第1970号(2007年5月28日)の内容


<1面>
憲法改悪総攻撃を打ち砕け
5・14東京 全学連 怒りの国会包囲闘争

国民投票法案の参院採決を弾劾


<4〜5面>
6・17労学統一行動に総決起せよ!
中央学生組織委員会


<2面>
「国民投票法の制定を許すな」
全学連が各地で決起

 鹿大生が参院採決を弾劾 5・14写真へ
 公聴会阻止に起つ 5・7 福岡/札幌写真へ
各地のメーデーで奮闘 5・1金沢 4・28福岡

<6面>
激増する沖縄の出稼ぎ期間工
トヨタ工場で身心ボロボロ
職場だより UIゼンセン同盟指導部の春闘裏切りに抗して
Topics 増加する過労死・うつ病・労災

<7面>
戦争をやれる国づくりのための放送法の改悪を許すな
われわれの傍に同志黒田を感じて
―10・15革共同政治集会に参加して

<8面>
ゴーン式合併=経営方式の破綻 〈下〉

<3面>
万華鏡2007――情勢の断層を読む
醜聞の後始末
カスピ海波高し
パイレーツ オブ ペキン
貧窮病?

週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉

「解放」 最新号
 





  


憲法改悪総攻撃を打ち砕け

5・14東京 全学連 怒りの国会包囲闘争


国民投票法案の参院採決を弾劾

「採決強行弾劾!」怒りのシュプレヒコール
を叩きつける全学連(5月14日、国会前)

 全学連は五月十四日、ネオ・ファシスト安倍政権による国民投票法案の参議院本会議採決を断固として阻止する闘いに勇躍決起した。たたかう学生たちは、国会・首相官邸にたいする怒りのデモンストレーションを貫徹するとともに、国会前において断固とした闘争をくりひろげたのである。
 日米首脳会談においてブッシュの下命をうけた安倍政権は、アメリカとともに「戦争をやれる国」へと日本国家を現実的に飛躍させるために、「交戦権」の事実上の復活を核心的目的とする新憲法制定に突進している。まさにこの憲法改悪をなしとげる具体的な道をつけるために、今国会において国民投票法をなんとしても制定しようと狂奔していたのだ。
 日本労働者階級・勤労人民の命運がかかったこの決定的局面において、「連合」指導部は国民投票法制定に反対する運動の組織化を完全に放棄した。そして日共中央およびそれに盲従している「全労連」指導部は、もっぱら「慎重審議」を政府・自民党にお願いし、実質上は「まともな国民投票法」への修正を要求する内実のものに闘いを歪曲していたのだ。こうした既成指導部の腐敗によって反対運動総体が弱体化させられたことを根拠として、安倍政権の極反動攻撃がやすやすと貫徹されようとしていたのだ。
 日本階級闘争のこの重大な危機を突き破るべく、職場生産点において不屈に奮闘している革命的・戦闘的労働者と連帯して改憲=国民投票法制定を阻止する闘いを領導し牽引しぬいたのが、わが同盟の指導のもとにたたかっている全学連にほかならない。全学連は、この闘いをつうじて、安倍政権の改憲総攻撃を粉砕する主体的力を創造する途を、全労働者階級・勤労人民にさし示したのである。

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憲法改悪阻止! 日米新軍事同盟の強化反対!

6・17労学統一行動に総決起せよ


中央学生組織委員会


 すべてのたたかう学生諸君! そして労働者諸君!
 安倍政権による憲法改悪のための国民投票法制定を阻止する闘争は、わが革マル派とともにたたかう労働者・学生の奮闘にもかかわらず、「連合」労働貴族どもや日共中央など既成指導部のとめどない腐敗のゆえに一敗地にまみれた。
 ブッシュ帝国の下命を受けた安倍政権が憲法改悪にむかって全力疾走を開始した今、われわれの責務はきわめて重大である。もしも国民投票法制定阻止闘争の敗北に示された日本反対運動の危機を突破することができないならば、わが日本の労働者人民は、ブッシュ帝国の隷属国と化した日本国家のネオ・ファシズム権力によって<戦争と暗黒支配と絶対的窮乏化>に叩きこまれてしまいかねないからである。
 まさに、日本階級闘争の危機を突破しうるのはわが革命的左翼をおいて他にないという自覚に燃えて、われわれは、憤激も新たに、「反安保」を完全放棄した既成平和運動をのりこえ、改憲阻止・反戦反安保闘争の一大高揚を切り開いてゆくのでなければならない。
 すべての学生・労働者は、今こそわが革マル派とともに決起せよ! すべての学生・労働者は6・17反戦反安保労学統一行動に起ちあがれ!

 一 <米―中露>の冷戦的熱戦の激化

 二 安倍政権による「戦争をやれる国」への猪突猛進と反対運動の危機

 三 改憲阻止・日米新軍事同盟強化反対の闘いの歴史的高揚を切り開け


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「国民投票法の制定を許すな」

全学連が各地で断固決起



 国民投票法が制定された五月十四日に、鹿児島大学のたたかう学生たちは安倍政権による国民投票法案参院採決を弾劾する学内での緊急抗議集会と鹿児島中央駅前街頭宣伝に断固としてとりくんだ。


緊急抗議に起つ
(5・14郡元キャンパス)




  
 全学連九州地方共闘会議のたたかう学生たちは、五月七日に国民投票法案にかんする参院・福岡地方公聴会を粉砕する闘いに勇躍決起した。「あるべき国民投票」の議論に陥没し権力者の改憲にむけた土俵にのせられている既成反対運動をのりこえて、公聴会強行を阻止するために奮闘した。

会場前で奮闘
(ホテル日航福岡)


 全学連北海道地方共闘会議のたたかう学生たちは、五月七日に参議院憲法調査特別委員会・札幌地方公聴会の強行を粉砕する闘いに決起した。

力強く前進する道共闘の隊列
(5月7日、札幌)

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