第2292号(2013年11月4日)の内容
<1面>
首都に軍事強国化阻止の火柱
10・20全学連・反戦 国会-首相官邸-米大使館へ戦闘的デモ
<4〜5面>
<軍国日本>の再興を策す安倍政権の新たな軍事戦略
2013年版『防衛白書』の反動性
政府債務デフォルト危機を弄ぶ米政府―共和党の抗争
<2面>
「饗庭野演習へのオスプレイ参加反対」
普天間基地野嵩ゲート前で抗議 10・15
さようなら原発北海道集会inいわない 10・5
<6面>
Topics 戦略特区関連法案を粉砕せよ
出版労連大会報告
出版労働運動の戦闘的再生を
<7面>
全印総連大会報告
「産業政策課題」実現にしがみつく総連中央をのりこえたたかおう
<8面>
ソ連水爆実験問題との対決における挫折を黒田はいかにのりこえたか?
<3面>
万華鏡2013――情勢の断層を読む
◆「魚湧く海」の今
◆とんだ「国際的英知」
◆豆とガス
◆血筋が第一
◆13歳からの軍国教科書
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
「解放」最新号
首都に軍事強国化阻止の火柱 10・20全学連・反戦 国会-首相官邸-米大使館へ戦闘的デモ
衆参両院ともに自・公の与党が多数の議席を制圧している今臨時国会において安倍政権は、まさに「数の力」をたのみにして極反動諸法案を次々と国会に上程し、可決・成立させようとしている。「集団的自衛権行使」の合憲化と一体のものとして、<一流の軍事強国>にふさわしく首相専決体制を一挙に強化するために「日本版NSC(国家安全保障会議)設置法」を、そして「特定秘密」と権力者が認定した情報を「漏洩」「取得」した者に重罰を科す「特定秘密保護法」を制定することに血眼となっている。それだけではない。「成長戦略実行国会」のかけ声のもと、この「成長戦略」の要と位置づけた「国家戦略特区関連法」、「産業競争力強化法」をも成立させようと突進している。 まさに、日本をアメリカとともに戦争を遂行しうる国へと全面的に改造するとともに、日本の勤労人民をさらなる貧困のどん底に叩きこむ総攻撃に、安倍政権はいま全体重をかけて狂奔しているのだ。 この決定的な局面において日本共産党の不破=志位指導部は、自衛隊や安保の存在するもとでも可能な「憲法を生かした平和外交」とか、原発の是非をこえた♂染水対策の「提言」とか、はては消費税増税の是非をもこえた「四月からの増税中止の一点での共同」とかと、自党の代案の右翼的緻密化にますます血道をあげ、反対運動を歪曲している。この日共中央の度しがたい階級的犯罪を弾劾し、その翼下の運動を断固としてのりこえて、たたかう労働者・学生は首都中枢に「反戦反安保・改憲阻止、原発・核開発反対、消費税増税粉砕」の闘いを猛然と巻き起こしたのである。 以下見出し 「ファシズムの嵐をはねかえせ!」――白ヘル部隊が進撃 熱気あふれる総決起集会 日共の「一点共闘」の犯罪性を暴く――わが同盟代表 軍事強国化の総攻撃を労働者・人民の力で打ち砕け! |
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<軍国日本>の再興を策す安倍政権の新たな軍事戦略 二〇一三年版『防衛白書』の反動性 日本帝国主義の安倍政権は、アメリカ帝国主義オバマ政権とともに十月三日に開催した日米安全保障協議委員会(2プラス2)において、「より力強い同盟とより大きな責任の共有に向けて」という「共同発表」文書をうたいあげた。この2プラス2において安倍政権は、「集団的自衛権行使」の合憲化や日本版NSC(国家安全保障会議)の設置、「国家安全保障戦略」の策定、「防衛計画の大綱」の見直しなどについて、オバマ政権から「歓迎し緊密に連携する」というお墨付きをとりつけた。この合意をも盾として安倍政権は今、日本をアメリカとともに戦争をやれる一流の軍事強国≠ヨと飛躍させるための策動に一気に突き進んでいる。 この安倍政権による日本の軍事強国化策の基本的方向は、すでに発表された二〇一三年版『防衛白書』(七月九日閣議了承。以下、『一三白書』と略す)において提示されている。本稿ではこの『一三白書』の反動性を明らかにする。 以下見出し T 「敵基地攻撃能力・海兵隊的機能」獲得の野望 U 習近平中国の軍事的脅威≠フ煽りたて V 軍事力至上主義にもとづく「防衛政策」の提示 |
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「饗庭野演習へのオスプレイ参加反対」 普天間基地野嵩ゲート前で抗議 10・15 |
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十月十五日、琉大・沖国大のたたかう学生たちは、オスプレイを投入した滋賀県饗庭野演習場での日米共同訓練「フォレスト・ライト」に反対する抗議闘争に起ちあがった。 | |
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さようなら原発北海道集会inいわない 10・5 | |
泊原発再稼働阻止の声轟く さようなら原発北海道集会 in いわない 一五〇〇の労働者・学生・市民が結集 10・5 |
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「原発・核開発阻止」を訴えデモ行進する闘う学生 (10月5日、岩内町) |
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全道各地から結集した労働者の熱気があふれる (10月5日) |
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