第2348号(2014年12月15日)の内容
<1面>
12・1首都に「安倍政権打倒」の火柱
新たな日米ガイドライン策定を許すな!
辺野古への米軍新基地建設を阻止せよ!
全学連が首相官邸に戦闘的デモ
<4〜5面>
〈軍国日本〉再興のための安倍式「教育再生」の野望
英会話教室講師の過酷な労働
<2面>
県知事・仲井真の工法変更申請承認弾劾!
怒りの沖縄県庁包囲 12・4
県庁・知事公舎に抗議行動 12・5
労学が知事室前で抗議の座り込み 12・8
キーンソード訓練の実態
<3面>
「辺野古ボーリング調査再開阻止!」
労・学・市民が防衛局に抗議 11・25嘉手納
道共闘 自民党道連に怒り 12・1 札幌
金大生が安倍政権の延命策動を弾劾 11・27
国学院大 第132回若木祭を盛大に実現 11・1〜3
<6面>
沖縄の建設現場で労災事故が頻発
農業特区―兵庫県養父市の場合
Topics 深まる年金弱者≠フ生活困窮
<7面>
北海道電力の再値上げ弾劾!
『革マル派五十年の軌跡』第一巻を読んで
<8面>
万華鏡2014――情勢の断層を読む
◆魔界党首討論
◆名ばかり防災訓練
◆帝国の暗部
◆香港の耳
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
すべてのたたかう仲間に年末一時金の三割カンパを訴える
「解放」最新号
12・1首都に「安倍政権打倒」の火柱 新たな日米ガイドライン策定を許すな! 辺野古への米軍新基地建設を阻止せよ! 全学連が首相官邸に戦闘的デモ
アベノミクスの歴然たる破綻を突きつけられた首相・安倍は、この窮地をのりきり、日本型ネオ・ファシズム支配体制を強化することを狙って解散・総選挙にうってでた。破綻したアベノミクス諸政策をあくまでも実施してゆくとともに、オバマ政権と結託して新ガイドライン策定、辺野古新基地建設を強行し、さらには憲法改悪などの反動諸攻撃を貫徹することを企んでいるのが、安倍ネオ・ファシスト政権なのだ。 まさにいま安倍政権が、アベノミクスにたいする労働者・人民の怒りの高まりや辺野古新基地建設の強行に反対する闘いの高揚に脅えながらも、これを強権的に破壊するという凶暴な牙をむきだしにして労働者・人民に襲いかかろうとしている。だがこのときに、日共の不破=志位指導部は、「反ファシズム」の闘いへの決起をよびかけることも放棄するという腐敗をさらけだしている。「アベノミクスによる経済好循環」を叫ぶ安倍政権にたいして、「経済好循環の実現」という同じ土俵にはまりこみ、「日本経済の健全な成長を」と称する代案の宣伝に闘いをおし歪めているのだ。 全学連のたたかう学生たちは、総選挙に埋没する日共中央を怒りをこめて弾劾し、「日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化反対!」「安倍政権打倒!」を掲げて断固たる大衆的反撃の闘いをくりひろげた。解散・総選挙にかけた安倍政権の反動的野望を満天下にあばきだし、安倍政権にたいする反撃の烽火を断固として燃えあがらせたのである。 以下見出し <戦争と貧困>の強制に断固反撃 日共中央の議会主義的歪曲を許さず闘おう――決起集会 今こそ安倍政権打倒へ<反ファシズム統一戦線>の構築を! 「経済好循環の実現」のための代案対置に没入する日共中央を弾劾せよ |
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<軍国日本>再興のための安倍式「教育再生」の野望 「強い日本を取り戻す」などと叫びたてながら登場した安倍ネオ・ファシスト政権はいま、日米新軍事同盟を対中・対露の攻守同盟として本格的に構築し日本を英・仏なみの軍事強国に飛躍させるために躍起となっている。国内に向かっては、今日版の国家総動員体制をつくりだすために、「中国脅威」論や日本ナショナリズムを煽りたてつつ、国家安全保障会議(NSC)を頂点とする強権的で軍事的な支配体制の強化に突進している。そしてまたこの政権は、反戦平和の闘いや原発再稼働に反対する闘いをくりひろげている労組・学生自治会・市民団体を暴力的に破壊する攻撃にのりだしている。 日本が「戦争をする」一流の帝国主義国家へと飛躍するためにこそ、彼らは、「教育再生」という名の教育のネオ・ファシズム的再編攻撃を矢継ぎ早に打ちおろしているのだ。現行憲法と「戦後民主主義」のもとで創造されてきた教育諸制度を、一九八〇年代の中曽根政権の時代いらい破壊されてきたそれを、占領軍が押しつけ「日本人としての誇り」の喪失をもたらした悪の元凶≠ニ見たてて、最後的に打ち砕くことに使命感をたぎらせているのが安倍政権なのである。 こうした安倍政権による教育再編攻撃を打ち砕くために、そのネオ・ファシズム的本性を徹底的に暴露しなければならない。本稿では、『文部科学白書』(二〇一三年度版)や「教育再生実行会議報告」などを対象にして、@東京オリンピック開催にかけた狙い、Aエリートの育成策、B「愛国心」教育、の三点にしぼって暴露していくことにする。 以下見出し 1 五輪招致を利用しての日本ナショナリズムの鼓吹 2 「グローバル・リーダー」=エリート育成教育の重視 大学入試改革・高大接続・学制改革の「提言」 3 「愛国心」教育の徹底化と国境を越える文化戦略 「言語戦略」=日本語の国際化を唱えるファシスト |
