第2049号(2008年12月22日)の内容
<1面>
革共同政治集会を盛大に実現 12・7
「大動乱の今こそ真価を発揮せん」
労学1200が反スタ運動の前進誓う
<4〜5面>
学生戦線における反戦・政治経済闘争組織化上の諸教訓
マル学同革マル派(中央書記局)
<2面>
「新テロ特措法改定・金融強化法制定阻止!」
全学連国会前闘争に起つ 12・12
米日の軍事演習に各地で反撃 12・1嘉手納/12・1小松
<3面>
ムスリム武装勢力のオバマ新政権への挑戦
<6面>
介護保険制度の改悪を許すな
「非正規労働者の大量解雇反対!」
労働者2000が怒りの決起 12・4
Topics NTT労組本部 ベア要求を放棄
<7面>
――郵政年末始繁忙期――
超長時間労働の強制を許すな
「もんじゅ」運転再開阻止に起つ 12・6
<8面>
2008年 掲載主要論文・記事一覧
週間日誌は5面に掲載
「解放」 最新号
革共同政治集会を盛大に実現 12・7 「大動乱の今こそ真価を発揮せん」 労学1200が反スタ運動の前進誓う
全世界を侵略戦争と金融的・経済的支配のもとに組み敷いてきたアメリカ帝国主義の「一超」世界支配の終焉とアメリカ発の国際金融危機・世界同時不況の深刻化。この二十一世紀現代世界においてわれわれが直面しているのは、国家独占資本主義の新自由主義的再編成という末期資本主義の最後の延命策のパンクと米―中露の政治的・軍事的・経済的角逐であり、これをインパクトとした大動乱への突入――世界大戦勃発の危機と貧困・飢餓の強制、環境破壊の進行――にほかならない。この現代世界の危機激成のもとで、全世界の階級闘争は、転向スターリニストどもの腐敗のゆえに腐蝕の度を深めている。 この現局面において、わが同盟は、「反帝・反スターリン主義」世界革命戦略に立脚して、世界大動乱の特質と本質をえぐりだすとともに、国際的な階級闘争の腐蝕を突破する途を、本政治集会において鮮明に提起した。わが同盟は、米・露激突―新大戦勃発の危機を突き破る革命的反戦闘争と解雇・賃下げ・社会保障の切り捨て・収奪強化の一大攻撃を打ち砕く闘争を推進し、もって全世界の階級闘争を領導する決意と指針を満天下に示したのである。 以下見出し 「現代世界の腐蝕に抗してマルクス主義の現代的復権を!」――基調報告 <戦乱と人民貧窮化>を突き破る革命的拠点を! 「経済危機の労働者へのツケ回しを許すな!」――労働者代表が決意表明 転向スターリニストの腐敗を暴露――全学連委員長 世界大動乱のもとでの反スタ運動の責務を意志一致 |
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学生戦線における反戦・政治経済闘争組織化上の諸教訓 『共産党宣言』発刊一六〇周年にあたる二〇〇八年の一年間、わが日本マルクス主義学生同盟・革マル派は、全学連の革命的学生運動を指導しつつその先頭に立って奮闘するとともに、これをつうじてわがマル学同自身の組織的拡大と強化をかちとってきた。二〇〇九年新年に臨むにあたって、この一年間の激闘をふり返り、闘いの教訓をうち固めておくこととしたい。 アメリカ発の国際金融危機と世界同時不況の相乗的亢進のゆえに、今や世界経済は<国際金融恐慌勃発前夜>というべき重大な危機に直面している。そのもとで、グルジア問題や金融危機への対処策をめぐって、米・日連合と中・露主導の経済新興諸国・途上諸国連合と仏=独枢軸のEU連合との、この<三極>間の対立・争闘が、いよいよ激化しつつある。この現代世界危機のまっただなかにおいて、わがマル学同は、革命的・戦闘的労働者と固く連帯しつつ、反戦反安保・政治経済闘争のさらなる高揚をかちとるのでなければならない。この闘いの大爆発をもって、ガタガタ麻生政権を打倒するのでなければならない。 マル学同革マル派(中央書記局) 以下見出し 一、反戦・政治経済闘争の推進 二、一切の自治会運動破壊攻撃を打破し革命的学生運動の前進を切り拓く 三、反戦・政治経済闘争の理論的諸教訓 |
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ムスリム武装勢力のオバマ新政権への挑戦 11・26ムンバイ同時ゲリラ事件の波紋 オバマの出端をくじく先制攻撃 ムスリム武装部隊は米・英・イスラエル人と裕福なヒンズー教徒を集中的に攻撃した。海から上陸した部分とホテル内に待機していた部分とが時間をあわせていっせいに攻撃を開始するという綿密な計画にのっとっていただけでなく、三日間以上もインド特殊部隊との戦闘を継続しえたほどの大量の武器・弾薬を彼らは準備していた。彼らは地元テレビ局の電話インタビューに答えて「インドの獄中にいるイスラム戦士全員の解放を要求する」とは語ったものの、それが彼らの主要な目的ではなかった。ただ攻撃を貫徹するためにのみ、彼らは特攻作戦を敢行したのである。 明らかにこのゲリラ攻撃部隊は、反米イスラム原理主義勢力アルカーイダと、パキスタンおよびインドのイスラム原理主義軍事組織のメンバーからなる合同部隊であったにちがいない。彼らは、おそらくはアルカーイダ幹部の指令にもとづき、パキスタン最大のイスラム軍事組織「ラシュカレ・タイバ」(註1)の協力を得て、アフガニスタンを侵略しカシミールを占領している<異教徒>にたいする<外ジハード>のためのゲリラ攻撃を敢行したのである。この攻撃の直前(十一月十九日)に、アルカーイダ最高幹部のアイマン・アル・ザワヒリは次のような声明を発していた。アフガニスタンを「対テロ戦争の主戦場」としようとするオバマの企ては「必ず失敗する」。「オバマは大統領になるためにイスラームを捨てたイスラームの敵」であり「全世界のムスリムは犯罪者=アメリカにたいする攻撃を続行せよ」と。十一月初めにラシュカレ・タイバの創設者にして最高指導者のハフィズ・モハメド・サイードは、つぎのような趣旨の演説をおこなったといわれている。アフガニスタン駐留欧米軍の補給トラックがパキスタンを通過することを許すな。バラク・オバマはイスラームを信仰するべきだ。カシミールが解放されるまでジハードは続ける=i『ニューズウィーク』十二月十日号)、と。 窮地に追いつめられたアフガン占領NATO軍 イスラム原理主義諸勢力への統制不能を露わにするパキスタン政府・国軍 〈三極〉間角逐の渦心に燃え上がるイスラームの炎 |
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12・12「新テロ特措法改定・金融強化法制定阻止!」全学連国会前闘争に起つ | |
12月12日、国会前 | |
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米日の軍事演習に各地で反撃 12・1嘉手納/12・1小松 |
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嘉手納 米軍有事即応訓練に怒り 沖縄平和運動センター抗議集会 |
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「大演習やめろ!」「安保粉砕!」のシュプレヒコール (12月1日、嘉手納) |
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小松 米日共同の戦闘機訓練を弾劾 石川県平和運動センター抗議集会 |
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「空自F15と米軍F16の共同訓練阻止!」の声轟く (12月1日、小松) |
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「もんじゅ」運転再開阻止に起つ 12・6 | |
12・6「もんじゅ運転再開阻止!」労・学・市民850が敦賀で決起 |
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12月6日、敦賀 | |
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