第2093号(2009年11月9日)の内容

<1面>
辺野古新基地建設阻止! 核基地撤去!
米―中・露の新たな核軍事力増強競争反対!
11・12日米首脳会談を粉砕せよ

<4〜5面>
笑顔のネオ・ファシズムへの翼賛
民主党政権への協賛に狂う日共

<2面>
米大使館・国会・首相官邸へ
全学連・反戦が戦闘的デモ 10・25

福岡市街に反安保の炎
戦闘的労学が全九州統一行動 10・18

<3面>
革命的学生運動破壊を打ち砕く闘いの勝利的地平
<6面>
石川県教職員が相次いで過労死
JPEX統合延期=破綻―混乱する職場
Topics 大手企業 冬の一時金15.91%減
<7面>
独立行政法人・国立病院機構で奨励される「QC活動」
10・21国際反戦デー福岡集会で奮闘
<8面>
万華鏡2009――情勢の断層を読む
◆「統合失調症」
◆ほんの軽罪
◆懲りない奴
◆イチロー専決?
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
  「解放」 最新号
































  


辺野古新基地建設阻止! 核基地撤去!

米―中・露の新たな核軍事力増強競争反対!

11・12日米首脳会談を粉砕せよ

全学連・反戦が国会に怒りの拳(10月25日、霞が関)
 十一月十二日にアメリカ大統領のバラク・オバマが初めて来日し、首相・鳩山由紀夫との首脳会談にのぞもうとしている。この首脳会談において、オバマと鳩山は、「揺るぎなき日米同盟」を謳いあげようとしている。海兵隊普天間基地の移設=辺野古新基地建設問題などをめぐる対立の「解決」について表向きは先送りしつつ、米日両権力者は日米新軍事同盟を対中・対露の核軍事同盟としてよりいっそう強化していくことを約束しようとしているのだ。
 だがこのときに、「連合」指導部は、鳩山政権を「国民の声に応える政府」などと賛美し、この政権の安保=軍事政策を基本的に支持するのみならず、労働組合として日米新軍事同盟の強化に反対する反戦運動にとりくむことを一切放棄している。あまつさえ、平和フォーラムのもとでとりくまれている反戦・反基地の運動を破壊するという犯罪的な対応に血道をあげているのが、「連合」の古賀執行部なのだ。
 他方、日本共産党の不破=志位指導部は、「核軍縮」を高唱するオバマにたいする幻想を煽りたてるという犯罪的対応をとっている。そして鳩山政権にたいしては、「普天間基地の県外移設・国外移設」という政権公約を貫くかたちで対米交渉をおこなうことを要求しつつ、反対運動をこの鳩山政権を尻押しするものへとねじ曲げているのだ。
 すべての労働者・学生諸君! かかる一切の既成反対運動をのりこえ、われわれは今こそ日米首脳会談を粉砕する闘いを、ただちに日本全国から巻きおこすのでなければならない。すべてのたたかう学生は、全学連が呼びかける11・12日米首脳会談粉砕闘争に総決起せよ!

以下、見出し

亀裂を押し隠しての「日米同盟の絆」の唱和

辺野古新基地建設容認≠フハラを固めた鳩山政権

激化する米―中・露の新たな核軍事力増強競争

既成指導部の鳩山政権尻押し運動をのりこえ闘おう!
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笑顔のネオ・ファシズムへの翼賛

