第2243号(2012年11月12日)の内容
<1面>
野田ガタガタ政権を打倒せよ
オスプレイ全土飛行訓練阻止! 原発再稼働・新増設阻止!
ネオ・ファシズム反動の嵐に抗し反戦反安保闘争の一大奔流を!
<4〜5面>
今こそ<基地撤去・安保破棄>めざして前進せよ
既成指導部の「オスプレイ撤去」請願運動をのりこえ闘おう
「米兵による女性暴行事件糾弾!」「オスプレイを撤去せよ!」
怒れる労・学・市民が連続決起 10・17/10・19/10・26
<2面>
あいば野日米合同演習を弾劾 10・27
「国際反戦デー」福岡原水禁集会 10・19
<3面>
全道労学統一行動に決起 10・21
全九州労学統一行動に決起 10・21
オスプレイ沖縄配備に抗議 10・19 鹿児島
<6面>
北海道当局による人員削減・退職金カット粉砕!
地公三者共闘11・21ストを断固打ち抜こう!
Topics 「連合」の2013年春闘「基本構想」
<7面>
労働者・人民の行動監視に活用されるスマートフォン
地震の巣の上で大間原発建設を強行
<8面>
万華鏡2012――情勢の断層を読む
◆属国の調教師
◆走狗の泣き言
◆元警察官僚の巣窟
◆「アンゼンです」?
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
「解放」最新号
野田ガタガタ政権を打倒せよ オスプレイ全土飛行訓練阻止! 原発再稼働・新増設阻止! ネオ・ファシズム反動の嵐に抗し反戦反安保闘争の一大奔流を!
同時にわれわれは、反戦反安保闘争や原発・核開発反対の闘いの大高揚に危機感を募らせ、労働者・学生・勤労人民の闘いにたいする憎悪をむきだしにしているネオ・ファシスト分子の新たな跳梁にたいして警鐘を乱打しなければならない。「憲法改正」を叫ぶ超タカ派の自民党新執行部・安倍=石破は、与党民主党が崩壊状況に陥り野田政権が死に体になっていることに乗じて、政権の座を奪取することを虎視眈々と狙っている。さらに、東京都知事・石原は、「現行憲法破棄、官僚支配打破」を掲げて新党を結成し、齢八十にして知事職を任期途中で投げ出しふたたび国政にうってでることを宣言した。そして、公務員労組破壊をおのれの任務とこころえている「日本維新の会」の橋下。これら真正ファシスト分子どもは、次期総選挙の後においてキャスチングボートを握ることを企んで、「第三極」の形成・結集を叫びつつ「大連合」を組むことを模索している。そして、これらの右派分子の突き上げをうけて野田政権は、いま必死の形相で反動諸攻撃を労働者・人民の頭上に振りおろしている。 「中国の脅威」への対抗を叫び民族排外主義を鼓吹するこれらの連中は、本質上、日米新軍事同盟の現実的強化や原発・核開発に反対する広範な陣形を破壊することをおのれの使命と心得ている輩なのだ。これらの徒輩によるネオ・ファシズム反動攻勢を、われわれは断固として打ち砕くのでなければならない。わが革命的左翼こそが「連合」労働貴族と転向スターリニスト日本共産党の「指導」によって閉塞させられてきた日本階級闘争の危機を突き破るために先頭に立って奮闘してきたのである。この自負と階級的責任感を胸に、ネオ・ファシスト分子の跳梁を粉砕し、反戦反安保、原発・核開発反対、大衆収奪強化反対の闘いの大爆発をかちとろうではないか。野田ガタガタ政権をたたかう労働者・学生・人民の実力で打倒せよ。 (以下、見出し) 蠢動を開始したネオ・ファシスト分子 労働組合破壊の牙を剥く安倍・橋下ら 反動的諸攻撃を強める野田対米隷従$ュ権 原発再稼働、社会保障制度改悪への突進 日共の選挙カンパニアへの歪曲を許さず、反戦反安保闘争の爆発を |
