第2285号(2013年9月16日)の内容

<1面>
米仏のシリア爆撃を阻止せよ
 中東戦乱の危機を突き破る国際反戦闘争の高揚をかちとれ!
<4面>
トヨタ資本に滅私奉公を誓う労働貴族
<5面>
人民に貧窮と苦難を強いる安倍政権の「健康・医療戦略」
<2面>
全学連第135回中央委に結集せよ
<6面>
安倍政権の大反動攻撃に抗し全教教研集会の創造的実現を!
Topics 安倍政権が「連合」労働貴族の抱きこみを策し「政労使協議」を提唱
<7面>
幌延深地層研
模擬廃棄物埋設試験を許すな

福島原発汚染水の海洋流出に怒る福島漁民
「橋下の労組破壊攻撃弾劾!」
 自治労組合員3500人が集会 8・26大阪
<8面>
革共同第三次分裂――
 革マル派創成の闘いに学ぶ
<3面>
万華鏡2013――情勢の断層を読む
◆東京は安全です
◆誇大妄想
◆右翼デマゴーグ
オスプレイ大事故(墜落炎上)の隠蔽を許すな!
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
  「解放」最新号
































  


米仏のシリア爆撃を阻止せよ

 中東戦乱の危機を突き破る国際反戦闘争の高揚をかちとれ!

 ・米仏両帝国主義のシリア軍事攻撃強行を許すな!

 ・アサド政権の人民大虐殺弾劾!

 ・アサドを支援するロシアの対抗的軍事行動反対!


 いま、地中海において、シリア爆撃の戦闘態勢をとる米軍部隊と、「シリアから退避するロシア人保護」の名目で集結したロシア軍艦隊とが対峙している。そのまっただなかで、ロシアのサンクトペテルブルクにおいてG20サミットが開催された(九月五〜六日)。このG20サミットは、シリアにたいする武力行使の問題をめぐって米・露両国の権力者が真正面から激突する場となった。
 同盟国イギリスが対シリア軍事攻撃の企みから脱落するという大誤算にみまわれたアメリカ大統領オバマは、「国連安保理で拒否権を持つロシアがアサド政権を支持している以上、武力行使には安保理を通す必要はない」などとロシア政府を非難しつつ、できるかぎり多くの国の権力者どもから国連安保理の承認なしの対シリア武力行使への支持を取りつけるために狂奔した。
 これにたいして、「国連安保理の承認なしのシリアへの軍事介入は侵略にほかならない」と叫ぶロシア大統領プーチンは、中国国家主席・習近平と結託しながらBRICS諸国の結束を固め、米・仏両政府に対シリア武力行使の「自制」を要請している国連事務総長・潘基文をも利用してアメリカを国際的孤立に追いこむ包囲網を形成するための術策を弄した。
 国際的孤立に追いこまれながらもオバマ政権は、フランスのオランド政権とともにシリア爆撃の戦闘態勢をとりつつ、対シリア武力行使への米議会の承認を取りつけるための多数派工作に血眼となっている。このオバマ政権にたいして、シリア・アサド政権は、「第三次世界大戦になっても屈しない」と叫びつつ、ロシアから供与された地対空ミサイルシステムによる迎撃態勢をとっている。そして反米・反シオニズムの共同戦線≠フ一角をなすシリアへの米仏の軍事攻撃の策動に対抗するために、反米シーア派宗教国家イランと、レバノンのシーア派政治・軍事組織ヒズボラが、アメリカへの「報復」としてアメリカの同盟国たるイスラエルへの軍事攻撃にうってでる構えをとっている。他方、イスラエルのシオニスト政権は、米仏のシリア爆撃の機に乗じてイラン核施設への軍事攻撃を強行する態勢をとっている。
 すべての労働者・人民・学生諸君! まさにいま全世界の労働者・人民が闘いに起ちあがらなければ、新たな中東戦争の火蓋が切って落とされかねないのだ。しかもヤンキー帝国主義のシリア爆撃の強行は、いま地中海で一触即発の軍事的緊張を高めている米・露両軍が交戦し新たな世界大戦を引き起こす引き金とさえなりかねないのである。この暴挙を絶対に許してはならない。
 すべての諸君! いま・ただちに、米仏のシリア爆撃阻止の反戦闘争に決起せよ!
 オバマは言う。「二十一世紀で最悪の化学兵器攻撃」を「見て見ぬふりはできないし、してはならない」と。ふざけるな! 劣化ウラン弾、白燐弾、クラスター爆弾などの非人道的兵器≠ユーゴスラビア、アフガニスタン、イラクの人民の頭上に雨あられと撃ちこんできたのはいったい誰なのか! いまこのときにも、八月二十一日にシリア首都ダマスカスで引き起こされた化学兵器(サリン)による人民虐殺をアサド政府軍のしわざと烙印し、それを口実に、ハイテク兵器の猛爆撃によってシリア人民を血の海に沈めようとしているのが、オバマなのだ。断じて許すな!
 属国・日本には機密情報を提供しないというオバマ政権の対応に不満を抱きながらも、日米新軍事同盟を強化していくために、「(シリアにたいして)国際的な強い対応を求める」と明記したアメリカ発議の共同声明に賛同した日本の安倍政権を弾劾せよ!
 いまこそわれわれは、国連が中心となっての「政治的解決」を願望するにすぎない日共翼下の既成平和運動をのりこえ、日本の地で、<米仏のシリア爆撃阻止、アサド政権の人民大虐殺弾劾>の革命的反戦闘争をまきおこし、これを国際的に波及させるために全力で奮闘するのでなければならない。

