひとつまきおこそうとしない。いやそれどころか、「国民連合政府」構想なるものの民主党・維新の党への売り込みになおもうつつをぬかし、この「連合政府の政策」においては「憲法擁護」を棚上げにすることを公言してはばからない始末だ。なんたる裏切り、なんたる闘争破壊! この腐敗を断じて許すな!「反安保」を放棄し「九条改憲反対」すらも後景化させた日共系の「立憲主義守れ」運動を断固のりこえ、改憲阻止・反戦反安保の巨大な闘争をまきおこせ!
 戦闘的・革命的労働者は、二〇一六年春闘を戦闘的に高揚させるべく奮闘しよう!労働者階級を中核とする反ファシズム統一戦線を構築し、もって憲法改悪・日米新軍事同盟強化に血道をあげる安倍政権を打ち倒せ!

(以下、見出し)

憲法九条破棄へ突進する安倍政権

朝鮮半島・東アジアにおいて高まる戦乱勃発の危機

改憲を策す安倍ネオ・ファシスト政権を打倒せよ!
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北朝鮮のミサイル発射弾劾! 

米日韓の戦争遂行体制構築反対!

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北朝鮮・金正恩政権による核実験・ミサイル発射弾劾!

米日韓の軍事的威嚇と制裁強行を許すな

 北朝鮮・金正恩政権は二月七日、「地球観測衛星・光明星四号」の打ち上げと称して長距離ミサイルの発射を強行した。一月六日に朝鮮半島北東部の豊渓里(ブンゲリ)において地下核実験を強行したのに続いて、戦争挑発というべき行動にうってでたのだ。金一族をはじめとしたこの軍事ボナパルチズム政権は、北朝鮮の勤労人民に圧政と困窮を強いつづけている。このことには口を拭って彼らは、「国の自主権と民族の生存権を守るため」という名分を掲げ、根本的にはみずからの世襲的権力の維持を目的にして核実験とミサイル発射をくりかえすという戦争瀬戸際政策をふたたび開始したのだ。
 われわれは東アジアに戦争的危機を招き寄せる以外のなにものでもない、金正恩政権の反人民的軍事的挑発行為を断固として弾劾する。同時にわれわれは、「北の挑発」への対抗としてアメリカ帝国主義権力者がくりひろげている、核兵器搭載可能な戦略爆撃機B52や原子力空母ロナルド・レーガンの急派などの軍事的恫喝、これにつきしたがっての韓国・朴槿恵政権の臨戦態勢・戦争準備にも反対する。そして何よりも、ここぞとばかりに「北の脅威」を大々的に煽りたて、「破壊措置命令」にもとづいてSM3搭載イージス艦やPAC3ミサイルを日本近海や首都圏・沖縄に配備し臨戦態勢に突入しただけでなく、新たな制裁措置を強行しようとしている安倍ネオ・ファシスト政権を弾劾する。いまこそ、反戦闘争の嵐を巻き起こすのでなければならない。

(以下、見出し)

ネポチズム支配体制の延命をかけた戦争瀬戸際政策

韓・日と共同で戦争遂行体制を構築するオバマ政権

米日韓三角軍事同盟の再構築に舵を切った朴槿恵政権

金正恩の暴走≠ノいらだつ習近平政権
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日本郵政

「人件費コントロール」の名による労働強化を許すな!
「人件費コストマネジメント」の反労働者性


 日本郵政経営陣による短期間での「マイナンバー」配達と年末年始繁忙の強行によって、かつてない労働強化を強制された全国の郵政労働者の皆さん!
 郵政経営陣は、この「マイナンバー」配達と年末年始繁忙においてさえ、昨年二月末に発出した新施策・「人件費等コストマネジメントの取組方針(郵便事業に限る)」にもとづいて、人件費削減のために郵政労働者に極限的な労働強化を強いた。この「人件費コストマネジメント」なるものは、経営陣が各郵便局での人件費削減と生産性向上を徹底させることを目的として、郵便局長に人件費管理等の目標にむけて組織と要員を管理させムダなコストを徹底的に削減させるためにうちだしたものである。郵政経営陣は本社に居ながらにして全郵便局の人件費の使用状況を日ごと・週ごとにつぶさに監視し管理することができる、まったく新しい人件費管理の手法なのである。しかも同時に、経営陣は各郵便局の人件費動向を把握するために、DOSS(集配業務支援システム)による一人ひとりの郵便労働者の作業実態を分単位で掌握し問題点を分析することを基礎としているのであり、よりいっそう労務管理の強化をはかろうとしているのである。
 彼ら経営陣は、全郵便局の管理者どもに「人件費コストマネジメント」にもとづいて「人件費コストコントロール」を徹底しろと号令をかけ、「(郵便外務の)局内作業時間短縮で年間五四億円削減」「通配一区当たり十二分削減」「混合区十五分削減」「内務作業時間Δ二%」を実行せよと命令している。郵便労働者にとっては、このことは現段階における要員不足による極限的労働強化に加えて、さらに労働強度の増大が襲いかかることを意味するものであり、断じて許すことはできない。
 すべての郵政労働者は、「人件費コストマネジメント」と「人件費コストコントロール」の名による労働強化と労務管理強化の攻撃に反対する闘いに起ちあがれ!

