第1858号(2005年3月7日)の内容
<1面>
改憲に突進する小泉政権を打倒せよ
卒・入学式での「日の丸・君が代」強制・処分攻撃を粉砕せよ!
<4面>
イラク反戦とともに改憲阻止リストラ反対の炎を!
2・11労働者総決起集会・基調報告
<5面>
The Bushu Dynasty
<2面>
「米第1軍団司令部の移転阻止!」
2・19座間基地包囲行動(写真へ)
国賠裁判に原告が勝訴 12・22鹿児島地裁
帝国陸軍に学ぶサマワ派遣自衛隊
<3面>
政府・文科省―国立大当局による授業料値上げを阻止せよ
<6面>
「人材力強化」の名による賃下げ・リストラ徹底の宣言
日本経団連05年版『経労委報告』の反動性
<7面>
大破産した「JPS年賀」
Topics 「軽度者」除外の介護保険法改定案
<8面>
A少年「矯正」物語の虚構を暴く〈下〉
『内ゲバにみる警備公安警察の犯罪』を読んで
「解放」最新号
改憲に突進する小泉政権を打倒せよ 卒・入学式での「日の丸・君が代」強制・処分攻撃を粉砕せよ! 卒業式にむけて高圧的姿勢をとる石原都当局・都教委 「戦争をやれる国」を支える人づくり 「日の丸・君が代」強制・改憲攻撃に屈服した日教組本部 反戦・反安保・反改憲の広範な戦線を構築せよ! 憲法と安保・自衛隊の共存≠叫ぶ日共・不破 すべてのたたかう労働者・学生諸君! 今春の卒・入学式における「日の丸・君が代」の強制・処分を粉砕せよ! 全国の労働者・学生の力で、小泉=石原のネオ・ファシズム的教育改革を粉砕しよう! 「論憲」の名において「改憲」に呼応した日教組本部と、「護憲」の理念をもブルジョア政党の第五列にふさわしいものへと骨ぬきにし闘いを歪曲する日共中央と全教本部を弾劾し、いまこそ反戦・反安保・反改憲の広範な戦線を構築せよ! <イラク占領反対! 日本国軍はイラクから撤兵せよ! 米先制攻撃戦略に従属した日米両軍の一体的強化反対! 日米安保同盟の強化反対! 教基法・憲法の改悪阻止!>を掲げてたたかおう! イラク出兵継続と教基法・憲法改悪に突進する小泉内閣打倒をめざしてたたかおう! |
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イラク反戦とともに改憲阻止リストラ反対の炎を! 2・11労働者怒りの総決起集会 第一基調報告(民間) 浜野耕蔵 本集会に結集された、すべてのたたかう皆さん! 私は民間重工業の職場で日々汗を流して働き、日本労働運動の変質を下から覆すためにたたかいぬいている仲間たちを代表して、第一基調報告を提起したいと思います。 去る一月三十日に、イラクでは、暫定国民議会選挙が、米軍占領下で強行された。「投票率六〇%」近くとなったこの選挙は、ブッシュ帝国の思惑に反して、反米・反占領の旗を掲げるシスターニ師配下の統一イラク同盟(シーア派)の圧勝をもたらした。これは、まさにアメリカの占領支配の完全な破産を刻印したものにほかならない。 今やイラクにおいては、シスターニ師配下のシーア派勢力とスンナ派とのすべての反米勢力が「多国籍軍の早期撤退」を共通のスローガンとして結束を固めつつある。反米・反占領闘争の最終的勝利に向けて闘いの火がイラク全土でますます燃えさかろうとしている。生命をかけてたたかっているこのイラクのムスリム人民と固く連帯して、われわれはここ日本の地で、反戦・反安保の火柱を噴きあげるとともに、〇五春闘の戦闘的高揚をかちとるために奮闘しようではないか! 以下、見出し T イラク反戦・憲法改悪反対の旗を高く掲げよ U 今日版産業報国運動に下支えされた政府・独占資本の大攻勢を粉砕せよ V 闘いの貴重な教訓を武器に前進しよう |
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政府・文科省―国立大当局による授業料値上げを阻止せよ 学生・父母からの収奪強化を許すな 政府・文部科学省は、今通常国会において、国立大学の授業料標準額引き上げをもりこんだ〇五年度予算案を学生・労働者の反対の声をふみにじって成立させようとしている。小泉政権は、「民にできることは民に」「地方にできることは地方に」などといいながら、国民年金保険料や介護保険料の引き上げならびに社会保障制度の改悪を強行してきた。国家財政の危機をのりきるために、いまや各国立大学法人に配分する運営費交付金の削減をも強行しようとしているのだ。 政府・文科省の授業料標準額引き上げの提示を受けた各国立大学法人経営者=当局は、いま〇五年度の授業料値上げを次々と発表している。彼らは、文科省から「経営努力」せよという指導をうけて、各大学法人の「自己収入」を増やすために学生(その父母)に犠牲を転嫁しようとしているのだ。私大経営者もこの国立大学法人の学費値上げに乗じて、学費を値上げしようとしている。 それにもかかわらず日共中央は、「日本の高学費」は「日本の知の発展にとって障害となっている」と主張し、政府・文科省に「高学費政策」を転換し「授業料引き下げ」をおこなうことを要求しているにすぎない。日共指導下にあるニセ全学連指導部は、大学当局(法人)を政府に「予算案組み替え」を要求するパートナーとみなして、彼らとの共同を追い求めてきたがゆえに、各大学法人がいっせいに授業料値上げにふみきろうとしているなかでまったく展望を失ってしまっている。 全国の学生諸君! 今こそ正念場である。われわれは、日共系の「予算案組み替え要求」運動をのりこえ、<政府・文科省による授業料標準額引き上げ反対! 各国立大学法人による授業料値上げ反対!>の闘いを、私大学費値上げに反対している学友とスクラムを組み、各学園において創造しようではないか。 以下、見出し A 新自由主義にもとづく大学再編と授業料値上げの強行 B 日共系の「予算案組み替え」要求運動をのりこえ闘おう |
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「人材力強化」の名による賃下げ・リストラ徹底の宣言 日本経団連05年版『経労委報告』の反動性 T「攻めのリストラ」の号令 インチキな賃上げ容認=i?) 「高付加価値」生産への特化 U「人材力強化」の悪辣な内実 「人材力」「現場力」低下の泥縄的弥縫策 「高付加価値」生産なるもの <セル生産方式>の導入 労働強化と非正規雇用労働者の活用 V「労使自治」がもたらす労働現場のいっそうの暗黒化 |
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「米第1軍団司令部の移転阻止!」 2・19座間基地包囲行動 |
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労学市民2600が座間基地を包囲 二月十九日に、「第1軍団は来るな! 2・19キャンプ座間司令部包囲行動」が、同実行委員会(呼びかけ団体は「神奈川平和運動センター」「基地撤去をめざす県央共闘」「キャンプ座間への米第1軍団の移駐を歓迎しない会」など)の主催のもとにおこなわれた。この場には、「神奈川平和運動センター」や「フォーラム平和」傘下の諸労組に属する労働者や、学生・市民総勢約二六〇〇名が結集し、人間の鎖≠ナキャンプ座間司令部を包囲した。わが同盟は、米第一軍団司令部移転への怒りに燃えてこの場に結集した参加者にたいして、米軍再編にともなう在日米軍基地の強化に共に反対しようと熱烈に訴えたのだ。 |
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キャンプ座間の在日米軍司令部を労働者・市民と共に包囲する学生たち | |
雨をふきとばし熱気につつまれる集会会場(座間消防訓練場) | |
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