民主党政権へのアワビ的協賛に狂う代々木共産党

<上>

T「建設的野党」の名による民主党政権へのアワビ的呼応

U権力者どもの「対話」と鳩山式「友愛」への限りなき幻想


超階級的・超国家的価値≠ニしての「核兵器廃絶」という虚妄

 そもそも、各国権力者ども(とりわけオバマや鳩山)の麗(うるわ)しい言辞をもって彼らが本気で「核兵器廃絶」を志向し追求しているかのように捉え思い描くのは、愚かさにもホドがあるというものではないか。この愚かさは、核兵器それじたいをば「世界の平和と人類の生命」を脅(おびや)かす根源であると見なす錯誤に、すなわち核兵器をば核武装し相互に対抗している米―露・中などの国家権力者どもの対立(実体的諸関係)から切り離して自立化する錯誤に起因するのだ。「世界の平和と人類の生存」を脅かす根源は、核兵器そのものにあるのではなく、相互に対抗しつつ核武装している諸国家間の国家的利害(=各国支配階級の階級的特殊的諸利害)にもとづく対立にあるのはいうまでもない。それにもかかわらず、この国家的対立という根本問題から労働者・人民の眼を反(そ)らすように仕向ける犯罪的役割を果たすものこそ、「核兵器廃絶」を各国権力者どもに請願する代々木官僚なのである。
 こうした錯誤・犯罪性は、代々木官僚が掲げる「核兵器廃絶」という理念じたいが、各国権力者ども・支配階級も是認しうるものとして超階級化されていることと不可分に結びついている。「核兵器廃絶」をば各国権力者たち(これを擁立している各国の支配階級・支配層)も国民(労働者階級や他の被支配階級)も共通して保有しうるものとして、いや、さらには現代世界に現存する諸国家の国家的利害をも超越するものとして、まさに「人類社会」「国際社会」の普遍的価値≠ナあるかのように見なす。このようなものとしてまた、「核兵器廃絶」による「平和な国際社会」の実現こそが各国家そのものの存立を保障するという意味で各国家の真の「国益」≠ノかなうものであるかのように主張するのが不破=志位指導部なのである。
 このように「核兵器廃絶」を超階級化し超国家的≠ネ普遍的価値と見なす錯誤のゆえに、相互間の国家的対立のもとで核軍事力の増強をこそ国家的利害としている米―露・中の権力者どものこの利害対立も、アメリカと核軍事同盟を結ぶことに国家的利害を見い出している日本の権力者(鳩山政権)の中・露両国権力者どもとの「国益」をめぐる利害対立も、まさにそれらの本質的に非和解的な性格を捉えることなく軽視し、真の「国益」≠ニしての「核兵器廃絶」を彼ら権力者どもに請願する愚を犯すことになるのである。基本的には<三極>に分岐・分裂している現代世界における諸国家の対立・角逐、ここにおいてそれぞれが「国益」としているものの貫徹を――核軍事力の増強や核軍事同盟を絶対的基礎(手段)として――相互対抗的に追求している米・日と中・露の権力者どもにたいして、これら権力者どもが「国益」としておしだすものの反人民的な性格・本質を明らかにしつつ労働者階級・勤労人民を階級的に武装し団結を組織化していくことを彼岸に追いやり、真の「国益」≠ノかなう政策(代案)の採用をお願いするのは、まさに観念的にして無力な所業でしかないではないか。
 しかも、この真の「国益」≠貫徹し実現するべき主体を現存政府(国家権力者)としているのが、今日の代々木官僚なのである。「核兵器廃絶」という真の「国益」≠ヘ、もちろん「大多数の国民」(労働者・勤労人民)の利害に沿(そ)うものとおしだされてもいるとしても、同時に現存日本国家の存立=発展という「国益」にかなうものとされており、そのようなものとしてそれを実現する主体は政府とされているのだ。まさにこのゆえに、真の「国益」≠ニ代々木官僚がおしだしているものの内実は、現存ブルジョア政府(民主党政権)が現に「国益」としておしだしているものと基本的には同一のものでしかないのである。このことは、「核兵器廃絶」とか「国連憲章にもとづく国際紛争の平和的・外交的解決」とか「憲法九条を生かした自主・自立の平和外交」とかという代々木官僚の安保・外交政策にかかわる代案を、まさに現存日本国家の存立・発展という「国益」をこそ基準にして案出し策定していることにもとづくのである。
 こうした代案の策定が、鳩山の民主党政権が「国益」としておしだしているものと基本的に同一な内実の「国益」を基準とするにいたっているのは、「よりましな政権」樹立のための「保守層との共同」という基本路線にもとづいて開明的<uルジョアどもに迎合するために代案の内容を右翼的に緻密化することに不破=志位指導部が腐心しているからにほかならない。この代々木官僚の腐敗は、鳩山政権にすり寄るために「安保廃棄」の廃棄≠表向きにも鮮明にしたことに集中的に露出しているのだ。
 
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首都中枢に安保粉砕の火柱 全学連・反戦が戦闘的デモ 10・25
 十月二十五日、わが同盟に領導された全学連と反戦青年委員会の労働者・学生たちは、「オバマ来日阻止・日米首脳会談粉砕! 米―中・露の新たな核軍事力増強競争反対! 鳩山政権による新たな<戦争と貧困>の強制を許すな!」のスローガンのもと、烈々たる闘志に燃えて、アメリカ大使館、国会・首相官邸に向けた戦闘的デモンストレーションに勇躍決起した。同日、北海道・関西・沖縄において決起した労働者・学生と連帯しつつ、首都圏の労学は、「連合」指導部や日本共産党中央によって既成反対運動が総じて鳩山政権を翼賛するものへとおし歪められているという日本階級闘争の危機を断固として突き破り、首都中枢に反戦反安保・政治経済闘争の火柱を高々と燃えあがらせたのだ。
10・25 米大使館・国会・首相官邸へ進撃
全学連・反戦 日米首脳会談粉砕の声高く
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10・18 福岡市街に反安保の炎 戦闘的労学が全九州統一行動
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