切迫する中東―世界大的戦乱の危機

   
G20サミットにおける米―中露の醜悪な政治的応酬

   国際的孤立に追いこまれたオバマのアメリカ


国家エゴイズムをむきだしにした米・仏―露・中の相克

   
中東支配再興を賭けてシリア攻撃を策すアメリカ帝国主義

   フランス帝国主義の国益貫徹を企むオランド政権

   中東の覇権奪取を策し結託するロシア・中国


米仏の戦争放火を阻止し中東―世界大的戦乱の危機を突き破れ


 すべての労働者・人民・学生諸君! いまわれわれは重大な危機に直面している。米・仏両帝国主義が強行しようとしているシリア爆撃は、中東全域を覆う、いや世界大的の戦乱を引き起こす引き金となりかねない。全世界の労働者・人民が国際反戦闘争をまきおこさなければ、新たな中東戦争が、さらに世界大的戦乱が勃発しかねないのである。
 シリア内戦の死者はすでに一一万人を超え、トルコ・ヨルダン・レバノンなど近隣諸国への難民は二〇〇万人にのぼっている。米・仏両帝国主義は、悲惨きわまる生活を強いられているこのシリア人民をハイテク兵器によって殺戮し、中東全域の人民にむごたらしい戦禍を強制する犯罪に手を染めようとしているのだ。
 このときに日本共産党の不破=志位指導部は、「シリアへの違法な軍事攻撃の企てに強く反対する」との「談話」を発表した(八月三十日)。代々木官僚は、この談話を国連安保理常任理事国をはじめとする関係各国の駐日大使館に送り、「シリア問題の政治解決を求める国連総会決議(二〇一三年五月十五日)」にもとづいて「紛争当事者を交渉の席につかせるためのあらゆる外交努力を強める」ことを要請している。
 だが彼らは、シリアへの軍事攻撃をめぐって政治的角逐をくりひろげ大戦乱の危機を激成している米・仏―露・中の権力者どもの犯罪を弾劾する闘いを組織化することなく、ただただ中国などの権力者の「理性」に期待を寄せて「シリア問題の政治解決」をお願いするにすぎない。あまりにも観念的であり、無力ではないか。
 われわれは、こうした日共中央の錯誤を暴きだしつつ、<米仏のシリア爆撃阻止、アサド政権の人民大虐殺弾劾、ロシアの対抗的軍事行動反対>の闘いを推進するのでなければならない。
 いま世界各地で米仏のシリア爆撃に反対する声がほうはいとまきおこっている。オバマのストックホルム訪問に合わせ、スウェーデンで数千人がデモに起ちあがった。ワシントン、シアトル、サンフランシスコ、ロンドン、仏南部マルセイユ、独ベルリンにおいて抗議行動がくりひろげられている。われわれは今こそ、全世界の労働者・人民と連帯し、プロレタリア・インターナショナリズムに立脚して国際反戦闘争をまきおこすのでなければならない。
 われわれは、わが日本の安倍政権が日米新軍事同盟を対中・対露攻守同盟として飛躍的に強化していくためにオバマ政権の要請にこたえて「(シリアにたいして)国際的な強い対応を求める」などと謳った共同声明に賛同したことを満腔の怒りをこめて弾劾する!
 アメリカ労働者・人民よ、オバマ政権の鼓吹する「(化学兵器禁止条約などの)国際規範への明確な違反を放置するのは米国の国益に反する」などというイデオロギーの虚偽性・階級性に覚醒し、自国政府のシリア爆撃に反対して決起せよ!
 フランスの労働者・人民よ、ブッシュのイラク戦争に反対したフランスの、しかも社会党政権がいまシリア爆撃の旗振り役となっていることを弾劾し起ちあがれ!
 われわれは、シリアならびに全中東のムスリム労働者・人民に呼びかける。宗教・宗派、エスニックグループの相違にもとづく対立を超克し、イスラミック・インター‐ナショナリズムにもとづいて<反米・反シオニズム>の闘いに総決起せよ! アサド政権が「反米・反シオニズム」の装いをこらした軍事ボナパルチズム権力でしかないことを暴きだし、アサド政権打倒へ突き進め! われわれは、たたかうムスリム人民と連帯し、米・仏両帝国主義の戦争放火を阻止しロシアの対抗的軍事行動に反対する闘いを断固として創造し、国際的反戦闘争の高揚をかちとるためにたたかうのでなければならない。
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反戦反安保・改憲阻止、原発・核開発反対の闘う陣形を!

