第1826号(2004年7月5日)の内容

<1面>
イラク占領の共犯者・日本国軍は撤兵せよ
米傀儡政権打倒の闘いに決起するイラク人民と連帯して闘おう!
<4〜5面>
公立病院への電子カルテ導入反対!

悲惨なハローワーク職場をつくり変えるぞ!
<2面>
各地で6・13イラク反戦闘争写真へ
   東海労学統一行動 名古屋  関西労学統一行動 大 阪
有事関連法制定反対!
   6・15 沖縄の労学が緊急闘争(写真へ
   6・11 鹿大生怒りの行動デー(写真へ
   6・19 北大生が自民党道連に抗議(写真へ
<3面>
7・6浜大樹―7・25矢臼別現地闘争に決起せよ!
<6面>
Topics 「移民列島」ニッポン
シリーズ 郵政生き地獄(9) 郵便外務労働者に「多能工化」強制
◆急増するフリーター
<7面>
万華鏡2004――情勢の断層を読む
◆共犯者の詭弁
◆「遊んでいる暇はない」
投稿 ロスチャイルドの掌
<8面>
『黒田寛一のレーベンと為事』を読んで
「組織論以前学」に学ぶ
『内ゲバにみる警備公安警察の犯罪』を読んで

週間日誌は3面に掲載します
  「解放」最新号
 































    


イラク占領の共犯者・日本国軍は撤兵せよ


米傀儡政権打倒の闘いに決起するイラク人民と連帯して闘おう!


第1章 燃え広がる反米レジスタンス

 国連安保理決議一五四六でも謳われた「イラク人への主権移譲」予定日、その二日も前の六月二十八日に、CPA(連合軍暫定占領当局)代表ブレマーは、デッチあげ「暫定政権」の大統領・首相らを極秘裏に集め、わずか六人でそれもわずか五分間の「主権移譲」の確認をおこなった。この直後、ブレマーはそそくさとアメリカ本国に逃げ帰った。まさに前代未聞の喜劇! ムスリム武装勢力の「テロ」の血祭りに上げられることを恐れたがゆえのこの所業こそ、「主権移譲」なるもののマヤカシを、イラク人民の敵でしかない「暫定政権」の本質を、このうえもなく醜悪にさらけだしたではないか。

第2章 「主権移譲」策と「拡大中東民主化構想」の挫折

第3章 日本国軍の「多国籍軍参加」を強行する忠犬・小泉

第4章 国連依存≠フ愚をさらす既成反対運動をのりこえて闘おう
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公立病院への電子カルテ導入反対! 

極限的な労働強化を許すな!


 石原東京都当局は、二〇〇一年十二月に発表した「都立病院改革マスタープラン――二十一世紀の新しい都立病院の創造――」において、「新たな病院情報システムの構築」をうちだし、その一環として電子カルテ・システム(富士通製)を取り入れることを決定した。
 現在、都立病院においては、二〇〇三年四月に府中病院で電子カルテ・システムが稼働しはじめたのを皮切りに、二〇〇四年度中に四病院でカルテの電子化が実施されようとしている。その後直営で残る都立病院にはすべて電子カルテ・システムが導入されようとしている。
 カルテの電子化とは、これまで紙に肉筆で記載してきた入院時診断所見や治療経過を記録した医師記録、看護の過程を記録する看護記録、医師の点滴や投薬などの指示とその実施記録、手術記録、検査報告、その他患者にかんする情報のすべてを電子化することによって「診療情報の共有化」や「検索しやすく正確な医療データの集積」(「改革マスタープラン」)ができるとされている。
 このカルテの電子化という医療労働過程の客体面の技術化にともなって、その主体面の技術化(電子カルテを使いこなせる個々の労働者の技術性の獲得ならびに労働組織の改編)が強制されるとともに、労働強度の増進がはかられている。しかも現時点で導入される電子カルテ・システム(IT技術諸形態)の技術水準が低い(使い勝手の悪さ・ソフトの不具合・システムとしての未完成など)ことのゆえに、医療労働者、とりわけ医師や看護師は、導入時の混乱にとどまらず、すさまじい労働強化を強いられようとしている。実際、マスコミにおいても、一昨年から最新のシステムを先駆的に導入してきた病院で、「情報の共有が容易」になった反面で「融通が利かず作業量が増大」した、と報じられている(「東京新聞」五月十一日付、静岡県立癌センターについての記事)。
 われわれは、このカルテの電子化を医療労働過程のIT化を基軸とする大合理化攻撃ととらえ、組合組織の強化を基礎として、断固として反撃していかなければならない。

