第1933号(2006年9月4日)の内容


<1面>
米中新対決下の戦乱勃発を阻止せよ
憲法・教育基本法の改悪阻止!
日米新軍事同盟下のネオファシズム大反動の嵐を打ち破れ


<3面>
今こそ革命的共産主義者への飛躍を!
 黒田さんの遺志に応え強大な学生組織建設を

中央学生組織委員会

<4〜5面>
同志黒田寛一の遺志を受け継ぎ
 〈現代革命=人間変革〉の大道を邁進せよ!

中央労働者組織委員会

<2面>
国際反戦北海道集会かちとる8・6(写真へ)
小泉の靖国神社参拝を弾劾8・15
  札 幌 / 名古屋
  (写真へ)
全東共がレバノン侵略弾劾闘争8・15(写真へ)

<6面>
鉄道謀略・フレームアップ攻撃を断固粉砕せよ!
PAC3配備を許すな
Topics 石原の「行財政改革プログラム」

<7面>
白日下にさらけだされた日銀総裁の汚職

<8面>
第44回国際反戦集会 海外からのメッセージ A
ウラジーミル・プローニン(ウクライナ)/タイ学生運動情報センター/ベルギー労働党/全連邦共産党(ボリシェビキ)/レニングラード地域共産主義者党

週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉

「解放」最新号
 





  


米中新対決下の戦乱勃発を阻止せよ
憲法・教育基本法の改悪阻止!
日米新軍事同盟下のネオファシズム大反動の嵐を打ち破れ


 八月十四日、国連安保理決議にもとづくレバノン停戦の実施にさいして、シーア派急進主義勢力ヒズボラのナスララ師は、「レバノンの歴史的勝利」を宣言した。そしてまた、ヒズボラを支援しているイランのハメネイ師や大統領アフマディネジャド、シリア大統領アサドも、こぞって「ヒズボラの勝利」を意気高だかと祝したのである。
 ブッシュ帝国にけしかけられた侵略者イスラエルの凶暴凶悪なホロコーストにたいして、ヒズボラ・ムスリム人民は、一〇〇〇名もの犠牲者をだしながらも正規軍戦での頑強な闘いを展開し、ついにイスラエル軍を実質上の敗退に追いこんだのだ。このヒズボラの闘いとパレスチナ自治政府を主導するハマスの不屈の抵抗に鼓舞されて、<反米反シオニズム>のうねりが中洋イスラム圏に一段と高まっている。
 イスラエル軍の実質上の敗退という局面のもとで、ブッシュ政権は、フランス提出の停戦決議案の修正(ヒズボラ武装解除の棚上げ・イスラエル軍撤退時期の明示)に渋しぶ応じざるをえなかった。ナスララ師やアサドの勝利宣言≠ノたいして、「ヒズボラの勝利というのは不思議だ」などとせいいっぱい強がりながら。ヒズボラ軍を壊滅するためにリタニ川南側のレバノン領制圧とジェノサイド攻撃に手を染めたイスラエル・オルメルト政権は、その破産の責任をリクード右派・ネタニヤフ一派から追及され、参謀総長や司法相、大統領の不正・不祥事さえもが連続的に暴露された。このゆえにオルメルト政権は、政権倒壊の危機に瀕しているのだ。
 まさにいま、ブッシュ帝国の「民主化」の名による中東制覇の破産をのりきるために仕掛けたヒズボラへの攻撃も破産をつきつけられたのだ。しかも、十一月の中間選挙を前にしてアメリカ国内では、ブッシュ政権のイラク占領の継続や中東での戦争放火の拡大に反対する民主党への支持が拡大しつつある。焦りに焦っているブッシュ帝国は、「対テロ戦争」の必要性を煽りたてると同時にブッシュ帝国から離反しつつあるブレア政権にタガをはめ直すことを企んで、アルカイダによる「米旅客機テロ未遂事件」なるものを演出した(八月十日)。「われわれがイスラム・ファシズムとの戦争状態にあることをはっきりと思い起こさせた」などとおしだしながら。これこそ、がけっ縁に追いつめられたブッシュ帝国の前方への遁走≠ノほかならない。
 すべての労働者・学生諸君! 米・中新対決下の中東・東アジアにおいて、今なお、熱戦勃発の危機が高まっている。ブッシュ帝国の戦争放火の策動と日米新軍事同盟の強化に反対すると同時に、小泉後継の座をほぼ掌中に収めた安倍が主導する対米盲従政府によるネオ・ファシズム的大反動をうち砕く闘いを、われわれはさらに強力に推進するのでなければならない。

以下、見出し
 レバノン停戦――ヒズボラの勝利とイスラエルの敗北
 中・露を後ろ盾としたイランの反米共同戦線の形成
 孤立したブッシュ帝国の戦争挑発・放火の策動
 後継首相・安倍の対米盲従$ュ策と権力抗争の激化

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『週刊現代』を広報役とした
鉄道謀略・フレームアップ攻撃を断固粉砕せよ!


 『週刊現代』(講談社)が、七月下旬から数回にわたって、わが革マル派を「テロリスト」などと誹謗し中傷する、悪らつ極まりないデマ宣伝を開始した。
 「テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実」と題するこの雑文において、同誌編集部と執筆者の西岡研介は、「JR東日本会社はテロリスト=革マル派に支配され」ており「このことを問題にすると必ず列車妨害が引き起こされる」「列車妨害は革マル派の仕業」などと、まったくもって許しがたいデマを吹聴している。事実、これと符節を合わせて、連載第一回(七月二十九日号)が店頭に並んだ七月二十二日の二日後から、首都圏のJR各線において、悪質な列車妨害事件が頻々と引き起こされはじめたのである。
 明らかに、アメリカ権力者とその意を受けた日本国家権力内謀略グループは、配下の謀略部隊を突き動かして列車妨害を頻発させ、これらを革マル派の「仕業」であるかのように宣伝するという一大フレームアップ攻撃を開始したのだ。この攻撃は、わが革マル派を破壊するのみならず日本労働運動・反戦闘争を根絶やしにすることを策した一大攻撃にほかならない。この悪らつな破壊攻撃を絶対に許してはならない。また、「革マル派=テロリスト」によって「列車妨害が必ず引き起こされる」というデマ宣伝を流布し、国家権力内謀略グループがたくらむ一大鉄道謀略の片棒を公然と担ぐにいたった『週刊現代』・西岡研介を弾劾せよ!

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八月六日、わが同盟と北海道のたたかう労働者・学生は、札幌市西区民センターにおいて第四十四回国際反戦北海道集会をかちとった。


    
8・15首相・小泉の靖国神社参拝弾劾に起つ。自民党道連本部にシュプレヒコールを叩きつける(札幌)
    
全学連東海地方共闘会議の学生は、八月十五日、首相・小泉が靖国神社への公式参拝を強行したことにたいして、ただちに自民党愛知県連への断固たる弾劾の闘いに決起した。


   

八月十五日、全学連東海地方共闘会議の学生は、ブッシュ政権がけしかけたイスラエルのレバノン・パレスチナ軍事侵略を弾劾するために名古屋市のアメリカ領事館への抗議行動に断固決起した。

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