 全学連第135回中央委に結集せよ

 全学連は、来る九月十七日、十八日の両日、首都・東京において第一三五回中央委員会を開催する。
 本中央委員会を目前に控えた今、アメリカ帝国主義のオバマ政権がシリアへの爆撃の準備を着々とすすめている。このアメリカ帝国主義の蛮行を断固として阻止するために、たたかう学生は、反戦全学連の矜持にかけて総決起するのでなければならない。
 全学連は今夏、オスプレイ追加配備阻止の普天間基地ゲート封鎖闘争を、怒りに燃えて結集した沖縄の労働者・人民とともに、その最先頭でたたかいぬいた。この地平に立ち全学連は、中東において、そして東アジアにおいて切迫する戦乱勃発の危機を突き破る反戦闘争を雄々しくおしすすめるのでなければならない。労働者・人民の頭上に日米新軍事同盟の強化や憲法改悪、原発・核開発、消費税大増税などの極反動攻撃を振りおろす安倍政権にたいして、今こそ総反撃にうってでるのでなければならない。
 そのための闘争態勢をうち固めるために、すべてのたたかう学生は本中央委員会に結集せよ!

以下、見出し
米仏のシリア軍事攻撃を阻止せよ

極反動安倍政権に対する総反撃にうってでよ!
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幌延深地層研

模擬廃棄物埋設試験を許すな

高レベル核廃棄物最終処分場への転化を狙う原研機構

 日本原子力研究開発機構は七月十八日に来年度から幌延深地層研究センターで模擬廃棄物埋設試験を開始することを明らかにした。原研機構・深地層研はこれまでの地質や地下水の流れなどを調査する「科学研究」から研究のレベルを引き上げ、いよいよ放射性廃棄物の「処分技術の研究」へと突きすすもうとしているのだ。まさにこれは幌延を高レベル廃棄物の最終処分場へとなし崩し的に転換させてゆくさらなる一歩なのだ。
 その埋設試験とは次のようなものである。地下三五〇bの東立て坑に接続する横穴の奥に縦穴を掘り、高さ約一三〇a、直径約四五aの円柱型の実物大の模擬廃棄物を設置する。その中にオイルヒーターなどの熱源を組み込み発熱させる。模擬廃棄物を水分を通しにくいベントナイトという粘土で覆い、さらに横穴自体もベントナイトと掘削した土を混ぜて埋め戻すというのである。幌延では「放射性物質を持ち込まない」という協定を道と幌延町と原子力機構との間で結んでいることのゆえに原研機構・深地層研は熱が周囲に与える影響や、埋め戻しに使う材料が地下水の影響を受けないかどうかを調査するのだと説明している。

全量再処理・核燃料サイクルに固執する安倍政権

 ところで今日、文科省は高レベル放射性廃棄物地層処分の研究を幌延一ヵ所に絞りこもうとしている。七月四日、文科省は現在高レベル放射性廃棄物の地層処分を研究している幌延深地層研究センターと瑞浪(みずなみ)超深地層研究所(岐阜県瑞浪市)について、数年内に研究をどちらかに集約・統合することを発表した。
 政府・文科省は地層処分研究施設を一本化することによって「研究」を加速させようとしているのだ。政府は最終処分技術開発を急ぎ、強引にめどをつけ、これをステップに、唯一の地層処分研究施設となる幌延深地層研を高レベル廃棄物最終処分場に転化することを虎視眈々と狙っているのだ。
 原発の再稼働を次々に強行すれば最短で三年で満杯になるといわれている。しかも六ヶ所村の再処理工場の貯蔵プールにはすでに約三〇〇〇d保管されており満杯になっている。それゆえに政府はむつ市に中間貯蔵施設建設を急ぐとともに、なによりも再処理工場を稼働させることに狂奔している。あくまでも「全量再処理」、核燃料サイクルの確立にしがみつく安倍政権は、同時に高レベル放射性廃棄物の最終処分の技術開発および処分場の確保に血眼となっているのだ。
 われわれは全国の仲間たちと連帯し、泊原発再稼働阻止、大間原発建設反対の闘いとともに「深地層研究」に名をかりた高レベル放射性廃棄物最終処分場建設を阻止する闘いをさらに強化しなければならない。
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「東京は安全です」