以下、見出し

1 カルテ電子化にともなう労働強化と医療労働過程の混乱

2 医療労働過程はどのように変えられるか?

3 政府・厚労省の医療政策に応えた東京都の「医療の情報化」

4 既成労組指導部の闘争放棄を許さず職場から闘いを創造しよう
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7・6浜大樹―7・25矢臼別、26花咲港現地闘争に決起せよ!


マル学同革マル派 北海道地方委員会


自衛隊北方機動特別演習・浜大樹揚陸訓練阻止! 
米海兵隊の矢臼別実弾砲撃訓練阻止!

 政府・防衛庁は、〇四年度自衛隊北方機動特別演習(五月三十一日から七月九日まで)の一環として道東の自衛隊矢臼別演習場において陸自・東北方面隊三〇〇〇名を投入しての実弾戦闘訓練を現にいま強行している。全道の労働者・学生・市民の反対の声を傲然とふみにじって、この北方機動演習を開始した政府・防衛庁は、七月六日には十勝・浜大樹海岸においてエアクッション揚陸艇LCACによる揚陸・部隊搭載訓練を強行している。
 ほかならぬイラク駐留「多国籍軍」への派遣部隊として指定されている陸自・東北方面隊を投入して強行されているこの軍事演習は、小泉政権が日本国軍を名実ともにイラク占領米軍と一体化させようとしていることを如実にしめしている。
 スペインをはじめとする「友邦同盟」諸国の離反に直面したアメリカのブッシュ政権は、日本政府への政治的・軍事的要求をますます強めている。このアメリカの要求に積極的に応え、米軍と一体となって「対テロ戦争」という名の侵略戦争を担う部隊へと日本国軍を飛躍的に強化することに血道をあげているのが、日米安保同盟の首輪≠つけた忠犬・小泉政権なのだ。
 全道・全国のすべてのたたかう労働者・学生諸君! こうした悪らつなもくろみに貫かれた北方機動特別演習・浜大樹揚陸訓練の強行を絶対に許してはならない。これに連続して強行されようとしている米海兵隊の矢臼別実弾砲撃訓練を阻止しよう。すべてのたたかう労働者・学生は、民主党や日共による闘いの選挙カンパニアへの歪曲を許さず、7・6浜大樹―7・25矢臼別、26花咲港現地闘争に連続的に決起しよう!
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6・13 各地でイラク反戦の火柱


名古屋に占領反対・反安保の声高く  日共の参院選への埋没を弾劾
 
 全学連東海地方共闘会議と名古屋地区反戦の労働者は六月十三日、首都と関西の闘いと固く連帯して、<日本国軍の多国籍軍への参加阻止! 米英軍のイラク軍事占領反対! 有事七法制定阻止!憲法改悪反対!>を掲げ労学統一行動に断固としてたちあがった。
アメリカ領事館へシュプレヒコールの嵐(6月13日、名古屋)

労学の怒り大阪市街を席巻

 六月十三日、反戦青年委員会と全学連関西共闘会議のたたかう労働者・学生は、「米英のイラク軍事占領反対! 日本国軍の米占領軍との一体化弾劾! 有事関連七法制定阻止!」を掲げて、6・13労学統一行動に決起した。
労学が怒りのデモ(6月13日、大阪)


