第2289号(2013年10月14日)の内容

<1面>
10・20労学統一行動に起て
 日米新軍事同盟強化・日本の軍事強国化の一挙的推進を粉砕せよ
 中央学生組織委員会
<4面>
安全・倫理無視のiPS細胞実用化に突き進む安倍政権
<5面>
「もんじゅを廃炉に」怒りの決起 9・23大阪
国際短信 アフガニスタン 米軍管轄下の監獄での暴虐
◎「積極的平和主義」の詐術
<6面>
生活保護切り捨てで死に追いやられる社会的弱者
Topics 教育委員会の事実上の解体を画策――中教審・分科会
<7面>
解雇自由・労働時間無制限=u国家戦略特区」設置を許すな
労働者として働いて自覚した自分の変革課題
<8面>
万華鏡2013――情勢の断層を読む
◆マッド・モンクの岐路
◆お相手さがし
◆墜ちた超大国
◆居直りと脅し
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
  「解放」最新号



























  


10・20労学統一行動に起て

日米新軍事同盟強化・日本の軍事強国化の一挙的推進を粉砕せよ

中央学生組織委員会

9・29饗庭野現地闘争に決起
「オスプレイを投入しての日米合同軍事演習阻止!」800名の労働者・市民とともにデモ行進する関西・東海・北信越の闘う学生(滋賀県高島市)
 十月三日に開催された日米安全保障協議委員会(2プラス2)において、日米両権力者は、「北朝鮮の核・ミサイル計画」と中国の「海洋における力による安定を損ねる行動」とに対処するために、「日米同盟の能力を大きく向上させる」こと、とりわけ「日米同盟の枠組みにおける日本の役割を拡大する」ことを確認し謳いあげた。シリア軍事攻撃策の惨めな頓挫と財政赤字膨張によるデフォルト危機の切迫、この窮地突破をかけてオバマ政権が要求した日本の「役割拡大」をまさに渡りに舟として、安倍ネオ・ファシスト政権はいまや、習近平の中国に対抗するために日本国家をアメリカとともに戦争をやれる一流の軍事強国≠ヨと全面的に改造する策動に拍車をかけているのだ。
 「集団的自衛権行使」の合憲化、新たなガイドラインの策定作業の開始、日本版NSC(国家安全保障会議)の設置と国家安全保障戦略の策定、そして秘密保護法の制定……。憲法大改悪の企みと一体で安倍政権が全体重をかけてきているこれらの総攻撃を、われわれは絶対に許してはならない!
 すべてのたたかう学生諸君!「集団的自衛権行使」の合憲化という歴史を画する一大反動攻撃を打ち砕く闘いに、労働戦線の深部でたたかう労働者と連帯して、今こそ不退転の決意で起ちあがるのでなければならない。
 東アジアそして中東における戦乱勃発の危機の高まりと、そのただなかでの日米新軍事同盟の飛躍的強化とこれを基礎とした安倍政権による日本の軍事強国化のための総攻撃の開始――この決定的局面において、なんと、日共の不破=志位指導部は、何らの危機感ももたず、参院選でのほんのチョッピリの「躍進」に浮かれ、「保守層」の支持めあてにみずからの代案をよりいっそう右翼的に緻密化することにのみ腐心している始末なのだ。この転向スターリニスト党の腐敗を弾劾せよ! 反戦反安保闘争と憲法改悪阻止闘争を結びつけ、原発・核開発阻止闘争、そして消費税増税阻止の政治経済闘争と同時的・一体的に推進せよ! これらの闘いを一つに集約し、その大爆発をもって安倍ネオ・ファシスト政権を打倒せよ!
 10・20労学統一行動に、決意も固く総決起せよ!

以下見出し
T 軍事強国化に突き進む安倍ネオ・ファシスト政権

U 米―中・露激突のもとで高まる東アジア・中東の戦乱の危機

V 危機を深める既成反対運動と革命的左翼の闘い

W 「反安保」を放棄した日共系平和運動をのりこえ闘おう

X 安倍政権のネオ・ファシズム的反動攻撃を打ち砕け!
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「もんじゅを廃炉に」怒りの決起 9・23大阪
 九月二十三日、「とめよう『もんじゅ』関西連絡会」と「脱原発政策実現全国ネットワーク関西・福井ブロック」の主催で、「もんじゅを廃炉に! 関西集会」が四〇〇人を超える労働者・学生・市民の結集のもとに大阪でおこなわれた。関西のたたかう学生たちは、この日の集会とデモを戦闘的に高揚させるべく奮闘した。
福島第一原発の放射能汚染水大量流出をも弾劾してデモ
(9月23日、大阪市)
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