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すべてのたたかう仲間に年末一時金の三割カンパを訴える 日本革命的共産主義者同盟(革マル派) 同志諸君! たたかう労働者・市民のみなさん! 首相・安倍は、消費税税率の引き上げ延期の「信を問う」という欺瞞的な名目のもとに、衆議院の解散・総選挙にうってでた。GDPが二期連続のマイナス成長となったことに悄然となり、アベノミクス政策の総破産をのりきるために、衆議院選挙へのなだれこみにうってでたのが、「経済再建が使命」と称してきた安倍なのだ。 だが、アベノミクスは大企業や富裕層に円安・株高の恩恵を与える一方で、労働者・人民には貧困だけを強制したものにほかならない。この反人民的な政策の破綻を開き直りのりきりを策すことなど、われわれは断じて許さない! それだけではない。安倍は、<軍国日本>再興の野望を燃やして、新たな日米ガイドラインの策定や集団的自衛権行使の関連法制定、辺野古新基地建設などを、みずからの政権下で強行することを策している。そのために長期政権の基盤を創出し日本版NSC専決体制を強化することを狙っているのだ。今こそ怒りをこめて<貧困と戦争>の強制に反対し、労働者・人民の階級的な底力で安倍政権を打倒しようではないか! 「連合」古賀指導部は、泥縄的に民主党との選挙政策の協定を結ぶ一方で、独占資本家と並んで政労使会議に参加し、安倍政権の政策の尻押しに懸命になっている。日本共産党指導部は、総選挙に浮き足立ち、すべてを議席獲得のための集票活動に解消している。 こうした既成指導部の腐敗を弾劾し、安倍政権の反動諸攻撃に反対する反戦反基地闘争、政治経済闘争を高揚させ、<反ファシズム統一戦線>を構築しよう。 いま現代世界は戦争的危機を深めている。あらゆる意味で権威を失墜させたオバマのアメリカ帝国主義にたいして、習近平の中国が、プーチンのロシアと結託して、政治的・経済的・軍事的な対抗にうってでている。この中国への敵愾心にかられて、オバマ政権と対中攻守同盟を強化することに突進しているのが、安倍政権なのだ。 現代世界を覆う戦争的危機と貧困強制をうち破るために、労働者階級の階級闘争の全世界的な再生をかちとらなければならない。そのためにわれわれは、今なお害毒を流しつづけるスターリン主義を超克する思想的・組織的な闘いを果敢にくりひろげよう。わが反スターリン主義運動の戦列を拡大・強化するとともに、国際的にもさらに波及させるために奮闘しよう。 こうした闘いを財政的にささえるために、すべてのみなさんが年末一時金の三割カンパを寄せられるよう心から訴えます。 二〇一四年十一月 <送り先> 東京都新宿区早稲田鶴巻町五二五―三 解放社 (振替・〇〇一九〇―六―七四二八三六) |
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県知事・仲井真の工法変更申請承認弾劾! | |||||
十二月四日、「止めよう辺野古新基地! 12・4県庁包囲県民大行動」(同実行委員会主催)が開催された。沖縄県学連のたたかう学生たちは、県知事選に敗北した仲井真の退任間際の辺野古新基地建設の工法変更申請承認という暴挙に、怒りに燃えて結集した二二〇〇人の労働者・人民の最先頭で奮闘した。 | |||||
2200名が県庁を包囲し抗議。 闘う学生は「全基地撤去! 安保粉砕!」を掲げ奮闘 (12月4日、那覇市) |
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労学が知事室前で抗議の座り込み 12・8 | |||||
仲井真の工法変更承認弾劾! | |||||
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労・学・市民が防衛局に抗議 | |||||
十一月二十五日、「安倍政権・沖縄防衛局による辺野古新基地建設工事強行を許さない緊急集会」(主催:基地の県内移設に反対する県民会議)が嘉手納町の沖縄防衛局前でおこなわれた。琉球大・沖縄国際大のたたかう学生たちはその最先頭で奮闘した。 |
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米・日両政府へのみなぎる怒りに燃えて決起 (11月25日、沖縄防衛局前) |
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自民党道連に怒り | |||||
十二月一日、全学連北海道地方共闘会議に結集する北海道大学と帯広畜産大学のたたかう学生たちは、「安倍ネオ・ファシスト政権打倒!」をかかげて自民党北海道連合本部にたいする怒りの闘いに断固として決起した。 | |||||
雨まじりの寒風を衝いて決起した道共闘の闘う学生 (12月1日、自民党道連前) |
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金大生が安倍政権の延命策動を弾劾 | |||||
十一月二十七日昼休み、金沢大学角間キャンパス大学会館前において、たたかう金沢大生たちは、共通教育学生自治会執行委員会主催の「今こそ安倍政権を打ち倒そう! 緊急集会」に勇躍決起した。 | |||||
安倍政権の悪らつな野望を暴き闘う (11・27、角間キャンパス大学会館前) |
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学園だより 国学院大学 第132回若木祭 (11月1〜3日) |
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国学院大学の学生は、十一月一日から三日にかけて「時代(いま)を照らす学生文化を創造しよう!」の統一テーマのもと、第一三二回若木祭を盛大に実現した。 | |||||
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