第1962号(2007年4月2日)の内容
<1面>
日本版ネオコン安倍政権の国民投票法制定を阻止せよ
<4〜5面>
落魄の大統領ブッシュの断末魔
<2面>
国民投票法案 中央公聴会粉砕に起つ 3・22(写真へ)
「日米共同のF15訓練阻止!」九共闘・反戦が築城現地闘争 3・5(写真へ)
■愛知県知事選大敗で大動揺する日共
<6面>
Topics 非正規社員の正社員化≠フ欺瞞
各地の「連合」春闘集会で奮闘
3・4名古屋/3・7札幌
石川県青年女性労働者が平和集会 2・15
<7面>
電機独占体のインチキ賃金改善♂答弾劾!
教基法闘争の「壮大な到達点」を空叫び―全教第24回大会
<8面>
中国人民を襲う水汚染
<3面>
万華鏡2007――情勢の断層を読む
◆経済徴兵制
◆株式会社に乾杯
◆泣きっ面に蜂
◆カエル異変
◆一将功成万骨枯
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
「解放」最新号
日本版ネオコン安倍政権の国民投票法制定を阻止せよ
三月十九日に再開された北朝鮮核問題をめぐる六ヵ国協議の場において、ブッシュ政権は、北朝鮮にたいする金融制裁を全面解除することを明らかにした。このブッシュ政権の対応についていけず、「日米を離反させる動きもあるかもしれない」などと疑心暗鬼に陥っているのが、アメリカ帝国主義の「属国」でしかないがゆえの日本帝国主義の政治的三流国≠ヨの転落と国際的孤立化をさらけだしている安倍政権なのである。 こうした事態をまえにして、安倍政権にたいする日本独占ブルジョアジー主流の危機感がますます高まっている。かつ、内閣支持率も、今なお低落しつづけている。にもかかわらず、安倍は、ブッシュ押しつけ改憲≠ニ日米新軍事同盟強化策のすみやかな履行を誓約するために、四月二十七日に訪米しようとしている。まさに「属国」としてブッシュ帝国との心中の道をなおも突き進もうとしているのが安倍政権にほかならない。 すべての労働者・学生諸君! いまこそわれわれは、「一超」世界支配の崩落にあえぐブッシュ帝国につき従い、「戦争をやれる国」への雄飛を策す日本版ネオコン安倍政権による、憲法改悪・労働諸法制改悪をはじめとする極反動攻撃をうち砕く反戦反安保・改憲阻止の闘いを爆発させるのでなければならない。日米安保同盟を是認し改憲を腹の内では支持する「連合」労働貴族どもを弾劾し、日共中央による選挙カンパニアへの闘争歪曲をのりこえ、ネオ・ファシズム大反動をうち砕く隊列を構築・強化するために奮闘しよう。国民投票法の中央・地方公聴会と法案の衆院採決を阻止せよ。安倍訪米を粉砕せよ。 (以下、各章の見出し) 対北朝鮮の金融制裁解除に追いこまれたブッシュ政権 イラク―中東制覇策動の全面的破綻 日米新軍事同盟強化・改憲に突進する満身創痍の安倍政権 激化する権力抗争と安倍政権の強行突破策 反戦反安保・改憲阻止闘争の大爆発をかちとれ |
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落魄の大統領ブッシュの断末魔 イラク開戦四周年の今、二十一世紀のヒトラー=ブッシュを頭目にいただく「一超」軍国主義帝国アメリカは、みずからが油を注いだ紅蓮の炎に身を焼かれ、もがきにもがいている。「自由と民主主義」の全世界への拡大は神がアメリカに与えた使命であると宣言し、アフガニスタンにつづいてイラクに現代版十字軍を送りこみ、殺戮と破壊と謀略の限りを尽くさせたブッシュは、まさにそうすることによって、全世界に反米の怒りを呼び起こし、ヤンキー帝国主義の「一超」世界支配の崩落をみずから招きよせたのである。「イラク新政策がうまくいくようチャンスを与えてほしい」と憔悴した表情でブッシュは哀訴した。この一般教書演説の一句こそは、イラクの泥沼≠ゥらのありとあらゆる脱出策が頓挫させられた挙げ句の果ての、ブッシュ帝国の断末魔の悲鳴にほかならない。 以下、見出し T「対テロ戦争」完敗の自認――一般教書演説 U「一超」世界支配の一挙的崩落 Vブッシュ帝国の終焉 |
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国民投票法案 中央公聴会粉砕に起つ 3・22 |
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全学連の学生たちは三月二十二日、衆議院憲法調査特別委員会における国民投票法案中央公聴会の強行を断固として粉砕するために、国会前闘争に勇躍決起した。 |
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日共中央の選挙カンパニアへの埋没をのりこえて唯一奮闘(3月22日、国会前) | |
「日米共同のF15訓練阻止!」九共闘・反戦が築城現地闘争 3・5 |
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全学連九州地方共闘会議と反戦青年委員会の仲間たちは、日米共同のF15訓練の強行を断固として阻止する築城現地闘争に勇躍決起した。 |
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飛来したF15に弾劾の拳(3月5日、築城基地脇) | |
労組員と連帯して闘う(3月5日、築城基地ゲート前) | |
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