以下見出し

T 新たな人件費管理の施策を導入した郵政経営陣

1 人件費率ダウンをめざした経営労務管理の大改革
    (1)人件費コスト管理の専門職を新設
    (2)人件費悪化局の管理・監視体制の強化
    (3)郵便局業績評価を人件費重視へと転換
    (4)「業務量と人件費」の本社監視体制の強化
2 「DOSS」と人件費管理システムの連動による経営管理体制の強化
    監視強化のためにDOSS入力を強制
3 業務量を基準とした人件費管理の強制
4 「CCC運動」という生産性向上運動の煽り立て

U 「経営改善」を名分とした郵政労働者への犠牲転嫁

V JP労組本部の全面協力を弾劾し闘おう
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高濃度のPM2.5に襲われた中国―北京

「経済成長」を名分に人民に犠牲を強いる習=李指導部を許すな

以下見出し

北京市では初の「赤色警報」

労働者・人民の怒りをかわすための警報格上げ

報道・インターネットにたいする規制・弾圧の強化

「社会主義市場経済」の発展を唱える北京官僚の大罪
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改憲阻止! 「愛国心」教育反対!

 日教組全国教研集会を創造的に実現しよう!

  教育労働者委員会

 日教組第六十五次教育研究全国集会に参加する組合員のみなさん!
 安倍政権はいま、憲法改悪の総攻撃にうってでている。私たち教育労働者は、憲法改悪を阻止するために全力でたたかおう!
 日本のアジア侵略戦争で教え子を戦場に送った痛苦な歴史を反省し、反戦・平和の闘いを牽引してきた日教組の組合員は、昨年夏に、戦争法制定を阻止するために国会前や全国各地でたたかいぬいた。この奮闘によって安倍政権を震えあがらせ、また多くの労働者・市民を鼓舞したのである。日教組のすべての教育労働者はこの地平をうち固め、新たな決意をもって「憲法改悪反対! 侵略戦争法撤廃! 辺野古新基地建設阻止!」の闘いに起ちあがろう!「戦争する国」を支える国民づくりを狙った「愛国心」教育・能力主義教育の徹底化に反対し、教育のネオ・ファシズム的再編に反対しよう!
 <3・11>から五年を迎えた今、安倍政権は川内原発につづき高浜原発3号機の再稼働を強行した。福島では放射能汚染地域への帰還強制と補償金打ち切りを強行している。この原発再稼働・被災者切り捨てを絶対に許すな!
 大企業の利害のために日本の農漁民を犠牲にしてTPP基本合意を強行した担当大臣・甘利の金銭授受汚職を弾劾しよう! 汚職にまみれた安倍政権によるTPP締結・批准と消費税大増税・社会保障制度改悪を絶対に許すな!
 自衛隊による貧困層の生徒を狙った入隊勧誘=「経済的徴兵」を許すな!
 安倍政権による一切の反動諸攻撃に抗して教育実践と組合運動をおしすすめるために、活発な論議をまきおこそう。

