第1805号 (2004年2月9日)の内容

<1面>
2・15旭川現地闘争に総決起せよ

<4面>
ブクロ派残党=中野一派を根絶せよ

<5面>
断末魔のシャロン政権

<2面>
イラク出兵阻止の火柱
1・26 小牧 C130出撃に怒りの拳
1・18 那覇 出兵・天皇来沖阻止闘争
1・19 大分港 米軍物資陸揚げに抗議

1・15 鹿児島 天文館で大情宣

<3面>
2・15旭川現地闘争の爆発を
マル学同北海道地方委
◆ボロ選もブッシュ仕込み
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉

<6面>
リポート労働戦線
看護労働者に接客サービス強要
『心のノート』使用を義務化
Topics 独占資本家が教育に求めているもの

<7面>
感想「新しい人間の探求」
「ダメオロジー」に学んで
『黒田寛一のレーベンと為事』を読んで
うた ムスリムの強き民草

<8面>
年金制度の大改悪
「解放」最新号
 












































    


  2・15旭川現地闘争に総決起せよ


陸自本隊のイラク出兵阻止!


「治安維持」の名による参戦

戦時体制下での改憲への突進

イラク軍政たて直しの策動

「制憲」を呼号する民主党と「テロ根絶」に唱和する日共

労学の実力で日本国軍の出兵・改憲を阻止せよ!

 今こそわれわれは、反米・反占領闘争を果敢にたたかうムスリム人民と連帯して、イラク反戦・反安保・反小泉ネオファシスト政権の闘いの高揚をきりひらくのでなければならない。欺瞞的にも「市民革命」の名のもとに「憲法改正」の方向に闘いを歪曲する民主党や「連合」指導部、「国連中心の復興支援」を要求する日共中央。彼らにたいする労働者・人民の不信・怒りが高まりつつある。良心的労働者たちがたちあがりつつある。われわれは、彼らと固く連帯し、民主党中央を弾劾し、日共中央による歪曲を許さず、職場・学園から日本国軍のイラク出兵阻止・改憲阻止の闘いを創造しよう。
2・1「隊旗授与式粉砕!」全学連・反戦青年委が陸自旭川駐屯地に
怒りの拳
 全学連の学生と名古屋地区反戦の労働者は、小牧基地からの空自本隊の出兵を阻止するべく1・22―26闘争を連続的にたたかいぬいた。たたかう労働者・学生は、2・1隊旗授与式粉砕を掲げて旭川駐屯地ゲートに向けて戦闘的なデモンストレーションを断固としてくりひろげた。この闘いにふまえて、広範な労働者・学生の結集をかちとり、さし迫る陸自本隊の出兵を労学の実力で阻止しよう!
 このイラク派兵阻止の闘いを、われわれは、<反安保>の方向性を鮮明にして推進するのでなければならない。小泉政権は、米占領下のイラクに日本国軍を派遣するとともに、ミサイル防衛(MD)システムの開発をアメリカと共同でおしすすめることを決定し、まさにそのために「武器輸出三原則」を撤廃する意志を明らかにした。アメリカの「対テロ戦争」への参戦とMDシステムの開発を中心とする日米軍事同盟の強化のための諸攻撃を打ち砕け!
 われわれは、反戦・反安保闘争を、<賃金切り下げ粉砕! 一律大幅賃上げ獲得! 首切り・配転反対!>の闘いと結合してたたかおう! これらの闘いを<憲法改悪阻止! 日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化反対!>の方向性のもとに集約し、小泉ネオ・ファシスト政権の打倒をめざしてたたかおう!
 われわれは、イラク反戦・反安保・反小泉ネオファシズム政権の闘いをおしすすめるただなかで、現代における宗教=民族戦争の悲劇を断ち切る方向性を明らかにしていくのでなければならない。ブッシュ帝国の現代版十字軍を編成してのアラブ・イスラーム世界への侵略戦争と、これにたいするイスラーム的反逆(ヤンキー帝国主義型の現代技術文明と西洋流ブルジョア文化=キリスト教的文化の押しつけにたいする反発をバネとしてのそれ)。――二十一世紀現代において「神」の復活を意味するかのようなこうした事態がもたらされたのは、アメリカ帝国主義による世界支配の階級的本質を暴きだすイデオロギー的価値基軸が失われているからであり、それはスターリン主義の自己崩壊を根拠としている。ヤンキー帝国主義のアラブ世界への侵略戦争の本質を剔(えぐ)りだし、かつイスラーム的反逆の意義にふまえつつ、その限界を明らかにするための武器は、マルクスのマルクス主義以外にはありえない。現代の宗教=民族戦争の悲劇を断ち切り暗黒の二十一世紀を根底から突き破る真の力=プロレタリア階級の国際的団結の創造をめざして奮闘するのでなければならない。
 すべての労働者・学生は、陸・海・空・港湾労組二十団体が中心となって呼びかけている「守ろう! 平和といのち2・13大集会」(明治公園)の戦闘的高揚をかちとろう。ナショナルセンターの枠をこえた諸労働組合・諸大衆団体の<イラク反戦・反改憲>の共同行動の前進をきりひらけ! 2・15旭川現地闘争に全国から総決起せよ!
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中野一派に換骨奪胎されたブクロ派残党を根絶せよ


