第2125号(2010年6月28日)の内容
<1面>
<米・中本格対決>の狭間で死の苦悶に喘ぐ日本帝国主義
米日韓の対北朝鮮(対中国)臨戦態勢反対!
<戦争と貧窮>を強制する菅新政権の極反動攻撃を打ち破れ!
<4〜5面>
偽善と虚構のロシア版「地球温暖化」対策
<2面>
スペイン・ポルトガルの大デモ
<3面>
米軍矢臼別演習阻止に決起 5・30
日米合同演習反対 小松現地闘争 6・7
鹿大生が反安保掲げ市街デモ 6・8
鹿大「沖縄・徳之島と結ぶ集い」 5・28
<6面>
Topics 消費税10%を公言する菅政権
熊大病院 看護師に不払い残業を強制
HTSに派遣添乗員への残業代支払いを命令 東京地裁
北陸大 休日出勤の割増賃金を不払い
<7面>
沖縄における食品加工労働者の悲惨な実態
東京地裁がバイク便労働者に反動判決
大阪市 生活保護受給者削減を提唱
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
<8面>
万華鏡2010――情勢の断層を読む
◆フェルガナの悲劇
◆ノルウェーの海
◆「血の一滴」
◎投稿 原点に立ち還って基地問題を解決しよう!
「解放」 最新号
<米・中本格対決>の狭間で死の苦悶に喘ぐ日本帝国主義 米日韓の対北朝鮮(対中国)臨戦態勢反対! <戦争と貧窮>を強制する菅新政権の極反動攻撃を打ち破れ!
菅直人の民主党新政権は、「責任ある安保外交政策」の名のもとに、米海兵隊・普天間基地の名護市辺野古への移設および「沖縄の負担軽減」を名分としての在沖米軍演習地の全国各地への移転・拡大を公然と謳っている。韓国哨戒艦「撃沈」の大謀略を仕組み、これを「北朝鮮の犯行」と烙印することをタテにして在日米軍強化への日本政府の全面協力を強要したオバマ政権の強圧のまえに、前首相・鳩山はついに完全屈服した。その跡目を継いだ菅直人の新政権は、巨額の米軍再編費用を小泉・安倍の両自民党政権時代の日米合意通りに支払うことをオバマ政権に誓約し、また、巨額の防衛予算を事実上の聖域≠ニしている。この政権は莫大な軍事費を確保するために、かつ諸独占体庇護の法人税減税を強行するためにも、空ぞらしくも「社会保障用財源確保のため」と銘打って消費税大増税(税率一〇%への引き上げ)を強行しようと企んでいるのだ。こうして菅直人の民主党政権は、日本労働者階級・勤労人民に<戦争と貧困>を強制する極反動攻撃をかけているのである。 「過度な対米依存からの脱却」および「国民の生活が第一」という前・鳩山=小沢政権の謳い文句を完全に後景におしやった菅の民主党政権にたいして、「連合」の古賀指導部は「全面支持」を掲げ、もって傘下労組の組合員を参院選に向けての集票活動にかりたてている。また、代々木共産党の不破=志位指導部は、米・日・韓三国の対北朝鮮臨戦態勢突入に反対しないどころか、むしろ北朝鮮脅威論の鼓吹に唱和しているのだ。しかも、辺野古新基地建設を鳩山政権にごり押しした張本人たるオバマ政権を「聞く耳を持った政権」などと賛美しているではないか。なんたる犯罪行為か! われわれは、こうした犯罪に手を染めている既成反対運動指導部を弾劾し、いまこそ「対北朝鮮臨戦態勢反対! 辺野古新基地建設阻止! 普天間基地即時撤去!」の反戦反安保闘争および大衆収奪の強化に反対する政治経済闘争の大爆発をかちとり、もって菅政権を打倒しうる階級的戦列を断固として形成・強化するのでなければならない。 (以下見出し) 朝鮮半島における戦争勃発の危機の切迫と米―中・露の角逐 オバマ式「一超」世界支配再興策動の総破綻 対米対抗の核軍事力増強と<ドル体制>打破に狂奔する胡錦濤の中国 <米―中・露核軍事力増強競争反対>の旗高く闘おう |
||
Top |
米軍矢臼別演習阻止に決起 5・30 | |
闘う労働者が「連合」集会で奮闘 |
|
「連合」労働貴族の闘争歪曲に抗し意気高くデモに出発する労働者 | |
<反安保>を呼びかけたわが同盟に共感広がる | |
Top | |
日米合同演習反対 小松現地闘争 6・7 | |
日米共同空中戦訓練に抗議 6・7小松基地ゲート前で集会 |
|
日米両政府に合同軍事演習弾劾の声をつきつける労働者たち | |
Top | |
鹿大生が反安保掲げ市街デモ 6・8 | |
6・8 菅新政権発足に即日反撃 |
|
鹿児島に「核基地撤去」の声が響きわたる(天文館近く) | |
Top |