憲法改悪を阻止しよう

 いまや世界的大戦勃発の危機が迫っている。米・仏・英・露の各国権力者による「IS撲滅」の名によるシリア無差別空爆・ムスリム人民大虐殺、サウジアラビアとイランの戦争勃発の危機、そして南シナ海においては米・日と中国との軍事的角逐が激化している。
 この戦乱の世界で、安倍は「積極的平和主義」を掲げて「自衛隊」という名の日本国軍を戦地に派兵する衝動を強めている。そのために北朝鮮・金正恩政権の核実験強行などの軍事挑発を口実として「反北朝鮮」のキャンペーンをたれ流しながら自衛隊の大増強にのりだすとともに、憲法第九条を破棄し「国防軍・交戦権」を明記した「自主憲法」の制定を目標とする憲法改悪に突き進んでいるのだ。まず彼らは、その突破口として「緊急事態条項」新設をたくらんでいる。それは首相が「緊急事態」を宣言すれば、法律と同じ効力をもつ「政令」を国会を無視して制定し、基本的人権を制限することができるという、憲法破壊の超反動攻撃にほかならない。まさにファシスト安倍は、ヒトラーが「授権法」によって立法府を空無化して手にした独裁的強権(その後ヒトラーはヨーロッパ全土への侵略戦争を開始)を手に入れることを狙っているのだ。
 安倍政権は、改憲をなしとげるために改憲派が両院で三分の二以上の議席を獲得することをめざして、今夏に衆参ダブル選挙にうってでようとしている。
 さらに安倍政権は、七月の参議院選や憲法改定の国民投票をにらんで、高校生にたいする「主権者教育」を開始しようとしている。文科省は「国家・社会の形成者の育成」と称して改憲の仕方≠教えこむテキストを全高校生に配布する一方で、生徒の政治活動の抑圧を狙って校外デモ参加の学校への事前届け出制にかんする通知を出した。教員にたいしては「政治的中立」と称して政府に異を唱えることを禁じているのだ。
 彼らは、戦争に反対する労働組合を破壊する攻撃をも開始している。北海道では、教組を敵視する自民党が「アベ政治を許さない」と書かれたクリアファイルが高校の職員室におかれていたことを道議会で取りあげ追及し、教育委員会に調査させた。これは安倍式「政治教育」を貫徹するための学校現場にたいするファシズム的な管理統制だ。許せないではないか!

「愛国心」教育・能力主義教育の徹底化を許すな

 安倍政権は、国家のために命をかけて戦う「愛国心」に満ちた国民を育成するために、小・中学校における「特別の教科 道徳」の本格実施(二〇一八年度から順次実施)にむけて道徳教科書づくりを急いでいる(二〇一六年度に小学校教科書検定)。すでに文科省は、道徳教科書のモデルとしてみずからが作製した『私たちの道徳』を全国の小・中学校に配布し、道徳授業での使用を強制している。それは、<軍国日本>の国民にふさわしい「愛国心」と「規範意識」を植えつける内容であり、国家を最高の価値とする国家主義イデオロギーに貫かれたものなのだ。
 同時に安倍政権は、能力主義教育をいっそう強化している。独占資本家が一方で国際競争に勝ちぬく「グローバル人材」という名のスーパー・エリートの育成と、他方で少子化による労働力不足をのりきるために「高度な労働力」の大量育成を要求している。これに応えて文科省は、子どもを早期に選別する学校制度の複線化(小中一貫エリート校設置)を強行している。そして学力スタンダードや到達度テスト、土曜授業の復活・拡大といったすさまじい「学力向上」策を学校現場に徹底している。子どもたちは全国学テの過去問の試験づけにされ、「普通の授業をうけたい」と悲鳴をあげている。まさにこれらの策動は、児童・生徒を新自由主義的な「弱肉強食」の競争によりいっそうかりたてるものなのだ。
 教育労働者は、この「学力向上」策の実施のために「やってもやっても終わらない」ほどの膨大な仕事に追いまくられて疲労困憊している。管理職のパワハラが横行し、教育労働者がうつ病・過労死に追いこまれている。学校現場のこの悲惨な状況をもたらしている安倍式教育再編攻撃と労務管理の強権的貫徹を許すな!

今こそ日教組は憲法改悪阻止闘争の先頭に立って闘おう

 日教組本部は、今次全国教研の基調において、わが日教組が総力でとりくんだ昨年の戦争法反対の大闘争についても、安倍政権による戦争法制定と憲法改悪攻撃にもほとんど触れていない。憲法改悪と海外派兵を阻止していくために新たな闘いを開始すべきときに、なんというやる気のなさか。
 また安倍政権の教育再編攻撃にたいしては、本部は反対運動にとりくむことを放棄して、「憲法と子どもの権利条約を生かす教育実践」によって対抗する、という方針をうちだしている。
 しかし、「道徳の教科化」「愛国心」教育の強化は、安倍政権による「戦争する国」づくりと一体の攻撃なのである。いま自衛隊が高校生・中学生にまで入隊勧誘の不当な自宅訪問を強行している。神奈川県の中学校では「総合学習」授業を活用して自衛隊実弾砲撃演習の参観をおこなうという愛軍教育≠ウえもがまかり通っている。「教え子を再び戦場に送るな」のスローガンを掲げた日教組が、この教育現場の危機的状況から目を背けていいのか。今こそ改憲攻撃に対決するべきではないのか。
 道徳教育にかんして、本部は、「道徳の教科化」を基本的に容認したうえで、検定教科書の使用と記述式評価の導入の二点についてだけ「危惧」を表明しているにすぎない。そして「規定された価値観の押しつけ」ではなくて、「人権教育」の観点からの道徳教育実践をすすめるという方針をうちだしている。しかし本部は、安倍政権・文科省が「押しつけ」ている「価値観」の中身が、「戦争する国」の国民づくりのための「愛国心」教育を核心としていることをなんら問題にしようとしない。「愛国心」教育に対決できないのだ。このような本部方針では、文科省が唱える「考える道徳・議論する道徳」なるものを補完することにしかならないではないか。

