第2223号(2012年6月18日)の内容

<1面>
大飯原発再稼働を絶対阻止せよ
消費税増税法案の衆院採決阻止!
反動野田政権を実力で打倒せよ!

 6・17労学統一行動に決起せよ

夏季一時金の三割カンパを訴える
<4〜5面>
公務員賃金大幅引き下げ・消費税大増税を許すな
<2面>
野田の「原発再稼働」宣言を弾劾
 4000人が怒りの声 6・8 首相官邸前
 「さようなら原発」集会で奮闘 6・6 日比谷

<3面>
核テロ対策こそフクシマの教訓≠ニ叫ぶ「民間事故調」
原発「安全指針」は電力会社の「作文」だった!
<6面>
ワタミが36協定をデッチ上げ
東電労組委員長が原発再稼働慎重派*ッ主党議員を恫喝
新日鉄がポスコ(韓国)を提訴
Topics 消費税は「中立的」だから19%に!?―経団連の5・15提言
<7面>
郵政経営陣による「新たな人事・給与制度」導入反対!
カザフスタン―賃上げ・労働条件改善を求め燃えあがる労働者の闘い
うた 二〇一二・五・一九
<8面>
万華鏡2012――情勢の断層を読む
◆「安全な瓦礫」?
◆地震・竜巻・台風
◆森の防潮堤
◆血生ぐさ坊主
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
  「解放」最新号



































  


大飯原発再稼働を絶対阻止せよ

消費税増税法案の衆院採決阻止!

反動野田政権を実力で打倒せよ!

 6・17労学統一行動に決起せよ

6・8
野田の「原発再稼働」宣言を弾劾
首相官邸前で奮闘
 六月八日、首相・野田は、福井県知事・西川の求めに応じて開いた記者会見において「原発なしには日本の社会は立ちゆかない」「国民生活を守るために、関西電力大飯発電所3・4号機を再起動すべきというのが私の判断だ」と言い放った。<フクシマの核惨事>のまっただなかで、労働者・人民に放射能禍を強制している張本人が、「国民生活を守るため」などとほざきつつ原発再稼働につきすすむことほど破廉恥にして反人民的なことはないではないか!
 首相・野田が官邸内でこの記者会見を開催しようとしたまさにその時に、わが同盟の旗のもとにたたかう全学連の学生たちは断固として首相官邸前に登場した。全学連は、原発再稼働への危機感に燃えて結集した労働者・市民四〇〇〇の最先頭で、野田政権による原発再稼働決定を阻止するために奮闘したのである。
 すべてのたたかう労働者・学生諸君! 野田政権は今週中にも大飯原発再稼働の政府としての「最終決定」をくだそうとしている。これを断じて許してはならない。この決定的局面においても、日共・不破=志位指導部は、「再稼働の唯一の基準は科学的安全性だ」などというように、条件つき再稼働反対§_を吹聴している。われわれは彼らの屁っぴり腰的な対応を弾劾しつつ、大飯原発の再稼働を実力で阻止するために、力のかぎりたたかおうではないか!
 そしてまたわれわれは、野田政権が六月二十一日までの国会会期中にも強行しようとしている消費税大増税法案の衆院採決を絶対に許してはならない。いまや野田は、民主党内小沢一派を切り捨て・自民党谷垣執行部と消費税増税で野合することを狙って、自民・公明両党との「修正協議」を開始した(六月八日)。われわれは、この野田政権による大増税・社会保障切り捨ての策動を断固粉砕するのでなければならない。
 すべてのたたかう労働者・学生諸君! いまこそ決起しよう! あらゆる領域で反動の牙をむきだしにしている野田政権を、労働者・人民の実力で打ち倒せ! そのためにこそ、大飯原発再稼働阻止の原発・核開発反対闘争、消費税増税阻止の政治経済闘争、「動的防衛協力」の名による日米新軍事同盟の飛躍的強化に反対する反戦反安保闘争の炎を全国で燃えあがらせよ! 全国のたたかう労働者・学生は、6・17労働者・学生統一行動に総決起せよ!

