第2297号(2013年12月9日)の内容

<1面>
巨万のデモで国会を包囲せよ
 秘密保護法制定を絶対に阻止せよ!

11・26
 全学連先頭に安倍政権に反撃
 国会・首相官邸前で十時間の激闘
<4面>
福島第一原発4号機
 安全性無視・労働者使い捨ての核燃料取り出し作業

<5面>
日本のTPP参加阻止の闘いを燃えあがらせよ!
<2面〜3面>
秘密保護法制定を阻止せよ!
 「衆院強行採決を許すな!」全国で決起

 11・26 金大生が労働者・市民と共に奮闘
       関共闘が自民党大阪府連に緊急抗議
 金大生が香林坊で反撃の烽火 11・23 金沢
 核基地の島・沖縄に鬨の声 11・21 那覇
 労・学・市民2000名が怒り 11・21 名古屋
「浜岡原発再稼働阻止!」
 労働者・市民1000名が起つ 11・10 名古屋

<6面>
公務労働者が怒りの声 11・11 福岡
安倍政権の社会的弱者切り捨て反対!
Topics 労働者派遣制度大改悪を許すな
<7面>
育鵬社版教科書の強要を許すな
 ――竹富町への「是正要求」反対!
自衛隊三軍の統合実動演習
<8面>
「1号機は地震動で損傷した」
 元技術者が新たな暴露

「底抜け」三角同盟/ソチもワルよのう
『新世紀』最新号(第268号)紹介
週間日誌は3面に掲載
 「解放」最新号







































  


巨万のデモで国会を包囲せよ

秘密保護法制定を絶対に阻止せよ!

 11・26 全学連先頭に安倍政権に反撃

       国会・首相官邸前で十時間の激闘

「採決強行阻止!」全学連学生の渾身のシュプレヒコール轟く
(11月26日、首相官邸前)
衆院特別委での強行採決に弾劾の嵐
(11月26日午後1時すぎ、衆院第2議員会館前)
「秘密保護法反対!」をも掲げ原発反対集会で闘う学生(11・26)
 十一月二十六日、安倍自民党政権は、全学連を先頭とする労働者・学生・人民の闘いの炎が燃えあがっているにもかかわらず、これを正面から踏みにじり、秘密保護法案の衆院採決を強行した。一万人が結集した11・21日比谷野音集会を引き継ぎ、この日、一〇〇〇名を超える労働者・学生・人民が国会を包囲し、同時に近接する日比谷野音での「さようなら原発集会」に結集した一五〇〇名の労働者・学生も怒りに燃えて「秘密保護法反対」の声をあげた。この闘いを踏みにじって、しかも前日に福島で開催された地方公聴会における公述人全員の「反対」・「慎重審議要求」表明や各種世論調査での六〇〜八〇%にものぼる反対意見をも無視して、安倍政権・与党は、「審議は尽くされた」などとほざきながら国会での多数の力≠ノまかせて採決を強行したのだ。この暴挙を満腔の怒りを込めて弾劾せよ! すべての労働者・学生・人民は、安倍政権による参院における採決強行=今臨時国会での制定を阻止するために、全国から総決起せよ!
 この日、わが同盟に指導された全学連は、労働戦線深部でたたかう労働者と連帯して、秘密保護法案の衆院採決を阻止するために、安倍政権・与党が特別委員会の審議を強行した午前中から本会議における採決を強行した夜九時頃まで、実に十時間以上にわたって闘いぬいた。たたかう労働者の奮闘に支えられて、「連合」や「全労連」などの既成ナショナルセンター傘下の諸労組や市民団体に結集する労働者・市民も国会前・首相官邸前周辺に結集した。決起した労働者・学生・人民は、衆院採決を強行した安倍ネオ・ファシスト政権を、「秘密保護法制定阻止!」の怒りの声で包囲したのだ。
 日共の不破=志位指導部は、「アメリカとともに戦争をやる国づくり」反対と主張してはいても「反安保」も「反ファシズム」も一言も発することなく、現に政府が進めている日米新軍事同盟の強化や強権的=軍事的支配体制の強化への危機感もない議会主義ボケした姿をさらけだしている。彼らは安倍政府・権力者の敷いた「国家の安全保障」の土俵の上で、「安全保障にかかわる問題こそ、可能な限り、最大限、国民に明らかにされなければならない」(志位)と政府にお願いしているにすぎない。この既成指導部の腐敗をのりこえるかたちで、たたかう学生たちは、「日米新軍事同盟の強化反対」「ネオ・ファシズム支配体制の強化反対」の方向性を鮮明にしてたたかった。この全学連の奮闘によって、秘密保護法案の衆院採決阻止の闘いの一大高揚がかちとられたのだ。
 すべての労働者・学生諸君! まさに決戦の時を迎えている。安倍自民党政権は、なによりも燎原の火のごとく燃え広がる労働者・学生・人民の闘いがさらに爆発することを恐れて、今臨時国会の会期末の十二月六日までに、一刻も早く参院採決を強行しようとしている。この目論見を絶対に許してはならない! 起て、全国の労働者・学生・勤労人民よ! いまこそ巨万の決起で国会を包囲し、ネオ・ファシズム支配体制の確立を狙う安倍政権による秘密保護法制定の攻撃を断固として粉砕せよ! わが同盟はその最先頭においてたたかいぬく。

