第1945号(2006年11月27日)の内容
<1面>
教基法改定案参院採決・成立を絶対阻止せよ
小沢民主党依存の「慎重審議要求」運動をのりこえてたたかおう!
<4〜5面>
10・15革共同政治集会第2部基調報告<下>
スターリン主義の負の遺産を一掃し強大なプロレタリア前衛党への飛躍を
黒田さんの「死んで生きる」の決意に学ぶ
<2〜3面>
全国各地で教基法改悪阻止の火柱
衆院採決阻止!11・15―16連続闘争(写真へ)
11・12日比谷野音で全国集会
11・11大阪府民集会/10・31沖縄県集会(写真へ)/10・25札幌集会
東海労学統一行動に決起(10・22)(写真へ)
金沢大生が自民党県連に抗議(10・20)(写真へ)
<6面>
郵便集配拠点の再編で連日超勤
Topics 安倍「再チャレンジ」策のカラクリ
都教組集会の高揚のために奮闘
幼稚園児に教育勅語
<8面>
ブクロ派残党=中野一派の断末魔のアガキを断て!
<7面>
万華鏡2006――情勢の断層を読む
◆50年目の茶番
◆ギブ・パワー・ア・チャンス
◆凶悪カンテイ団
◆ビルマのできごと
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
「解放」最新号
教基法改定案参院採決・成立を絶対阻止せよ 小沢民主党依存の「慎重審議要求」運動をのりこえてたたかおう!
ブッシュ共和党の中間選挙大敗に動転したノミのシンゾー∴タ倍は、参院選を控えて己れの政権基盤の弱さと自民党の支持率急落に危機感をつのらせている。「最重要法案」と位置づけている教育基本法改定案を今国会で成立させなければ政権存立の危機を招きかねないがゆえに、安倍政権は、全野党の欠席という前代未聞の事態のもとで与党の数の力に頼んで衆院を強行突破し、十七日から参院での審議を開始した。「審議は百時間を超えているので十分だ」「単独採決であって、強行採決ではない」とか、「野党の審議拒否は少数の横暴だ」などとがなりたてながら。 民主党を中心とした四野党は、「いじめ自殺問題とタウンミーティングでのやらせ発言問題が未解決なままでは採決に応じられない」「強行採決でもなんでもやればいい」と、十五日の衆院特別委員会から審議を欠席する戦術をとった。十九日の沖縄県知事選に勝つという思惑にもとづいて、「与党の横暴ぶり」を印象づけるために、「教育関連の法案で物理的抵抗は良くない」と称して、彼らは「棄権」を選んだのだ。この野党の術策を見てとった安倍政権は、単独強行採決をおこなったうえで「(単独になった)責任はあげて野党にある」などと、盗人猛々しく吠えたてているのだ。 連日国会前での座り込みに決起している日教組の組合員を先頭とする労働者・学生の闘いをも、安倍・日本版ネオコン政権は、傲然と押しつぶしにかかっている。 このかん、日教組と全教の本部は、「野党が採決に応じなければ、会期末までに審議未了で廃案になるのではないか」という期待を組合員にあおり、四野党共闘に依存し「慎重審議」を要求する国会請願運動へと、教基法改悪反対運動をねじ曲げてきた。この既成指導部に指導された反対運動の弱さのゆえに、安倍政権は、教基法改定案をゴリ押しし今国会においてなにがなんでも成立させようとしている。そのために彼らは、国会会期(十二月十五日)を延長することをも企んでいるのだ。 まさに安倍政権は、愛国心教育の制度化を核心的狙いとした教育基本法の改悪を、憲法改悪の地ならしとして位置づけたこの反動攻撃をしかけてきている。われわれは教基法改悪案の成立を絶対に許してはならない。いまこそ、全国の労働者・学生の総力で、教基法改悪を阻止しよう! 以下、見出し 愛国心教育・能力主義教育の制度化を企む安倍政権 「戦争をやれる国」へ飛躍するための国家総動員体制の構築・強化 反戦反安保・ネオファシズム反動化阻止闘争の爆発を! |
