第1953号(2007年1月29日)の内容
<1面>
2・4春闘総決起集会に結集せよ
ネオ・ファシズム大反動に抗して労働運動再生のための拠点を築け
<4〜5面>
労働運動破滅の危機を突破せよ
07春闘の戦闘的高揚を切り開け!
中央労働者組織委員会 <下>
転換点に立つドイツ労働運動
<2面>
日米共同指揮所演習阻止!
2・4伊丹現地闘争に起て
<3面>
年頭の決意 全学連委員長
憲法改悪阻止・反戦反安保闘争の最先頭で闘う
教基法改悪阻止に決起
全学連が各地で奮闘札幌(写真へ)/大阪/金沢
<6面>
教基法改悪阻止に決起
日教組本部・「連合」中央の抑圧を突き破る
「連合北海道」集会/石川県民集会/
沖縄県集会(写真へ)/福岡市教組
Topics 「少子化対策に必要だ」?!?!
<7面>
沖縄コールセンター労働者の悲惨
トラック運転労働の過酷な実態
<8面>
<いま・ここ>で革命的共産主義者への真の脱皮を
◆「ハンガリア事件と私」を学習して
週間日誌は3面に掲載
「解放」最新号
2・4春闘総決起集会に結集せよ ネオ・ファシズム大反動に抗して労働運動再生のための拠点を築け すべての労働者諸君! われわれはいま、全世界を覆う戦乱とネオ・ファシズム大反動の嵐のもとで〇七春闘を迎えている。 真正ファシスト安倍の日本版ネオコン政権は、「労働市場の規制緩和」促進を要求する日本独占資本家階級の意を体して、「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」導入と労働契約法の制定を二大柱として労働諸法制の大改悪に突進している。「労働ビッグバン」と称するこの労働諸法制改悪の企みは、「労働者保護」を建て前としてつくられた労働基準法を中軸とする戦後労働法体系を最後的に解体しつくすとともに、既存の労働組合を破壊する、というドス黒い意図をこめているものにほかならない。 これこそは、ブッシュ帝国につき従い日本国家を「戦争をやれる国」へと飛躍させることを企む安倍政権の憲法改悪の策動と一体の・その内実は憲法改悪の内容の一端を先取りするものであって、まさに日本型ネオ・ファシズム支配体制をうち固めるための一大反動攻撃にほかならない。 こうした安倍政権の策動を支えとして、日本独占ブルジョアジーは、賃金抑制・首切り・雇用形態改変の攻撃を一段と強化しようとしている。「国際競争力強化」のための「高付加価値生産への特化」という経営諸施策を貫徹するために、彼らは一切の犠牲を労働者階級に強制しようとしているのである。 まさに今、日本の労働者階級は決定的な危機に直面させられている。超長時間労働・低賃金・失業のゆえに<絶対的窮乏化>を強いられているうえに、幾多の血の犠牲を払いつつ闘いをつうじてかちとってきた「労働者保護」の諸権利も、この闘いの主体として創りあげてきた労働組合も、政府・支配階級あげてのネオ・ファシズム大反動の暴圧下で一挙に破壊されつくそうとしているのである。 それにもかかわらず、「連合」労働貴族どもは、および「連合」との「共同」をなお夢想している「全労連」の日共系指導部は、新自由主義の旗を掲げたネオ・ファシズム大反動攻撃のまえに完全に屈服してしまっている。彼ら既成指導部は、日本労働運動を破滅に導こうとしているのである。 すべての労働者諸君!「攻めの経営」の名による独占ブルジョアジーの経営・労務施策に協力加担する「連合」労働貴族どもと、春闘における諸要求を参院選に向けての日共中央の政策を宣伝するという節穴からおしだすにすぎない「全労連」指導部の腐敗を弾劾し、〇七春闘の戦闘的高揚をかちとろうではないか! いまこそ日本労働運動破滅の危機をつき破る戦列を築け! すべてのたたかう労働者は首都東京で開催される2・4春闘総決起集会に結集せよ! (以下、各章の見出し) 死に体ブッシュにつき従うガタガタ安倍政権の反動攻勢 強搾取と労組壊滅を狙う「労働ビッグバン」 「攻めの経営」の名による賃金抑制と労働強化 既成労組指導部の底知れぬ腐敗 「連合」中央の産報運動を打ち砕き〇七春闘の高揚を! 日本労働運動の破滅の危機を突き破れ! |
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労働運動破滅の危機を突破せよ 生活苦に喘ぐ労働者・人民の怒りを組織し07春闘の戦闘的高揚を切り開け! 中央労働者組織委員会 <下> 二、ネオ・ファシズム下の産業報国運動を打ち破る戦列を構築せよ B 「連合」指導部に追随する「全労連」日共系幹部を弾劾せよ! C 〇七春闘勝利! 日本労働運動の戦闘的再生のために奮闘しよう |
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日米共同指揮所演習阻止! 2・4伊丹現地闘争に起て 日米両権力者は、二月四日から十六日にかけて、自衛隊中部方面隊総監部(兵庫県伊丹市・川西市)において、日米共同指揮所演習「ヤマサクラ51」を日米両軍あわせて約四八〇〇人を動員して強行しようとしている。 防衛省発足後、初の大々的な共同指揮所演習であるこの「ヤマサクラ51」は、自衛隊西部方面隊をフルに動員し米海兵隊・第一軍団が指導するかたちで昨年から今年にかけて矢継ぎ早に強行されてきた実動演習にふまえ、米日両軍一体の作戦指揮能力を高度化することを目的としておこなわれようとしている。 彼らは、対北朝鮮・対中国の軍事侵攻計画にもとづいて、米日共同の戦争遂行体制を一気に強化しようとしているのだ。 この米日両国にたいして中国は対抗的な核軍事力の強化につきすすんでいる。このような情勢のもとで東アジアにおける戦乱勃発の危機が一挙に高まっている。 にもかかわらず、このことへの一片の危機意識すら欠いたところで、「世界の平和の流れ」にみあって「政府は平和外交をとれ」などと弱々しく主張しているにすぎないのが日共官僚どもなのだ。われわれは、「反安保」を完全放棄した日共中央の歪曲を許さず、伊丹での日米共同指揮所演習を阻止する闘いに、<日米新軍事同盟の強化反対! 改憲阻止!>の旗高く、断固として起ちあがろうではないか! |
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「教基法・憲法改悪阻止!」全道学生が札幌市街を席巻 (06・12・9) |
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「教基法改悪阻止!」の声轟く (06年12月10日、沖縄県民広場) |
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