第2277号(2013年7月15日)の内容

<1面>
第51回国際反戦集会に総結集せよ
 改憲阻止・反戦反安保の炎を集結し安倍政権を打ち倒せ!
<4〜5面>
憲法大改悪に突進する安倍政権打倒
強固な戦闘態勢を築け

全学連第八十三回大会に結集せよ
中央学生組織委員会

<2面>
安倍の「追悼式」参加を弾劾
 6・23摩文仁・那覇6・21自民県連
全東海労学統一行動  6・23名古屋
<3面>
日共式「統一戦線」論の犯罪性
◎アルゼンチン FLTIのビラ
<6面>
安倍政権に殺された被災地派遣の自治体労働者
6・23―24「連合平和行動in沖縄」
Topics 私鉄総連第80回定期大会
<7面>
「民主化」の衣を被るミャンマー軍政の延命策
<8面>
原発再稼働・核燃料サイクル開発を許すな!
□政府・電力諸資本が次々とプルサーマル運転を画策
万華鏡2013
 ◆抗日の闘士
 ◆習式「整風運動」
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
  「解放」最新号
































  


第51回国際反戦集会に総結集せよ

改憲阻止・反戦反安保の炎を集結し安倍政権を打ち倒せ!

 エジプトにおいて、国軍がムスリム同胞団のモルシ政権を打ち倒すクーデタを強行した(七月三日)。アメリカ帝国主義権力者にテコ入れされた国軍のこの暴挙によって、いまやエジプト人民は内乱・内戦の危機に叩きこまれている。しかもエジプトにおけるムスリム同胞団政権の倒壊は、自国人民を虐殺しつづけているシリアのアサド政権を、また、パレスチナ人民への圧制をつづけているイスラエルのネタニヤフ政権を力づけてすらいる。シオニスト政権は、イラン核施設への爆撃という戦争挑発にうってでる衝動をいよいよ強めているのだ。
 中東地域の人民の頭上に新たな圧制と戦乱の暗雲がたちこめている今、東アジアにおいても、米―中の覇権をかけての角逐がますます激しさを増している。<軍国日本>の再興を企む安倍自民党政権は、アメリカ帝国主義のオバマ政権につき従って、対中国の戦争準備に狂奔し、アジアにおける戦乱の危機をいや増しに高めているのだ。憲法の全面的な改悪を悲願≠ニしているネオ・ファシスト安倍政権の跳梁をこれ以上許すならば、わが日本の労働者・人民は「アベノミクス」諸施策の強行実施によってよりいっそうの貧困と失業に叩きこまれるだけではなく、暗黒支配と戦争動員の地獄に叩きこまれかねないのだ。この重大な岐路に立たされている今、われわれは安倍政権による憲法改悪に反対し、日米新軍事同盟の強化を打ち砕く反戦反安保闘争の一大高揚をかちとり、もってネオ・ファシスト政権を打倒するのでなければならない。
 来たる八月四日に全国各地で開催される第五十一回国際反戦集会を、まさにこの闘いへの総決起の場としてかちとり成功させようではないか。全世界のたたかう労働者・人民との連帯を打ち固めよう!

(以下、見出し)
エジプト国軍によるモルシ政権打倒のクーデタ弾劾

東アジアを舞台に激化する米・日―中の角逐

<軍国日本>再興に突進する安倍極反動政権

改憲阻止・反戦反安保闘争の火柱を
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憲法大改悪に突進する安倍政権打倒!

 強固な戦闘態勢を築け

全学連第八十三回大会に結集せよ

 中央学生組織委員会

 全学連は、二〇一三年七月十六日から十八日の三日間にわたって首都・東京において、全学連第八十三回定期全国大会を開催する。
 この定期大会を全学連は、切迫した情勢のもとで開催しようとしている。七月二十一日投開票の参院選挙にむけて、安倍政権は、自民党をはじめとする改憲勢力が衆院に続いて参院においても三分の二を獲得するために血眼となっている。いま学生・労働者の闘いは決定的な局面を迎えているのだ。
 まさにいま、わが同盟に指導された全学連のたたかう学生は、労働戦線でたたかう労働者と連帯して、極反動・安倍政権を打倒する闘いに猛然とうってでる総決起集会として全学連大会をたたかいとらなければならない。改憲阻止闘争、反戦反安保闘争、原発・核開発反対闘争、アベノミクス粉砕の闘いのさらなる一大前進をきりひらく新たな戦闘態勢を築きあげようではないか。
 全学連のたたかう学生は、来る大会において、今春期闘争を総括し、今夏の闘いの方針を確固として確立するのでなければならない。ここでは、今春期の激闘の地平とその理論的教訓について明らかにする。

以下、見出し
 改憲阻止闘争・反戦反安保闘争を領導する全学連

 A 「安倍ネオ・ファシスト政権打倒!」――全学連が反戦青年委とともに総決起

 B 反戦反安保闘争、改憲阻止闘争の高揚をきりひらいた全学連

 C 原発再稼働・原発輸出反対の闘いの戦闘的高揚を牽引

 D ネオ・ファシズム的な学生自治会破壊を粉砕

二 全学連大会の課題――今春期闘争の理論的諸教訓をうちかためよう

 A 情勢分析の深化のために

 B 日共の「平和的安全保障政策」の批判を深化するために

 C 闘争=組織戦術解明上の諸教訓について

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安倍の「追悼式」参加を弾劾 
6・23摩文仁・那覇/6・21自民県連
6・23摩文仁・那覇
 六月二十三日、戦後六十八年目の「沖縄全戦没者追悼式」に首相・安倍は、外相・岸田や防衛相・小野寺ら三閣僚を従えて、駐日米大使ルースとともに出席した。琉球大学と沖縄国際大学のたたかう学生たちは、「戦争をやれる国」への飛躍を策す安倍政権への怒りに燃えて、首相・安倍の「追悼式」参加に抗議する連続闘争に決起した。
 二十三日十一時三十分、追悼式会場となった糸満市摩文仁の平和祈念公園の入り口に陣取った五十人の学生・市民の前に、安倍の車列があらわれた。
 安倍の車列に怒りのシュプレヒコール
(6・23、糸満市摩文仁)
 同時刻、たたかう学生たちは、那覇市県庁前の「県民ひろば」においても抗議集会と街頭情宣をくりひろげた。
(6月23日、県庁前


6・21自民県連

 六月二十一日、たたかう学生たちは、安倍政権への怒りを突きつけるために自民党沖縄県連にたいする断固とした抗議行動をおこなった。
たたかう学生が自民党・安倍政権への怒りのこぶしをたたきつける
(6月21日、那覇市・自民党沖縄県連前
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全東海労学統一行動
6・23名古屋
6・23 全東海労学統一行動――中部電力本店・自民党愛知県連に進撃
「安倍政権打倒!」を掲げて名古屋市中心部を席巻する東海の労学
(6月23日)
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