第2381-2382合併号(2015年8月24日)の内容

<1面>
侵略戦争法案の参院採決阻止!
 「反安保」を放棄した日共系反対運動をのりこえ闘おう
<3面>
国際反戦集会を各地で開催
 8・2北海道集会/北陸集会
<4面>
国際反戦中央集会――
 ポリネシア解放戦線の連帯発言
 ヘイヌイ・ルカイユ/ギョーム・コロンバニ
<5面>
第53回国際反戦集会
 海外からのメッセージ A
 ロシア共産主義者党
 ギリシャ労働者革命党(EEK)
 ウラジーミル・プローニン(ウクライナ)
 デビッド・マクレイノルズ(アメリカ)
 アフガニスタン急進左翼
<8面>
侵略戦争法に怒り爆発
 7・31那覇/7・29名古屋
2015夏 反戦反安保の炎立つ
<2面>
戦争法案の衆院採決を弾劾
 7・18那覇/7・17札幌/7・16金沢
<6面>
Topics 8・23「連合」集会 右派労働貴族の企み
全教 全国教研を創造的に実現しよう
<7面>
JP労組第8回全国大会報告
週間日誌は6面に掲載
 「解放」最新号










































  


侵略戦争法案の参院採決阻止!

 「反安保」を放棄した日共系反対運動をのりこえ闘おう

米軍MH60ヘリ墜落事故弾劾!
米軍MH60特殊作戦ヘリ墜落事故に怒り爆発
(8月13日、沖縄米軍石平司令部前)
 アメリカ帝国主義による広島・長崎への二度にわたる原爆の投下と、中国・アジア侵略戦争を強行した日本軍国主義の敗北から七十年の夏を、われわれはきわめて切迫した情勢のもとで迎えている。国会をとり巻く労働者・人民のデモ津波に包囲されながらも、「今夏までに成立させる」というオバマ政権への誓約通りに侵略戦争法を今国会中に成立させるために、安倍政権は今、全体重をかけて猛突進している。「戦争放棄」を謳った憲法第九条を実質的に破棄する侵略戦争法の制定、この戦後史を画する一大攻撃を断固として打ち砕くために、わが同盟は、日本労働者階級・人民の最先頭においてたたかいぬく決意である。
 アメリカと中国・ロシアが核軍事力の増強を競いあい戦乱の危機高まる現代世界のまっただなかで、安倍政権は、オバマ政権とともに対中国侵略戦争やイスラム武装勢力掃討戦を遂行するための軍事体制を構築しようとしている。一九六〇年の安保条約改定や七〇年の安保条約の改定なき日米軍事同盟の強化に比肩すべき<グローバル戦争同盟>=日米新軍事同盟構築の攻撃をまえにして、日共中央をはじめとする既成反対運動指導部のすべてが「反安保」を放棄し、「海外での武力行使はしない」という歴代自民党政権の「憲法解釈」=「歯止め」を外さないように政府に懇願するという度しがたい腐敗を露わにしている。こうした既成指導部の決して許すことのできない犯罪を満天下に暴露しつつ、わがたたかう労働者・学生は、<日米グローバル侵略戦争同盟の構築反対>の旗幟鮮明に、国会前で、全国各地で、あらゆる戦線で闘いを牽引してきた。この闘いは、いよいよ輝きを増しているのである。
川内原発1号機の再稼働弾劾!
川内原発再稼働阻止に決起
(川内原発ゲート前、8月11日)
 すべてのたたかう労働者・学生諸君! われわれの責務はいよいよ重大である。侵略戦争法の制定を阻止するために、国会内での駆け引きと参院選に向けての集票に反対運動を利用する既成指導部の議会主義的闘争歪曲を許さず、「安保反対」「ファシズム反対」の旗のもとに労働者階級を中軸とする学生・人民の巨大な実力闘争を組織せよ! 辺野古新基地建設を絶対に阻止せよ! 侵略戦争法の制定を跳躍台として位置づけ憲法そのものの改悪へと突進する安倍政権の策動を打ち砕け! <軍国日本>再興のための「安倍談話」の発表弾劾! 川内原発1号機の再稼働を強行した安倍政権・九州電力を、満腔の怒りを込めて弾劾せよ!
 <反ファシズム>の統一戦線を創造し、侵略戦争法を安倍政権もろとも葬りされ!

(以下、見出し)

日米安保強化と<軍国日本>再興に突進する安倍政権

東アジアを焦点として激化する米・日―中の角逐

ロシアとの同盟的結託を基礎に対米挑戦を強める中国

対中国軍事包囲網の構築に狂奔するオバマ政権

安倍ネオ・ファシスト政権を実力で打倒せよ!
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国際反戦集会を各地で開催
「安倍政権打倒!」の意気高くシュプレヒコール
(8月2日、札幌市)
侵略戦争法の制定を阻止する決意をみなぎらせ集会をかちとる
(8月2日、金沢市)
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侵略戦争法に怒り爆発
緊急集会に一五〇〇が決起
辺野古新基地建設と戦争法制定をゴリ押しする安倍政権にたいして怒りの拳をつきあげる労・学・市民
(7月31日、那覇市県民ひろば)
二千名余が戦争法反対デモ
わが同盟と闘う労学が<反安保>の檄
革命的指針を提起する学生
(7月29日、名古屋市栄)
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衆院特別委において侵略戦争法案が強行採決されたその時、国会正面では全学連が抗議闘争を敢行した
(7月15日12時半)

労組部隊と闘う学生が固く連帯。
安倍政権を打倒しうる力はここにあり!
(7月26日、国会包囲行動)
わが同盟は全国各地において侵略戦争法制定阻止・安倍政権打倒の闘いの革命的指針を全人民に提起している。
写真は8月1日に東京・新宿駅西口において万余の人民の注目を集めた大情宣
沖縄・名護市辺野古のキャンプ・シュワブ第1ゲート(新旧ゲート)を早朝から400名の労働者・学生・人民が封鎖し米軍車両の進入を阻止(7月29日)
安倍政権は侵略戦争法の制定を待たずして日本国軍=自衛隊の米軍化≠ノ突進している。北海道のたたかう労学は戦争法制定阻止の闘いと連携して自衛隊の敵前上陸演習阻止闘争に決起した(7月8日、十勝浜大樹)
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戦争法案の衆院採決を弾劾
 ネオ・ファシスト安倍政権は、連日連夜国会・首相官邸を包囲した巨万の労働者・人民の反対の声をふみにじり、七月十六日に安保法制案の衆議院での採決を強行した。日米グローバル戦争同盟構築にむけての法的整備を「この夏までになしとげる」というオバマ政権との誓約を果たすために、安倍政権は、参議院での審議が長引いた場合には衆議院で再議決を強行することも構えながら、何がなんでも安保法制の今国会での成立をなしとげるために猛突進しているのだ。まさに闘いは正念場を迎えている。それだけではない。安倍政権は、反対運動への強権的弾圧をくりかえし辺野古への新基地建設に突進している。こうした安倍政権の暴虐を断じて打ち砕くという決意に燃えて、たたかう労働者・学生は、全国各地で闘いに決起したのだ。
那覇市街に<反安保>の声
琉大・沖国大の闘う学生が力強くデモ
(7月18日、那覇市国際通り)
一二〇〇名が札幌市街をデモ
強行採決に怒り!
(7月17日、札幌市大通公園西3丁目)
金沢で四〇〇名が怒りの拳
たたかう労働者と連帯して決起した金沢大生
(7月16日、金沢市)
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