第２１９９号（２０１１年１２月２６日）の内容

＜1面＞ 架空討論　激動の二〇一一年をふりかえって 全世界労働者・人民の闘いで権力者どもを震撼せしめよ ＜4面＞ 高まるＥＵ発国際金融恐慌勃発の危機　下 ＜2面＞ 「原発再稼働・輸出を許すな！」 　労・学・市民５５００が決起　１２・１０日比谷 原子力協定国会承認に断固抗議　１２・９国会前 沖縄防衛局長の暴言を糾弾　１２・２那覇　１１・３０嘉手納 ＜3面＞ 亡霊シミタケを活用した中野一派の延命策を断て 腐臭に満ちた「１１月集会」 「育鵬社版教科書採択阻止！」 　沖縄県民集会に１０００名結集　１１・２３　嘉手納 ＜5面＞ １２・４革共同政治集会に寄せられた海外からのメッセージ　２ 　国際レーニン・トロツキー主義派（ＦＬＴＩ） 　ロシア共産主義労働者党―共産主義者党 ◆浜岡原発―プレハブ式で防波壁 ◆１９５４年の或る学者の闘いから ＜6面＞ Topics　春闘埋葬を企む経団連 高橋道当局の賃金独自削減継続を許すな！ ��復興特需�≠ﾅ肥え太るコマツ資本 福岡地公労集会に檄　１１・３０ ＜7面＞ ＪＰ労組本部の裏切り許さず１２春闘の戦闘態勢を構築せよ 日共系原発集会で討論　１１・２３札幌 ＜8面＞ ２０１１年掲載主要論文・記事一覧

「解放」最新号

「原発再稼働・輸出を許すな！」 　労・学・市民５５００が決起　１２・１０日比谷
十二月十日に、東京・日比谷野外音楽堂で「がんばろう！　さようなら原発一〇〇〇万署名」集会が開催された。会場には、原発を推進する野田政権にたいする怒りに燃えた労働者・学生・市民五五〇〇名が大結集した。 　革命的・戦闘的労働者たちは、「連合」指導部の抑圧に抗し、動員指令をおろさない日教組本部などをつきあげつつ、職場の仲間とともに大結集し、「脱原発」の請願運動をのりこえるために奮闘した。そして「すべての原発をとめよう！　首都圏学生ネット」の学生たちは、労働者と固く連帯してこの集会を戦闘的に高揚させるために全力で奮闘したのだ。
	横断幕を手に日比谷野音からデモに出発する「首都圏学生ネット」の闘う学生 （１２月１０日、日比谷公園）
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沖縄防衛局長の暴言を糾弾　１２・２那覇　１１・３０嘉手納
十二月二日、那覇市の県民広場で防衛相・一川の来県に抗議する緊急集会が沖縄平和運動センターの呼びかけで開催された。集会には、防衛相・一川が辺野古環境影響評価書の提出時期を言明しない理由を女性への性暴力に例えた沖縄防衛局長・田中（翌日、更迭）の暴言に憤る三〇〇人の労働者・学生・市民が結集し、政府・防衛省への怒りの拳をあげた。 　この一川の来県にたいする抗議集会に先だつ十一月三十日、嘉手納の沖縄防衛局前で、「基地の県内移設に反対する県民会議」が主催して田中発言に抗議する集会が開かれ、二〇〇人の労働者・人民が怒りの声をあげた。
	県民広場に結集し、防衛相・一川の来県に抗議闘争を貫徹 （１２・２、那覇市・県庁前）
	田中発言を弾劾する労働者・学生 （１１・３０、嘉手納町・防衛局前）
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原子力協定国会承認に断固抗議　１２・９国会前
十二月九日、全学連のたたかう学生たちは、原子力協定の国会承認案の参院本会議採決を断固として阻止するために、国会前抗議闘争に唯一起ちあがった。
	参院本会議場にむけて弾劾のシュプレヒコール （１２・９、国会前）
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「育鵬社版教科書採択阻止！」 　沖縄県民集会に１０００名結集　１１・２３　嘉手納
十一月二十三日、「９月８日八重山全教育委員協議の決定を認めさせる県民集会」（同実行委員会主催）が嘉手納町・かでな文化センターでおこなわれた。 　八重山地区（石垣市・与那国町・竹富町）の教育労働者・住民を先頭にした沖縄の労働者・人民は、育鵬社版「公民」教科書の採択を阻止し闘いぬいている。これに業を煮やした政府・文科省は、育鵬社版の採択を拒否しつづける竹富町教委にたいして、十一月末までに同社版を採択しなければ「自費購入せよ」と恫喝してきた。この攻撃を許さずさらに闘いをひろげるために、沖教組、高教組、「連合沖縄」、沖縄平和運動センターなど七団体が呼びかけてこの県民集会は開かれた。全県から沖教組をはじめとした各労組の組合員や市民・学生など一〇〇〇人以上が結集し熱気あふれる決起集会がおこなわれた。八重山現地からも多くの住民が参加した。 　わが同盟の情宣隊は、「先島への自衛隊配備と一対の『愛国心』教育をうち砕くために全力でたたかおう！」と訴えるビラをくまなく配布した。
	怒りの拳をあげる沖縄の労・学・市民 （１１・２３、かでな文化センター）
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