第2059号（2009年3月9日）の内容

＜1面＞
麻生臨死＄ｭ権打倒に決起せよ
　既成指導部翼下の日本階級闘争の閉塞を突き破れ！
　３・１５労学緊急闘争の爆発を！
＜4〜5面＞
２・１５労働者怒りの総決起集会　基調報告
　大量解雇・賃金切り下げ攻撃をはね返し09春闘を闘おう
日共・志位が「現行派遣法の活用」を号令
＜6面＞コマツが期間工を大量解雇
大分県教委の人事・賃金制度改悪
Topics　パイオニア・沖電気両労組が「統一闘争」離脱
＜7面＞
病休者激増――苛酷な労働を強いられる沖縄教育労働者
那覇市当局の保育所民営化反対！
＜2面＞
「日米首脳会談粉砕！」 米大使館･首相官邸に怒りの拳　２・２４
◇米国務長官ヒラリー来日
◇イスラエル・パレスチナ短信
＜3面＞
とめろ！日本の原発・核開発　D
　フルＭＯＸプルサーマル運転を策す大間原発建設を許すな
◇和製水メジャー≠ﾌ創出
＜8面＞
万華鏡2009――情勢の断層を読む
◆米露ついに激突か
◆資源漁り隠し？
◆「主権民主主義」？
◆電網恢恢

週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
　　「解放」 最新号
　































　　


麻生臨死＄ｭ権打倒に決起せよ

既成指導部翼下の日本階級闘争の閉塞を突き破れ！

３・１５労学緊急闘争の爆発を！

　すべての労働者・学生・勤労人民諸君！　わが同盟は、煮えたぎる怒りと不退転の決意を込めて訴える。
　麻生太郎を首班として戴く内閣は、各マスコミの世論調査で支持率がのきなみ一割前後におちこむほどまでに労働者・人民から総スカンをくらっているにもかかわらず、この怒りの声を無視し、麻生は居直りに居直りきって政権の座にしがみつきつづけている。このヨレヨレ政権は、衆議院で与党が三分の二の議席を占めている今のうちに、ありとあらゆる極反動的な諸法案を成立させるために盲進しているのだ。なんという恥知らずにして極悪非道の徒輩か。この暴挙を断じて許してはならない。今こそこの極反動政権を打倒する闘いに総決起しようではないか！
　「海賊対策」を名分として日本船だけではなく外国船の護衛をもソマリア沖で海上自衛隊が担うこと、および「海賊船」にたいして先制射撃を放つことを合法とするための「海賊対策新法」の制定。グアムの米軍基地整備費用として二八億ドルの直接的負担をはじめ総額六一億ドルを日本政府が拠出することと沖縄の辺野古沖に米海兵隊新基地を建設することなどを法的に義務化することが明記された「日米協定」の批准。「中小企業支援」を名目として日本の金融諸機関を救済するための（じつはアメリカ金融機関を支援するための）一二兆円もの公的資金注入につづく、特定の一般大企業の資本増強に公的資金を活用するための産業活力再生特別措置法の改定。大企業優遇減税の継続のみならず二〇一一年度からの消費税税率引き上げを「附則」として盛りこんだ「税制改正関連法」の制定。……
　まさに対米隷従≠ﾔりと独占資本家どもの階級的利害とをむきだしにした悪逆な法案のオンパレードではないか。財務・金融相であったアル中男・中川昭一の腐臭ふんぷんたるかのＧ７酩酊記者会見。この日本政府の赤っ恥を全世界にさらけだした事件も、麻生政権の断末魔を如実に露呈したものでしかない。いまや自民党内からさえも、「麻生降ろし」を公然と主張する徒輩が続々と生みだされている。もはや屍と化したも同然なのが麻生政権なのである。それにもかかわらずこの政権は、ゾンビのごとく労働者・勤労人民に襲いかかり海外派兵＝戦争と貧窮化をますます強いようとしているのだ。われわれは、麻生臨死＄ｭ権を一刻も早く葬りさるのでなければならない！
　ガタガタの麻生政権がなおも延命しているのは、ひとえに、「連合」高木指導部や日共・不破＝志位指導部らの既成反対運動指導部の腐敗と無力性のゆえなのだ。総選挙ともなれば小沢民主党主力の連立政権が樹立される可能性が高まっていることに彼ら既成反対運動指導部は期待を寄せて、衆院解散にもちこむための院内かけひきに腐心している民主党にブラさがっているにすぎないのである。今このときに倒閣のための大衆運動を労働者・人民に呼びかけることすらしようとしない既成反対運動指導部どもの対応こそは、致命的な大裏切り以外のなにものでもないではないか。
　怒れる労働者・学生・人民たちよ、日本階級闘争の閉塞状況を大胆に突き破り、今ここで起ちあがれ！　腐敗せる既成反対運動指導部どもを弾劾し、麻生内閣を打ち倒す闘いの嵐を日本全国でまき起こせ！　３・１５労学緊急闘争に総決起し、麻生臨死＄ｭ権打倒の鬨（とき）の声を首都中枢に轟かせよ！

以下、見出し
労働者・人民の血税をオバマに献上≠ｷる麻生

さし迫る日米同時沈没≠ﾌ大破局

戦争と貧窮化の労働者・人民への強制

今こそ麻生内閣打倒の怒りの炎を！
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２・１５労働者怒りの総決起集会　基調報告

大量解雇・賃金切り下げ攻撃をはね返し〇九春闘を闘おう

「連合」指導部の「内需拡大のための賃上げ」要求運動をのりこえ大幅一律賃上げをかちとろう！

以下見出し
T　未曽有の大不況に喘ぐ諸独占体による労働者への犠牲転嫁

U　「救国」産報運動を突き破り〇九春闘の戦闘的高揚を！
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「日米首脳会談粉砕！」 　米大使館・首相官邸に怒りの拳　２・２４
　全学連のたたかう学生たちは二月二十四日、ワシントン・ホワイトハウスにおいて開催されようとしていたアメリカ大統領オバマと首相・麻生との首脳会談にたいする怒りに燃えて、かつ「麻生臨死＄ｭ権打倒！」の闘志をみなぎらせて、アメリカ大使館および首相官邸にたいする抗議行動に勇躍決起した。
既成反対運動の闘争放棄を弾劾し、全学連が唯一決起。
怒りの声が首都中枢に響き渡る
（２月２４日、上・アメリカ大使館前、下・首相官邸前）
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