第2232号(2012年8月27日)の内容

<1面>
オスプレイ配備阻止・安保粉砕!
 既成指導部の「反安保」ぬきの反基地運動をのりこえ闘おう

<4〜5面>
郵政経営陣による新人事・賃金制度導入を許すな!
原発輸出商戦での巻き返しに必死の日本政府・独占資本
<2面>
全学連 消費税増税法案の参院採決阻止に起つ 8・10
 原発再稼働反対・内閣打倒の大合唱 8・10 国会正門前
 北海道庁前に「再稼働反対」の声 7・20―27
 北大生が原発再稼働に抗議 7・16 札幌
<3面>
8・5国際反戦集会の高揚かちとる
 関西九州
オスプレイ陸揚げに怒り 7・23鹿大集会
<6面>
大阪の印刷会社で胆管ガンによる死者続出
7・26名古屋市職労決起集会
Topics 野田政権へのテコ入れに必死の「連合」古賀
<8面>
第50回国際反戦集会 海外からのメッセージ A
<7面>
万華鏡2012――情勢の断層を読む
 ◆場外乱闘、陰の主役
 ◆被曝隠しの横行
 ◆八年後の暴露
 ◆アー 無錫エレジー
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
  「解放」最新号































  


オスプレイ配備阻止・安保粉砕!

既成指導部の「反安保」ぬきの反基地運動をのりこえ闘おう

全学連が消費税増税法制定阻止に起つ(8・10国会前)
 八月十日の参院本会議において、野田民主党政権は、自民党・公明党とともに消費税大増税を柱とする「社会保障・税一体改革」関連法案を可決=成立させた。この反人民的暴挙を徹底的に弾劾せよ! 「財政負担を国民全体で分かち合う」などとうそぶきつつ、その実は独占資本家どもには手厚い優遇策をとりながら、いっさいの犠牲を労働者・人民に転嫁することを狙った消費税大増税・社会保障制度改悪の強行を絶対に許してはならない!
 同時に野田政権は、山口県・岩国基地に陸揚げした垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ十二機を沖縄県・普天間基地に実戦配備しようとしているオバマ政権の策動を後押しすることに躍起になっている。沖縄をはじめとして全国で巻き起こっている「オスプレイ配備・低空飛行訓練反対!」の怒りの声を封じこめることを企んで、オバマ政権に言われるがままに「オスプレイの安全性」なるものを宣伝することに血眼になっているのが、この対米隷従$ュ権なのだ。おりしも尖閣諸島(および竹島)の領有権をめぐって中国(および韓国)との対立が激化しているただなかで、野田政権は、「中国の脅威」を煽りたてながら「日米共同の離島防衛」の必要性をおしだしてもいる。
 たたかう労働者・学生諸君! 九月九日には、沖縄県・宜野湾市において「オスプレイの沖縄配備に反対する県民大会」が開催される。いまこそ、われわれは、沖縄そして全国各地において、オスプレイ配備を阻止する反基地闘争を反戦・反安保闘争として大爆発させるために怒りに燃えて総決起しよう! 「オスプレイ配備撤回とは言えない」(会長・古賀)などとヌケヌケとほざいている「連合」指導部を弾劾せよ。「危険なオスプレイ配備反対」での「一点共闘」の名で大衆運動そのものの場面では「安保廃棄」を意図的に後景に押しやっている日共・不破=志位指導部の犯罪性を暴きだせ。われわれは、度し難い腐敗を露わにする既成指導部の闘争抑圧と闘争歪曲をのりこえ、<基地撤去・安保破棄>の一大奔流を創造するために断固としてたたかうのでなければならない。
 すべての労働者・学生は、決意も固く起ちあがれ!

以下見出し

消費税増税法の制定強行を弾劾せよ

「動的防衛協力」を掲げての日米新軍事同盟の飛躍的強化

対米隷従の野田政権を打倒せよ!
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郵政経営陣による新人事・賃金制度導入を許すな!

 日本郵政・郵便事業会社の経営陣は、「厳しい収益のなかでも利益を上げられる経営体質」につくりかえるとおしだし、「郵便再生ビジョン」の名のもとに収益強化と経費=人員削減を徹底的にはかるかつてない規模・内容の事業再構築を強行している。本社のスリム化・支社および支店への権限委譲などの会社組織の再編、IT化への投資を含めての郵便内務事務の集中化=機械化や集配システムの再編などに対応した郵便内務・外務の労働組織の再編などがそれである。
 同時に、彼ら経営陣はJP労組本部を懐深く抱きこみながら、大リストラの一環として「新人事・給与制度」の導入を策している。それは、現在の正社員のなかで最も格下にランク付けされた労働者よりもさらに一段と低い賃金で「定型の配達・営業の業務」を担わせる「(新)一般職」なるものを新設し、この「(新)一般職」のうえに支社や支店の管理職(およびその候補)を担う「地域基幹職」、本社の経営幹部や管理職がつく「総合職」をおく、というかたちで労働者を截然と三階層に分類し、採用段階から育成・処遇にいたるまで管理しようというものだ。「民間物流企業に比べて賃金水準が二割も高い」とことあるごとにわめきたててきた日本郵政の斎藤経営陣は、総額人件費を徹底的に削減すると同時に「頑張った者が報われる制度」と称して著しい賃金格差をつけることによって競争をあおり、もって労働者の「モチベーション(意欲・動機)」を高め生産性向上にかりたてることを目論んでいるのだ。
 ここでは、四月三日に提示された郵便事業会社の「新人事・給与制度」について検討する。これは、日本郵政経営陣がJP労組本部との交渉再開にむけて、これまでの労使交渉にふまえて提案したものとされている。その内容は、二〇〇九年の当初案に大幅な、しかも決定的な変更を加えたものである。

以下見出し

1 正社員とは名ばかりの「(新)一般職」

2 人事評価にもとづく査定昇降給部分の拡大

3 資本家にもっとも好都合な賃金制度

4 さらなる貧窮化と労働強化の強制
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全学連 消費税増税法案の参院採決阻止に起つ 8・10
8・10 「消費税増税法案の参院採決阻止!」
全学連 国会前闘争に決起
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原発再稼働反対・内閣打倒の大合唱 8・10 国会正門前
 再稼働反対・内閣打倒の大合唱
 全学連が万余の労働者・人民と連帯 8・10 国会正門前
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北海道庁前に「再稼働反対」の声 7・20―27
 「原発再稼働反対」の声轟く
 道庁前抗議行動で北大生が奮闘
北大生の「野田政権打倒!」のコールに900名の労働者・市民が応える
(7月20日、道庁前)
「原子力の平和利用」論を批判し闘う
(7月27日)
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8・5国際反戦集会の高揚かちとる
 反安保の隊列を強固に創造
 原発再稼働反対の熱気みなぎる
 8・5国際反戦関西集会
 「オスプレイ配備阻止!」
 今夏―秋の闘いへ拠点築く
 8・5国際反戦九州集会
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