第2239号(2012年10月15日)の内容
<1〜3面>
野田対米隷従$ュ権打倒!
原発再稼働・新増設を阻止せよ!
オスプレイ配備・飛行訓練粉砕!
10・21労学統一行動に起て
中央学生組織委員会
<4〜5面>
オスプレイ配備阻止の激闘 9・26―10・2
労学が普天間基地ゲートを実力封鎖
闘う学生が最先頭で奮戦
<6面>
全学連がアメリカ大使館に抗議 10・1
鹿児島大生が配備反対の情宣 9・28
◇鉄骨落下 福島第一原発あわや大惨事
◇無責任・志位の即時原発ゼロへの転身
<7面>
Topicsルネサス買収=再建計画
反動野田政権を支持し続ける自治労本部弾劾! 第84回定期大会
「連合北海道」のオスプレイ配備反対集会
<8面>
大衆運動主義との対決 五十年前の苦闘を学ぶ
週間日誌は6面に掲載
「解放」最新号
野田対米隷従$ュ権打倒! 原発再稼働・新増設を阻止せよ! オスプレイ配備・飛行訓練粉砕! 10・21労学統一行動に起て 中央学生組織委員会
沖縄の労働者・学生・人民はオスプレイ配備実力阻止の決意に燃え、九月二十六日から普天間基地ゲートを封鎖する座り込み闘争に断固として決起した。全学連を先頭とする労働者・学生・市民は、アメリカ政府・米軍当局の要請を受けた日本の警察権力による座り込み部隊のゴボウ抜きに抗して、二十七日には普天間基地野嵩(のだけ)ゲートを、二十八日には大山ゲートを、そして二十九日には普天間基地の全ゲートを実力で封鎖した。この画期的な闘いによって、オスプレイを迎え入れようとしていた普天間基地を機能麻痺にたたきこんだのだ。 見よ、ピストルを携行しブルドーザーを駆り出して沖縄の労働者・人民の基地突入を食い止めにかかった米海兵隊の恐怖と憎悪に満ちた姿を。沖縄の労働者・学生・人民の普天間基地ゲート封鎖闘争は、まさに米・日両権力者をして震撼せしめたのだ。この「本土復帰」いらい初めてとなる普天間基地全ゲートを実力封鎖したゲート前の英雄的な闘いを、怒れる労働者・人民の最先頭でたたかいぬいたのが全学連の学生にほかならない。沖縄県学連をはじめとする全学連の学生は、封鎖闘争から逃亡=闘争放棄した日共の不破=志位指導部を弾劾し、<基地撤去! 安保破棄!>のスローガンを高だかと掲げ、闘いを革命的に牽引した。まさにこの歴史的大闘争のさらなる前進をかちとるのでなければならない。 オスプレイの沖縄配備を強行したオバマ政権・米軍当局は、普天間基地ゲート封鎖闘争をたたかいぬいた沖縄の労働者・学生・人民にたいする憎悪をたぎらせ、あえて威嚇的・挑発的に低空飛行や「転換モード」での飛行を強行している。さらには、属国・日本の野田政権にたいして辺野古新基地建設をゴリ押ししている。また、野田政権が表向きは「二〇三〇年代に原発稼働ゼロ」を謳う「新エネルギー戦略」をうちだした。これにたいしてオバマ政権は、野田政権に軍事戦略のみならず原発・エネルギー政策においても隷従を迫るために、「閣議決定によって政策を縛るな」と恫喝をかけた。 こうしたオバマ政権の強圧のもとで、野田政権は、日米新軍事同盟を対中国・対ロシア攻守同盟として飛躍的に強化する諸攻撃に拍車をかけている。さらには、「新エネルギー戦略」の閣議決定をとりやめ、おのれの首相任期中に停止中原発の再稼働や大間原発などの新増設を、そして社会保障制度の大改悪をやってのけようと狂奔している。これにたいして、政権奪回を狙う自民党タカ派ナショナリスト安倍・石破の極反動執行部は、「民主党政権が日米同盟をガタガタにしたことが中国につけこまれる原因だ」などと民主党政権を非難し、「日米同盟の強化」「憲法改正」を叫びたてている。しかも、イデオロギー的には安倍と似たり寄ったりのネオ・ファシスト橋下の「日本維新の会」が、既成政党とは異なった決断力≠もった政党であるかのようにみずからをおしだし、総選挙に立候補者をたてようとしている。まさに、三四万人の被災民、一六万人の原発避難民をそっちのけにして、醜悪な権力抗争をくりひろげているのが、これらの徒輩なのである。 われわれは、ファシズム的暴風をうち破る闘志を燃えたたせ、いまこそ労働者・人民の実力で野田政権を打倒するために、原発・核開発反対、反戦反安保、政治経済闘争を同時的・一体的に推進し、その大爆発をかちとろうではないか。「連合」指導部の闘争抑圧と日共中央による闘争歪曲を弾劾したたかおう! 