T「党の革命」の名による「党」の解体宣言
U わが走狗解体闘争の全面的勝利
V 「労働運動」を看板とした延命策を粉砕しつくせ


 スパイ通信こと「前進」第二一三二号(二〇〇四年新年号)において、残存ブクロ官僚は、「新指導路線にもとづく党の革命」などと叫びだした。これは、中野洋を頭とした自称「労組交流センター」一味が、廃人$エ水丈夫(シミタケ)をお飾り「議長」にかついできた天田三紀夫(ダメダ)らの一味を駆逐しブクロ派残党を換骨奪胎したことを公表したものにほかならない。これこそ、まさしく「党」としてのブクロ派の自己解体の宣言であり、わが同盟の闘いに追いつめられたブクロ派残党の断末魔の悲鳴以外のなにものでもない。
 わが同盟が断固としておしすすめてきた謀略粉砕・走狗解体の闘いによって、ブクロ派残党は、もはや組織のていをなさぬ残骸となり果てた。まさにこのゆえに、スパイ・シミタケ配下のブクロ派を謀略追認集団として活用してきた日本国家権力内謀略グループは、ブッシュ政権・CIA内新勢力のテコ入れのもとに、ブクロ派を最後的に使い捨てにせざるをえなかった。御主人に見放されたこの走狗集団の残党は、昨年夏のブクロ派「政治集会」を区切りにして中野洋を新たに頭目に祭りあげ、延命の道を求めてさまよいだした。「労働運動・労働組合運動に本気でとりくむ」「それを党建設の基本に据える」などという世迷い言を唱えだしたのだ。
 この中野一派は、いま、シミタケ亡きブクロ派の残骸を引き継ぎながら、「党の革命」の名のもとに延命の道をまさぐっている。だが、死の痙攣に等しいその最後のあがきをわが同盟は決して許しはしない。最後の残骸をも埋葬するために、容赦ない追撃戦を浴びせるであろう。
「中野一派に換骨奪胎されたブクロ派残党を根絶せよ」全文へ
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イラク出兵阻止の火柱


1・26 小牧 C130出撃に怒りの拳

小牧基地ゲート前で「出撃阻止!」のシュプレヒコールをあげるたたかう労学(1月26日)


1・19 大分港 米軍物資陸揚げに抗議
「米軍物資陸揚げ阻止!」敢然と阻止行動に起つ(1月19日、大分港大在埠頭)


1・18 那覇 出兵・天皇来沖阻止闘争

「出兵阻止! 天皇来沖阻止!」戦闘的デモをくりひろげる沖縄の労学(1月18日、那覇)

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2・15旭川現地闘争の爆発を

マル学同北海道地方委

 小泉政権は、いよいよ重武装の陸自本隊をここ北海道から戦地イラクに向けて出撃させようとしている。米英による占領軍政を支えるために、そして名実ともに憲法改悪の突破口として、小泉政権は、不退転の決意でイラク派兵に突進しているのだ。ムスリム人民を大量殺りくしている米英占領軍への日本国軍の加担を断じて許してはならない!
 わが革命的・戦闘的労働者・学生は、既成反対運動の危機を突き破って日本におけるイラク反戦の闘いを領導してきた。たたかう労学のこの旗のもとにさらに広範な戦列をつくりだそうではないか! 陸自本隊の出兵をわが労学の実力で阻止しよう! 2・15旭川現地闘争に決意も固く全国から総決起せよ。
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公的年金制度の大改悪


労働者・人民への生活破壊の強制<上>

T〈給付保障〉なき公的年金制度への転換
「改革」の名による大衆収奪の強化
財政危機のりきりのための方策
「給付削減」を要求する日本独占ブルジョアジー

(以上本号)
U 「持続可能な年金制度」という虚構
V 社会保障制度の新自由主義的再編
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