6・11 鹿大生怒りの行動デー


 「許さん! 有事関連法」 鹿大生のデモに共感拡がる
 鹿児島大学のたたかう学生は、六月十一日を「許さん! 有事関連法 やめろ! 自衛隊の多国籍軍参加 怒りの行動デー」として設定し、終日、大衆的な闘いをつくりだした。

意気高く天文館をすすむ鹿大生たち(6月11日)


6・19 北大生が自民党道連に抗議


日本軍の多国籍軍参加 閣議決定を弾劾
6・19 北大生が自民党道連に抗議行動
 北海道大学農学部自治会をはじめとするたたかう北大生は、六月十九日、日本国軍の多国籍軍参加の閣議決定を弾劾する抗議行動に断固としてたちあがった。
闘う北大生が怒りの拳(6月19日、札幌・自民党道連前)


6・15 沖縄の労学が緊急闘争


沖縄の労学が有事七法の制定を弾劾 6・15
 六月十五日、那覇市県庁前の「県民広場」で、「有事関連法糾弾! 戦争への道を許さない緊急集会」が沖縄平和運動センターの主催のもとに開催された。琉大・沖国大のたたかう学生たちも、「有事関連七法の制定弾劾! 日本国軍の多国籍軍への参加阻止!」と赤地に白抜きの文字で大書きした横幕を広げ、結集してくる労働者・市民に元気よく檄をとばした。
 
沖縄平和運動センターの集会で奮闘する労働者・学生(6月15日)
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シリーズ郵政生き地獄=@我々は許さないぞ! 

(9)
「多能工化(配達・営業・集荷)」を強制される郵便外務労働者

 「トヨタ生産方式を郵便職場に根づかせていく」と称して、いま郵政官僚は、死者をうみだすことをもいとわずに、郵便労働者を過酷な労働に駆りたて、彼らを肉体的・精神的疲労の極みにまで陥れている。
 配達する郵便物の種類と量があまりにも多いために、生産性は少しも上がらないばかりか、病弱者やノイローゼぎみの労働者を多数つくりだしている。労働者は、早期退職に追いこまれるか、さもなくば、現役のまま脳内障害や心臓発作に襲われ、過労死に見舞われている。こうした現実を郵政官僚や公社当局者どもは知っているにもかかわらず、彼らは見て見ぬふりをし、労働者の病気や死亡は「自己責任だ」などとうそぶいているのだ。

