全原発の即時停止・廃棄をかちとれ！ 日米新軍事同盟の強化反対！ ８・７国際反戦集会に結集せよ
福島第一原発事故にたいする労働者・人民の怒りは沸騰し、いまや世論調査で「原発をなくすべき」と答える人は七割以上にまでふえている。この「脱原発」の世論にのっかりおのれの首相としての延命をはかるために菅は、脱・原発依存≠ﾈどということをぶちあげてみせた。これにたいしてこれまで原発推進を唱えてきた民主党政権内部および野党の自民党をはじめとした政治エリートどもや独占ブルジョアどもが、このままでは一年以内に日本の全原発が停止しかねない≠ﾆいう危機感を募らせて、従来ながらの「原発維持」論だけでなく「縮原発」とか「減原発」とかの変化球≠も駆使して、現存原発の稼働続行・停止原発の再稼働を実現するために狂奔しているのだ。「電力の安定供給のための原発維持を」とか「脱原発は日本産業の空洞化を促進する」とか「ＣＯ２削減のためには原発利用は不可避だ」とかとあらゆる屁理屈を並べたてつつ。 脱・原発依存≠ぶちあげた首相・菅のスタンドプレイにいらだちを強めている「連合」労働貴族は、独占資本家どもの顔色をうかがいながら、彼らに呼応する原発・エネルギー政策の策定に踏みだそうとしている。傘下の諸労組における原発反対の闘いを抑圧しつつ。日共の不破＝志位指導部は、菅の脱・原発依存＄骭ｾを「前向きな変化だ」と持ちあげ、菅への幻想をあおっている。そして菅が脱・原発依存＃ｭ言を「個人的見解」に格下げ≠ｷるやいなや、今度は「無責任」となじっている始末なのである。この一事に如実にしめされているように、代々木官僚はただただ、「原発ゼロ・プログラムの策定」を菅政権に請願するものへと闘いをねじ曲げているのだ。 われわれは、こうした既成反対運動指導部の腐敗を弾劾し、いまこそすべての原発の即時停止・廃棄をかちとる闘いの高揚を切り拓くのでなければならない。同時に菅政権による被災人民切り捨て・独占資本支援の「復興」策と「復興財源確保」に名を借りた消費税増税に反対する政治経済闘争や日米新軍事同盟の強化に反対する反戦・反安保闘争を推進するのでなければならない。これらの闘いの一大高揚を切り拓くために、全国のたたかう労働者・学生・市民は全国各地で開催される８・７第四十九回国際反戦集会に総結集しよう。 以下、見出し 原発・エネルギー政策をめぐり激化する支配階級内の対立 「原発再稼働」を要求する「連合」労働貴族 日共の「原発ゼロ・プログラム策定」請願運動をのりこえ闘おう 〈原発・核開発反対、反戦、増税阻止〉の火柱を！ |
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