原発再稼働・新増設阻止!「すべての原発・核燃施設を即時停止・廃棄せよ」の旗高く、原発・核開発反対闘争の大爆発をかちとれ! オスプレイ配備・飛行訓練粉砕! 日米新軍事同盟の対中・対露攻守同盟としての強化反対! 沖縄でたたかう労働者・学生・人民に相呼応して、全国から<反安保>の闘いの炎を燃えあがらせよ! 消費税増税・社会保障切り捨てを許すな! すべての労働者・学生は10・21労学統一行動に決意も新たに総決起せよ! 以下、見出し T 日米新軍事同盟強化、原発・核開発に突き進む野田政権 U アジアを舞台とした米日―中露の激突 V オスプレイ配備阻止闘争、原発再稼働反対闘争の先頭で闘う全学連 W 原発・核開発阻止、反戦・反安保、大増税反対の大爆発を! |
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オスプレイ配備阻止の激闘 9・26―10・2 怒れる労働者人民が普天間基地ゲートを実力封鎖 沖縄 アメリカ帝国主義のオバマ政権は、属国たる日本の野田政権の全面的な協力に支えられながら、十月一日、ついにMV22オスプレイの普天間基地への配備を強行した。沖縄の労働者・人民のごうごうたる抗議の声を踏みにじって強行されたこの暴挙を満腔の怒りを込めて弾劾せよ! わが同盟とその指導のもとにたたかう革命的・戦闘的労働者たちと沖縄県学連・全学連派遣団の学生たちは、怒れる沖縄の労働者・人民の最先頭において、オスプレイの配備を実力で阻止する闘いに敢然と決起した。<基地撤去・安保破棄>の旗を高々と掲げつつ、一週間にわたる普天間基地ゲート前での激闘を全力でたたかいぬき、そして現に今もたたかっている。 オスプレイ配備をゴリ押しする日米両権力者への怒りに燃えて、沖縄の労働者・学生・市民は普天間基地の主要三ゲートを実力で封鎖し、オスプレイを受け入れようとしていた普天間基地を機能麻痺に叩きこんだ。この封鎖闘争は、米軍基地当局を震撼せしめた。たたかう学生たちは、この普天間基地ゲート封鎖闘争において、米軍と県警とが一体となった悪辣な弾圧を断固としてはねかえしつつ、「連合」古賀指導部の抑圧に抗して職場から決起した闘う労働者たちと連帯して終始先頭で奮闘した。日共・不破=志位指導部の完全闘争放棄を弾劾し、日共翼下の「反安保」ぬきの運動への歪曲をのりこえるかたちにおいて、オスプレイ配備阻止の闘いの反戦・反安保闘争としての一大高揚をかちとるために奮闘したのだ。 怒りに燃えた沖縄の労働者・人民は、この普天間基地三ゲート封鎖の実力闘争を一九七二年の「本土復帰」いらい初めて敢行した。この歴史的な闘いをわが県学連・全学連は終始最先頭でたたかいぬいたのである。基地封鎖を実力でかちとった労働者・学生・人民のこの英雄的闘いは、県内の労働者・人民を限りなく鼓舞してやまない。まさにそれゆえに十月一日のオスプレイ配備阻止闘争をはじめとして沖縄における闘いが今このときも燃えさかっているのだ。 以下見出し 主要ゲート前で米軍・県警の弾圧をはね返し座り込み闘争を貫徹 飛来するオスプレイに怒りの拳 革命的左翼が奮闘――反戦反安保闘争の高揚かちとる 飛行訓練阻止! 日米新軍事同盟の飛躍的強化を打ち砕け
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全学連がアメリカ大使館に抗議 10・1 | |
十月一日、許しがたいことにオバマ政権は、MV22オスプレイの米軍普天間基地への配備を開始した。まさにこのときに全学連は、烈々たる怒りに燃えてアメリカ大使館にたいする抗議闘争に決起した。 | |
アメリカ大使館に向けて力強くシュプレヒコールをあげる全学連 (10月1日) |
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鹿児島大生が配備反対の情宣 9・28 | |
九月二十八日、鹿児島大学共通教育自治会のたたかう学生たちは、オスプレイの普天間基地配備阻止を訴えて、JR鹿児島中央駅前において情宣をおこなった。 | |
沖縄の労学と連帯して闘う鹿大生 (9月28日、JR鹿児島中央駅前) |
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