第2152号(2011年1月24日)の内容
<1〜3面>
菅極反動政権打倒に決起せよ
未曽有の危機の突破をかける日本帝国主義の総攻撃を打ち砕け!
中央労働者組織委員会
<4〜5面>
<米・中本格対決>下の戦乱の危機を突破する革命的反戦闘争の爆発を!
中央学生組織委員会 〔下〕
<6〜7面>
第25回大会路線の総破産に喘ぐ代々木共産党を解体せよ! 〔下〕
◇動揺する日共系労組活動家/古参日共党員との会話
<5面>
年頭の決意 中国地方委員会
<8面>
年頭の決意 金属/情報通信/重工業/中小企業/神奈川東部地区
「解放」 最新号
菅極反動政権打倒に決起せよ 未曽有の危機の突破をかける日本帝国主義の総攻撃を打ち砕け! <上> 中央労働者組織委員会 すべての労働者・学生諸君! 菅・民主党政権は、いよいよ反人民性をむきだしにしている。一月十四日に成立した菅の再改造内閣は、消費税大増税とTPP参加強行、そして中国敵視≠鮮明にしての日米新軍事同盟強化=対米追従∴齦モ倒の諸政策をなにがなんでも強行するために、労働者・人民にむかって牙をむいた内閣にほかならない。労働者・人民に<戦争と貧困と暗黒支配>を強制する凶悪きわまりない政権なのである。こんな悪行は、もう絶対に許せない。菅政権の打倒にすべての労働者・学生はわが同盟とともにただちに起ちあがれ! 今回の内閣改造の目玉商品≠ヘ、なんと、かねてより「消費税大幅増税」を主張してやまない与謝野馨を「たちあがれ日本」ならぬ立ち枯れ%}から引っこ抜いて経済財政相・「社会保障・税一体改革」担当に据えたことなのだ。そしてまた、TPPという名のアメリカ帝国主義主導の環太平洋自由貿易圏′`成の策動、これへの日本の「参加」をなんとしても強行することを狙っての、TPP参加論者たる海江田万里の経済産業相への任命なのだ(TPP参加に難色を示している大畠の更迭)。 菅は一月四日の年頭記者会見において「消費税を含む税制抜本改革とTPPへの参加について六月をメドに方向性を出す」と宣言し、この問題に「政治生命を賭ける」と大見得を切っている。まさにいま菅政権は「消費税大増税・TPP参加強行」へと猛突進しはじめているのだ。 安保・外交政策にかんしては首相・菅は、いまやオバマ政権の手先≠ヤりを遺憾なく発揮して、中国敵視≠フ旗幟を鮮明にしながら米・日・韓の三角軍事同盟の構築・強化に突き進もうとしている(この企みを貫徹していくための布陣として、外相の前原と防衛相の北沢の留任)。新年早々に渡米した前原が米国務長官ヒラリー・クリントンとの会談において、中国を主敵≠ノすえる「日米共通戦略目標」を策定することを約束し、また「日韓同盟」構築の名のもとに日・韓両軍のあいだの軍事協力の強化を謳っている。また、昨年末に中国主敵≠内実とする「新防衛大綱」を作成することに中心的な役割を果たした北沢が、新年早々に、韓国政府とのあいだで「物品役務相互提供協定(ACSA――有事はもちろん共同訓練などにおいて軍の食料・燃料などを提供しあう協定)」締結の交渉に入る合意をとりまとめている。これらの画策こそは、二十一世紀の覇権大国≠フ座を掌中にせんとする胡錦濤の中国の策動を阻止するための陣形を構築することに躍起となっているオバマ政権につき従いながら、対米追従≠フ姿勢を貫くことを菅政権がことあらためてオバマ政権に誓約したことの証し以外のなにものでもない。 まさに菅の再改造内閣は、日本独占ブルジョアジーとアメリカ帝国主義・オバマ政権とに忠誠を誓い、労働者・人民に<戦争と貧困>を強制する極反動の内閣にほかならない。それにもかかわらず「連合」の古賀指導部は、この政権を全面的に支えるために、法人税減税・消費税増税を支持する意志を表明し、「TPPへの早期参加」を尻押しする意志をすでに明らかにしている。 他方、代々木共産党の不破=志位指導部は「対米従属と財界言いなりの内閣に全面対決する」と力んでみせてはいる。だが彼らは、「大企業が内部留保を積み上げるのでなく、(その一部を)国民の所得や国内の投資に回す」ことによって「日本経済の成長・健全な発展」をかちとるという、修正資本主義を根幹とするみずからの「日本経済の持続的発展」の代案を基準として、法人税減税・消費税増税に反対しているにすぎないのである。そしてまた、朝鮮戦争勃発の危機が高まっている今このときに、国際情勢として今なお「平和の流れが滔々と広がっています」などというバラ色幻想を吹聴し、一切の反戦の闘いを放棄するのみならず、日米軍事同盟の「対等・平等な軍事同盟」への改良≠代案として提唱しているほどなのである。 こうした「連合」指導部や日共・不破=志位指導部のまさに度しがたい腐敗、これを暴きだし弾劾しつつ、わが同盟は、職場から・学園から菅政権の消費税大増税強行・朝鮮戦争の放火への加担に反対する闘いの炎を燃えあがらせるのでなければならない。その実は民主党内権力抗争に憂き身をやつし臨死¥態に陥りながら、なおも極反動攻撃の牙をむく菅政権を打倒せよ! (以下、見出し) T <米・中本格対決>下における戦乱の危機の高まり U <三極>間争闘戦の新たな激化 V 日本帝国主義の生き残りをかけた総攻撃 |
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<米・中本格対決>下の戦乱の危機を突破する革命的反戦闘争の爆発を! <戦争と貧困>を強制する極反動・菅政権を打倒せよ 中央学生組織委員会 目 次 一、光輝を放つわが革命的反戦闘争 二、情勢分析の的確さ 三、転向スターリン主義の党を解体する闘いの前進 (第二一五一号) 四、わが反戦反安保闘争の革命性 五、世界的戦乱の危機を突破する反戦闘争の爆発をかちとれ! (本 号) |
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第25回大会路線の総破産に喘ぐ代々木共産党を解体せよ! 目 次 T 一挙的に昂進する未曽有の党組織瓦解の危機 A 党存亡の窮地の告白 B 危機の根因は何か U 「建設的提案」なるものの反動性 A 「アジアと世界の平和の流れ」という妄想 B 「対等・平等」の日米軍事同盟≠ニいう画餅 (第二一五〇号) C 日共版「経済成長戦略」の反労働者性 V 修正資本主義的腐敗を深める転向スターリン主義党 (本 号) |