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今こそ<基地撤去! 安保破棄!>めざして前進せよ オスプレイ撤去・全国飛行訓練阻止! 日米新軍事同盟の強化反対! 既成指導部の「オスプレイ撤去」請願運動をのりこえ闘おう 沖縄県委員会 配備を強行したばかりの垂直離着陸強襲輸送機MV22オスプレイの訓練をわがもの顔にくりひろげる米軍への怒りが沸騰するさなか、またしても引き起こされた米兵による卑劣きわまる女性暴行事件。いま沖縄ではもう我慢ならん∞もはや基地撤去しかない≠ニいうかつてない怒りが燎原の火のように燃えひろがっている。わが革命的左翼は、米兵による女性暴行致傷事件を弾劾するとともに、いまこそいっさいの既成指導部による対政府の「オスプレイ撤去」請願運動への収れんを許すことなく、「オスプレイ撤去・普天間基地撤去」の闘いを<いっさいの基地撤去・安保破棄>をめざして戦闘的に爆発させるために全力をあげてたたかうのでなければならない。東京や岩国をはじめとする全国各地の「オスプレイ撤去・低空飛行訓練反対」の闘いと連帯し、<反安保>の巨大なうねりを沖縄から全国へおしひろげるためにたたかおう! 日米両国権力者を心底から震撼せしめよ! 以下見出し 米兵による女性暴行致傷事件弾劾! オスプレイの実戦訓練を強行する米海兵隊 東・南シナ海をめぐって激化する米・日―中の軍事的角逐 ますます高まる沖縄人民の「基地撤去」の怒り 沖縄から全国へ反基地・反安保の巨大なうねりを
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走狗の泣き言 「自己変革」=正体隠しも水の泡 国家権力の走狗集団=ブクロ中核派残党の中野一派は、「産経・読売の『反過激派』キャンペーンに反撃する」と題した記事を『前進』第二五五二号(九月十七日付)に掲載した。そこで彼らは、『読売』が九月一日付で掲載した連載「昭和の時代」の記事にたいして、「カクマルとの闘いについて『内ゲバ死者一〇〇人超』などと、おどろおどろしく取り上げている」と、悲鳴をあげている。 ブクロ中核派は、一九七三年秋―七四年春に「二重対峙・対カクマル戦」と称して、革マル派とみたてた労働者・学生・市民に襲いかかり殺害することをこととする反革命殺人集団に転落した。さらに七四年夏いこうは、「内ゲバ」を装った国家権力の謀略殺人襲撃を己れの「戦果」として宣伝してきた。この罪業のごく一端がこんにち商業紙に書きたてられて、中野一派は驚きあわてているのだ。 『読売』のキャンペーンにたいして、「二重対峙・対カクマル戦争は、日本の階級闘争がどうしてもくぐり抜けなければならない白色テロ集団との対決だった」と、反論ならぬ言い訳を彼らは試みている。しかし、「どうしてもくぐり抜けなければ」ならなかったなどと被害者づらを装うのは、断じて許せぬ言いぐさではないか。 中野一派よ、反論するのなら、「カクマルの血の量で革命が決まる」「カクマル殲滅こそ日本革命の最短コース」などとわめきたて、「脳天にバールを!」と叫んで「カクマルを血の海に沈める」ことに無上の喜びを感じ、「死の前にヘナヘナと崩れ落ちる日本左翼の伝統をのりこえた」などとほざいていたことを、堂々と明らかにしてみたらどうなのだ。 彼らは、この拭えぬ血塗られた過去をなんとかおし隠したい一心で、「対カクマル戦争の歴史的意義」などと称して、破廉恥な歴史の偽造にいそしんでいる。わが同盟が「八〇年代の国鉄分割・民営化の手先となり、国鉄労働者二〇万人の首切りに加担した」などというデマのでっち上げがそれだ。 革マル派との「戦争」は「国鉄分割・民営化」をめぐるものであった、だと?! ふざけるな! 日本型ネオ・ファシズム支配体制の確立を策した中曽根政権(一九八三〜八七年)が国鉄の分割=民営化攻撃にうってでた時より十年以上も前に、「対カクマル戦争」の名のもとに反革命殺人集団に転落したのがブクロ派ではないか。「産別戦争」などと称して、全逓・国鉄諸労組・日教組・自治労や民間諸労組のあらゆる戦線に深く根を張ったわが革命的左翼の労働者たちにたいして、殺人襲撃をしかける反革命的悪業に手を染めてきたのが、お前たちなのだ。 もちろんわが革命的左翼は、ブクロ派のこの反革命的悪業にたいして断固として反撃し、ブクロ派および青解派との党派闘争における輝かしい勝利をかちとってきた。