以下見出し
大飯原発3・4号機の再稼働に突進する野田政権

今国会での消費税増税法案成立を策す政府権力者

極反動野田政権を怒りの総決起で打ち倒せ
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すべてのたたかう仲間に

 夏季一時金の三割カンパを訴える

 日本革命的共産主義者同盟(革マル派)

 同志諸君! たたかう労働者・市民のみなさん!
 野田政権はいま、原発再稼働、日米新軍事同盟の飛躍的強化、消費税大増税の一大反動攻撃を、労働者・人民の頭上にうちおろしてきている。
 この政権は、電力の「低コスト・安定供給」という独占資本家どもの要求に応えるとともに、エネルギー安全保障・潜在的核兵器保有能力の保持という国家戦略を護持するために、いまなお続く原発被災民の苦しみを一顧だにせず、全国で高まる「再稼働反対!」の声を踏みにじり、原発の再稼働に突進している。アメリカ・オバマ政権への隷従を誓って「日米共同声明」において「動的防衛協力の強化」を謳いあげ、日米新軍事同盟を対中・対露攻守同盟として飛躍的に強化することを傲然とうちだしてもいる。そして、国家財政危機のもとで、膨れあがる軍事費支出を確保するためにも、「社会保障と税の一体改革」の名のもとに消費税大増税を強行しようとしているのだ。
 野田政権のこの一大反動攻撃にたいして、だが労働者・人民の闘いは、既成指導部の腐敗のゆえに低迷し危機的状況に追いやられている。「連合」労働貴族は、反労働者性をむきだしにしているこの政権をなおも全面的に翼賛し、「日米安保条約堅持」「原発推進」の姿勢をとりつづけ「社会保障と税の一体改革」を尻押しするという、「救国」産業報国運動を労働者たちに強制しつづけている。日共の不破=志位指導部は、「あるべき外交ビジョン」として「安保条約廃棄」を、エネルギー政策の転換を求めて「原発ゼロ」を、そして「消費税によらない財政再建策」を掲げ、選挙での票集めのためにこれらの代案の宣伝に明け暮れているにすぎない。既成指導部のこうした腐敗を弾劾し、原発再稼働阻止・日米新軍事同盟の強化反対・消費税大増税反対の一大闘争を爆発させるために、今こそ全力で奮闘しようではないか!
 同志諸君! たたかう労働者・市民のみなさん!
 いまソブリン危機・金融危機にゆれるヨーロッパやアメリカなど世界各地において、失業と貧困と格差拡大への怒りに燃えて、労働者・人民が起ちあがっている。資本主義のどん詰まりの危機に根ざして燃え広がっているこの闘いは、しかしスターリン主義ソ連邦の自己崩壊がもたらした脱イデオロギー状況のゆえに、プロレタリアートの階級的自己組織化をめざすものへと発展させられずにいる。民族排外主義の台頭さえもがうみだされている。
 このような階級闘争の危機的現実を根底から覆すために、いまこそ自己崩壊したスターリン主義の反マルクス主義的本質を徹底的にあばきだし、マルクス共産主義思想を甦らせる思想的=組織的闘いが断固として展開されなければならない。わが反スターリン主義運動の飛躍と全世界への拡大を全力でおしすすめよう!
 こうした闘いを財政的に支えるために、すべてのみなさんが夏季一時金の三割カンパを寄せられんことを心から訴えます。
 二〇一二年六月

<送り先> 東京都新宿区早稲田鶴巻町五二五―三 解放社
 (振替・〇〇一九〇―六―七四二八三六)

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核テロ対策こそフクシマの教訓≠ニ叫ぶ「民間事故調」

 オバマ政権の意向を全面的に代弁

 首相・野田は六月八日、「国民生活を守るのが判断の基軸」「事故防止対策は整った」と大ウソを並べたてながら、関西電力大飯原発3・4号機を早急に再稼働する「判断」なるものを傲然とおしだした。この再稼働宣言は、「電力不足の危機」をわめく日本独占ブルジョアジーと「民生用原子力」にかんする「強固な」日米協力を日本国家に押しつけているアメリカ帝国主義オバマ政権、この両者のたっての要請と後押しを受けてのものにほかならない。とりわけオバマ政権は、日本の原発・核開発における「核セキュリティ」の欠陥をあげつらい、日本政府にたいする規制・統制を強化している。
 このオバマ政権の策動と符節を合わせるかのように、「福島第一原発事故独立検証委員会」いわゆる「民間事故調」が、二月二十八日に「調査・検証報告書」を発表した。そこでは、国民に甚大な事故被害をもたらした前菅政権による原発事故への対応を槍玉に挙げ、「(日本政府の)安全規制はガラパゴス化」しており「不合格だ」と断罪している。この菅政権批判の核心は、事故の原因と被害の拡大の根拠を日本政府の「一国安全主義」への陥没の問題にしぼりあげ、アメリカ政府・NRC(原子力規制委員会)の警告を無視して日本政府・保安院が「核テロ対策」を放棄してきたからだと非難している点にある。
 はたせるかな、4・30日米首脳会談では、「日米同盟の深化」の名のもとに、十項目の「ファクトシート」(日米協力イニシアチブ)において、両権力者は「民生用原子力協力に関する二国間委員会」を設置し、「原子力エネルギー、原子力安全、核セキュリティ」問題での共同研究・開発を強化することを謳いあげた。しかも、ソウルで開かれた「核安全保障サミット」(三月二十七日)において野田は、「福島第一原発事故の教訓こそ核テロ対策に生かすことだ」などと、オバマと唱和したのであった。
 あきらかにオバマ政権は、原発の技術開発や「核拡散防止」を名分としての「核セキュリティ」の強化にかんして、日本帝国主義権力者にたいする規制・統制を一段と強めている。これに全面的につき従っているのが野田政権にほかならない。
 「民間事故調」の報告書、これはまごうかたなきアメリカ政府・NRCの代弁者にほかならない。