以下見出し
労・学・市民の憤激、国会議事堂を揺がす

衆院での採決強行に一千人民の怒り爆発

原発反対集会でも安倍政権弾劾の声渦巻く
――日比谷野音

秘密保護法案の参院採決を断固阻止せよ!
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福島第一原発4号機

 安全性無視・労働者使い捨ての核燃料取り出し作業

 テレビモニターはハイテク工場のような福島第一原発4号機建屋内を映しだし安全安心な廃炉工程≠ネる嘘っぱちを並べたてている。だがほんとうの地獄の光景≠ヘ一切秘密≠ノされている。この映像は世界一の原子力安全大国日本≠鼓吹する問題意識から切り取られた恣意的な映像である。
 原子力規制委員会と規制庁は東京電力から提出されていた4号炉の使用済み核燃料取り出し作業の「実施計画審査申請」を十月三十日に「承認・合格」し、東電は工程計画を当初予定よりも早めて十一月十八日から開始した。
 核燃料の取り出しは、極めて危険な作業である。人間が落下したなら急性放射線障害で死をまぬがれえない4号機核燃料プールの真上で、全面マスクと防護服を付けた労働者たちが、プール内を目視しながら「燃料取扱機」を手動で操作して四・五bの核燃料体の「ハンドル」にフックをひっかけ、わずかな間隔で挿入されている核燃料体を周辺に絶対に触れないように毎秒一abずつ引き上げ、それを「キャスク」という運搬用容器に一本一本埋め込む。わずかでも空中に出してはならない。心臓の鼓動が聞こえ、張り裂けんばかりの緊張感が伝わってくる。
 二十二体を収納し容器の蓋を締め大型クレーンで持ち上げて移動した後、テレビにはけっして映しだされない作業がおこなわれている。多くの労働者が、引き上げた汚染水まみれの運搬用容器を、一応は水をかけて洗滌したうえで、蓋のボルトを締めあげて密封し、なお放射性物質が混入している水をみずからの手≠ナ必死に拭き取るのである。こうして除染したなら三〇bの高さから降ろして「トレーラー」に積み込み百数十b移動して核燃料保管施設の「共用プール」に入れる。この作業を何度も何度もくりかえす。労働者のほんのわずかな操作ミスがただちに「シビアアクシデント」に発展する。まさに労働者の身体を張った被曝覚悟の苦闘によってはじめてなりたっている作業である。

(以下、見出し)
1 「廃炉工程の新段階」を演出する安倍政権

2 4号機プール倒壊の危険性を隠蔽する規制委

3 手動操作による取り出し作業の危険性
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1号機は、やはり地震動で損傷していた

元福島第一原発技術者が新たな暴露

「過渡現象記録装置」のデータを解析

「地震による小口径配管の破損」を推論
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最新号紹介

新世紀 The Communist 第268号
2014年1月

「戦争をやれる国」づくりへの反撃の指針を大特集

 日本をアメリカとともに侵略戦争を遂行する国家に飛躍させるために、安倍ネオ・ファシスト政権は、高揚する反対運動を傲然と足蹴にし、総攻撃をしかけている。今が正念場だ。『新世紀』第二六八号を闘いの武器として贈る。
◆本号は「<軍国日本>の再興を許すな」と題して特集を組んだ。巻頭論文「日本版NSC設置法・秘密保護法の制定を阻止せよ」(無署名)は、安倍政権が設置を遮二無二進める国家安全保障会議、その本質を「アメリカ帝国主義の戦争司令部≠mSCに直結し……首相が国家諸機構・暴力装置を戦争準備・戦争遂行にむけて一元的に動員・統制する今日版大本営≠セ」と喝破している。また、この政権は「あらゆる情報を首相(日本版NSC)が一手に収集・管理・統制する体制を構築・強化するために不可欠な弾圧立法として秘密保護法の制定を企んでいる」、とつきだしている。
 「日米新軍事同盟強化・日本の軍事強国化の一挙的推進を粉砕せよ」(中央学生組織委員会)は、「日米同盟における日本の役割の拡大」を宣言した十月三日の「2+2」合意、ここで画された日米新軍事同盟の新たな強化の意味を明らかにしている。「のっぴきならない没落にあえぐアメリカ帝国主義」、その「日本への『責任分担』要求を渡りに舟として、日本国家を『一流の軍事強国』へと飛躍させることを策したのが安倍政権」なのだ、と。論文は、「ネオ・ファシズム反動攻撃への危機感の一かけらもなく保守層との共同を追い求める」日共中央の錯誤を批判し、最後に「反ファシズムの統一戦線を構築するために、奮闘しよう!」と呼びかけている。
◆「『ナチス的手法』による憲法第九条の実質的破棄」(河内音哉)は、安倍政権が来年の通常国会に上程を策している「国家安全保障基本法」、この法律によって「集団的自衛権行使」を国連憲章から基礎づけ平和憲法をなきものにするという悪らつな手口を、怒りをこめて暴きだしている。「対中国戦争の準備に狂奔する安倍政権の新軍事戦略」(高石徹)は、『二〇一三年版防衛白書』に貫かれている安倍政権の反動的意図をつきだしている。「敵基地攻撃能力の保有」「海兵隊的機能の必要」などを提言しているこの『白書』は、侵略戦争を遂行しうる軍隊づくりという本音を公然化したものだ、と。さらに、「軍事強国化のための弾圧立法=秘密保護法」(無署名)は、この法律が戦前の軍機保護法の今日版というべき暗黒の治安立法であることを暴きつくしている。
 「『平和的安全保障』の代案の右翼的緻密化に勤しむ日共官僚」(笛田藤吉郎)は、戦争をやれる国づくりに突進する安倍政権にたいして日共官僚が対置している代案の反労働者性を暴きだしている。「紛争を戦争にしない……ASEANの智恵」を「規範」にし「北東アジアでの平和的行動規範」づくりを提案するという「代案」。これこそは「各国権力者の理性にすがって『平和』の維持」を願望する犯罪的な代物だ、と。