いま中野一派が、「反過激派」キャンペーンに悲鳴をあげるのは、「対カクマル戦争」に敗北し、わが同盟の追撃から逃れ延命するために権力にすがりつき国家権力のスパイ集団に転落したことを、この己れの正体を、なんとしてもおし隠したいからなのである。 いま中野一派は、「日帝・支配階級は党と労働者階級の結合を妨害するために必死の策動を開始した」などと言って、飼い主たる国家権力にやめてくれと懇願している。これこそチャンチャラおかしいというものだ。自分たちがやってもいない、国家権力による謀略殺人や反人民的な「放火ゲリラ」などまでも、己れの「戦果」として追認してきた反革命殺人集団・スパイ集団としての正体が暴きだされてしまうことに怯えているからこそ、昔のことを書かれては迷惑だ≠ニあらぬ被害者意識をつのらせているのが中野一派の官僚どもだ。彼らはこんにち、「労働者党に自己変革」するとうそぶきつつ、労働者・人民の味方面をして原発事故被災民や非正規雇用労働者にすり寄り、コネをつけようとしてきた。それなのに、己れの血塗られた過去と正体をチョッピリとでも暴きだされると、「党勢拡大」のためのせっかくの努力が水の泡になってしまう、と飼い主=国家権力への恨み言をつぶやいているのだ。 だが、血塗られた過去をおし隠し、「動労千葉」をシンボルにしたハミダシ労組の活動家集団へと「自己変革」して延命を試みようとも、われわれはそれを絶対に許さない。 |
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あいば野日米合同演習を弾劾 10・27 | |
10・27饗庭野 日米合同軍事演習を弾劾 闘う学生が労働者・市民と共に奮闘 |
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<基地撤去・安保破棄>を高々と掲げてたたかう関西の学生たち | |
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全道労学統一行動に決起 10・21 | |
10・21 原発廃棄・安保粉砕の火柱 道共闘・反戦が札幌市街を席巻 十月二十一日、全学連北海道地方共闘会議と反戦青年委員会は「大間原発建設阻止!」「オスプレイ配備・飛行訓練反対!」の怒りに燃え札幌において10・21全道労働者・学生統一行動に起ちあがった。 |
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北海道電力本社に向け進撃する労学の隊列 (札幌市) |
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全九州労学統一行動に決起 10・21 | |
10・21福岡 「オスプレイ低空飛行訓練阻止!」 闘う労学が戦闘的デモ 全学連九州地方共闘会議のたたかう学生たちと反戦青年委員会のたたかう労働者たちは、国際反戦デーの十月二十一日に、全国の労学統一行動と軌を一にして全九州労学統一行動を断固として実現した。 |
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意気高くシュプレヒコールをあげる九州の労学 (福岡市天神・水上公園) |
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オスプレイ沖縄配備に抗議 10・19 鹿児島 | |
オスプレイ沖縄配備に抗議 労・学・市民350名が天文館をデモ |
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鹿大生が平和フォーラム傘下の労組員と共に奮闘 (10・19、鹿児島市) |
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