第2077号(2009年7月13日)の内容

<1〜3面>
<同志黒田寛一逝去3周年>
前衛党建設の大道を切り拓け!

<4面>
JPEX設立に伴う強制出向・首切り・大量雇止めを許すな
エルピーダメモリに巨額の血税投入
<5面>
JAM労働貴族が大裏切り
日本経済の「健全な発展」を夢想する代々木官僚
Topics 増え続ける失業者―「景気の底打ち」の実態
<6面>
各地で麻生臨死$ュ権打倒の雄叫び
6・14那覇6・14名古屋6・21札幌
<7面>
冤罪足利事件  DNA鑑定の恣意的活用と「自白」の強要
万華鏡2009 ALBAは近いか/マオイのおらび/虎ノ門ラブ
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
<8面>
生死の場所の自己省察――同志たちとの論議を経て
  「解放」 最新号
























  


<同志黒田寛一逝去三周年>にあたって

今こそ日本反スタ運動の<原点>に立ち戻り前衛党建設の大道を切り拓け!

日本革命的共産主義者同盟 全国委員会 議長 植田琢磨
日本革命的共産主義者同盟 革マル派 政治組織局


 わが日本反スターリン主義運動の創始者であり、つねにわれわれを導きつづけてくれた同志黒田寛一が逝去されてから三年目のときを迎えた。この三年のあいだ、われわれは、「後継者は『わが党』そのものだ」という同志黒田の言葉をみずからへの叱咤激励としてうけとめながら、わが党を真実の前衛党にふさわしいものとして強化するために全力を傾けて奮闘してきた。このかんのわが闘いは、まさしく戦乱と貧困と環境破壊に覆われた「暗黒の二十一世紀」を切り裂く閃光となって、全世界労働者・人民の進むべき道を赤々と照らしだした。いまわれわれは、この闘いの地平をしっかりと踏み固めるとともに、わが運動のさらなる前進を勝ちとるために、同志黒田の高き遺志を受け継ぎ彼の全生涯をかけた営為を受け継ぐ内的な苦闘を、己れに・そして相互に課すことを改めて誓う。すべての同志は、全世界のプロレタリアート解放の闘いの最先頭に立つわが党をさらに鍛えあげてゆくために、ともに邁進しよう!

(以下、各章の見出し)
T 現代資本主義の断末魔と<米―中・露新対決>の激化

U わが革命的左翼が切り拓いた闘いの地平

V 同志黒田の営為を受け継ぎ強靱な前衛党建設の前進を!
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冤罪足利事件
DNA鑑定の恣意的活用と「自白」の強要


国家権力の犯罪行為隠蔽を許すな

 国家権力に女児誘拐・殺害という無実の罪を着せられ、十七年半の長きにわたって牢獄につなぎとめられていた元幼稚園バス運転手の菅家利和さんが、さる六月四日に釈放された。労働者・人民の支援の広がりに支えられて、弁護団は昨年暮れにDNA再鑑定の高裁決定をかちとり、その結果として型の「不一致」が証明された(五月八日)。冤罪であることが明白となり、過去の捜査の犯罪性が暴きだされることへの自己保身にかられた検察庁は、再審による「無罪」決定を待たずして「(刑の)執行停止」をおこなうという極めて異例なかたちをとって、菅家さんを釈放せざるをえなくなったのである。
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生死の場所の自己省察――同志たちとの論議を経て

<目  次>
一、〈死んで生きる〉とは?
 「私は毎日哲学している」
 ――A同志との対話
 果を因に転ずる決意
 ――B同志の質問を考えて


二、黒田さんの死転生の場所
  ――C同志との論議
  無目的の目的化
  《いま・ここ》において・誰にたいして
  <横への超越>
  <縦への超越>
  「人―間」的実践の展開
 「一九四三年からの十年間……」

        (本  号)

 一九五六年の転回
 みたび生き……


三、生死の場所を哲学すること
  ――黒田さんとの対話
 神なき宗教心
 《いま・ここ》における目的の共時的実現
 己の死を哲学すること
 われわれの《いま・ここ》
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各地で麻生臨死$ュ権打倒の雄叫び
「米―中・露の核軍事力増強競争反対!」
スクラム固く国際通りを進撃
6・14那覇
派兵新法制定阻止の声轟く
労学が自民党愛知県連へデモ
6・14名古屋
6・21札幌
自民党道連に怒りの拳
労学が米日の準臨戦態勢強化に反撃
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