ポケットリーダー入力ミスで懲戒処分

 ある郵便局では、速達郵便物と通常郵便物とを併配する(同時に配達する)施策が強行された。郵便料金額が違う「速達」と「通常」とを併配すること自体理に合わない≠アとでもあるし、また、客に手渡しで配達するべき郵便物をポストに配達することも多くなる。このことからして、客から直接怒鳴られたり、電話による苦情が殺到したりしているのだ。配達先では「そんなことでは宅配に負けるぞ、民営化するしかないね」などと、郵便労働者はかなりしばしば、嫌味を言われる。
 ひとりの労働者が持たされる郵便物の種類は、極めて多い。「翌朝郵便」(朝の十時までに配達)、「書留」(速達と通常)、「EXPACK500」(定価五〇〇円の速達取扱の小包)、「EMS」(国際スピード郵便)、「速達小包」、「代金引き換え郵便」(つり銭の準備が必要)、「特別送達郵便」(裁判所からの郵便物のゆえに特に気を使うし、住所なども記入しなければならない)などがある。これらすべてには、集配外務労働者が署名するか印鑑を押すかが必要となる。
 そしてこれらの郵便物すべてを配達記録情報機器、通称ポケットリーダーに入力(記録)しなければならない。配達が終われば、「配達完了」の操作をしなければならない。
 さらに、料金をその場で徴収しなくてはならない場合もある。とくに最近の若い集配労働者は百円台の暗算が不得手の者も少なくなく、切手の組み合わせ料金を暗算できないので、そんなときには、わざわざ配達バイクまでもどり電卓を取ってきて、計算したりもしている。このことのために、マンションの階段を駆け上がったり駆け下ったりしなくてはならない。まったく、もういやになる!「配達をしっかりやればいいじゃないか」と叫びたくなる。
 ポケットリーダーへの入力を間違えたり・未入力であったりした者には、懲戒処分まで出されているのだ。これの操作ができなくて嫌気がさして退職させられたり、自殺に追いこまれたりした労働者さえいるのだ。
 以上のような多種類の郵便物をバイクの荷台と書留カバンに入れて、さらに速達および通常郵便物を積みこんで配達に出る。配達のときには、カギのかかったバイクの荷台をその都度その都度開け閉めし、ひとつひとつ点検しながら(ときには多種類のゆえに持ち出しを忘れた郵便物を取りに戻りながら)配達しているのだ。
 これで外務労働者は、ヘロヘロに疲れ、神経が擦り減ってしまう。さらにまた、勤務時間内に仕事を終了させようと無意識のうちに急いでしまうことからして、バイクのスピードを上げてしまうだけではなく、歩道を走ってしまったり、一方通行を逆走してしまったりしている。集配外務労働者の交通事故は、激増しているのだ。こうした現実を知っていながら郵政官僚は、交通事故は「減っている」と発表している。なぜなのか、それは日常的に起きる軽い交通事故はなかったことにしているからだ。こんなことは絶対に許してはならない。
 外務労働者の労働強度は飛躍的に強化され、肉体的・精神的疲弊のどん底状態につき落とされている。このゆえに、公社当局者が言う「三誤(の防止)」もまたいっこうに減らない。誤配、誤還付、誤転送は、日常茶飯にうみだされている。悪質な客によっては、「三誤」の取り戻し的処理に管理者が一日中つきあわされることとなり、配達担当者は懲戒処分されることさえあるのだ。

「速達」「通常」の併配で職場は大混乱

 さらにまた、「速達」と「通常」の「併配」施策の強行的実施にも規定されて、午前中に配達するべき速達を夕方に配達せざるをえなくなったようなときには、客からの苦情が局当局者に殺到する。これを少しでも「解決」するために公社当局者は外務労働者にたいして「通区率の向上」(一定の区画―エリアを外務労働者にしっかりと覚えさせること、これには一定期間の訓練が必要となる)をがなりたてているが、これがまったくすすまないのだ。その根拠は、「過員解消」(当局)の名のもとに実際には「労働力人員の適正配置」をはるかに下回る要員しか配置していない(このゆえに欠員が常態化している)からなのだ。それゆえに労働者は休暇も取れず、ますます疲労が蓄積するのだ。
 「ムダ、ムラ、ムリ」の排除と称して強行的に導入されたこの「JPS(ジャパン・ポスト・システム)」は、許しがたいことには、外務労働者に死を強制しているのだ。「効率化」の名のもとでの二度手間、三度手間。「経費節減」の名のもとでの残業増。「共助共援」の名のもとでの「自己責任」の強要。
 おおよそこのように、集配外務労働者は、ひとりで担当エリア内の全郵便物(通常、速達、書留、小包)を持たされたうえに、集荷もやり営業活動もやらされる。しかも、拘束十二時間という勤務形態すらも導入されようとしているのだ! このような現実に外務労働者は直面しているのである。革命的・戦闘的労働者は、現実変革的立場にたって、こうした現実を断固として突破するのでなくてはならない。「ピープル、ファースト」「人間第一」などと歯の浮くような欺瞞的な美辞麗句を並べたてて、郵政公社当局に全面的に加担する全逓本部を弾劾せよ! 労働者の生き地獄と化した郵政職場を変革するためにたたかおうではないか。すべての仲間たち、ともにたたかおう!
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◆「遊んでいる暇はない」