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10・15革共同政治集会第2部基調報告<下> スターリン主義の負の遺産を一掃し強大なプロレタリア前衛党への飛躍を 各章の見出し 二、<戦争と暗黒支配の世紀>を突き破れ(承前) B <米中新対決>下の戦乱を根源から断ち切る闘いを 三、スターリン主義の負の遺産を掃討しつくす革命的闘いを創造せよ <目次> 一 わが反スターリン主義運動の切り拓いた地平 A 同志黒田の遺訓を胸に新たな飛躍へ B 名実ともに真の前衛党の地位を確立したわが同盟 二 <戦争と暗黒支配の世紀>を突き破れ A 北朝鮮核実験問題とアメリカ「一超」支配の揺らぎ (第一九四四号) B <米中新対決>下の戦乱を根源から断ち切る闘いを 三 スターリン主義の負の遺産を掃討しつくす革命的闘いを創造せよ (以上本号) |
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ブクロ派残党=中野一派の断末魔のアガキを断て! いま、わが同盟は、反戦反安保・改憲阻止の闘いを創造するただなかにおいて、走狗集団の残党を最終的に一掃しつくすためのイデオロギー的=組織的闘いをも断固としておしすすめている。このわれわれの闘いにうちのめされて、残存ブクロ=中核派は、いまや空中分解し雲散霧消する寸前に立ち至っているのだ。 残存ブクロ派を牛耳る中野洋一派は、今夏にいたって、反差別主義や「市民運動」主義の利害の節穴から中野一派の「労働運動路線」に反抗してきた関西・九州各地方組織のチビ官どもを、暴力的にブクロ派組織の外に放逐するクーデタ≠強行した。この関西・九州グループへの処遇にたいして弱々しく反発した中央の「政治局」員もろともに、中野一派は一挙に追放する強硬措置をもとった。中野=「労組交流センター」一派のブクロ派中枢制圧のクーデタ(〇三年夏)につづくこのクーデタは、まさにわが同盟の追撃から身をかわしたいがあまりに血塗られた「革共同」の看板(組織名)を引きおろし労働運動≠フ片すみに潜りこむための、窮余の一策いがいのなにものでもない。 かくしてブクロ派残党は、その清算事業団≠スる中野一派と、「解同全国連」を擁する関西・九州グループとに分解しながら、いずれも分散化し、わが同盟によって地上から消し去られる寸前にある。数度にわたる分裂のあげくの果てにすでに死滅した走狗集団・青解派と同様に、わが同盟の走狗集団を解体するための闘いに恐怖し、これからいかに逃走するかをめぐるいがみあいの末に、ブクロ派残党もいまや絶滅への急坂をまっしぐらに転げ落ちつつある。 われわれのなすべきことは唯ひとつ、国家権力の謀略粉砕・走狗解体の闘いにおけるわが勝利のフィナーレを飾るために、ブクロ派残党=中野一派にダメ押しの一撃を加えることのみである。 以下、見出し T中野一派のクーデタの完了 U「労働運動」潜りこみの白日夢 V血塗られた「党史」の清算≠フ企み |
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全国各地で教基法改悪阻止の火柱 |
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衆院採決阻止!11・15―16連続闘争 |
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「採決強行弾劾!」怒りの拳を突き上げる全学連(11・16、国会前) | |
首相官邸へ! 戦闘的デモに決起(11月16日) | |
国会前座り込み闘争(11月15日、夕刻) | |
10・31沖縄県集会 |
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戦闘的に集会をかちとる沖縄の労働者・学生(10・31、県民広場) | |
東海労学統一行動に決起(10・22) |
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教基法改悪を許さないぞ!」(10・22、自民党愛知県連前) | |
金沢大生が自民党県連に抗議(10・20) |
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金沢大生自民党石川県連に抗議 対北朝鮮戦時経済封鎖を弾劾 10・20 |
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