第1941号(2006年10月30日)の内容

<1〜3面>
10・15革共同政治集会におけるわが決意
 革共同全国委員会議長 植田琢磨
10・15革共同政治集会の大成功をかちとる
北朝鮮の核実験弾劾! 米日の「臨検」阻止!
全学連が国会・米大使館に抗議 10・18写真へ
<4〜5面>
「市場化テスト」の導入強行を粉砕せよ
社会保険庁労働者への大量処分攻撃を許すな
<6面>
偽装請負は労災の温床だ!
国立大学法人教職員の大量首切りを許すな!
Topics エグゼンプション制導入に血眼
<7面>
追悼 同志黒田寛一
 黒田さんの叱曹胸に刻み
 死んで生きるの気概もて
<8面>
万華鏡2006――情勢の断層を読む
◆仮面リベラル
◆コバルトの謎
◆三度目の刃
◆壁の顛末

週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
「解放」最新号
 





  


唯一かつ真の前衛党への雄飛を!

同志黒田の高き遺志と営為を受け継ぎプロレタリア革命の新世紀を切り開け

10・15革共同政治集会におけるわが決意

日本革命的共産主義者同盟全国委員会議長 植田琢磨


以下、各章の見出しのみ
同志黒田の最高所産としてのわが党組織

真の前衛党としての地位を確立したわが革共同

今こそ黒田の<実践の場所の哲学>の血肉化を

プロレタリア解放のために勇往邁進せよ

全国から2200名結集し革共運動の新たな出発点を築く(10月15日 日比谷公会堂)


Top

   


追悼同志黒田寛一  ハンガリー革命50周年

10・15革共同政治集会の大成功をかちとる  日比谷公会堂

同志黒田亡きあとの反スターリン主義運動の出発点を築く

以下、各章の見出しのみ
唯一の前衛党に飛躍したわが党組織を更に強化せよ

わが運動の<原点>をうち固め前進の糧とせよ

<スターリン主義の負の遺産>を断ち革命の大道を切り開け

次の時代を担う同志が決意表明

革共運動の再出発の誓いを拳に込めてシュプレヒコール(10月15日、日比谷公会堂)


Top
 

   

闘争スローガン
T 北朝鮮・金正日軍事ボナパルチズム政権による核実験強行弾劾!
  戦争瀬戸際政策による暴走を許すな!

U 米日の対北朝鮮臨戦態勢の恒常化=強化反対!
  米日英豪軍による対北朝鮮「臨検」=戦時経済封鎖を許すな!
  北朝鮮人民に絶望的な窮乏を強いる制裁弾劾!

V 中露の対米対抗の核軍事力増強反対!

W 安倍ネオコン政権の民族排外主義の煽動を許すな!
  南北朝鮮の統一をめざして闘う朝鮮・韓国人民と連帯して闘おう!

X 日米新軍事同盟の強化反対! 憲法・教基法改悪阻止!
  「制裁」翼賛運動に堕した日共系平和運動をのりこえて闘おう!
 <米中新対決>下の戦乱的危機を突破する革命的反戦闘争の高揚をかちとれ!
Top

    


公的部門の解体=民営化促進のための「市場化テスト」の導入強行を粉砕せよ!

 「小泉路線の継承」を金看板としているボンクラ安倍の新政権は、核実験を強行した北朝鮮・金正日政権にたいして、ブッシュ帝国およびアングロサクソン同盟諸国(イギリス・オーストラリア)とともに、「経済制裁」強化の名のもとにPSI=公海上での「臨検」による戦時的経済封鎖≠恒常化する意志をむきだしにしている。まさに対北朝鮮臨戦態勢を恒常的にとりつづけ、これをテコとして日米新軍事同盟を対中国(およびロシア)攻守同盟として飛躍的に強化していくことに、この日本版ネオコン政権≠ヘ突進しようとしているのだ。
 小泉式対米盲従≠フ安保=軍事政策を継承するとともに、小泉式「構造改革」政策にかんしても、「再チャレンジ」の機会供与などというオタメゴカシの弥縫策を表向きにはおしだしながらも、その基本を受け継ぎ貫徹しようとたくらんでいるのが、安倍政権なのである。
 現にいまこの極反動政権は、「構造改革」の分野では、公務員制度改悪、労働時間規制の緩和・撤廃(とりわけホワイトカラー・エグゼンプション)と抱き合わせの労働契約法制定の策動とともに、小泉政権末期にすでに制定された「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律」(通称「市場化テスト法」、今二〇〇六年五月二十六日に国会で可決成立)にもとづいて「市場化テスト」の一挙的拡大実施を強行しようとしている。とりわけ、ハローワークや国民年金保険料徴収などの九事業(表参照)を対象にして今二〇〇六年度中に官民の競争入札を開始し二〇〇七年四月から事業を順次開始する、という小泉政権時の閣議決定(九月五日)を、実施に移そうとしているのだ。
 この「市場化テスト」導入の策動をまえにして、厚生労働省の官僚どもは、「民営化をくい止める」ためと称して、無償残業もいとわずに働けなどと殺人的な労働強化を公務労働者に強要している。この当局と一体になって、「職業安定行政を充実・発展」させるために国家公務員は「全体の奉仕者」として必死に働け、などと号令をかけているのが全労働省労働組合(全労働)を牛耳る日本共産党系の労組幹部であり、公務労協のダラ幹どもである。
 こうした日共や公務労協ダラ幹の犯罪的対応を暴きだしつつ、われわれは、公共サービス部門の解体=民営化の一挙的促進のための「市場化テスト」の導入に反対する闘いを、新自由主義的「構造改革」反対の政治経済闘争として、断固として創造していくのでなければならない。

以下、見出し
T「市場化テスト法」の実施に突進する日本版ネオコン政権

U「官製市場の開放」に色めきたつ日・米の独占諸資本

V「民営化反対」をタテとした厚生労働省による殺人的労働強化

W日共系の「職業安定行政の充実・発展」要求運動をのりこえて闘おう
Top

  

全学連が国会・米大使館に抗議 10・18


 十月十八日、全学連のたたかう学生たちは、「金正日政権による戦争瀬戸際政策にもとづく核実験弾劾! 米日の対北朝鮮臨戦態勢の恒常化=強化反対!」「日米新軍事同盟の強化反対! 憲法・教育基本法の改悪阻止!」を掲げ、国会・首相官邸・アメリカ大使館にたいする緊急抗議闘争に連続的に決起した。

「憲法・教基法改悪阻止!」をも掲げて闘う全学連の学生(10月18日、国会前)

「全労連」傘下の組合員たちに日共中央の対応の犯罪性を暴露

Top