(以下、見出し)
政府・企業からの「独立」を装ったアメリカ出羽守

「核テロ対策」の放棄を「一国安全主義」と非難

事故の工学的・技術学的分析の欠如

「原発事故のリスク」論の犯罪性

「核リスク」管理国家のネオ・ファシズム的本質

大飯原発再稼働を阻止せよ
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郵政経営陣による「新たな人事・給与制度」導入反対!

 労働者を生産性向上=会社への奉仕に駆りたてるJP労組本部を許すな

郵政労働者委員会

 全国の郵政労働者のみなさん!「株式会社としての的確な経営を行わせるため」と謳った「郵政民営化法の一部改正法」の成立(四月二十七日)を期して斎藤経営陣は、事業危機の打開をなしとげようと、大々的な事業のリストラ策による首切り・配転・労働強化、人事・給与制度の改悪など、郵政労働者を徹底的に搾りとる攻撃にうってでようとしている。この郵政経営陣に呼応して、二年連続の年間一時金大幅カットを受け入れたばかりか、春闘を生産性を上げるための「人への投資」を要求するものへと変質させてきたJP労組本部は、今第五回定期全国大会(六月十三〜十五日)において「新たな郵政づくり」を掲げた運動方針を確立しようとしている。その内実は、「新たな人事・給与制度」と郵政大リストラを積極的に受け入れるものにほかならない。このような本部を弾劾して、全国の職場から反撃の闘いに起ちあがろう。

以下見出し
「新一般職」導入をテコとした労働組織の大改変――賃金切り下げ・労働強化反対!

郵政大リストラを打ち砕け

野田政権の欺瞞的な「郵政民営化見直し」を許すな

「絆・ふれあい」を掲げた「国益ナショナリズム」への唱和を許すな


◆郵政大リストラ反対!
・「ネットワークの抜本的再編」・「間接業務の集中化」による大量首切り反対!
・「新たな集配体制の確立」による労務管理の飛躍的強化反対!

◆人事・給与制度の改悪反対!
・基本給の大幅切り下げ反対!
・業績手当制度の導入反対!

◆欺瞞的「郵政民営化見直し」弾劾!
・会社統合にともなう郵政労働者・利用者勤労人民への犠牲転嫁反対!

◆年間一時金の大幅削減弾劾!
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野田の「原発再稼働」宣言を弾劾
4000人が怒りの声 6・8 首相官邸前
 六月八日夕、東京・永田町の首相官邸は、大飯原発再稼働に反対する四〇〇〇人余の労働者・学生・市民の怒りの声で包囲された。首相・野田の大飯原発再稼働強行の宣言に、労働者・人民の怒りが爆発したのだ。
 わが同盟の旗のもとにたたかう全学連の学生は、決起した労働者・市民の最先頭で、「原発再稼働に突進する野田政権打倒!」の怒りの声を轟かせてたたかった。
首相官邸前の歩道を埋めつくし果敢に抗議闘争をくりひろげる首都圏のたたかう学生
(6月8日夕方)

「さようなら原発」集会で奮闘 6・6 日比谷
 全国で高まる大飯原発再稼働反対の運動を踏みにじり、反動野田政権は、六月中旬にも大飯原発3・4号機の再稼働を決定しようとしている。この極めて緊迫した情勢のもとで、六月六日、東京の日比谷野外音楽堂において「許さない! 大飯原発再稼働 さようなら原発一〇〇〇万人署名第一次集約集会」が開催された。この集会には、原発再稼働への危機感に燃えた労働者・学生・市民二三〇〇名が結集し、「再稼働絶対反対」の声を首都中枢に轟かせた。首都圏学生ネットに結集するたたかう学生たちは、「連合」指導部の闘争抑圧に抗して起ちあがった労働者・市民と固く連帯し、この集会・デモの戦闘的高揚をかちとるために最先頭でたたかいぬいた。
「再稼働絶対阻止!」の意志固く結集した労働者・学生・市民
(6・6、東京・日比谷野音)

闘う学生が東電本社に怒りの拳
(6・6)
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