ふざけるな! オリンピック招致のための「汚染水対策」

 安倍政権・原子力災害対策本部は、東京電力が福島第一原発からの汚染水の海洋流出を発表してから一ヵ月以上もたった九月三日になって、ようやく汚染水対策を発表した。首相・安倍は対策本部の会合において、「政府一丸となって解決にあたる」などといけしゃあしゃあとほざいた。東電とはかって汚染水流出の実態を隠蔽しつづけるとともに、事故対処のいっさいを東電に丸投げ=放棄してきた犯罪者(本紙第二二八三号参照)が、今さらのように「解決にあたる」などと言っても、眉唾ものだ。
 政府・東電がおざなりな汚染水対策しかとってこなかったがゆえに、いままさに、原子炉建屋の地下室にたまっている汚染水がコンクリートのヒビ割れから漏れだして地下水と混じりあい、日々三〇〇〜四〇〇dも海洋に流出している。そればかりでなく、地上タンクからの三〇〇dもの高濃度汚染水流出事故の発覚(八月二十日)にひきつづき、九月一日までに五ヵ所のタンクからの汚染水漏れが相次いで明らかとなった(最大で毎時二・二シーベルトのβ線を計測)。タンク近くの観測用井戸から高濃度のストロンチウムが検出された(九月五日)ことから明らかなように、タンクから漏れた高濃度汚染水が地中にしみこんで地下水を汚染していることも露わとなったのだ。
 汚染水対策がパンクし放射能汚染の拡大を招くという切迫したなかで、安倍政権が発表した汚染水対策なるものはきわめて欺瞞的だ。凍土遮水壁の設置と放射性物質除去装置(アルプス)の増設・改良などにわずか計四七〇億円を投じることを、「政府が前面にたって解決にあたる」ことの証であるかのようにさもさもらしくおしだしている。
 だが、凍土壁設置は二〇一一年五月時点で計画されながら、「東電の債務超過を回避する」と称して政府・東電が先送りにしてきたものを、大慌てで掲げなおしたものにすぎない。しかも完成は一四年度中とされ、一年以上ものあいだ汚染水を垂れ流しつづけることが前提なのだ。二年ともたず次々と汚染水漏れを引きおこしている地上タンクの補修や、頑丈な溶接型タンクへの交換については東電に丸投げしたままなのだ。
 そもそも、安倍政権が今日このときになって大慌てで汚染水対策をうちだしたのは、中国・韓国をはじめ、欧米諸国など世界中の政府・メディア・人民からごうごうたる非難が噴きあがっているなかで、これをかわし日本国家の国際的威信を保つという薄汚い思惑にもとづく。とりわけ、「アベノミクスの経済成長を実現するための『第四の矢』になる」(自民党閣僚経験者)などと称して二〇二〇年オリンピックの東京招致に躍起となっている安倍政権は、九月七日のIOC(国際オリンピック委員会)総会を前に「東京は安全」とアピールすることに必死になったのだ。福島原発で被曝を強いられながら汚染水対策の作業にあたる労働者や、試験操業を断念に追いこまれた福島の漁民のことなど、安倍政権はいっさい眼中にない。いやこの極悪政権は、国際的非難をかわしつつ、あくまでも原発・核開発を推進することこそをみずからの使命と任じているのだ。断じて許すまじ!〔九月七日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC総会で安倍は言い放った。「汚染水による健康への影響は、今までも、現在も、将来も問題ない」と。これほど破れん恥な言辞が、またとあろうか。〕
 福島の漁民はいま安倍政権にたいして、「なぜいままで事業者まかせにしていたのか、国の怠慢だ」と怒りの声をあげている。相馬双葉漁協では、六月に開始した試験操業を、九月から拡大する予定であった。いわき市漁協は震災後初の試験操業を開始しようとしていた。この試験操業を延期に追いこまれた福島漁民の落胆と怒りはいかばかりであろうか。だがこともあろうに安倍政権は、汚染の明白な地下水の海洋放出について「関係者の理解を得るよう最大限努力する」などと明記してもいるのだ。どこまで福島の漁民を、日本や全世界の労働者・人民を愚弄すれば気がすむのか! 彼らが思いえがいている「解決策」はただひとつ。放射性物質を一定程度除去したうえで、なお残るトリチウムなどを含む汚染水は、薄めて海に流してしまえ≠ニいうことなのだ。〔汚染水には、臨界を防止するためのホウ酸や金属の腐食を防止するためのヒドラジンなどの毒性をもつ化学物質が大量に含まれているが、これらをいかに処理するのかについても、東電はまったく明らかにしていない。〕
 「前の内閣のときに全部東電まかせにした」(副首相・麻生)などとほざき、一切の責任を前民主党政権におっペして居直りをはかる安倍政権を許すな。原発・核開発反対闘争の大爆発をかちとろう!
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