消費税増税・労働諸法制改悪を阻止せよ

◆本号は政治経済闘争の方針を提起する諸論文も掲載した。「消費税大増税を絶対に阻止せよ」(無署名)は、二〇一四年四月からの消費税税率八%への引き上げを決定した安倍政権にたいして反撃を呼びかけている。この増税は財政危機の労働者・人民への犠牲転嫁であるばかりか、「景気対策」のための、さらに日本を軍事強国たらしめる安定的財政基盤の確立のための大衆収奪の強化である。この攻撃を打ち砕く闘いを、アベノミクス諸施策に反対する闘いと一体のものとしてたたかおう、と。
 安倍政権が解雇・労働時間・有期雇用・派遣労働の全分野にわたる規制撤廃を企んで閣議決定し、制定を狙っている「国家戦略特区法案」と「産業競争力強化法案」、これらの攻撃を阻止すべきことを呼びかけているのが、「労働法制の大改悪を粉砕せよ」(無署名)だ。
◆さらに、TPP参加のために「重要五項目死守」の公約さえも反故にしようとしている安倍政権の反人民性を暴く「TPP交渉の難航と米・日―中争闘戦の激化」(辻堂岳史)と、「原発再稼働阻止! すべての原発・核燃施設を廃棄せよ」(革共同革マル派)を掲載した。「『シェール革命』下で事業再編に狂奔する化学諸資本」と「下請企業に犠牲を転嫁し延命を図る自動車諸独占資本」も熟読されたい。
 
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秘密保護法制定を阻止せよ!
「衆院強行採決を許すな!」全国で決起
11・26 金沢 金大生が労働者・市民と共に奮闘
 十一月二十六日、金沢市中央公園において、石川県下の四人の弁護士の緊急の呼びかけに応えて、労働者・学生・市民二〇〇人の結集のもと「『秘密保護法の強行可決抗議!』緊急集会」が開催された。
 この日の午前、安倍政権は衆院特別委員会において特定秘密保護法案の採決を強行した。金沢大学共通教育学生自治会のたたかう学生たちは、安倍ネオ・ファシスト政権への怒りに燃えて、秘密保護法と日本版NSC設置法の制定を阻止するために、この集会に結集し労働者・市民とともにたたかった。
衆院特別委での強行採決に怒り緊急抗議集会
(11月26日、金沢市)
11・26 大阪 関共闘が自民党大阪府連に緊急抗議
 安倍政権が秘密保護法案の衆院本会議での強行採決をおこなおうとしていた十一月二十六日、全学連関西共闘会議のたたかう学生たちは、これを阻止すべく自民党大阪府連への緊急抗議闘争に断固として決起した。
自民党大阪府連に怒りの拳を突きつける闘う学生たち
11・23 金沢 金大生が香林坊で反撃の烽火
 金沢大生が香林坊をデモ
反動二法制定に反撃の烽火
金沢市の繁華街に怒りの声を轟かせる学生たち
11・21 那覇 核基地の島・沖縄に鬨の声
 核基地の島・沖縄で鬨の声
11・21 STOP!「秘密保護法」緊急集会
「反戦・反基地闘争の圧殺を許すな」決意をこめてシュプレヒコール
(11・21、那覇市・県民ひろば)
11・21 名古屋 労・学・市民2000名が怒り
 労・学・市民二千名が怒り
STOP!「秘密保護法」11・21大集会
11・21、名古屋市久屋広場
労働者・市民と共にデモする名大・愛大生(11・21)
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「浜岡原発再稼働阻止!」
労働者・市民1000名が起つ 11・10 名古屋
11・10 原発ゼロを永遠に! NAGOYA ACTION
「浜岡原発再稼働を許すな!」名古屋市中心部をデモする労・学・市民
(11月10日)
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