反ファシズム統一戦線を構築しよう

 まさに今このときに、日教組本部が「改憲阻止・安倍式教育再編反対」の大闘争をまきおこす先頭に立とうとしないのは、文科省の顔色をうかがっているからであり、「参加・提言・改革」をシンボルとする「文科省とのパートナー」路線にもとづいている。このような本部の対応をのりこえ、すべての日教組組合員は「改憲阻止・『愛国心』教育の強化反対」の声を大きくあげよう!
 そして日本共産党中央の不破=志位指導部による「国民連合政府」の実現を掲げた選挙カンパニアへの平和運動の歪曲をのりこえてたたかおう!「保守層との共同」を自己目的化している共産党中央は、「国民連合政府の政策」としては「安保反対」「憲法擁護」を棚にあげることを公言している。このことは、反戦・平和の闘いを破壊する犯罪行為にほかならない。
 私たちは今こそ職場から「憲法改悪阻止・戦争法撤廃・辺野古新基地建設阻止」の運動を日教組運動として創造していこう。沖縄の労働者・人民の闘いと連帯しよう。
 平和教育をはじめとした教育実践の教訓をめぐって活発に議論し、交流しよう。文科省による高校生の「主権者教育」が改憲のための反人民的攻撃であることを暴きだそう。
 日・韓両政府による「従軍慰安婦」問題での欺瞞的な合意を弾劾し、日本国家の中国・アジアへの侵略戦争と、日本軍による戦争犯罪の歴史の抹殺を許すな! この歴史の偽造に呼応している育鵬社などの教科書の採択を阻止しよう!
 「震災・原発事故からの日本の復興」をうたう政府・文科省の犯罪的キャンペーンを弾劾しよう! 彼らは福島県の子どもたちに甲状腺ガンが増加していることのもみ消しを画策するだけでなく、日本会議系のNPOを突き動かして、子どもたちに内部被曝させることをいとわずに福島第一原発近くの国道六号線の清掃ボランティアをおこなわせた。これらの根源にある安倍政権の原発推進・核開発政策を批判する論議を教研でつくりだそう。福島で・そして全国で原発再稼働に反対して苦闘する教育労働者たちは、その先頭で奮闘しよう。
 日教組を憎悪する安倍政権・自民党、そして馳・義家の文科省による組合破壊攻撃をはね返そう!
 今こそ反ファシズム統一戦線を構築しよう! 労働者階級の団結した力で、労働者・人民を戦争と貧困に突き落とす安倍政権を打ち倒そう!
  (二〇一六年二月五日)

◆侵略戦争法撤廃! 日本国軍の海外派兵反対! 辺野古新基地建設阻止!
◆「戦争する国」を支える国民づくりを狙う安倍式教育再編に抗して闘おう!
◆安倍政権による被災者切り捨てを許すな! 原発再稼働阻止!
◆反ファシズム統一戦線を構築し、安倍ネオ・ファシスト政権を打倒しよう!
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「高浜原発の再稼働絶対阻止!」  労・学・市民が関電を包囲 
七〇〇名の先頭で闘う学生が奮闘 
1・27 大阪
  一月二十七日、神戸大学反戦ネットと奈良女子大学学生自治会のたたかう学生たちは、「高浜原発再稼働を許さない! 関電包囲全国行動」(主催は同実行委員会)に参加し、結集した七〇〇名の労働者・市民の最先頭で奮闘した。
「憲法改悪阻止!」も訴え闘う学生が奮闘
(1月27日、大阪市)
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反安保・改憲阻止掲げ集会 1・26 鹿大
  一月二十六日、前日の大雪の残る寒空のもと、 たたかう鹿児島大生たちは「戦争法撤廃! STOP! 辺野古新基地建設 憲法改悪を許さない 鹿大生Action」と銘打った集会を実現した。
「辺野古で座り込み闘争を闘う労働者・学生と連帯して闘おう!」
鹿大キャンパスに闘いの決意轟く (1・26、鹿大郡元キャンパス)
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