第2256号(2013年2月18日)の内容

<1面>
革マル派結成50周年
革共同政治集会の成功かちとる
2・10 労学二二〇〇名が全国から結集 反スタ運動の新たな飛躍を誓う

<4〜5面>
アルジェリア人質事件はなぜ引き起こされたのか
中国労働者・人民を襲う深刻な大気汚染
<2面>
「全原発即時廃棄」の雄叫び 2・1 国会前
自民党大阪府連・米総領事館に抗議 1・21
<3面>
パラシュート降下訓練阻止に起つ 1・27 芽室
万華鏡2013
◆目クソ鼻クソを笑う
◆7500機の悪魔
◆スターリングラード
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
<6面>
Topics 「デフレ脱却」第一義の「全労連」春闘方針
「財政規律維持」の大ウソ
――2013年度予算案
生活保護にかけこむ若者が激増
◎わが同盟の春闘スローガン
<7面>
大阪府「労組破壊三条例」の制定を許すな!
職場だより
大阪市三条例にもとづく労組破壊に反撃を!
〈下〉
  「解放」最新号



































  


革マル派結成50周年

 革共同政治集会の成功かちとる

2・10 労学二二〇〇名が全国から結集反スタ運動の新たな飛躍を誓う

「反スタ運動の前進をかちとるぞ!」
満場の労学が力強いシュプレヒコール
(2013年2月10日、練馬文化センター)
 わが同盟は、二月十日に首都・東京の練馬文化センターにおいて、革マル派結成五〇周年 革共同政治集会を労働者・学生・市民二二〇〇名の大結集のもとに断固として開催した。
 革命的共産主義運動の基本路線を歪め大衆運動主義を開花し同盟内思想=理論闘争を封殺・妨害した政治局内のブクロ官僚一派にたいして、同志黒田を先頭にした先輩同志たちは断固として分派闘争を展開し革マル派を結成した。この革共同第三次分裂から五十年。ときあたかも、「戦後レジームからの脱却」を標榜して日本国憲法第九条の破棄を公然と掲げ日本ナショナリズムをふりまくネオ・ファシスト安倍政権が誕生し、労働者・人民に苛烈な攻撃をかけている。いままさに日本労働者階級は一大試練にたたされているのである。
 われわれは本政治集会において、安倍政権のうちおろす反動攻撃を打ち砕くために、わが同盟の階級的・組織的力を存分に発揮して、反ファシズム統一戦線の構築をめざして全同志がうって一丸となって全力で奮闘することを誓うとともに、わが同盟建設の飛躍的前進をかちとる鬨(とき)の声をあげたのである。

(以下、見出し)

同志黒田の直筆原稿や読書ノートの展示に感動の声

<五〇周年>の地平に立脚し植田議長が力強く基調報告

わが組織論と哲学の精髄の主体化を!

労働者代表と中央学生組織委の同志が決意表明

各産別・地方の労働者同志が意気高らかに決意表明
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アルジェリア人質事件はなぜ引き起こされたのか


 外国人の人質三十七名(うちプラント・メーカー「日揮」関係の日本人十名)が死亡したイナメナスの惨劇≠ゥら一ヵ月が経とうとしている。
 「世界の最前線で活躍する、何の罪もない日本人が犠牲になった」「国際社会と引き続き連携し、テロとたたかいつづける」。「テロとの戦い」を叫んでいる米・欧諸国権力者と唱和するかたちで、首相・安倍は一月二十八日の所信表明演説で絶叫した。事件発生当初には「情報収集」を空叫びするだけで「邦人救出」の有効な手だてを何一つ講じることができなかったおのれの無為無策ぶりには頬被りして。
 いまや安倍政権は、日本国軍による在外邦人の「保護」や「警護」をスムーズにおこなうために必要だ、と称して日本版NSC(国家安全保障会議)の創設や自衛隊法の改定に突進している。没落帝国主義・日本の生き残りのために原子力発電システムをはじめとするプラント輸出を国家をあげて追求しているからである。この日本政府の手厚い庇護のもとで日揮経営陣は、――まだ四十九日も過ぎていないにもかかわらず――アルジェリア政府要人との人脈を持つグループ代表をアルジェリア現地に送り、ブーテフリカ政権や英BPとプラント建設工事の再開に向けた協議をおこなおうとしている。
 日本帝国主義の新植民地主義的侵略に反対する闘いと自衛隊の海外派兵に反対する反戦闘争を同時的・一体的に推進するために、本稿ではイナメナス事件の意味を明らかにしていきたい。

以下見出し

A イナメナス事件に示される政治的・経済的諸矛盾

B サヘル諸国への欧・米・日の新植民地主義的侵略

C アルジェリア人民の進むべき道は何か
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2・1「全原発即時廃棄」の雄叫び  
全学連が国会前抗議行動で奮闘
日共系の「エネルギー政策転換」要求運動をのりこえ、国会前抗議行動を闘う全学連
(2・1)
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民党大阪府連・米総領事館に抗議 1・21
1・21大阪 関共闘が安保強化反対の拳    
自民党大阪府連に「改憲阻止!」のシュプレヒコール

「日米首脳会談粉砕!」アメリカ総領事館に怒りの拳
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パラシュート降下訓練阻止に起つ 1・27 芽室
 一月二十七日、全学連北海道地方共闘会議のたたかう学生たちは、安倍政権が陸上自衛隊第一空挺団(千葉県船橋市習志野駐屯地)を動員して十勝・芽室町上美生の民有地において強行しようとしていたパラシュート降下訓練を阻止するために現地闘争に起ちあがった。
労働者と共に演習予定地に向け怒りの拳を叩きつける道共闘の学生たち
(1・27、芽室町)
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