報復合戦°ュ要から逃げ回る青解両派

 青解派・山茂一味のニセ「全学連委員長」ら二名が殺害された襲撃事件(六月二日)、これが、国家権力内謀略グループによってしくまれた謀略にほかならないこと(本紙第一八二四号参照)は、この事件のあとに発行された千木良一味および山茂一味の、それぞれの機関紙上での対応において、いっそう露わとなっている。
 「犯行声明」を出していないにもかかわらず、事件直後から警察権力に「解放派主流派の犯行」と名指しされ、追認をせまられた千木良一味は、ニセ「解放」第八一五号の冒頭に「木元グループを根絶せよ」との大見出しを掲げている。けれども、およそ四面分近くを費やして「われわれは木元グループ解体・根絶戦の新段階を闘いとることを宣言し、あらたな攻勢を戦取している」などと叫んでいるにもかかわらず、肝腎の 6・2襲撃については何ひとつふれてはいない。
 九九年五月の分裂劇≠ゥらの歴史を説き起こしたうえで、「『党派闘争』に勝利し、共産主義的労働者党(=非合法革命党)建設の飛躍を」などと建て前を掲げているにすぎない。追認を迫る国家権力内謀略グループから逃げ回っているのだ。
 他方、虎の子の「全学連委員長」を殺された山茂一味はいっそうストレートだ。なんと、ニセ「解放」第七六八号の一面は、「宇都宮病院糾弾闘争の爆発を」とか「夏季一時金カンパを訴える」とかの従来通りの紙面。その「宇都宮病院……」の記事のリードのなかで 6・2襲撃にふれているにすぎない。しかも、武本某と高山某が「ハザマ私兵グループの白色襲撃をうけて死去した」と、「虐殺された」とも言わずに、たんに死んだという事実を確認しているにすぎない。
 きわめつきは次の文章だ。「唯一の武闘派≠ニなったわれわれの双肩には、前人未踏のプロレタリア世界革命の成否がかかっている。いつまでも、お前達のような左翼の屑≠ヌもと遊んでいる暇はない。可及的速やかに、日本階級闘争から消去する」(この号には、この文章がなんと四回も出てくる)。オー! 虎の子の学生活動家が二人も殺されてしまったにもかかわらず、「お前達のような左翼の屑≠ヌもと遊んでいる暇はない」と称して、千木良一味に報復しない≠ニ宣言しているのだ。山茂一味は 6・2襲撃事件の下手人が千木良一味ではなく国家権力内謀略グループであることを熟知している。だからこそ彼らは、権力が望む報復≠フポーズをとることさえ拒否したのだ。
 千木良一味にしても、山茂一味にしても、権力内謀略グループに使い捨てにされることを痛いほど感じとってびびりあがっている。ご主人様が、ボロボロになったボロ雑巾を最後の一糸まで使うような挙に出たことに悲鳴をあげ、もうかんべんしてくれと哀訴し逃げ回っているのが青解両派なのだ。
 小泉政権はいま、「戦争をやれる国家」づくりに反対する労組・学生自治会・市民団体・左翼諸党派などの諸組織やあらゆる反対運動を圧殺するための治安弾圧体制の一挙的強化をおしすすめている。このもとにあって権力内謀略グループは、反対運動の壊滅をいっそう効果的に遂行するために、表側からの警備の強化とともに、右翼・ゴロツキを反対運動・諸組織にけしかけることをもたくらんでいる。このような目的を貫徹するのに都合のよい社会的ムードづくり、すなわち凄惨な殺し合いの内ゲバを演じる左翼過激派=テロリスト集団≠キャンペーンすることを狙って、彼らは青解両派の内々ゲバ合戦≠演出することをたくらんでいる。
 われわれは、これらスパイ集団=青解両派を活用した治安弾圧体制の強化、なかんずく、わが革命的左翼にむけられた凶暴な国家権力の弾圧を粉砕するのでなければならない。
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